まだ4月です。
前回のあらすじ
堀北、ボディーガード兼恋人を得る
以上
今回は4月に出会った数々の人たちのエピソードを話そうか
いろいろとあったんだ。そう…いろいろとな…
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Cクラスの文学少女と気苦労の王
「すーーーーーーーーー」
俺は、今図書室に訪れていた。何か目的の本があったわけでもないが、自分の目でどれほどの大きさの図書室なのか気になって来ただけだ。
さすが国営だけあって広さも本の多さも種類も豊富ときたもんだ。人によっては、ここに入り浸って3年終わるなんて人もいたのかもしれない。
「すーーーーーーーー」
しかも奥のスペースには、チェスや将棋などのボードゲームもある。こういった遊戯目的に訪れる生徒もいるだろう。この遊戯目的できた生徒もここにいることをきっかけに本を利用して欲しいという。司書さんの戦略なのかもしれない
「すーーーーーーーー」
ところで先程から何かすーすー音が聞こえているであろう。
何の音かって?
「すーーーーーーーー」
……椎名ひよりが本を嗅いでる音だ。
いやどうしてそうなった!?というかこの状況を誰も何も言わないということは、みんな見慣れているのか!?
そんな衝撃的な場面を目撃した俺は、固まってしまっていた。…もしこの状況を愛里に見られたらハイライトオフな目になってしまうな。
「…ひより、またやってるのか。」
「あら龍園君。」
そんな状況を変えたのはCクラスの王こと
「ん?」
龍園が俺に気が付いたのか、俺に目を向けたので会釈をして2人に近づいた。
「どうした?ひよりに見惚れたか?」
「いや、衝撃的な光景に思考停止してた。」
「はん、だろうな。」
…だろうなってことは、俺みたいな奴がたくさんいたんだろうな。
「なにかの縁ですね。初めまして、1年Cクラスの椎名ひよりと申します。」
「俺は、Cクラスの龍園翔だ。」
「1年Dクラスの黒凪絢都だ、よろしく頼む。」
「あっ?」
「あら。」
「えっ?どしたん?」
どうしたのか何かあったのだろうか
「ほうお前が伝説の…」
「いや待て、伝説ってなんだ伝説って」
「伝説とは、その地に根づいて事実として人々が言い伝える話です。」
「いやその辞典に載っているような意味合いを聞いてんじゃないから。」
本当に伝説ってなんの話が広がっているのだろうか…
「それよりひより、てめえはなんでまたここで本を嗅いでやがる。前に司書に注意というか何か言われなかったか?というか俺も、クラス代表として注意されたんだが。」
「おい、俺の伝説に関しては、全スルーかお前ら。」
結局俺の伝説について何もわからないんだが、まあいいや今度誰かに聞いてみよう。
「ええ、確かに注意されました。2回ですが、」
「2回も注意されたんだろ。野球みたいに3回目までやるつもりか?」
「いえ、野球なら10回まで試合はあります。ので10×3で30回までセーフです。」
「わーおすごい暴論だ。」
椎名ひよりがすごいねじ曲がり方したような気がする。そのせいか、変化したかわからないが龍園がマトモに見えるぞ。
「だいたいなひより、お前その本もってるだろうが。」
「ええ、持っていますね。4冊ほど。」
「よ、4冊も。それは、あれですか?布教ようとかのためですか?」
「はい黒凪さん、読書用、布教用、保存用、堪能用、の4つですね。」
「堪能用は、初めて聞いたな。…主に嗅ぐためなんですかね?」
「はい、微かに香るインクの香り、紙の香り、そういったものですね。」
「……なるほど。」
「おいひより、ほかのクラスの奴をドン引きさせるな。というかその堪能できる本があるならここに来る必要なんてないだろ。」
「わかってませんね龍園君は。黒凪さんは、わかりますよね。」
「…あれか?本の置かれている環境が違うから、香りが違うとか。」
「わかっていただけますか?」
そういって椎名ひよりは、理解者を見つけた喜びなのか俺の手を握ってきた。…俺から握ったわけじゃないから浮気判定には、ならないよな。
その光景を見てる龍園は、苦々しい顔をしていた。
「なんでお前が俺らのクラスじゃねんだよ?」
「それは、先生方に聞いてもらえます?」
どこか疲労感を漂わせて聞いてくる龍園。この世界線では、王としてうまくいってないのか。
