どうしてこうなった!?よう実!!   作:田舎狩人

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さあ、5月になりました。
ここからどう変わっていくのか…作者でもわかりません。
大まかなとこだけ決めて、あとは書いてる時に追加したりするので。

前回のあらすじ

4月おわったなぁ

以上


5月 中間テスト編(原作第1巻)
第12話 5月1日…お前らマジか?


さあ、5月になったということで目を覚ましたどうも黒凪絢都です。

 

早速だが、チラッと端末をみてポイントが増えているかを確認する。

…昨日より多いことを確認した、どうやら俺のクラスは、0ではないようで安心した。

 

 

「アレェ!?10万ジャナイ!?」

 

 

…朝から元気だねぇ、隣のアルベルト君は。というかほんとに壁の薄さを心配するよ。これは、もう防音のマットを買うしかないのか…こっちが買ってもアルベルトの声って防げないか?

 

 

 

────────────────────────────────────────────

 

 

「おはよう絢都。」

 

「おはよう愛里。」

 

 

今日も今日とて、愛里と一緒に登校である。朝は、ずっと愛里と行動したからなのかアルベルトは、疑問や何か話したいことがあっても俺に絡んで来ることはない。あいつ紳士だな。今度飯でも奢ってやるかな。

 

 

「…10万じゃなかったね。」

 

「まあ、そこは予想通りではあるが、ある程度は貰えてよかったよ。」

 

 

5月1日の話題は、まずpptについてだろう。アルベルトの反応から見ても、毎月10万が貰えるわけではないということに気づいたのはそう多くないだろう。

というか原作知識の持ちの俺以外だと誰がいるんだろうな。

 

 

「他クラスは、どのくらい貰えたのかな?」

 

「さあな。ただ、どのクラスも、俺たちよりは、多いのかもな。」

 

「そう考えると、ちょっと羨ましいね。」

 

「まあな。ただこれから増やす機会もあるだろうし、そこまでうろたえる事もないな。」

 

「そうだね。」

 

 

なんていって愛里を安心させる。そうしていつも通りの道を二人歩いて校舎に向かうのだった。

 

 

 

────────────────────────────────────────────

 

 

 

舞台は、変わって教室に到着した俺と愛里。周りは困惑の声でいっぱいだった。

 

 

「なあ、今月ってこんだけなのか?」

 

「10万ポイントもらえるんじゃないの?」

 

「学校の不手際なのか。」

 

「それはそれとして私は今日も美しい。」

 

 

ポイントは貰えているとはいえ、みんなしてまだこの学校の仕組みには気づけてはいない様子。というかお前は、いつも通りだな高円寺。

 

 

「やあ黒凪君、おはよう。」

 

「ああ、おはよう平田。今月のポイントについてか?」

 

 

そんな教室を見渡していると平田がこちらに近づいてきた。

 

 

「そうだね。黒凪君は、あまり驚いていないみたいだけどもしかして気づいていたのかい?」

 

「…推測はしていたさ。ただ確証もないし、余計な混乱を招くだけだと思い沈黙させてもらった。俺を責めるか?」

 

 

予想通りの問いかけに、こちらも用意しておいた解答を口に出す。そして俺の行動次第では、もっと残せた可能性があることを示唆してこちらに文句を言える大義名分を作っておく。

さてどうする平田。

 

 

「そんな責めることなんてしないよ。しかし、すごいね黒凪君は。」

 

「すごいか?俺が?」

 

 

一体何がすごいというのだろうか…平田の言動は予測不可能だからなぁ。

 

 

「君は、この学校の仕組みの一つに気がつきながらも沈黙を選んだんだ。それも自分が責められることを考慮しながら。でもそれは、他の人にも自分で気づいて欲しいという君の中にある他人の成長を見守るという大きな愛をもとに行動したものだと僕はたった今気がついたんだ。

僕は君なら何か知ってるかもと自分で考えることもしなかった。あぁ、やはり君は、僕には未だに及ばない大きすぎる愛を持っているんだね。僕もこれからも邁進していくよ。」

 

「…そうか。まあ自分ペースで頑張りな。」

 

「自分のペース…自分を愛せない人間が他人を愛せないということだね!見ていて欲しい黒凪君。僕はこれからもっと大きな愛を持ってみせるよ。」

 

「お、おう…」

 

 

時折思うんだが、平田の中で俺の評価は、どうなってんのだろうか…あと今の解釈は、どうなったらそうなるの?

…なんだか友好度MAXくらいいってるんじゃないのかなんて思ってしまうな。

 

 

「つまり平田の愛が大きくなればポイントは、増えるということか?」

 

「アホみたいな解釈をして俺らの会話に入ってくるんだな綾小路よ。」

 

 

気が付いたら後ろに綾小路がいた。お前いつからいたよ?

