「感想戦がしたい?」
「ええ。昨日の十代とのデュエルについて」
明日香に放課後話がしたいと言われてブルー寮のラウンジにて一緒に座ると、昨日のデュエルの話をされた。
どうやら以前やった十代vs万丈目の感想戦がいたく気に入ったようだ。
「そうだなぁ……ちょっとディスク貸してくれる?」
「デュエルディスクを? 少し待っていてもらえるかしら」
明日香に部屋に戻ってデュエルディスクをとってきてもらい、PDAと接続してデュエルの内容をインストールする。
便利なものだねと2人で話していると、読み込みが完了。早速リプレイを行う。
「昨日のデュエル、ポイントは《フュージョン・ゲート》だね」
「《フュージョン・ゲート》……十代の使ったフィールド魔法ね」
十代がフレイム・ウィングマンを融合召喚するところまで進める。
発動したフィールド魔法《フュージョン・ゲート》により、フェイバリットカードが召喚されていた場面だ。
「《融合》と違って《フュージョン・ゲート》は発動してしまえば何度でも使えるカードだ。融合素材のモンスターは除外されてしまうから《融合》以上に息切れがしやすいけど、短期決戦には持ってこいのカードだね」
「手札に《融合》がなくても、モンスターがいれば使える……便利なカードだわ」
手札や墓地のアドバンテージと引き換えに圧倒的な攻めのプレッシャーを与えるフィールド魔法。
上手く使えば、十代がやったように大逆転を狙えるだろう。
「明日香は手札に余裕があったから、まず攻撃に対してもっと構えるべきだったね。《サイバー・ブレイダー》の効果に頼りすぎちゃった印象だよ」
「うっ……そうね。その通りだわ」
《サイバー・ブレイダー》は1対1での戦闘ならば決して負けないモンスターだ。
その効果を過信しすぎたのが敗北の理由でもある。
「でも正直見てた側からすると、明日香も十代も明らかに手札が攻めに寄っていたよね。お互いにリバースカード全然セットしないし」
「ええ。私は《サイバー・ブレイダー》を強化して攻める構成の手札だったわ」
「十代は《フュージョン・ゲート》で一気に攻める構成……あと1ターンしのげば、息切れさせて勝てたかもだね」
そう話すと、難しいわね……と頭に手をやる。
そうだと三日月は腰のデッキケースから愛用のデッキを取り出してテーブルに置く。
「今の反省をした上でデュエルしてみよう。そうすれば覚えていくよ」
「え、その……いいのかしら」
明日香は眉尻を下げていそいそとデッキを用意する。
こんなところで現役プロの指南デュエルだ。すごく嬉しいが、こんな簡単にやっていいのかと何となく不安もあった。
「別にいいでしょ。お互いアカデミア生なんだから」
「そう、ね……それで、どこでやるの?」
「ここ」
そう言ってテーブルを指さす。
え、と声が漏れた。
「テーブルデュエル。確認する時はこっちのほうがいいよ」
「………」
「どうかした?」
「……なんでもないわ」
アヌビスプロたる三日月との初デュエルがまさかのテーブル上。
思わずがっくりきてしまったが、好意で指南してくれるというのだから断れない。
ただ、その雰囲気を感じ取ったらしい。ああと三日月は声を漏らす。
「初デュエルはもっとしっかりのほうがいいよね」
「! ええ、そうね!」
「そうだなぁ、それじゃあ……おっ」
きょろきょろと周りを見回すと、ももえとジュンコが2人でこちらをじっと見ている。
何してるんだと思いつつ手招きすると、何故か不満そうにしてこちらへ近づいてきた。
「なんですの?」
「何?」
「ええ、なんで怒ってるの……まあいいや、実はね」
かくかくしかじか。
先ほどの話とデュエル相手が欲しい話をすると、2人はそういうことかと頷いた。
「明日香様のためならお手伝いしますわ~」
「アタシも手伝うからね!」
「ありがとう。じゃあよろしく」
