どうしてこうなった!?よう実!!   作:田舎狩人

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本編の時間の進みが超スロー

前回のあらすじ

クラスリーダー就任
以上



第14話 呼び出しと…!?

 

「生徒のお呼び出しをいたします。1年Dクラス綾小路清隆君、同じく1年Dクラスの黒凪絢都君。茶柱先生がお呼びです。至急、職員室までお越しください。」

 

時間は、流れて放課後となり、帰ろうとしてた矢先に放送がなった。

出たあ、呼び出しイベントだあ、なんて考えたけどこの呼び出しって俺いるかね?堀北の凸があるかないかわからないが、メインの目的は、綾小路だと思うんすよ。だってこいつしょうもない理由で0点とったわけですし、これはあれか?俺が矯正しろとかそういうパターンか?

無茶いうね茶柱先生。それは俺じゃなく、平田の担当です。優しく諭すように抱擁(鯖折り)してくれると思いますよ。

 

「というわけで一緒に帰れなくなったな愛里。」

 

「そうだね…殴り込みに行く?」

 

「行かなくて結構、じゃあ行ってくる。」

 

「行ってらっしゃい♪」

 

 

そう言って愛里と別れて職員室に向かう。その道中で綾小路と合流する。

 

 

「何をやらかしたんだ黒凪。」

 

「いや、やらかしたのはあんただろうが。何を0点をとって平然としてるんだよ。」

 

「オレは、自分の意志で0点をとったからな。茶柱先生に何を言われようとも特に何も思わないだろうな。」

 

「そうかい、0点を取ったことを後悔するような出来事でも起こればいいのにな。」

 

 

自分が担任に呼ばれたというのにどこ吹く風であるので少々毒づいておいた。

 

「で、黒凪の方は何をやらかしたんだ?」

 

「お前じゃあるまいし、何かやらかした覚えもないんだがな…」

 

「…黒凪は、オレのことなんだと思っている?」

 

「…自分に正直で問題なければそれをやり通して青春というものを感じている青春バカ。」

 

「…そうか。」

 

 

青春バカ…謎の単語が生まれたがそのようにしか表現できないと思う。綾小路の過去を多少なりと知っている以上、こういうバカやることを大目に見てもいいんだが、テストの0点をわざととったことは、さすがに庇えないからな。

 

「とりあえず行けばわかるだろうしな。」

 

「そうだな。」

 

雑談に集中しそうになったので足早に向かうことにした。さてこの世界線では、呼び出しイベントはどうなることやら。

 

 

 

─────────────────────────

 

 

 

数分もしないうちに職員室にたどり着いた。二人で職員室に入るのあれなので、綾小路に任せたらすぐに出てきたが茶柱先生は、出てこなかった。やはり職員室にはいなかったか。

 

「戻って来てないみたいだ。」

 

「そうか、じゃあこの辺で待っとくか。」

 

「職員室の中で待っててもいいんだよ。」

 

 

そう言って綾小路のあとからBクラスの担任である星之宮知恵(ほしのみやちえ)先生が出てきた。原作的に面倒くさいやり取りが繰り出されそうだ。

 

「あー、いえ大丈夫です。」

 

「でも私は、君たちと話したいな。Dクラスの伝説君と、0点君のコンビなんて面白いんだもん。あっ私は、一年Bクラスの担任の星之宮知恵って言うのよろしくね♪」

 

「はあ…あなたも、伝説なんて言うんですね。」

 

 

もはや教師にまで伝説が定着したのだろうか…いやこの人だけだと思いたいな。あとこの人の「だもん」は、茶柱先生ほどかわいくないな。

 

 

「んー何を考えていたのかな?」

 

「いえ別に特に何も。」

 

表情に出ていたのか何か圧をかけてきたような気がする。

 

「それで、何を話したいんですか?幼馴染との再会からの告白が伝説になっただけの凡人ですよ。」

 

「その幼馴染との話とか聞きたいなぁ、3年間離れ離れになった二人が、高校で再会して告白したらオッケー貰えて、それから甘々な恋人関係とかすごいじゃない。本当に羨ましく思うんだよねぇ…ねぇ爆ぜろよ。」

 

「お前の情緒どうなってんだよ。」

 

急に豹変するじゃんこの人、なんか危ないな。あと綾小路よ俺が標的にされることを利用して息を殺して存在感をけすんじゃねぇ。

 

「何をしている知恵。」

 

「あっ佐枝ちゃん。何って二人の相手をしていたんだよ。」

 

 

