どうしてこうなった!?よう実!!   作:田舎狩人

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ギャグ時空が意外と受け入れられてるようで嬉しいです。


前回のあらすじ

お前ら誰だ!?
以上


第4話 2日目もなかなかに濃いわ。

「おはよう絢都。」

 

「おはよう愛里。じゃあ行くか。」

 

「うん。」

 

「あっそうだ。」

 

「?」

 

「愛里…手を。」

 

「うん!!」

 

 

入学して次の日の朝、寮の入り口で待ち合わせしてた俺は、愛里と合流し共に登校していた。

もちろん手の繋ぎ方は、指と指を絡ませた恋人つなぎというやつだ。…言わなくてもいいか。

 

 

「えへへ~」

 

「ふふっそれほど喜んでくれるとは、思わなかったよ。」

 

「手をつなぐこともそうだけど、それだけじゃないよ。」

 

「と言うと?」

 

「だって絢都と久しぶりに会うこともしゃべることもこうやって触れ合えることもできるんだから。」

 

「…まさか愛里にそこまで想っていてくれていたなんてな。」

 

「そうだよ。想ってなかったらいくら幼馴染でも『雫』の写真なんて送らないよ。」

 

「…それもそうか」

 

 

 

改めて考えると離れていたあの時から愛里もアピールしてたというわけなのだろうな。

…昔から相思相愛だったのかな?だとしたら俺は、相当なクソボケなのか

 

 

「…ねぇ絢都。」

 

「どうしたよ?」

 

 

手の力が強くなる。痛みは感じることはないとはいえなぜ強くするのか。

 

 

「この学校のってみんなかわいい人ばっかりだよね。」

 

「そうかもな。だけど俺は、だれが何と言おうと愛里が一番だと思ってるが。」

 

「うっ//。で、でも絢都は、かっこいいし頼りになると思うからみんなから言い寄られたりとか…」

 

「ふむ…かっこいいとか言われたことがないし、愛里との関係を分かっていたらそんなことはないとおもうが…」

 

「絢都。」

 

「うん?」

 

 

愛里の歩みが止まったので俺も止まり愛里のほうを見る。

 

「目移りしたら許さないから。」

 

 

真剣な表情というかハイライトオフになってませんかね愛里さんや。

再会した喜びとか告白での嬉しさとかいろんな感情がぐちゃぐちゃになったのだろうか…

ならば俺は、真剣に向き合うべきか

 

俺は愛里に近づき繋いでない手を愛里の頬にあてる。

 

「不安になったのならば、お互いに印でも残しておけば問題ないとは思うのだがどうだろうか?」

 

「ふぇっ////」

 

みるみるうちに愛里の顔が赤くなっていく。

 

「あっえーとあのそのえーと。」

 

頬に手を当てているだけの現状だが、愛里はどんどん赤くなっていくし、目がグルグルしている。

うむやりすぎたかな。

 

「ち、遅刻しちゃくから。は、早く行くね。」

 

そう言って繋いでいた手を離し先に走って行ってしまった。

…置いていかれたんだが?

 

まあ何というか…ちょっとだけヤンデレ属性入ってませんかね。ヤンデレには、なりきれてなかったわけだが。

 

とりあえず俺も走って行きますかね。

 

 

 

 

 

 

 

────────────────────────────────────────────

 

 

 

そんなこんなで別々に教室に着いたわけだが、愛里の姿はなく、キョロキョロしてると軽井沢からトイレの洗面台で顔を洗っていると聞いた。

 

…物理的に頬の熱を冷まそうとしてないか?

 

 

「どうした黒凪?今日は佐倉と一緒ではなかったが…破局か?」

 

「笑えない冗談だな、綾小路よ。とりあえずどちらかの頬を殴らせろ。」

 

 

何てこといいやがるこいつは、とりあえず一発は殴らないと気が済まないんだが。

 

 

「待ってほしい黒凪くん。」

 

「…なんだよ平田?」

 

 

こいつは、この世界線でもやはり優しさがあるというか平和を重んじるような一面があるのだろうか。

 

 

「綾小路君を許してあげてほしいんだ。」

 

「…理由を聞いても?」

 

「僕の見立てだと綾小路君は、まだ愛を知らないんだよ。…おそらく、愛が貰えないようなところにいたんじゃないかなと僕は思うんだ。」

 