「なんか疲れているみたいだが、どうしたよ?」
「ひよりが自由過ぎるんだよ。」
「…まあ俺は、全てを知っているわけではないが、こと今回に関しては、誰にも迷惑は、かけてるわけではないから、別にいいんじゃないか。」
「そうですよ。黒凪さん、もっと言ってやってください。」
「ただ、司書の方に注意されている時点で、自重することは、覚えたほうがいいですよ、椎名さん。」
「…はい。」
味方されたと思った椎名が調子に乗りかけたが、注意された事実を出しておとしておいた。本好きって、ここまでの領域にいたれるのかな。
「しかし龍園でも制御が出来ないのか…」
「あっ?それは、どういう意味だ?」
「いや、なんとなく龍園ってクラスでボスやってるみたいな風格だからな、なんというか力や言葉でほかを従わせているみたいな気がしただけだ。」
原作で知っているというわけにもいかないから、今日出会って思った感想みたいに言うが、それに龍園は、また少し苦々しい顔になった。
「…喧嘩っ早い奴は、力でいける。弱気な奴だって可能だ。だが、厄介なのは、ひよりみたいな我の強い奴だ。」
「どうしたよ?言葉巧みに言い負かされたのか?」
「……」
俺の問いかけに、少し顔が青くなる龍園。えっ何があったの?
「…司書が俺の方にも注意してきたときにひよりをカメラのねえ場所に呼び出した。そして俺から注意したがのらりくらりとかわすものだからイラついて手が出たんだが…」
「もちろん私も抵抗しました。こちらで。」
そういえば椎名ひよりが自身のカバンから取り出したものは、広辞苑だった。それカバンに入れてるの重くない?
「今も昔も、腕力は、男の人に負けますからね。防衛できる武器とそれを扱う力が必要になるわけです。なので女性の方は、広辞苑を振り上げるほどの力があれば問題ないと思うのです。」
「な、なるほど、確かに身を守るための手段は、必要だろうな。それが広辞苑を振り上げる…」
ん?振り上げる?振り下ろすじゃなくて?
…まさかその広辞苑で叩く場所は、頭じゃなくて、こかn…
そう考えたとき気が付いたら自分の手が自身の股間に近づいていた。話を聞いて思考しただけで。防衛本能が働いたのか。
まてよ、てことは、龍園は…
「防げたとはいえ、ひよりから底知れない何かを感じとった。初めてだぜ。あれが恐怖というものなんだな。」
すでにやられていたか。まあ防げたならそれでいいのかな。というか龍園君、恐怖を知れたじゃんよかったね。
「まあ、俺は帰るがひより、嗅ぐなよ。」
「今日は、やめます。」
「明日以降は、やる気じゃん。」
「…はあ、おい黒凪、また見かけたらお前からも注意しといてくれ。」
「メンドーを押し付けられた気がする…」
こうして、その日は、龍園と椎名と別れて部屋に帰った。そして部屋に愛里にいろいろと聞かれながら手をもみくちゃにされた。あれは、浮気に含まれないと思いたい。
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Bクラスのリーダーとメイド…
とある日の昼休みの時間、俺は、自販機の前で一人で缶コーヒーを飲んでいた。時折微糖のコーヒーを飲みたくなるのである。
特に疲れているわけでもないが、たまにこういう時間が欲しくなる。
そうやって一人くつろいでいると他の生徒がこちらの方に歩いてきた。
Bクラスのリーダー
この世界線で初めて見たななんて思っていると少し違和感を覚えた。それは、2人の立ち位置である。
原作では、2人は、対等な感じで横並びに歩いていてもおかしくなさそうであるが、ここでは、神崎が前を歩きその斜め後ろに一之瀬がいて、まるで神崎に付き従って歩いているそんな印象を覚えた。
これが当たり前の光景なのかは、わからないが一之瀬は、嫌そうな顔は、してないので別に神崎が強要したわけではないのだろう。ただ段々と神崎の表情が暗くなってきた。
そして神崎は、一度、ため息をついて立ち止まり、一之瀬の方を振り向いた。
「…なあ、一之瀬。」
「ん?どうしたの?ご主人様?」
「っ!?」
「はぁー…そのご主人様というのをやめてくれないか?」
「でも神崎が今のところ私のご主人様第一候補だからね。」
「はあー…せめて人前では、控えてくれると助かるんだがな。」
「うんわかったよ、ご主人様。」
「はぁー…」