そうこうしているうちに茶柱先生がやってきた。もうちょっと早く来れませんでしたかねぇ。

 

「待たせたな綾小路、黒凪。」

 

「いえそれほど待っていないので。」

 

「もう少し早く来て欲しかったですね。」

 

「…すまない。」

 

綾小路は、俺を盾にしていたようなものだから大丈夫だろうが俺はなんか疲れましたよ。茶柱先生もダル絡みされたのを理解したのか、星之宮先生の代わりに謝罪してきたよ、それも深刻な面持ちで。

…苦労しているんですね、あなたも。

 

「さて、綾小路と黒凪。場所を変えるぞついてこい。」

 

「はい。」「うぃっす。」

 

「ねぇ佐枝ちゃん。」

 

「ついてくるなよ知恵。これは、クラスの問題だからな。」

 

「えー」

 

ついてくる気満々だった星之宮先生を牽制する茶柱先生。ふと思ったがこの世界線では、この二人の仲はどうなっているんだろうか。

 

「…ふふっ。」

 

「なんだ知恵?急に笑って。」

 

「いやー佐枝ちゃんがちゃんと教師をやっているんだなぁって。」

 

「あなたは、保護者かなんかですかね。」

 

「やんちゃしてた頃でもあるんですか?」

 

「佐枝ちゃんの昔を知りたい。」

 

「おい、何を話そうとしている。」

 

 

星之宮先生の感慨深くなっている様に綾小路が疑問を投げかけたところ星之宮先生が、待ってましたと言わんばかりに目を輝かせている。いったい何を語るというのか。

 

「佐枝ちゃんって昔から見ててしっかりとしているけど、何か不幸に愛されているというか…高校生だった頃もそうだったんだけど、あっ私たちここの卒業生なんだけどね。

まあ話を戻すと昔も急に靴ひもがほどけてこけることもあったし、何かの拍子にカッターのボタンが飛ぶこともあったし、こけた時に初恋の男の子に…」

 

「も、もうやめろ知恵////」

 

星之宮先生の過去暴露に顔が真っ赤になる茶柱先生。ここだと昔からそんなことがあったんですね。

 

「そのうちカッターのボタン飛んで転んだ拍子に乳房がこぼれ落ちちゃうかもね。」

 

「こ、ここここ、こぼれ落ちるか馬鹿者//////」

 

とんでもない発言に真っ赤になって胸を隠す茶柱先生。いや今は、なんともないんだから隠す必要ないでしょ。

…というかいつまでこの二人は、雑談しているのだろうか。あと綾小路よ、星之宮先生が言った光景を思い浮かべて興奮するな。やはり変態四天王じゃないか。

 

 

「ねえ君たちもそういう光景を見たいんじゃないの?」

 

またまたこちらにダル絡みしてきた。

 

 

「見てみたいですね。」

 

「欲に忠実だな綾小路、堀北に一回殴られろ。」

 

「黒凪くんは、どうなの?見たくないの。」

 

「俺には愛里がいますし、他の人を見ようとも思いませんし、見ないように心掛けますよ。」

 

「ハァ?マジでリア充してんじゃん爆ぜろよ。」

 

「だからお前の情緒どうなってんだよ。」

 

 

ちょっとした惚気でもアウトなのか。ほんとにこの人の情緒は大丈夫なのだろうか。

 

 

「いい加減に自分の仕事をしろ知恵。バインダーでしばかれたいか。」

 

「あははーじゃあねえ二人とも。」

 

そういって星之宮先生は、颯爽と職員室に戻っていった。

 

 

 

 

「すまない待たせたな。」

 

「ああいえ…大変ですね。」

 

「…黒凪、もしダル絡みされたら報告しろ。」

 

「うぃっす。」

 

…まあこの世界線では、原作よりはギスギスしてる様子は見受けられなかったから仲は良い方なのだろう。

 

「さてついてこい。」

 

「「はい。」」

 

そういって茶柱先生の後についていき生徒指導室に向かうのであった。

 

 

 

─────────────────────────

 

 

 

 

 

 

そうしてやって来ました生徒指導室、辺りを見渡しても監視カメラは、見当たらないので何かしらの契約や、秘密の相談に持って来いだななんて思ってしまった。相談のことを無意識のうちに考えるようになってるな、やはり相談所を開業すべきか…やめよう俺が疲れるし、愛里とのデートの回数が減る。

 

 

「さて、今回呼び出しの関してだが…」

 

「黒凪がなんかやらかしたんですか?」

 