 

前言撤回。そう言えばここの平田は、こういう奴だったわ。

というか本当に直感だけでこれを語っているのか?どこかでこいつの過去でも知ったんじゃないかと疑うレベルなんだが。

 

 

「綾小路君、僕は愛の全てを語れるほど、理解できていないかもしれないし、それほどの愛をまだ持ってないと思う。だけど君みたいに愛を知らない者達を導けるようにできる限りの愛を与えていけたらなと思っている。君は今日、愛を知るんだ。そしてこの世界に改めて産声を上げるんだ!!」

 

「ひ、平田、なんだが怖いんだが。」

 

「未知なるものには、恐怖を感じることは、あるかもしれないけどゆっくりと理解していけばいいんだよ。」

 

 

…平田よ、愛が怖いじゃなくてお前が怖いんだと思うぞ。

 

 

「朝のホームルームまで時間はある。ならば時間の許す限り愛を語ろうじゃないか。そうだね屋上がいいね。青空のもとで愛を知っていこうじゃないか!!」

 

「黒凪、助けてくれ。」

 

「あっイッテラッシャーイ」

 

「じゃあ行こうか綾小路君、時間は有限なのだから!!」

 

「黒凪いいいいいいいい。」

 

 

うん、秒で見捨てたわ。そうして平田に連れて行かれる綾小路を見送る。

この世界線の平田君はある意味最強かな?

 

 

 

なお帰ってきた綾小路が席に着くなり「愛は、世界なのかぁ。」と呟いた時は、何を話したのかすげー気になった。

 

 

ちなみに今日の茶柱先生は、教室に入った瞬間ヒールが折れてこけた。

やはりポンコツ属性があるようだ。

 

 

 

────────────────────────────────────────────

 

 

 

まぁ入学して次の日なので、授業と言っても教師陣の自己紹介だったり、レクリエーションのようなものである。それでもあちらこちらで生徒同士の雑談の声が聞こえる。

 

治安の悪さは、あまり変わりないのかなと一人思う。

やはり原作知識フル活用してシステム等の口止め料でもらうべきか…

 

 

 

そんなこんなで時間はお昼、言わば昼休みの時間になった。

 

 

「絢都。食堂に行こう。」

 

「あぁ、行こうか愛里。」

 

 

そう言って互いに手を出して繋いで教室からでる、出ていく時平田が「うんやはりいい愛だ。」なんて言ってたわけだが、いい愛ってなんだよ。

 

 

 

 

 

食堂に辿り着いた。ゆっくりと歩いていたせいかもうすでにかなりの人で溢れかえっていた。

 

 

「たくさんいるな、とりあえず券売機に向かうか。」

 

「うん。」

 

 

 

短いやりとりをして人をうまくかわしながら券売機に向かう。無論、愛里との手つなぎは、継続している。

ようやく券売機に辿り着きメニューを確認する。

 

原作でもあった高額の『スペシャル定食』や無料の『山菜定食』はこの世界線でも存在していた。

ということは、この世界線でも支給額0pptは、あり得るということなのだろう。

愛里と一緒に口止め料でももらっておくべきか。

 

 

「絢都…選ばないの?」

 

「うん?あぁすまん、いろいろと考えていた。」

 

 

愛里に声をかけられて我に返る、どうもこの世界線のことを考えていると行動が停止してしまう。

とりあえずパーッと見て安上がりのメニューを探す。

すると『山菜の天ぷら定食 100ppt』というのを発見したのでそれにした。

 

 

 

愛里も同じのを買って券を渡し、料理を受け取り空いてる席に向かい合って座る。

 

 

飯を食べ始めてすぐに隣に他生徒がやってきた。

 

 

「オ隣、失礼シマス。」

 

「おう…おう!?アルベルトか。」

 

「オウ、アナタハニンジンサン。」

 

「隣人な。」

 

 

なんでここでも隣がアルベルトなのか。まあいいけど。

正面を見るとポカンとした表情で俺らを見る愛里。放置してしまっていたな。

 

 

「あー、愛里、紹介しておくよ。寮で隣の部屋の山田アルベルトってやつだ。」

 

「あっそうなんだ初めまして、佐倉愛里って言います。」

 

「オウッ初メマシテ、山田アルベルトト申シマス。」

 

 

…やはり原作のことを考えるとこいつが一番変わったんだろうな。英語喋れないアルベルトはアルベルトなのか?