……なんかとんでもないやり取りを見聞きしてしまったな。というかあまりのことにコーヒーを吹き出しそうになったわ。
とりあえず2人が俺に気づいてない以上さっさとこの場所から去るとするか。そう考え動いた時に手がすべり缶コーヒーを落としてしまった。飲み切っていたのが救いだな。
缶を拾い上げた時に視線を感じたのでそちらを向くと神崎が少し顔が青くなっているような状態でこちらを見ていた。まあ神崎の立場からしたら見られたくない場面ではあるだろうからな。
「…」
「…」
「あー…他人の趣味とかは、否定するつもりはないし、まあ…そういう関係性もいいんじゃないかな。」
そう言って俺は、この場を去ろうとしたが、
「違う!君は、盛大に勘違いしている!」
なんて声を荒げたので、とりあえず去ることを止めて神崎と一之瀬の方に向き直る。
「とりあえずまず自己紹介をしておく。俺は、1年Bクラスの神崎隆二だ。」
「同じく1年Bクラス、ご主人様のメイドかな?一之瀬帆波です。」
「だからその自己紹介は、止めてくれ…」
とんでもない自己紹介だなこれは、神崎が頭を抱えたくなるのもわかるな。どうしてこうなったよ。
「俺は、1年Dクラスの黒凪絢都だ。よろしく頼む。」
「そうか君が。」
「そっかー君が伝説の黒凪くんなんだね。」
「ちょっと待て、Cクラスの奴も言っていたが伝説ってなんだ伝説って?」
そういや龍園や椎名から俺の伝説について聞いてなかったな。というか龍園は、あえて話さなかったまであるだろうな。
「うーん、それは、ねぇ。」
「まあ、黒凪は、知らなくてもいいんじゃないか。とりあえずお幸せにとだけ言っておく。」
「伝説の詳細は、話す気ないのか…」
神崎のお幸せにという発言的に俺と愛里のなんかだとは思うが、伝説になることなんてあったか?
「黒凪、相談所は、やっているか?」
「そもそも開業は、してないが話は聞くぞ、神崎。」
俺の伝説の詳細は、結局聞けずじまいだし、相談所に関しては、もはやお決まりのやり取りである。
「一之瀬のこの言動を止める方法がないか?」
「むしろあると思っているのか?」
堀北以上に解決できない問題を持ってきやがった。
「うーん、ご主人様ってそんなに問題かな?」
「まあ、同い年の女の子に、ご主人様と呼ばせてるとこを第三者に見られたら問題になりかねないだろうな。」
本気で問題を感じてない一之瀬にとりあえずの一般論を言っておく。
というか一之瀬という名前でご主人様なんてセリフがでると、某透き通るような世界観で送るRPGを連想してしまいそうだ。
「そもそも一之瀬は、なんで神崎をご主人様なんて呼んでいるんだ?」
「うーん、それは、神崎君が私のご主人様に一番相応しいと思ったからかな?」
「疑問が結局解決してないな…じゃあなぜ一番相応しいと思ったんだ?」
「うーん…神崎君が1番クラスリーダーに向いているからかな。」
「なるほど…?」
疑問が解消したようなしてないような…
「この学校って実力主義って言われてるよね。」
「まあ、そうだな。」
「個人的な試験なら私自身の力でどうにかするしかないけど、もしクラスというチームによる団体戦があったら…」
「それは、まあ、リーダー的な中心人物がいないと、まとまらないだろうな。」
「うん、そうだよね。私のクラスってそういう人がいなかったの。」
「現実が見えてるというべきか、辛辣というべきか…」
「少し辛辣だが、まあ事実だ黒凪。」
この世界線でもBクラスは、リーダーという存在に恵まれなかったか。
「だから私は、リーダーできそうな人をサポートできるようにしようと考えたの。」
「その結果が?」
「私がメイドになること。」
「どうしてこうなった…」
やはりこの世界線の人達は、発想が斜め上に行くようだ。
「それで、一之瀬的にリーダーができそうだったのが神崎だったと?」
「そういうこと。」
「だそうです。」
「だそうですと言われてもな…そもそもリーダーは一之瀬のほうがいいと思うのだが…」
「その私が神崎君をご主人様と呼んでいるんだから、Bクラスのリーダーは神崎君なんだよ。」
「そうか…頑張るしかないないのか…」
「…まあ愚痴ならまた聞くからな。」
「助かる。」
なんだかんだで神崎と友情を育めたような気がする。
「でも男の人ってこういうの好きじゃないの?」
「と言いますと?」
