どうしてこうなった!?よう実!!   作:田舎狩人

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前回のあらすじ

ほぼバカンス
以上


第26話 ほぼデートな三日目

今日も夏の暑さに嫌気を感じながら目覚める。

昨日は自給自足な無人島で夢みたいな生活を楽しんだ、あのバーベキューの後も遊んだりして夕方頃に解散となり、昨日の晩飯は、ポイントで購入して済ませた。

 

結構な出費であったが、大半が遊び疲れて食料の調達をしてなかったから仕方ない。今日は食料調達をメインに散策してAとBクラスの拠点を巡り誰がキーカードのリーダーかを探りにいれるとするか。

 

 

そんなことを考えながらテントの外にでてタオルを持って川に向かった。

冷たいという感想しかでない顔洗いをすませると後ろから気配を感じた。高円寺か?

 

 

 

「黒凪…少しここで休ませてくれないか?」

 

「神崎…まあ休むことは構わないけど。」

 

「そうかなら失礼する。」

 

 

そう言ってやってきた神崎は川の近くの木を背もたれとして腰をおろした。あんたも随分と早起きだね。というかなんだか疲れてないか?顔がやせ細っているような…

 

 

「…なんかあったか?」

 

「聞いてくれるな黒凪………いや聞いてくれるか?黒凪。」

 

「いやどっちだよ。」

 

 

放っておいてほしいのか助けてほしいのかがわからない。いや助けを求められても助けられないと思うが…

 

 

 

「俺のクラスには自称メイドがいる。」

 

「勝手に始まったよ。」

 

 

自称メイドとは一之瀬のことだろうな。とりあえず話だけでも聞いてやるとするか。忘れたころに黒凪相談所って再開するよね。

 

 

 

「彼女は、俺をご主人と認定して、甲斐甲斐しく世話をしてくれているんだ。」

 

「そこだけ聞けば羨ましく思う人らもいるだろうな。」

 

 

 

一之瀬という学年一ともいえる美少女がお世話をしてくれるなんて男の妄想が現実になったようなものだからな。

 

 

 

「そうかもな…ただどこに行くにしても必ず俺についてくる。俺の斜め後ろから真横の位置で同行してくるんだ。」

 

「それは…まあ煩わしさは感じる時もあるな…」

 

「それはこの無人島試験でも変わらなかった。だがそれだけならまだ耐えれたんだ…」

 

「……まあ話の流れ的にそれ以上のなにかが起こったんだろ?」

 

「そうだ。一之瀬のメイドに悪ノリする奴が現れたんだ。」

 

「悪ノリ…ねぇ。」

 

 

語りながら神崎が憔悴しているような気がするんですが…俺の気のせいだよな?

 

 

「他の女子たちも俺をご主人様と呼ぶようになったし、男子どもも一部執事みたいな行動をとるようになったんだ…おのれ柴田ぁ。」

 

 

憔悴したと思ったら今度は、怒りを露わになった。とりあえずここでのメイド増殖の件は柴田が原因だとわかった。

 

 

「なあ、神崎。お前の相談は聞いたが、残念なことに俺には解決できる方法は思いつかないぞ。」

 

「いや、別に構わない。元よりどうしようもできない問題だということは、分かっている。ただ聞いて欲しかったんだ。なんというか、クラスだとそういうのは吐き出せないからな。」

 

「そうか…まあゆっくりしていけよ。」

 

「ああ、そうさせてもらう。」

 

 

会話を終わらせて、静寂に包まれる。神崎は遠くを見ている。恐らく何も考えてないのだろうが彼には一人でそういうことができる時間が必要だろうと思う。

………Bクラスもまあまあ魔境じゃないかな?