「いや今回の件はお前だ綾小路。」

 

「じゃあ俺なんで呼ばれたんですかね?」

 

「…この件が終わった後に用件があるからな。それまでは…コーヒーでも飲んでゆっくりとしていてくれ。」

 

「あっはい。」

 

 

 

…俺の用件が何一つわからないなぁ。まあ茶柱先生から許可が出た以上ゆっくりとコーヒーを飲むとしよう。あと綾小路は最後まで俺のやらかしを疑ってたな。あとでしばいてやろうかな。

 

 

 

 

「さて綾小路よ。呼ばれた理由は…わかるよな?」

 

「いえわかりません。」

 

「…0点の小テストについてだ。」

 

 

白を切る様にこめかみを抑える茶柱先生。まあ仕方ないのかもしれない。こいつ反省も後悔もしてないしな。

 

「なぜ0点をとった?」

 

「とってみたかったからです。」

 

「…そうか。」

 

 

早速諦めちゃったよ。まあ教師からしたら自分の意志で0点取る奴なんて理解不能だろうしな。

ここで少し疑問が出てきた。綾小路はテストをどのような解答をしたのか。その疑問をぶつけることにした。

 

 

「綾小路の小テストって全部空白なんですか?」

 

「いやこれは…実際に見てもらった方がいいな。」

 

 

そう言って茶柱先生は、一つのプリントを差し出した。名前に『綾小路清隆』と書いているので本人のものだろう。

 

 

「…これは。」

 

「君の予想通りだったか?黒凪。」

 

「…予想の斜め上を行きましたね。」

 

 

その解答欄の一つ一つに『その問いかけに意味はあるのか?』と書かれていた。いやなんだよこれ、問いかけに意味はあるのかってだから学力確認のためのテストなんだよ。

これは、諦めたくなりますわな。

 

 

 

 

 

「…綾小路、一応言っておくが次の中間テストで0点を取ったら退学になるのはわかっているな。」

 

「わかっていますよ。」

 

「最速で退学してみようと考えて0点取るなよ。」

 

「っ!!それ採用。」

 

「採用すんな。」

 

 

ぶっ飛んだ発想に肯定する綾小路だが、お前が退学になったら自分の父親の施設戻りじゃねえのかな。

 

 

「…黒凪、なんとかならないか?」

 

 

そう言って助けを求めるような目でこちらを見る茶柱先生。なんだかこの世界線の茶柱先生って小動物みたいな可愛らしさがあるんだよな。まあなんとかしてみるとするか。

 

 

「綾小路、ちょっと来い。」

 

「なんだ黒凪。」

 

俺は綾小路の肩を掴み、生徒指導室の端に行き茶柱先生に背を向けて小声で話しかける。

 

 

「お前、本気で0点とって退学する気か?」

 

「いや、そういうつもりはないが、誰もやったことのないことに挑戦するのもまた青春だろ?」

 

「だとしたらお前の青春は、すぐ終わるな…いいかお前が青春を送れるのは、この学校だけだと思うぜ。」

 

「?なぜだ?」

 

「そりゃあこの学校のルールがお前にとって必要なものだからだよ。」

 

「?」

 

「なんでわかってないんだよ。あのな、お前にはやべぇ父親がいるだろ。外部と連絡ができないからなのかはわからないが、入学式に帰って来いという奴だぞ。

もし、お前がここを退学して、他の高校に通えたとしても、あんたの父親から学校に、自分の家に、お前の携帯にひっきりなしに連絡が来るぞ。絶対に心休まらないし、青春なんてできるわけがないぞ。」

 

「…そういやいたな。そんな奴。」

 

「忘れることってある?…まあそんな父親のことを忘れて快適な学校生活を送れるのはここしかないってことだ。」

 

「…」

 

 

とりあえず茶柱先生がこいつの家庭環境を知ってるかわからないが聞こえないように説得した。これでまだ0点取りたいというのなら、もう知らん。

 

 

 

「茶柱先生、オレ百点とります。」

 

「そ、そうか。まあ頑張れよ。」

 

 

綾小路が謎の決意表明をして、茶柱先生は、俺と綾小路を交互に見て驚いている。

 

「黒凪。ちょっと来い。」

 

「なんでしょう。」

 

 

呼ばれたので茶柱先生のもとまで近づくと口元に添えて小声で問いかけられた。

 

「いったいどんなことを言って説得した。」

 

「…まあ外にある毒物が入らない隔離施設のほうがいいということを説明しただけです。」

 

「?そ、そうか…」

 

 