「美少女に『マスター』とか『先生』とか『指揮官』とか『トレーナー』とか呼ばれたいんじゃないの?」
「いろいろとネタが出てきたな。まあ人によりけりだと思うぞ。」
「神崎君もそうなの?」
「……まあそうだな。」
「おい、今の間はなんだよ。」
神崎は、そういう呼ばれ方をするのは、まんざらでもないみたいだな。
案外、この世界線では、いいコンビなのかもしれないなと思う俺なのであった。
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基本的に他のクラスと交流がなかったとしても廊下ですれ違うことは、どの学校でもあることだろう。というかすれ違うことのない学校とかちょっと怖えけどな。
そんなアホな考えのなか、前の方から来たのは、Aクラスの二大巨頭の
「坂柳、体調のほうは、大丈夫か?」
「ええ、今日は、問題ありません。」
そんなやり取りをしながら前方から来たのだが、そのやり取りもそうだが二人の状態に目がいっていた。
坂柳は、片手に杖をそしてもう片方の手は、葛城の手と、手つなぎしていたからだ。
…この場合は、あれかな?病弱な妹がいる葛城が坂柳を妹代わりにしているとかそんな感じかな?だとするとこの世界線だと、二人の衝突は、なさそうだな。この世界はギャグ時空じみているとはいえ、一応特別試験はあるだろうし、そうなってくるとAクラスは、原作以上に手ごわくなるのかな。
そんな考察をしながら二人とすれ違った時に後ろからまた話し声がしていた。
「坂柳、もし体調のが悪くなったら遠慮なく言ってくれ。もし俺に言いづらいなら、神室や山村でも構わない。」
「ええ、ありがとうございます。お兄ちゃん。」
「!?」
さっきまでの考察なんかぶっ飛ぶくらいの発言が今出なかったか!?聞き間違いじゃなかったら、今坂柳が葛城のことを『お兄ちゃん』と呼ばなかったか?おそらく聞き間違いではないだろういや聞き間違いであってほしかったが
。
とりあえず勢いよく振り向いたとはいえ、声を出さなかった自分を褒めてやりたいところだ。
「むっ?」
だがどうやら驚愕の視線の気配は、消せてないのか葛城がこちらを向いてきた。いや消すのはまあ無理だろうけどな。
「すまんな、あまり見るつもりはなかったが少し驚いてしまって。」
「いや、気にする必要はない。」
「そうです。特に問題なんて起こってないのですから。」
いやあんたの葛城への呼び方でこちらは、驚いてんだよ。
「自己紹介をしておこう。Aクラスの『A』は『有栖』の『A』だと思ってる葛城康平だ。」
「うん何言ってるの。」
「Aクラス、みんなの妹、坂柳有栖です。」
「うん、君も何言ってるの。」
「何って自己紹介ですよ。」
「いやまあ、それはわかるけど…みんなの妹ってなんだよ。」
「言葉通りですよ。私が皆さんを『お兄ちゃん』、『お姉ちゃん』と呼び皆さんが私を妹のように可愛がるんですよ。」
「なるほどな…そうか…」
Aクラスも癖が強かったな。こんな集団が実力1位か…
「どういう経緯でそうなったんだ?」
一体何がどうしてこうなっているのか興味がわいてきた。
「そうですね…まず私は、天才なのです。」
「…そうか。」
「そして、私は、病弱なのです。」
「それは…まあ、杖を持っている以上何かしらの障害とかがあると推察はできるが。」
「そして、私は、美少女なのです。」
「…まあ、97%の人は、そういうんじゃないか。」
「待て。そこは、100%じゃないのか黒凪?」
「ただ否定したいだけの人が世の中にはいるということですよ葛城君。そういうことでしょう黒凪さん。」
「そういうことだ。で天才で病弱で美少女な君は何を考えたんだ?」
「私は、クラスを引っ張って行こうと考えていたのですが、どうしても病弱な要素が足を引っ張ります。なので、私は、クラスのマスコットキャラクターになることを決めました。」
「とんでもない発想の転換だな。」
「ええ、ですが結果として皆さんが私のお兄ちゃん、お姉ちゃんになりましたので大成功です。」
「そうか…」
天才様もギャグ時空の前では、多少アホになるということなのだろうか…
「一応聞いておくが、それでいいのか葛城。」
「良いも何も坂柳みたいな、妹がいるなんて幸せだろう。」
「…まあAクラスのみんながそれでいいのならいいんじゃない。」