 

 

「はぁ、帰りたくない…」

 

「家庭内がうまくいってないサラリーマンみたいなことをいうんじゃねえよ。」

 

 

この世界線で一番苦労しているのは彼なのだろうか…まあ暫定一位であるかもしれないな。船に戻ったら胃薬くらい渡そう。

ここで俺は、少し疑問が出た。担任はどうしているのだろうか?問題とは言い難いから放置されているのだろうか…

 

 

 

「そういや神崎。星之宮先生には、相談したのか?」

 

「…一度だけ相談したことがあるが……うん。」

 

「そうか…まあゆっくりしていけ。」

 

 

マトモにとりあってもらえなかったのだろうな。まあこの学校の教師だから仕方ない。いやそうでなくてもこの世界線の星之宮先生がマトモに先生出来ているのか疑問であるが。

 

 

「そういえば、その相談をした時に『一回爆ぜてみない?』と言われたのだが、あれはどういう意味なのだろうか…」

 

「あの人の言う『爆ぜる』は無視していいと思うぞ。」

 

 

 

 

あの人俺以外ににも言っていたんだな。そんなんだから彼氏できないんだよ…いやあの人原作では恋人いたんだっけ?忘れた。

 

 

 

「ありがとう黒凪。落ち着けたよ。」

 

「どういたしまして。何もしてないけどな。」

 

「それでもだ。何か礼をできるわけでもないが、うちのクラスの拠点にでも来てくれ。」

 

「君らの拠点は森のなかか?」

 

「森を抜けたところに井戸を発見したからそこで過ごしている。」

 

「なるほどな。まあ食料調達しながらそちらに寄らせてもらうとするよ。」

 

「ああ、歓迎する。」

 

 

 

そういって神崎は帰っていった。これで少しは元気になっていたらいいんだがな…メイド増殖なBクラスか…ちょっと見てみたいな。

 

 

 

 

 

───────────────────────

 

 

 

 

「体調は、どうだ?愛里?」

 

「うん、大丈夫だよ。」

 

 

神崎の一件の後、みんな目を覚まし、各々で探索を始めた。もちろん俺は愛里とペアである。食料調達もそうだが、とりあえず俺はBクラスの拠点を目指していた。

 

 

「絢都って朝早いよね?」

 

「そうだな…環境がガラリと変わったのもあるし、寝心地が悪いからな。須藤とか見てるとよく寝れるななんて思うよ。」

 

「男子だとだいたい最後に目を覚ますもんね。」

 

 

 

他愛のない話をして歩みを進める。なんだか試験らしいことをしていないとおもってしまうな。

 

 

 

「なんだか難しいことを考えているんだね絢都は。」

 

「うん?顔に出ていたか?」

 

「そうだよ。私と一緒にいるのに…えいっ。」

 

「なん…うい?」

 

 

 

俺の悩んでいるような顔をみて愛里は、いきなり俺の頬を引っ張ってきた。

 

 

 

「あ、あいりはん。ひょっとひゃれりふらいんれふか」(あ、愛里さん。ちょっとしゃべりづらいんですが。)

 

「絢都が試験のことを考えてくれているのはわかるけど、今は私のことを見て欲しいな。」

 

「愛里…」

 

「うん、顔は明るくなったね。」

 

 

 

そう言って愛里は笑う。その笑顔に釣られて俺も笑顔になる。

 

 

 

「よし、Bクラスの拠点に早く行こう。」

 

「あっ愛里。」

 

 

俺を置いて先に走って行ってしまった。辿り着けるのだろうか…

 

 

 

「絢都…どっちだっけ?」

 

「帰ってくるのはやいな!……一緒に行こうか。」

 

「うん。」

 

 

 

速攻帰ってきましたよ。やっぱ慣れない場所で単独行動なんてするもんじゃないな。俺はBクラスの拠点に着くまで、手をつなぎ一緒に歩いたのであった。

 

 

 

 

 

 

───────────────────────

 

 

 

「あれ黒凪君に佐倉さん?いらっしゃいませ。」

 

「よく来てくれたな。」

 

「おう、来てやったぞ。」

 

「お邪魔します。」

 

 

 

そんなこんなでなんとかBクラスの拠点にたどり着いたわけだ。利用しているであろう井戸の近くに占有スポットに機械が置いてある。軽く辺りを見渡しているがリーダーはわからない。

 

 

 

「何ももてなすことはできないが、ゆっくりしていってくれ。」

 

「じゃあ、私たちは客人用の果実とか探してくるね。」

 

