前回のあらすじ
出会っちまったか
以上
第50話 そうですあたすが生徒会長です!?
体育祭が終わり、だいたいの生徒がテストのことを考えるようになった秋ごろ、俺は生徒会室に呼ばれていた。
「生徒会長が変わる時が来たか…」
誰もいないところで独り呟く。堀北学、および三年生が生徒会からいなくなり二年を主体に新しい生徒会を発足していく形になるだろう。南雲雅が生徒会長になる以上、俺も堀北も綾小路も馬車馬のように働かされるだろう。
神崎や椎名も…いや椎名だけはまあ大丈夫だろう。その気になったら広辞苑を振り上げるだろうし。
「しかし…俺が生徒会に入ることになるとは考えてもいなかったな…」
また一つ呟いてこの学校生活を振り返って思う。俺はいろんなことに巻き込まれているなぁって。転生して愛里と共に学校生活を満喫するつもりでいたのに初日に綾小路父に会い、いろんなクラスと交流して、愛里の親衛隊を名乗るファンと遭遇して、生徒会役員を綾小路や堀北に押し付けたと思ったら結局俺も生徒会役員になることになって…本当に波乱万丈と言うべき道だな…
「何かの準備をしないといけないんだろうか…着いたな。」
呟いたり、考えたりしていたら生徒会室にたどり着いた。まあ普通に考えると新旧の生徒会長のあいさつ等の準備についての話し合い何だろうけど……ここは普通なことはそう起こらないからな…
さてはて何が起こるのやら…
「失礼します。」
「黒凪よく来てくれた!!」
入るなり桐山先輩が喜んで俺を迎えてくれた…何かあったなこれは。
「いったど…あーなるほど…」
視線の先にいる堀北学と南雲雅。まあ問題はなんとなく理解できた。
「いいですか堀北先輩。俺はこれからなずなのための学校を作るんですよ!!」
「そんなものが認められるか!!それをやっていいなら俺だって鈴音の為の学校を作りたかった!!」
「じゃあ今からでもやればいいんじゃないですか?また生徒会長に立候補して俺に勝てばいい話なんですよ!!」
「それもそうだな!!ならば俺はまた生徒会長に立候補する!!」
「会長…それはどうなんですか?」
「止めてくれるな桐山!!男には戦わなければならないときがある…わかるだろ?」
「絶対今じゃないと思う。」
うん予想通り。生徒会は私欲により混沌としております。今回の件もなかなかにヤバそうだ。桐山先輩は大変だねぇ…まあサポートはするつもりだから彼には頑張って二人を止めて欲しいな。
「はぁ…黒凪、聞いてくれるか?」
「何でござんしょう?」
「……黒凪相談所を頼りたいんだ。」
「…いろんな奴が定期的にこのネタを擦るなぁ。まあ話は聞きましょう。」
「新しい生徒会長なんだが…君がやってくれないか?」
「………はい?」
今この人はなんと言った?俺が?生徒会長に?やってくれないかと?