 

 

「やはり10万ポイントは、毎月貰えるわけではないのだな。」

 

「まあ、毎月ポイントは、振り込まれるとは茶柱先生が言っていたが、その額まで何も言ってないからな…というかやはり綾小路も気づいていたんだな。」

 

「………いや気づいていないが?」

 

「今すごい間があったな。」

 

多分自身の父か、坂柳理事長にでも聞いてたんかもしれないな。それとも自分で気づいたか…まあこいつの能力なら気づけてもおかしくないからな。

 

 

「綾小路君、君も気づいていたんだね。だけど少しは、意見を言ってくれてもよかったんじゃないかな。」

 

「…待ってくれ平田。なんかオレだと責められているような気がするんだが?」

 

「それは、黒凪君は、大きな愛を持って見守っていたけど君の場合は、自分だけ良ければいいとか思ってたんじゃないかな?」

 

「グキッいいいいいいやそんなことないぞぞぞぞぞおおおおおオレは、間違ってななないぞ。」

 

「動揺がすげぇな。あと最初に骨でも折れたか?多分ギクッって言いたかったのかもしれんが、あれは漫画のSEとかだから普通言葉にすることはないぞ。」

 

「…うんよし綾小路君、屋上に行こうか。今日も愛について語ろうか。」

 

「君らよく屋上に行くよね。」

 

「なあ待て平田。なんでオレだけなんだ?黒凪は連れて行かないのか?」

 

「黒凪君は、僕以上の愛を持ってるから必要ないんだよ。今度僕が講義してもらいたいと思ってるくらいだよ。」

 

「平田が期待するような講義なんてできないぞ。」

 

「つまり僕もいずれ君と同じ領域に至れるってことなんだね。よし綾小路君、まずは、君を普通の人間にしてみるよ。」

 

「オレは、普通の人間なんだけどな…」

 

 

そういって平田は綾小路を連れて教室から出ていった。あと数分でSHR始まるんだけどな。というか平田が我が道いってんなぁ。

 

そしてこんな会話のなか、愛里は堀北と櫛田の間に挟まれて謎の攻防に巻き込まれていた。

 

 

────────────────────────────────────────────

 

 

「みんな…いるな。」

 

 

そうこうしているうちに茶柱先生がやってきた。

気が付いたら平田も綾小路も帰ってきていた。君らいつ帰ってきたの?

 

「どうしたんすか?佐枝ちゃんせんせー。頭痛が痛いんすか?」

 

何か思い詰めるような暗い表情の茶柱先生に池がおちゃらけて聞く。いや文字を繰り返すんじゃないよ。

 

「あぁ、そうだな。少し衝撃な事実に直面して頭痛が痛いよ。」

 

ツッコむこともなく同じことをいう先生にみんな少し驚きを隠せないでいる。

 

「どうしたんですか?茶柱先生。大丈夫ですか?頭痛薬いります?それとも私の膝枕で休みますか?」

 

「いや結構だ櫛田。気遣いは感謝する。」

 

 

驚きのあまり櫛田は、心配と自身の欲を出して声をかける。いや膝枕てあなたそれをしてなでたりとかして茶柱先生を愛でたいだけでしょう。というか茶柱先生も気づいていないのかツッコむそぶりもないし。

 

 

「さて、SHRを始めるわけだが、なにか質問のあるやつはいるか?」

 

そういって気持ちを切り替えていつものマトモ先生モードになる。あぁ、とうとう始まるんすねぇ。

 

 

「先生、今月の貰えたポイントが少ないのは、僕たちがもっと先生達の愛を受け止めることができたはずなのにそれができてなかったから、ですよね?」

 

「えっ?えーっと…だな。」

 

一番最初にしたのが平田だっただけにとても困惑することになってしまっているな。あとちらちらと俺を見て助けを求めないでください。だがまあしょうがない。

 

 

「平田が言いたかったのは、俺たちの生活態度及び授業態度が悪かったから、低いのですか?ということですよ茶柱先生。」

 

そう言って俺が分かりやすく翻訳する。同じ日本語なのに翻訳が必要とはこれいかに。それと茶柱先生、感心した表情でこちらを見ないでください。

 

「な、なるほどそういうことか…というか平田、君は気づいたのだな。」

 

「いえ僕は、黒凪君に言われるまで気づくこともなかったです。」

 

「そうか。黒凪は、気づいていたんだな。」

 

「まあ、推測の域を出なくその疑問をぶつけることなくひと月過ごしていたので平田の演説に比べたら、何もしてないと同義ですし。」

 