とりあえず普通じゃわからない形で濁しておいた。

あまり納得は、言ってないが深く追求することはなかった。

 

 

 

 

 

コンコンと誰かが生徒指導室にノックをした。三人が互いの顔を見合わせた後、ドアの方に顔を向けた。

 

 

「空いてるぞ。」

 

「お前が言うんかい。」

 

 

ノックに反応したのは、茶柱先生ではなく綾小路である。そして入ってきたのは、同じクラスの堀北であった。

 

 

「堀北か、何か用件があったのか?」

 

「先生…クラスの移動や変更ってできませんか?」

 

「それは…」

 

 

沈黙が訪れる。空気感も少し張りつめたような気がする。まあクラスの移動にかかるポイントは、莫大なものであるからな。

 

 

「今の君には、無理だ。」

 

「っ!!どうしてですか?教えてください。茶柱先生!」

 

「落ち着け堀北…ま、待て堀北。」

 

 

無理だという回答に感情が昂ぶり、堀北は茶柱先生の胸倉を掴んだ。何かハプニングが起こりそうな気がしたので、綾小路の目を隠す形でヘッドロックをかけて窓の方を向いた。

後ろの方からブチっと音が聞こえた。おそらくカッターのボタンが取れたのだろう。

 

 

「何故無理なのですか!!教えてください!!なぜなのですか!!」

 

「お、落ち着け堀北。順を追って説明をするから離してくれ。し、下着が見えてしまうから///」

 

 

そんなやり取りが後ろから聞こえてくる。

 

 

「黒凪、離してくれ。後ろを見たい。」

 

「欲に忠実だな。そんなんだからいつまでたっても変態四天王なんだよ。」

 

 

とりあえず後ろのほとぼりが冷めるまでこの状態を維持することにした。その間やることがなかったので窓から見える景色を楽しむしかなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「すみません。取り乱しました。」

 

「あ、あぁ大丈夫だ。」

 

 

ようやく堀北が落ち着きを取り戻したので、後ろに振り返る。カッターのボタンがとれた茶柱先生は、原作と同じような胸の開き方になっていた。あまり見ないように気をつけないとな。

 

 

「まず、堀北の疑問についてだが、無理な理由は至極単純なもので…ポイントが足りないからだ。」

 

「いったいどれほどのポイントが必要なんですか?」

 

「それは…」

 

「二千万pptですよね?」

 

 

茶柱先生が言い淀みそうな気がしたので俺が告げた。原作と同じならこの値だが…

 

 

「黒凪知っていたのか?」

 

「これもまた推測ですけどね。ポイントで買えないものはないのなら、普通に暮らしているだけでは届かない高額なポイントでいろいろと権利が買えるんじゃないかと思っただけです。」

 

「…そうか。」

 

「そんな…」

 

 

茶柱先生からの疑問には、推測という形で通しておく。納得するかは、置いといて問題は、堀北のほうだ。俺と先生のやり取りでそれが事実だと理解したのか、膝から崩れ落ちた。

 

 

「堀北、一応聞いておくが何故クラス移動をしたいと思った?」

 

「…櫛田さんです。」

 

「…そうか。」

 

 

茶柱先生の質問に堀北は、顔を上げることなく答える。茶柱先生もどこか納得している雰囲気だった。

というか櫛田よ。そんなに堀北にちょっかいかけていたのか…あと綾小路よお前ボディーガードだろうが、なんとかしとけよ。

 

 

「堀北…櫛田に何をされた?」

 

 

茶柱先生は、恐る恐る質問をする。

 

 

「具体的なことは、まだ何も…ちょっかいもいたずらの範囲内でとどまっているようなものなのですが…彼女が私の首元を見て生唾を飲んだりしてる様を認識すると寒気がするんです。」

 

「そ、そうか…」

 

 

具体的なことをされていないからなのか、こういうパターンがなかったのか、茶柱先生は、少々対応に困っているように見えた。まあこの問題の解決って難しいなとは思う。それこそ堀北が櫛田の持つ首輪をつけたら手っ取り早く解決ができるかもしれない。写真撮影だけで済むのならな。

 

 

「こちらからも少しばかり注意はしておくが、効果はあまり期待してくれるなよ。」

 

「そんな!!なんとかなりませんか!?」

 

「堀北、君の話を聞く限り、おそらくどちらかがクラス移動したとしても、その粘着は、続くかもしれない。それこそどちらかが退学にでもならないと解決しないではないか?」

 

「それは…」

 

 