「いや、そういうの用意されなくても別にいいんだが…」

 

「私たちが気にするのよ。ご主人様の沽券にも関わるからね。じゃあ、麻子ちゃん、千尋ちゃん、お願いね。」

 

「「はーい。」」

 

 

無人島にきてまでそんな接待を求める奴はいないと思うがと考えているとツッコミを入れる前に二人ほど行ってしまった。そして一之瀬も他の人のところに行ってこの場には、俺と愛里と神崎だけとなった。これこのまま帰ったら俺らの拠点にまで来て接待するのかな。

 

 

 

「…すまないな黒凪。しばらくここにいてもらえると助かる。」

 

「ちなみに帰ったら?」

 

「恐らく、そちらに訪問するな…うちの………女子(メイド)たちが。」

 

「じゃあ、ゆっくりとさせてもらうとするよ。」

 

 

 

予想通りであったな。まあこうなった以上、テキトーにくつろぐしかないか。

俺は辺りを見渡すことにした。誰がリーダーなのかを探るために。原作だと、先ほど果実取りに行った白波千尋という女の子が、リーダーであったが今ここにいない以上観察なんてできない。

 

それにもう一つ確認したいことがあった。それはCクラスの人が来ているかどうかである。俺らのクラスには誰も来ていないところを考えると、探り方は原作とは違うのであると想定できる。監視かあるいは他の何かが……

 

今思うと、龍園が初日に訪れたのはそういう意図があったのかもしれないな。

 

 

 

「黒凪はリーダーがわかったか?」

 

「いや全然。うまく隠しているみたいだな。」

 

 

考えていることが読めたのか神崎がそんなことを聞いてくる。この世界線は本当に人の行動や思考なんてものが予測不能である以上、答えが出るわけなんてない。

 

 

 

「君のおっぱいメイドさんじゃないの?」

 

「愛里、一之瀬への言い方他になかったか?」

 

「いや残念ながら一之瀬ではないさ。」

 

 

 

神崎はすぐさま否定をするが、これが嘘か真かもわからないな。少し原作知識を利用して揺さぶりをかけてみるか。

 

 

 

「そうか…じゃあ先ほど果実を取りに行った二人のどちらかかもしれないな。」

 

「そうかもしれないな。」

 

 

 

揺さぶりもなんてそのって感じだな。というか俺と話しているうちに段々と元気になってないかこいつ。

 

 

 

「そう言えば神崎は、宝箱を見つけたか?」

 

「宝箱か…それくらいなら構わないか…柴田、宝箱をとって来てくれ。」

 

「はい、承りました。ご主人様…なんてな。」

 

「柴田!!」

 

「そんな怒んなって、とってくるからさ。」

 

 

 

俺の質問に答えようと後ろを通った柴田に頼んだわけだが…なるほどな、いい具合におちょくられているな。

 

 

 

「大変だな神崎。」

 

「そうだな…黒凪、なんとかしてくれ。」

 

「いや無理だよ。」

 

 

 

神崎もいつかぶっ倒れそうな気がするな。そう考えていると柴田と呼ばれた男子が結構大きめの箱を持ってきた。

 

 

 

「はいお待たせいたしました。」

 

「ああ、助かる。」

 

 

 

そう言って柴田は、どこかへ行った。Bクラスの持っていた宝箱は、まさにゲームにあるような分かりやすい宝箱であった。

 

 

 

「なるほどな、そっちは正統な宝箱を見つけたんだな。」

 

「正統なって…黒凪のところはどんなものを見つけたんだ?」

 

「俺のところは、葛篭と寄木細工だな。」

 

「それは…宝箱と言えるのか?」

 

「いや俺もわからんけどさ、葛篭の方なんてなご丁寧に鎖が巻き付けられて南京錠までついていたんだぞ。」

 

「そ、そうか。」

 

 

 

神崎が苦笑いしている。うん、俺も宝箱かと問われたら首をかしげるけど他にまだ見つかってないからな…最終的にはどちらかを選ばなければならないのかもな。

 

 

 

「果実取ってきましたー。」

 