「そうか…今年は、優秀なひとが多いのだな」ボソッ

 

なんか言ってるな、このクラスで勝てる算段でもしてるのだろうか、そして考えるのを中断して、持ってきていた一枚の紙を貼りながら説明しだす。

 

「先程の平田と黒凪が言った通りに今月のポイントは、授業中の雑談、居眠り、スマホいじり、それに遅刻などの回数で減少していった結果だ。これが各クラスの結果になる。」

 

 

そうして広げられた紙に各クラスのクラスポイントが記されていた。

 

 

 

 

第一学年 各クラスポイント

 

 

 

 

Aクラス 990cpt

Bクラス 800cpt

Cクラス 672cpt

Dクラス 334cpt

 

 

 

 

…いろいろと言いたいことは、あるけど全クラス原作よりも高いなぁ。

Aクラスは確実に実験的にペナルティ行動をして減っただけみたいなものだろうな。Bクラスは、なんというかお利口さんクラスがさらにお利口さんになったというべきだろうか。

ただなんでCクラスとDクラスだけ下一桁まで変動してるの!?Dに関しては何かを連想させそうな数字だし、野球は関係ないぞ。

えっこういうのってだいたい1ペナルティにつき5か10ポイントの減少じゃないの?

 

「俺たちのクラスは、一番貰えてないのか?」

 

「他のクラスは、たくさん貰えているのに…」

 

 

周りで自分のクラスのポイントの少なさに軽く絶望する人や、ほかを羨むひとがいるがそんなことよりもあの2と4ポイントの謎を解明しないと俺の気分がスッキリしない。

 

 

「あの茶柱先生、質問があります。」

 

「黒凪か、なんだ?」

 

「あくまでも俺の推測をもとに話すのですが、俺たちがやってしまったペナルティ行動で減少するポイントは、5とか10とかのキリのいい数字だと思っているのですが、なぜCとDは、下一桁も変動してるのですか。」

 

「…あまり詳しい評価によるポイントの変動について話せないが、Cクラスに関しては…その、とある一人の女子生徒の行動をペナルティ行動としたものだ。」

 

「…おそらく何度か注意したけど、それでもその行動を止めなかったから減点されたということですか?」

 

「まあ、簡潔に言えばそうなる。」

 

 

…おそらく一人の女子生徒というのは、椎名ひよりのことで間違いないだろう。図書室での本吸いというか本嗅ぎの行動だろうな…確かに迷惑というわけではないが、注意されても続けている以上減点になってもおかしくはないが…一回につき1ポイント減らされているのであるならば8回は、注意されながらやっていたということか。

 

 

「では…Dクラスの下一桁に関しては何なのでしょうか?」

 

「…わからない。」

 

「…えっ?」

 

 

不明なの!?理由もわからずに6か1ポイント減らされたことなの!?

 

「わからないんですか?」

 

「あぁ、私たちみたいな教師陣が評価をしてるわけじゃないからな。」

 

「だとしても詳細くらいは、教えてもらってないんですか?何にもわからずに6とか1ポイントとか勝手に減らされていたらこちらとしては、たまったもんじゃないですよ。」

 

「安心しろ黒凪、この4ポイントは、増えたものであるとだけは聞いている。」

 

「新たな疑問が生まれましたよ!!なぜ増えたんです?なんの評価で4ポイント加算されたんですか?」

 

「知らないものは、知らない。増えたことを、喜べばいいだろう。」

 

「なんで知らないんですか?聞いてないんですか?」

 

「だって聞いても教えて貰えなかったんだもん!!」

 

「いや『だもん』って何ですか。結局疑問が解消されてないじゃないですか!?」

 

「あーもう納得しろ、私の見立てでは、このクラスは、0になるものだと思っていたのだからな。貰えただけよしとしてくれ!」

 

 

熱が入り茶柱先生と口論したけど問題が問題のまま、終わってしまった。

…このクラスが330cptだったから、4ポイント追加したとかそんなくだらない理由とかなのだろうか…もう考えるのをやめよう。というか茶柱先生の『だもん』は可愛いかったな。

 

 

「…ポイントのことは、もういいです。次に行きましょうか茶柱先生。」

 

「なぜ君が進行してるのかは、わからないがまあいいだろう。」

 

 

そう言って茶柱先生は、もう一つの紙を黒板に張り出した。

 

 

「授業態度は、良くなったとしても学生の本分は勉強だろう…お前たちは、中学で何をやってきたのだ?」

 

 

そうして紙を張り終えた茶柱先生は、こちらに向く。

 

「昨日やったテストの点数だ…これを見て私は、頭痛が痛くなったぞ。」

 