「そこは桐山先輩が踏ん張るところじゃないんですか?」
「いや俺じゃ無理だと分かっている…だが彼らと同じ領域にいける君なら。」
「ナチュラルにディスってないですかね?」
その口ぶりだとなんだか俺もヤバい奴みたいな感じじゃあないか…まあ掲示板的に周りの評価だとそういうものか…
「まあ言わんとしてることはわかりますよ。この二人のどちらかが生徒会長になったら本当にヤバくなりそうですからね。」
「あぁ…」
俺たちは未だに続いている口論を見る。もはや互いがどちらがいい女かの論争になっている気がする。
「頼む黒凪、彼らのどちらも生徒会長になったらこの学校は終わりなんだ。」
「なかなかにひどいことを言いますね。」
まあ事実ではあると思うけどな。ただこういう時に自分がとはならずに誰かがとなっている桐山先輩には少し情けなさを感じるけどな。
「だから頼む黒凪。君が自分のクラスでやったようなせんn…ミームおs……指揮を生徒会でも発揮してくれ。」
「えっ桐山先輩って地雷原でタップダンスするタイプの人間ですか?」
俺が洗脳とかミーム汚染とかそう言うのをやったわけじゃないぞ。どちらかというと平田が勝手に愛のすばらしさを語ってそれをみんなが共感しただけだぞ。そして当の本人は俺の方が大きな愛を持っているなどといって、俺を勝手に畏敬して俺の領域を目指そうとしているけどな……一回平田にとっての俺はどういう存在なのかを聞いてみようかな…
「なに!?黒凪も生徒会長に立候補するのか?ならば今から宣伝活動をしないとな。」
「いや俺はまだ了承したわけじゃ…」
「なるほどここに来ての最大の脅威か…面白い。」
「脅威って…俺はそういうのでは…」
「じゃあ堀北先輩、俺は今から宣伝をしてきますので失礼します。黒凪…今回の勝負、勝ちは譲らないからな。」
「ふむ、ならば俺も南雲に習って宣伝するとしよう。黒凪…戦場で待っているぞ。」
そんなセリフを吐いて二人は生徒会室から出て行った…これは完全に俺も参加することになったような気がする…
「どうするんですか桐山先輩。あの二人やる気充分ですよ。」
「ここからなんとかして黒凪が勝てる方向にもっていこう。」
「それで…なにか作戦とか、あてがあるんですか?」
「………」
「なんもねえのかよ!!!」
頼りにも役にも立たない先輩だなぁ。というかそもそも論なのだが…
「大体俺は生徒会長に立候補するなんて一言も言ってませんからね。」
「そこをなんとか頼むと言っているんだ。」
「そこを桐山先輩が頑張ればいいと言ってるんです!!」
「俺では無理だ。堀北先輩や南雲みたいな頭おか…崇高な領域に達してない。黒凪こそが適任なんだ。」
「さっきから頭おかしいって言おうとしてるよな?というか俺も同じ括りにしているよな!?そんな生徒会で過ごしておいて自分がマトモだと思うんじゃねえよ!!!」
なんだか自分だけが違うというスタンスだったことにムカついたのでツッコんでおく。もう帰るか。
「じゃあ俺はこの辺で失礼しますので何とか頑張ってくださいね。」
「黒凪!?すまない、俺も頭おかしい一員だったのは認めるからそれらを導いてくれないか?」
「その取り繕い方もおかしいでしょうがそんなもん俺には関係ありませんね。」
「頼む生徒会長の仕事は俺が全部引き受けるから頼む。」
「それこそ桐山先輩が会長でいいんじゃないですかね。お飾りな生徒会長はいらないでしょうよ。」
ああ言えばこう言う形でのらりくらりと回避する。しつこいねこの人も。
「なあ頼む。ポイントか?いくら欲しいんだ?少しくらいなら謝礼として支払う所存だぞ。」
「なんか言っていることが命乞いをしている小悪党なんですよそれ。そういうのはいりませんよ。」
最近だと体育祭でのツッコミ席の報酬として幾分かポイントをもらったから財布も潤っているんだよな。それに俺はそんな報酬一つでつられるようなちょろい奴じゃ…
「なら、黒凪が生徒会長になった暁には生徒会長秘書という枠とかを使って恋人と一緒にいても構わないから。」
「その話、詳しく詰めましょうか。」
訂正する。俺ちょろい男だったわ。
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「てなわけで俺が生徒会長を目指すことになりました。」
「そうなんだ、おめでとう絢都。」
「まあまだおめでとうには早いけどな。」
そんなわけでその日の夜俺は愛里に報告するのだった。俺が生徒会長を目指すことになった要因、なった時の特典などいろいろと話したのだ。
「愛里に相談できなかったのは申し訳ないが、この特典のおかげで一緒にいる時間が確保できるから共に頑張ってくれないか?」
「うん頑張るね♪その特典があれば合法的に学校でもデートができるってことだからね。」
「別に学校内のデートが違法ってわけではないからな。授業中とかそういうタイミングしだいでアウトになるだけだし。」
桐山先輩と話し合いした例の特典に関しては、主に俺の仕事を手伝う事、そして生徒会長をさせることというようなざっくりとした形になったが裏を返せば生徒会の仕事中は基本的に一緒にいるということになるから実質デートになる……のか?