なんというかAクラスは、これでまとまっているならこちらからとやかく言う必要はないだろう。
癖が強すぎるが。
「…自己紹介が遅れたが俺は、1年Dクラスの黒凪絢都だ。」
「むっそうか。」
「ふふっそうですか。あなたが伝説の。」
「もう全クラス言うじゃん。伝説って。」
ほんとに何なのか。結局一之瀬と神崎からも聞きそびれたしもうここで答え合わせというか、その詳細が知りたい。
「でさ、俺の伝説って何なの?」
「ああ、それは、入学初日に離れ離れになった幼馴染にプロポーズという愛の告白をしてオッケーをもらって夫婦がDクラスで出来たというものだ。」
「なるほどな、ただ一つ訂正するならプロポーズではない。あれは、ただの結婚を前提にお付き合いするための告白みたいなものだ。」
「なるほど…それでプロポーズは、いつ頃されるのですか?」
「それは…まあ、数年後かな…」
「そうか…なんにせよめでたいことだ。」
初対面の二人になに言ってるんだろうな俺は…
「その伝説をもとにいろいろと噂もありますよ。」
「なんだ噂って、あまり聞きたくないな。」
「そうですねぇ。例えばあなたに相談すれば恋人ができるとか。」
「だから相談所は、開業してないんだけどな。」
「話は?」
「まあ聞いてるんだけどさ…」
「それは、もう営業してますよ。」
痛いところを突かれたというかいずれ言われるであろうことを坂柳に言われてしまったな…まあいいけど。
「で相談された方で恋人ができた人がいるんですか?」
「…2組いるかな。」
「その事実が噂を強固にしているのでしょうね。」
「…」
平田、軽井沢ペアに関しては、そうなんだろうが綾小路、堀北ペアに関しては俺の相談関係はあるのかな…あるか、一応。
「もしよろしければ私の相談に乗ってもらいたいですね。」
「…まあ話は聞いてやる。」
「ふふっ、それでは、私たちはこの辺で。」
「そうだな、黒凪。」
「ああ、じゃあな。」
「ああ、そういえば黒凪さん、ネットの掲示板見てますか?いま面白い投稿がありますよ。」
「…気が向いたら見てみるわ。」
そんなやり取りをして俺たちは、別れた。葛城と坂柳は相変わらず手をつないでいたが。
Aクラスの妹か…やはり発想が斜め上になりすぎでは?
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おまけ
俺は、ネットの掲示板で俺の噂について調べていた。
坂柳から面白いものが書いてあると言われていたので実際に見てみることにする。噂で面白いとか言われても、ものによっては、不快にしかならないが。
そして俺は、こんな書き込みを見つけた。
1年Dクラスの佐倉愛里に手を出すことなかれ。同クラスの女戦士が鉄拳制裁に来るのだから。
1年Dクラスの黒凪絢都に手を出すことなかれ。同クラスの宣教師が正しき愛の形を教えに来るだろう。
…確かにとんでもないものを見つけてしまったな。女戦士も宣教師も誰のことを言っているのかわかるのが尚更とんでもない感が増すな。
というか坂柳は、俺と愛里以外は誰のことかわかったのだろうか…
こんなものを見つけてしまった俺の次なる行動は。
「…寝るか。」
現実逃避しかなかった。
あとととがき
はい作者です。すみませんいろいろとゲームやってたり執筆スピードが遅くて1週間ノルマを守れてないです。
一通り書いてこれを書こうとかしてまた遅くなる…
ちなみに一之瀬のキャラ崩壊が1番難産でした。
次回で4月編もラストです。まだ4月か…
次回もお楽しみに
他ヒロインというIFルート…見たいのは?
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堀北鈴音
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櫛田桔梗
-
軽井沢恵
-
長谷部波瑠加
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椎名ひより
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伊吹澪
-
一之瀬帆波
-
坂柳有栖
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その他