なんかゲシュタルト崩壊が起きそうな気がする。

そんなことを考えていると、アルベルトが俺と愛里の顔を交互に見ていた。

 

 

「どうしたよ?」

 

「オ2人ハ、付キ合ッテイルノデスカ?」

 

「まぁそうだが。」

 

「ナントイウコトデショウ。ゴ祝儀イリマス?」

 

「気がはえーよ。」

 

「ねぇ絢都…この人も式に呼ぶ?」

 

「だから愛里も気がはえーよ。」

 

 

そんな冗談を言い合ってふと山田アルベルトの食べているものに目が行く

疑問を覚えた俺は、聞くことにした。

 

 

「なあアルベルトよ…お前さん、何のメニューを選んだ?」

 

「?天津飯定食デス。」

 

「…お前さんは、何の疑問を覚えなかったのか?」

 

「?ナンノコトデスカ?」

 

「…じゃあ一個ずつ確認するぞ。」

 

「?ワカリマシタ。」

 

 

俺がおかしいのか?いやこれは、おかしいだろ。

 

 

「これは?」

 

「天津飯デース。」

 

「これは?」

 

「味噌汁デース。」

 

「これは?」

 

「漬ケ物デース。」

 

「これは?」

 

「野菜炒メデース。」

 

「…これは?」

 

「白米デース。」

 

「米2杯もあるじゃねえか!」

 

 

やっぱりおかしくなかったわ!!

あれか天津飯をおかずにご飯を食うのか!?

さすがにそんなことやるやつはどこにもいないはずだ。…いないよな?

 

 

「デモオ米ガタクサン食エルノ、ラッキーデース。」

 

「さいですか。…でもおかず足らなくねえか?」

 

「ソウイウ時ハ、味噌汁ヲカケレバ問題ナシデス。」

 

「…そうか。」

 

 

もうこいつは、日本に染まってるなぁと俺は、深く考えるのやめた。

 

すると部活の説明会が今日の放課後に開かれるという放送が入った。

 

 

「オ2人ハ、ナニカ入ル予定ハアリマスカ?」

 

「俺は特にないな。」

 

「私もないかな。」

 

「ナルホドー。私ハ、コノ肉体をイカセル…」

 

 

柔道とかだろうか。

 

「美術部デスネ。」

 

「…出展作品の運搬とかか?」

 

「イエ、私ヲ描イテモライマス。」

 

「お前がモデルかい!」

 

 

そんなあほみたいなやりとりして昼休みが過ぎ去った。

ちなみに少し放置気味だった愛里に怒られて「あーん」をし合うというイチャイチャを食堂でやったのは、ご愛嬌である。…いやご愛嬌かこれ?

 

 

 

 

 

 

────────────────────────────────────────────

 

 

時刻は、放課後。

昼休みに放送していた部活の説明会まであと数分となっていた。

 

そんな中俺は、3年生の教室周りを探索していた。

一応他の学年も同じような教室なのか自分の目で確かめたかったからである。

まあ結果としては、ほぼ同じだったわけだが。

 

 

探索も終わって体育館にでも行こうとした時、前から何か考え事をしながら歩いている先輩がこちら側に来た。

 

その人の名は、堀北学(ほりきたまなぶ)。現生徒会長にして、同じクラスの堀北鈴音の兄である。

この世界線でも、現在の兄妹仲は、悪いのだろうかと考えながら生徒会長の横を通り過ぎた。

 

 

「1年生がこの辺りに何か用でもあったのか?」

 

後ろからそんな声が飛んできた。そう尋ねられた以上無視するわけにもいかなくなった。

 

 

「まあちょっとした探索ですよ。」

 

「ほう、それで何か発見できたか?」

 

「そうですねぇ。基本どの教室も同じという感想しか出ないっすね。」

 

「そうか…自己紹介が遅れたな、知ってはいると思うが生徒会長の堀北学だ。」

 

「1-Dの黒凪絢都です。」

 

「そうか…」

 

 

ふむ原作で関係性は、知っているけど一応聞いておくか。

 

 