「まあとりあえずのお祝いということでこれ食べよ。」
そんなわけで愛里が何やらお菓子を持ってきたのだが…
「これ…クラッカーだよな?」
「うんそうだよ。」
「…なぜこれを?」
「お祝いやサプライズにはクラッカーでしょ?」
「それはパーティクラッカーの方だな。」
お菓子のクラッカーはそう用意されないんじゃないかな?まあおいしいからいいんだけどな。
「それで絢都はどんな演説をするの?」
「うーん…今のところ何も思いついてないのが現状だな…」
「なら…私の為の政策でもするとか言ってみる?」
「それだと本当に他の奴とやることが一緒なんだよ。」
南雲と堀北学と同じになるのだけは避けないといけないことだと理解しているからそんな政策は作るつもりもない。
「それに愛里は俺が独り占めしたい。」
「もう私は絢都のものだよ?」
俺の本音を呟くと愛里がとどめを刺しに来た。コテンと効果音がつきそうな形ですこし首を傾げている様がとても可愛らしい。
その光景をずっと眺めておきたかったが話をまとめることにした。
「とりあえず少しの間はその選挙活動で忙しくなるだろうから申し訳ないが、少しの間我慢していてくれ。」
「うーん…わかった。じゃあ私は部屋に帰るね。」
「あぁ…」
少しばかり帰ることに驚いた。こういってはなんだが愛里は定期的に俺の部屋に泊まっていく。今回もそのパターンだと思っていたが…なんというか拍子抜けというか寂しいというか…
「絢都…」
「どうしたあいr」
チュッ
玄関まで行ったはずの愛里に声をかけられて何か忘れ物かと思ったらキスをされた。あまりにも不意打ち過ぎて固まってしまった。
「が、頑張って生徒会長になってね…それじゃあおやすみ/////」
「あ、あぁおやすみ。」
自分から仕掛けたのに顔を真っ赤にした愛里が勢いよく出て行った。どこかでこけないか心配だが流石に俺たちの担任みたいなドジはないだろう。
「……かわいいな愛里…やっぱり好きだわ。」
誰も聞いてない告白を呟いた……それと今日は寝るのに時間がかかった。
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次の日になった。学校へ行く道中で隣人であるアルベルトに「夕べハ、楽シメタカ?」みたいなことは言われたがうるせえとだけ返しておいた。
そして校舎に着いた時に驚愕した。でかでかと三つのポスターがあった。堀北学と南雲雅、そして俺のポスターが……
「なんというか…手が早えな。」
他二名のポスターは各々用意したのだろうけど。俺のだけは桐山先輩なんだろうなぁとすぐにわかった。
「おはよう絢都君。」
「おう洋介か。」
ポスターの所で足が止まっていたところに平田と軽井沢がやってきた。軽井沢と腕を絡ませているのをみて本当にこの世界線では仲いいななって思ってしまう。
「驚いたよ。絢都君が生徒会長に立候補するなんてね。」
「まあ…成り行きでな。」
理由を明かすことは…やめておいた方がいいだろう。ある意味制御不能になったやつらの抑止力?みたいな形で俺が立候補したんだからな。
「ねえ黒凪君はさどんな生徒会長になるつもりなの?」
「どんなか…」
軽井沢に質問されて少しばかり黙ってしまう。結局俺が生徒会長としてどうありたいかというのを一切考えてなかった。
「ならば愛に生きる生徒会長でいいんじゃないかな?」
「自己紹介でもしているのか洋介?」
軽井沢が聞きたかったのはこういうことではないだろう。理念とかそう言うのを聞いているんだと思うぞ。
「まあそうだね。愛には最初から生きているもんね。だから愛を語る生徒会長とかどう?」
「なんだ軽井沢、彼氏自慢か?」
軽井沢もそっちなのかよ。どんな特徴を持った生徒会長になるとかそういうのになってしまっているじゃねえか。