その言葉を聞いて俺はくまなく点数を見ていく。

 

 

…これは酷い。そう言わざるを得ない状況だ。点数の最上位は、高円寺の95点、それに次いで俺や堀北や幸村が88点などの部分点が貰えているもの。そして勉強ができている人たちは、75~85点をとれている。

 

問題は、その下からだ。70~60点台がなく一気に50点台となっている。マジかお前ら。

そして未だに愛里の名前を発見できてないことに不安を覚える。ようやく見つけたが…

 

佐倉愛里 32点

 

…マジか愛里。無言で愛里の方を見る。愛里は、俺からそっぽを向いてふしゅーと口笛を吹いて誤魔化している。吹けてないぞ愛里。

 

そして更に下にいけばいくほどに目も当てられない点数になっていく。

 

佐藤摩耶 29点

池寛治  25点

山内春樹 22点

須藤健  13点

綾小路清隆 0点

 

全くもって酷すぎる点数だ。これは、茶柱先生が頭痛を起こす理由もわかる…ちょっと待て、綾小路清隆0点!!?

えっ後ろの住人は、何をやってるの?何で0点なの?クソっ後ろでこいつがどんな顔をしてるか見たいしすぐさま問いただしたい。

 

「…これが小テストでよかったな。これが本番なら10人退学することになったぞ。」

 

「えっどういうことっすか?」

 

「この学校では、中間と期末のテストで一教科でも赤点をとったら退学というルールがある。」

 

 

その発言を聞き、大半が驚愕する。まあ、確かに赤点一つで退学は、酷いと思うがそれよりも俺は、君たちの点数の酷さに驚愕してるよ。というか退学者増えてね?

 

 

「中間テストは、3週間後にあるこれがテスト範囲だ。」

 

そう言って茶柱先生は、テスト範囲の書かれたプリントを配っていく。配りついでに綾小路の顔を確認したが、いつも通りの無表情だった。

まあ、こいつは焦ることなんてないんだろうなと思いテスト範囲を確認する。

 

……?なんだろうかこの違和感は、原作ではテスト範囲は、明確に書かれてない以上これが訂正前の範囲であるはずだ。そうであるはずなのになんというか正体不明の違和感を感じとった。まあいい、とりあえず過去問を手に入れることが優先事項だな。…会長に頼めば無料でもらえるかな?

 

 

「いいか君たち。今から勉強をする癖をつけておかないと、この学校では生き残れないぞ。幸いにもこの中間テストには、必勝法がある以上今回だけは、乗り越えられると思うが、これからのこともしっかりと考えて行動をしろ。」

 

厳しくも優しい茶柱先生の言葉をもらう。というか必勝法とかそういうワード、言っていいんすかね?

 

「残りの時間は、自由にする。それに2限目までは、自習だから好きに話し合ってもらっても構わないからな。それではな、時間は有意義に使えよ。」

 

 

そう言って茶柱先生は、教室から出ていった。そして教室を出てすぐに「きゃっ」という声とともに倒れる音が聞こえた。…あの人スニーカーでもコケるのか…

 

「おいどうすんだよ…」

 

「赤点で退学ってやばくない?」

 

「必勝法ってなんだよ…」

 

「こんな中でも私は美しい!」

 

各々が喋り収拾のつかない状況になりつつある。高円寺は、いつも通りである。

 

 

「みんな聞いて欲しい。」

 

そんな中やはり平田は動いた。まあこの世界線の平田ならクラス引っ張って行くことはできるだろうし、俺もサポートすれば問題ないかな…

 

 

 

そう思っていた時期が俺にもありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「リーダーは、黒凪君を指名するよ。」

 

どうしてこうなった。

 

 





あとがきっぽいかな

佐倉愛里さんお誕生日おめでとうございます。
というわけで何とか誕生日に投稿できるように頑張った作者です。まあ愛里要素はそこまで多くないのですが…
とうとう始まった5月編彼らは中間テストを乗り越えられるのか…
黒凪君が感じた違和感の正体は、回収出来たらいいんですけどね…がんばります。

そういえば11話を投稿して少ししてから人気投票のアンケートを用意したのですが結果が作者にとって予想外すぎました。

まあ、佐倉愛里は、メインヒロインなわけですけどそれを差し引いて黒凪君が1位になるとは…
作者的には、平田が1位になるのかななんて思っていたんですがねぇ…君たちは、ボケよりツッコミキャラのほうが好きなのかい?

このアンケートは、中間テスト編が終わるまでは、投票可能状態にしておく予定でございます。

それでは次回もお楽しみに

他ヒロインというIFルート…見たいのは?

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