「戻ってきたようだな、とりあえず、それを食べてくつろいでいってくれ。」

 

「ああ、そうさせてもらうよ。」

 

「できるならば…夕方ごろまでいてもらっても構わないからな。」

 

「神崎…俺と愛里という来客の対応を大義名分として一之瀬を遠ざけようとしてないか?」

 

「………そんなことはないぞ。」

 

「こっち見て言え。」

 

 

視線を逸らした神崎は置いておいて。

得られた情報は、Cクラスのスパイはいないということと、正統な宝箱を入手していたということだな。

Bクラスへの調査は一旦ここまでにして、とりあえず、果実を堪能するとしよう。

 

 

 

 

 

 

───────────────────────

 

 

 

 

 

「あ、顎が外れるかと思った。」

 

「ご、ごめんね絢都。」

 

 

 

Bクラスの拠点をあとにし、Aクラスのいる洞窟に向かっていた。先ほどの果実は大変美味しかったし、愛里のあーんしてくれるという最高のオプションつきだった。ただ、問題点をあげるならば、果実はカットされていなかったということである。丸呑みをさせようとしないでくれ。

 

 

 

「そう言えば、このリンゴどうするの?」

 

「道中で食べるか帰って希望する人に食べてもらうかだな。」

 

 

俺たちはBクラスを後にするときに取り過ぎたからと、リンゴを二つもらったのである。やはり道中で食べるほうがいいかな。

 

 

「ところで次はどこに向かっているの?」

 

「Aクラスが拠点としている洞窟だな。中で暮らしている以上、得られる情報は微々たるものであるだろうが、この試験を勝ち抜くなら、できる限り探りに行く必要があると思っている。」

 

「そっか…うん、行こっか。」

 

「ああ。」

 

 

得られるものがないと思うがそれでも行動する。そして原作との同じことが起こってないかの確認がしたい。

 

 

 

 

 

 

───────────────────────

 

 

 

 

 

というわけで洞窟にたどり着いた。入口には、一人見張りがついていた。

 

 

 

「うーん、あの態勢でいられるとそう長い時間雑談もできそうにないな。」

 

「洞窟の中になにかあるのかな?」

 

「さて…一週間を乗り切れる食料でもあるのかな…」

 

 

 

愛里と浅い推測をして前に歩いていく。監視の奴も俺らに気づいたようでこちらに向き、入らせないように俺らの前に立ちふさがった。

 

 

 

「ここはAクラスの拠点だ。誰かを歓迎することはない。」

 

「雑談くらいダメか?」

 

「ダメだ。回れ右して自分の拠点に戻れ。」

 

 

 

うーん、取り付く島もないな。情報を与えないという徹底的な態勢としては正解ではあるが。

 

 

 

「入っちゃだめですか?」

 

「っ!?だ、ダメだ。」

 

 

 

愛里が可愛く聞いてみてもダメか。これはもう帰るしかないか。

 

 

 

「何事だ弥彦。」

 

「あっ、葛城さん。魔境のヌシが来まして。」

 

「ヌシ呼びするんじゃねえ。」

 

 

 

このやり取りが聞こえていたのだろう。洞窟の中から葛城が出てきた。なんで上半身裸なの…

 

 

 

「黒凪か…妹が欲しくなったのか?」

 

「すげえパワーワード言ってる自覚あります?というかそのあんたらの妹は今学校でお休みしているだろうが。」

 

 

 

俺はあんたらみたいに妹に飢えてねえよ…いや妹に飢えるってなんだよ。俺には愛里がいるから問題ねえよ。

 

 

 

「そうだな…坂柳はここにいない…それはわかっている…坂柳…さかやなぎいいいいい。」

 

「えー…」

 

 

葛城が泣き崩れたんだが?どうするのよこれ。監視していた奴もあたふたしているし、横にいる愛里も困惑しているし、なんだろう…勝手にデバフがかかったようなそんな感じだな。

 

 

 

「か、葛城、試験始まった時はあんな意気込んでいたじゃないか。」

 

「ああ、俺も一週間なんていけると思っていた。しかし、あの笑顔が!あの声が!聞こえないということに寂しさを覚えてしまい俺は…リーダー失格だ。」

 

「そ、そうか…」

 

 

なんというかこちらがなにか仕掛けなくても勝手に自滅してくれるんじゃないかなんて思えてしまう。なんか原作よりもやわになってない?