「まあ答え合わせは演説の時にでもということで。」
結局先延ばしにしてしまった。さてなんとか考えておかないとな。
「絢都君、もしなにかあったら僕は手伝うからね。絢都君の愛を語ってあげるよ。」
「いやそれはいい。」
「…それはどうしてだい?」
何故そこで悲しい顔になるのだ平田…何か適当な理由を考えよう…
「いいか洋介。君はこれまでに愛を語りに語っている。」
「う、うんそうだね。」
「いいかここで考えるべきは風林火山の考えだ。」
「なるほど……今は林の如く静観なんだね。」
「……そうだ。」
なんでこいつは俺の言ったテキトーなことを理解できるのか…一を聞いて十を知るというより一を聞いて百の真理に辿り着いていると言えるんだが…
「まあ、教室で騒ぎになりそうならうまく鎮めてくれると助かる。」
「うん、わかったよ。」
「俺はもう少しここにいるよ。」
「わかった僕たち先にいってるね。」
「また教室でね。」
「あぁ…」
平田、軽井沢と別れて俺は再度ポスターを見る。各々のポスターに一文が共に書かれていた。
堀北学には『残り半年をすべて妹に』なんて書かれているし、南雲雅には『朝比奈なずなしか勝たん』と書かれている。もうちょっと書くことがなかったのかなんて言いたくなったが彼らにとってはその女性が原動力であるから何も言うまい。
問題は俺である。これも桐山先輩がやったんだろうなぁと感じたその一文とは『伝説(いわくつき)のピコピコハンマーに選ばれた男』である。
……一回桐山先輩を叩いても文句は言われないよな?
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そんなこんなで数日が経過し、生徒会の選挙の日になった。俺は何を言うべきか思いつくことなくこの日を迎えてしまった。マズイな……
舞台横で堀北学の演説を聞いている。いろいろと欲が見え隠れしているような演説をしているな。要約すると『卒業までの残り期間、今までと同じように頑張るからわがままを叶えさせてほしい。俺が卒業後は生徒会長を妹に任命する。』というものである。
まあ妹の為だけの学校作りだけだと教師からも反対されるだろうと思った結果のこの演説なのだろうな。
「堀北学さんありがとうございました。続きまして南雲雅さん演説をお願いします。」
続いて南雲雅の演説が始まった。要所要所で朝比奈なずなという女性がどれほどいい女なのかの自慢をしている。これを聞いている朝比奈先輩はどんな顔をしているのだろうか……
彼の演説を要約すると『朝比奈なずなの為のルールを作るけどそのかわりちゃんと生徒会長をやってやるそれで満足だろ?』みたいな感じだろうか…
というか人の話を聞いてる場合じゃねえんだよな…俺自身の話すことを考えないとな……
「南雲雅さんありがとうございました。続きまして黒凪絢都さん演説をお願いします。」
とうとう俺の番が来てしまった…さて…本当にどうしようか…
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演説台の所まで行き俺は一礼した後少しばかり沈黙し上を向いた。その行動にちょっとしたざわつきが起こる。そして俺は考えた
『もう本音とかぶちまけてしまおう』と
「えー、どうも皆さん一年Dクラスの黒凪絢都です。
自分が生徒会長になったらどうしようか考えてましたが…特に何も思いつきませんでした。
いや少し考えたんですけどね…生徒会長になったらからといって何かを成し得られるわじゃないと思うんですよ。俺は凡人なんでね…そこんとこ期待されてもってわけなんですよね。
そもそもこの学校、ポイントでいろんなものが購入できるじゃないですか?それって概念とか権利とかも買えるわけじゃないですか?