「あのー同じクラスに堀北鈴音って女子がいるんですが…兄妹だったりします?」

 

「あぁ俺の妹だ。」

 

「…そうですか。」

 

「似てないと思うか?」

 

「あぁいや、雰囲気とか似てると思いますよ。」

 

「そうか。」

 

 

ここでは、兄妹であることを認めるんだな。そこまで仲は、悪くないとみてよさそうだな。

 

 

「黒凪といったな。」

 

「はいなんでしょう?」

 

「一つ俺の質問に答えてほしいんだが。」

 

「後輩の俺が答えられることなんてあるのでしょうか?」

 

「いやこの学校のことではない、俺個人が今いろいろと考えてしまっていることだ。」

 

「そうですか。」

 

 

一体何を聞くつもりなのだろうか、少しばかり身構えてしまうな。

生徒会長は、目を閉じ、静かに深呼吸をして、目を開いた。

 

 

 

 

 

 

「俺は、シスコンだろうか?」

 

「後輩に何聞いてんすかあんた。」

 

 

本当に何聞いてんだこの人は、真剣な表情をするんじゃねぇ。

 

 

「出会って1分程度しか話してない後輩があなたの人となりがわかるとでも?」

 

「では、シスコンの定義は何だと思う。」

 

「えーすげー聞いてくるじゃん…」

 

 

なんでそんなことを考えないといけないのか。でもなんか答えを出さないと解放されそうもないな。

 

 

「うーん…あれじゃないですか。例えば他の女性と妹を比べたり、ふとした瞬間に妹のことを考えているならシスコンと言えるんじゃないですかね。」

 

「なるほど、そうか。」

 

とりあえず捻り出した答えに納得してもらえたようだ…改めて考えるとシスコンの定義ってなんなんだろうね。

 

 

「とりあえず俺は、体育館に行きますんでそれでは。」

 

「あぁ。」

 

 

そう言って足早にこの場を去ることにした。

生徒会長は、この世界線でもまともだと思っていたんだけれどなぁ。

 

 

 

 

 

「…」

 

「あっ会長こちらにいらしたんですか。」

 

「橘か。」

 

「どうされたのですか?何か書類に不備が?」

 

「いや問題ない。では、俺たちも向かうとしよう。」

 

「はい。」

 

 

 

「橘」

 

「はいなんですか?」

 

「俺は、どうやらシスコンのようだ。」

 

「はい…はい!?」

 

 

 

俺の知らないところでこんなやりとりがあったそうな。

 

 

 

 

 

 

────────────────────────────────────────────

 

 

舞台は変わって体育館。

あの現場から逃げるようにきたわけだが、もうすでに色んな生徒でごった返している。

 

何とか綾小路と堀北の後ろ姿を発見したが、あまりにも人が多いので合流できるわけもなく壁にもたれかかって説明を聞くことにする。

 

 

特筆すべきものがないように見えたが、帰宅部の説明もあった。…必要かそれ?

帰宅タイムアタックを月一でやって掲示板に記録がのるとか、この学校大丈夫かなと不安になる。

 

 

そんなこんなで部活動説明も終わり、最後の生徒会の説明だけとなった。

 

壇上には、先程アホみたいな問答をした生徒会長がいた。

俺に気付いたのか手を振ってきたので軽く会釈をしといた。

 

生徒会長は、原作同様に沈黙を貫いていた。

 

他の生徒が「カンペ忘れたんですかー」とか「頑張ってくださーい。」などのヤジを飛ばしていた。

こういうノリは、ここでもあるんだなと思っていた生徒会の人たちが会長の近くに瓦を持って来ていた。

みんなが疑問を覚えながら、その様子見守っていると用意できたのか生徒会長は、その瓦のところに歩き、呼吸を整え瓦を割った。20枚を一気にである。

 

 

あまりの出来事にみんなが固まっていると生徒会長がマイクの前に戻り声を出した。

 

 

「はい皆さんが黙るまでの間に私は、瓦を割ることができました。」

 

いや、パワープレイが過ぎるだろ!!