 

 

 

「なっ!?葛城さん諦めないでください。さみしさを覚えているのは葛城さんだけじゃありません!!みんなそうなんです。神室だってイマジナリー坂柳を撫でていたんですから。」

 

「そうか!!イマジナリー坂柳か!!ありがとう弥彦。これで俺はまだ戦える!!」

 

「ええっ、ともにこの試験を勝ち抜きましょう葛城さん。」

 

「なんだこの茶番は…」

 

 

 

俺たちは何を見せられているのか…ここにいてもなんの戦果も挙げられそうにないな。

 

 

 

「……帰ろうか愛里。」

 

「うん…そうだね。」

 

 

 

声をかけることすら憚られる雰囲気だったから何も言わずにこの場を去るのであった。

 

 

 

…大層あぶねえ集団だよAクラスは。

 

 

 

 

 

 

───────────────────────

 

 

 

 

「なんも成果も得られなかったな。」

 

「うん、でも難しいんじゃないかな。」

 

「そりゃまあ……そうか。」

 

 

 

結局、AもBもリーダーが誰か見破ることが出来ずに食料を集めている今現在。せめてそれくらいはしとかないとな。

 

 

 

「ねえ絢都。ここらへんで休憩しない?」

 

「そうだな…少し休むとするか。」

 

 

 

愛里の提案により、大きな木を背もたれとして二人並んで座る。

 

 

 

「この学校って不思議だよね。」

 

「そうだな…夏休みに豪華客船に乗って無人島行って特別試験をするとか他の学校では絶対にできない経験をするからな。」

 

 

 

何気ない他愛のない会話、そんなやり取りに心地よさを覚える。それは相手が愛里だからだろうか。

 

 

 

「もしもカメラがあればな…いい一枚が撮れたと思うの。」

 

「節約のためとはいえそういうのを購入しないで貰っているのは助かっている。まあもしカメラを買ったら。一枚じゃすまないだろうな。」

 

「そうだね。いろんな絢都を撮りたいからね。」

 

「愛里が満足するのが先か、カメラの容量がオーバーするのが先かわからないな。」

 

「絢都なら毎秒撮りたいな♪」

 

「せめて愛里とのツーショット写真もいくらか欲しいな。」

 

「うん、ここでは諦めてるけど、船に戻ったらたくさん思い出を撮ろうね♪」

 

「ああ、そうだな。」

 

 

 

そよ風が吹き、涼しさを感じる。試験さえなければこのまま気の向くままにおしゃべりをしてあちこちを探索して夏の思い出としたい。だけど流石にダメだと頭では理解している。

 

なのでこの辺りで切り上げるとしよう。

 

 

 

「愛里、そろそろ…」

 

「そうだね…」

 

 

 

すこしばかり名残惜しそうな表情を見せる愛里。俺は少し辺りを見渡す。よし誰も見てないな。

 

 

 

「愛里。」

 

「どうしたの?」

 

「少し…目を閉じてくれ。」

 

「えっ…うん///」

 

 

 

俺が何をするか理解したのか頬が赤くなり目を閉じる。そして俺は愛里に…

 

 

 

 

「じゃあ、戻ろっか。」

 

「うん////」

 

 

 

 

互いに顔が赤いが、なんとか拠点に戻るころには、熱は覚めたのでよかった。

なお平田にはバレた模様。何故バレたのか聞いたところ『僕の愛のレーダーはどんな愛も見つけられるように日々進歩しているんだ。』とのこと。

 

愛のレーダー半端ねえな…いや愛のレーダーってなんだよ!!




あとがきはあげません!!

前まで原作を読むのを止めていたのですが、最近また読み進めてます。
ちなみに2年生編の5巻を読み終えてから読むのをしばらく止めてました。

まあ、そういうことだよ。

次回もお楽しみに。

他ヒロインというIFルート…見たいのは?

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