ポイント次第で誰かのわがまま通るようなこの場所で生徒会長にこれやってほしいとか頼む必要ってあるのかなぁって考えているわけなんですよね。
だからねぇ俺が生徒会長になっても仕事はするけどそういう政策みたいなものは期待しないでくれってことなんですよ。
あぁでも…何かしら相談したいこととかあったら一応話は聞きますよ?これでも一時『黒凪相談所』なるものが流行っていましたからね。
なので結論としては俺はみんなに寄り添う生徒会長になるっていう形を目指しているっぽいね。最後に…投票はよく考えろよ。俺が言うのもなんだけど三者ともマトモとは言い難いからな。
これにて俺の演説を終わります。」
やってやったなぁ…いろいろとぶちまけたなぁ……まあ後は結果を待つだけだなぁ…
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投票が終わり、次の日となった。
「それでは新生徒会長の挨拶です。よろしくお願いします。」
進行役の椎名ひよりに言われて一人の男がマイクの元にたどり着いて一礼した。
「はい、この結果に一番驚いている新生徒会長の黒凪絢都です……まず本音をぶちまけるなら…これが君たちの選択か…ならば俺も受け入れよう。
まああれだ…凡人なりに出来ることを探してやれることをやろうと思いますのでみなさまこれからよろしくお願いします。」
生徒会長になったのは俺であった……やはり俺は厄介ごとに巻き込まれるらしい。
後日聞くことが出来たのだが俺への投票率は98%だったそうだ。そんなに他の二人にヤバさを感じたということなのだろうか…
「続きまして副会長の挨拶です。」
そして副会長なのだが……桐山先輩なのである。なんかこの人はしれっとそういうポジションにはいるんだなぁって思ったよ。
そういえば生徒会長に立候補した二人だが、前生徒会長だった堀北学は当たり前だがこれにて引退となった。そして南雲雅のほうは生徒会役員として在籍はするみたいだ。今は大人しいがいつ朝比奈なずなの為の行動を起こすかわからないから少しは注意した方が…いいのだろうか。
「では本日最後に……簡易黒凪相談所を営業しようと思います。」
なんだそれは!?俺は驚きのあまりまだマイクの所にいた桐山先輩をどかして椎名に語り掛けた。
「椎名さん!?聞いてませんよ!?」
「えぇ、言ってませんので。」
「それは言わないとダメだからね?」
「まあ相談を受けて行きましょうか。」
「ゴリ押したねえ。」
なんだかアグレッシブというか…こんな子だったかな?まあいいや。もうどうにでもなれ。
「ということで私がこの日の為にピックアップした三名の相談を受けてもらいます。」
「その三名の方の悩みが公開されるわけだがそれはいいのか?」
「はい了承を得ていますので。」
「そっかぁ…」
もう止められそうにないね。じゃあ頑張りますか。
「よし、じゃあ最初のお悩みはなんだい?」
「では一つ目は…『彼女がどうしてもできません何故ですか?』」
「まず彼女を作りたいという欲望が前面に出ている時点でダメですね。ひとまずその欲を抑えて自分磨きをすれば誰かには魅力的に映ることもあるでしょう。」
「なるほど…それを反射のごとく解答できるのは流石ですね。」
そんな大層なことは言ってないんだがな…まばらながらに拍手があったり「おぉ」というような歓声が聞こえる。
「では次の質問は『私のことを好きでいてくれる男子ですが最近言動が少しうっとしくなってきたのですがどうしたらいいと思いますか?あっ私は二年生です。』」
「最後の文いるかな?対話してアプローチを替えてもらうように説得するか口にガムテはったり首輪でもつないで行動範囲を狭めたらいいんじゃないかな。」
「首輪!!」
「……俺と同じクラスの女子生徒よ。反応するなぁ。すわれ。」
多分この相談者って朝比奈先輩だよな…さて次の相談で最後だな…
「では本日の黒凪相談所はこれにて終了ですね。」
「……あと一つは!??!」
「尺というか時間が押してましたので。」
「だったら最初から二つでよかったよね!?」
「いえそもそも相談所をやる時間もなかったので。」
「そんな状況でやってたのかよ!!」
「先生からも巻いてと言うジェスチャーがありましたが無視しました。」
「自由が過ぎるだろあんた!!!」
こんな子だっただろうか椎名ひよりという女は…高校生活ではじけたというべきなのかな…これは龍園でも制御不能だわ…
俺本当に生徒会長やっていけるのかな……
…どうしてこうなった。
あとがきの夢を見るのか
というわけで原作6巻に突入です。
このペースでいけば今年が終わるまでに6巻が終わるのかギリギリな気がする…そう言ってると絶対終わらないんだよなこれ…
あと久しぶりに新しいアンケートをしようかと思います。
内容としては他ヒロインのIFについてですかね。
次回もお楽しみに。
他ヒロインというIFルート…見たいのは?
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堀北鈴音
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櫛田桔梗
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軽井沢恵
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長谷部波瑠加
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椎名ひより
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伊吹澪
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一之瀬帆波
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坂柳有栖
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その他