そりゃみんな黙りますよ。

 

「私は、生徒会長の堀北学と申します。

生徒会に入りたい場合、私、もしくは副会長が面接をすることになります。

なにを成したいか、何のために生徒会を入るのかしっかりと自分の考えをぶつけに来てもらいたく思います。

以上で生徒会の挨拶を終わります。」

 

 

拍手すらないまま横にはける生徒会長、うんみんな瓦割りの衝撃で何一つ頭に入ってない思うんだが。

 

「…あっ、い、以上で部活動説明会を終わります。入部を希望される方は、外にいる先生から入部申請書を受け取り入部したい部活に提出してください。」

 

 

うん橘先輩も思考停止してたな。生徒会長、確実にこれをやること言ってなかったんだろうなあ。

お茶目というかハジケリストにでもなったのか。

 

 

 

────────────────────────────────────────────

 

 

「だからお前らもバスケしようぜ。」

 

 

あの後、すぐに綾小路と合流した。堀北は、足早に帰っていった。兄を一目見ることが目的だったらしい。

それで綾小路と寮に帰ろうとした時に3バカに阻まれた。3バカというよりか、須藤に止められたというべきだろう。

 

どうやら須藤は、池も山内もバスケをしようと誘っていたみたいだが、いい反応が返ってこないので俺と綾小路も巻き添えにすればなんとかなると思ったらしい。

 

 

「なあ、綾小路も黒凪もバスケやろうぜ。」

 

「すまないなオレは、部活に入るつもりはないな。」

 

「すまんな俺も、やる気ないわ。」

 

すまんな須藤、愛里と一緒に過ごせる時間を多くとられたくないのでね。

 

 

「なんでバスケしたくないんだよおまえら。」

 

「いやーだって俺は、勉強とかしてるし。」

 

「俺は、リハビリ中だしちょっとな。」

 

 

などと池と山内は、あからさま嘘の理由を並べている。…そのうち平田にどやされるぞ。

 

「なあ綾小路と黒凪は、なんでバスケしないんだよ。」

 

 

 

今度は、俺たちに矛先を向けてきた。

 

 

「オレは、未経験だし足を引っ張りそうだしな。」

 

「俺は、部活するくらいなら愛里とデートしたいから。」

 

 

「綾小路は、見た感じ身体鍛えてあるから、入ってから覚えたら十分だって。黒凪は…あぁ幸せになれよちくしょうめ。」

 

 

こうやって祝福できる時点で、この世界線の須藤は、根は善人でマトモなのかもしれない。今だって拳に力は入っているだろうけど、振り上げる素振りもないし。

 

まあ俺の発言で池と山内から血涙でも出るんじゃないかという勢いで睨まれているし。

祝福してもらったお礼に助け船でもだすか。

 

 

「なあ須藤お前がバスケが好きなのは、理解してるが今のお前には…アピールポイントが足りない。」

 

「なんだアピールポイントって。」

 

「お前は、バスケよく知っている。だが俺たちは、よく知らない。

だからどういったところに楽しさや面白さを感じるかがわからないんだ。

現にお前は、ただ闇雲に誘っているだけだ。」

 

「…なるほどな。」

 

「だからお前自身の言葉で楽しさを共感させることができたなら、入ってくれるかも知れないぞ。」

 

「…わかったちょっと考えてみる。」

 

 

そう言って須藤は、腕を組み必死こいて考え始めた。…知恵熱とかでないよな。

静寂になりみんなが須藤の答えを待っていた。

唸り声を出してる須藤は、答えをだせるのか。

 

 

 

 

 

「あー…うーん…バスケはいいぞ!」

 

「語彙力皆無やないかい!!」

 

 

全然だめじゃねか!!

残念ながらこの世界線でも頭は、足りてないようだった。

 

 

そんなこんなで男子高校生らしいやりとりをして俺は、帰路についた。

 

なんだかんだギャグ時空な世界線でも青春出来ているなと思う俺なのであった。

 

 

 

 

 

…まあまだ2日目なんだがな。

 

 

 





あとがきらしいんですよこれ

どうも前回のあらすじとあとがきでふざけ倒す作者です。

基本的に1話5000文字程度になるかなと書いてる内にこのボケいれようこんなことを書こうとかしてるうちに軽々とオーバーしている現状です。いいことだと思うけどね。


さて次回から3話ほどDクラスの中心人物の掘り下げ回になると思います。

次回もお楽しみに。

他ヒロインというIFルート…見たいのは?

  • 堀北鈴音
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