ある程度考えていたであろう単純で悪辣な答えに言葉が詰まる堀北。確かに櫛田を退学という形で追放できたのなら心落ち着いて学園生活は送れるだろうが…そのために退学させるのは良心が痛むのだろう。

 

「それ以外の方法で何とかなりませんか?」

 

「なんともならないだろうな。」

 

「それを考えてください。大人でしょ!?」

 

「堀北、大人はそう万能ではないぞ。」

 

「お願いします!茶柱先生、私を助けてください。」

 

「だから落ち着け堀北。」

 

 

なんかまたハプニングが起きそうだ。そう思った俺は、綾小路の首元を掴んでまた窓の外を見る。

 

 

「お願いします!!茶柱先生!!なんとかしてください!!」

 

「ぜ、前後に揺らすな。シャツの胸元部分を持つな。し、下着がみえてるし///乳房がこぼれ落ちるから////」

 

 

なんてやり取りが後ろで行われているなか俺と綾小路は…

 

 

「あの虫ってなんて名前だっけ?」

 

「モスラ。」

 

「絶対違う…あの鳥はなんて名前だっけ?」

 

「ゲア・ガリング」

 

「絶対ちが、なんつった今?」

 

 

そんなアホなやり取りをしてほとぼりが冷めるのを待つのであった。

 

 

 

 

 

 

 

「すみません。また取り乱しました。」

 

「うん…まあいい。」

 

 

落ち着きを取り戻した堀北、少し汗をかきバインダーで胸元を隠す茶柱先生。というかバインダーって便利ですね。そういう使い方ではないけど。

 

 

「まあ堀北、櫛田に関してはこちらからも一言注意喚起みたいなことをしておくよ。」

 

「ええ、ありがとう黒凪君。」

 

「とりあえずすぐに解決しない以上様子見でいいな?堀北。」

 

「はい、わかりました……今日は帰ります。」

 

「あぁ。」

 

 

茶柱先生のまとめによって結局問題はないも解決しないままお開きとなった。生徒指導室から出る堀北の背中に哀愁を感じた。

 

 

「…そういえば俺が呼ばれた理由って何ですかね?」

 

 

随分と長くなったが俺にとっての本題は、ここからなのである。理由もわからないまま綾小路の説得と堀北と茶柱先生のハプニング的やり取りを背中で聞いたりして時間が過ぎていた。さっさと用件を済ませて帰りたい。

 

 

「すまないな黒凪。まずお前を呼んだ理由は…まあ移動しながら話すとしよう。」

 

「?ここじゃないんですね。」

 

「あぁ、綾小路、お前もだ。」

 

「オレもですか?」

 

「そうだ、ついてこい。」

 

 

俺と綾小路は互いに顔を見合わせて互いに疑問を浮かべながら茶柱先生の後をついていくことになった。

 

 

 

 

 

 

「それで、どこに向かっているんです?」

 

「応接室だ。」

 

「応接室?なんでまたそんな所に?」

 

「お前たちあてに来客が来ている。」

 

「へぇー。」「えっ?」

 

 

場所は、応接室で、来客というこの組み合わせに少しの不安を覚える。

いや確かに原作でもあった以上来るとは思ってたけど早すぎはしないか!?…入学式の時点で来ていたから早すぎることはない…のか?

 

いやまだその人が来るとは決まったわけではない……俺と綾小路の共通の知人ってその人しかいないんだよな。

 

 

「ついたぞ。」

 

そんなことを考えていると、目的地である応接室についてしまった。そして茶柱先生は、応接室にノックをした。

 

 

「茶柱です。二人を連れてきました。」

 

そうして応接室から校長が出てきた。

 

 

「やっと来てくれましたか。中でお客様が待っていますので、早く入ってください。」

 

「「はい。」」

 

返事をすると校長は、押し込むように俺たちを応接室に入れた。逃げたな校長。

そして応接室の中は、俺と綾小路と入学式の朝に見たその人が座っていた。

 

 

 

「来たか、清隆。さあ帰るぞ。」

 

どうしてこうなった。

 

 





あとがき的な

眠気に負けて執筆が進まない作者です。
さあとんでもない展開になってきましたよ。

…ところでゲア・ガリングってネタわかる人いるのかな?


次回もお楽しみに。

他ヒロインというIFルート…見たいのは?

  • 堀北鈴音
  • 櫛田桔梗
  • 軽井沢恵
  • 長谷部波瑠加
  • 椎名ひより
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  • 一之瀬帆波
  • 坂柳有栖
  • その他
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