席を代わると、じゃあ先に私がとジュンコが腰かける。
デッキを取り出して早速テーブルデュエルがスタート。この気軽さと確認のしやすさがテーブルでのいいところだ。
「じゃあ私の先行。ドローするわ。手札から《ブレード・スケーター》を攻撃表示で召喚。カードを1枚伏せてターン終了よ」
《ブレード・スケーター》
星4/地属性/戦士族
攻1400/守1500
「じゃ、アタシのターンドロー。えーっと、まずはフィールド魔法《海》を発動ね」
「《海》か。いいね、すごくマッチしてる」
フィールド魔法に泣かされた明日香に、ジュンコのデッキはとてもマッチしている。
《海》を使っただけで称賛され、思わず照れるジュンコは勢いそのままにカードを手に取る。
「アタシは《マーメイド・ナイト》を召喚。《海》の効果で水族の《マーメイド・ナイト》は攻撃力・守備力が200ポイントアップ」
《マーメイド・ナイト》
攻1500/守800 → 攻1700/守1000
「攻撃力が1700になるのね」
「明日香、テキスト確認したほうがいいよ」
「え……ジュンコ、見せてもらってもいいかしら」
「はい、どうぞ!」
明日香は《マーメイド・ナイト》の効果を確認すると、さっと顔色を変える。
それもそのはず。《マーメイド・ナイト》はフィールドに《海》がある時、2回攻撃できるようになるのだ。
《ブレード・スケーター》を破壊されたあげくにダイレクトアタックとなっては、流石に困ってしまう。
「ありがとうジュンコ……リバースカード、速攻魔法《サイクロン》を発動。《海》を破壊するわね」
「あっ、もう。とりあえず《マーメイド・ナイト》で《ブレード・スケーター》を攻撃っ」
「ええ。100ポイントのダメージね」
明日香 LP4000 → 3900
「これでターンエンド」
「淡々と進みますわね~」
「テーブルデュエルの特徴だね。熱くなれない分、しっかり手札もフィールドも、墓地だって確認できる。ももえも小さい頃はそうだったでしょ?」
明日香の言葉にももえは頷く。
デュエルディスクを持っていなかったときは、みんなテーブルで遊んでいたのだから。
歳を重ねてデュエルディスクが一般的になってからは、やらなくなってしまった。
しかしこうやって見ると、中々どうして、いいものである。
「私のターン、ドロー。そうね、私は魔法カード《戦士の生還》を発動するわ。墓地の戦士族モンスターを1体手札に加える。《ブレード・スケーター》を手札に」
「せっかく倒したのに……」
「ふふ。もっと強くして出すわよ。手札から《融合》を発動。手札の《ブレード・スケーター》と《エトワール・サイバー》を融合して、《サイバー・ブレイダー》を特殊召喚」
《エトワール・サイバー》
星4/地属性/戦士族
攻1200/守1600
《サイバー・ブレイダー》
星6/地属性/戦士族・融合
攻2100/守800
「まずはバトルよ。《サイバー・ブレイダー》で《マーメイド・ナイト》を攻撃するわ」
「うっ……はい。600ポイント受けるわね」
ジュンコ LP4000 → 3400
「……少し考えてもいい?」
「どうぞ!」
明日香はジュンコのフィールドを更地にすると、手札を見て考え出す。
先ほどの反省を生かしたプレイングを思考しているのだろう。
三日月は手札と墓地の状況を確認しながら見守っている。
「そうね……カードを2枚伏せて、ターンエンドよ」
「はい。アタシのターン、ドロー」
明日香は手札を全て伏せた。
ジュンコは何かありそうだと思いつつカードを引く。
伏せカードをどうにかするカードは手札に無いため、罠を承知で進むしかない。
「んー……フィールド魔法、《海》を発動するわ」
「また……わかったわ」
「そして《水陸両用バグロス Mkー3》を召喚っ!」
ジュンコが召喚したのは潜水艦らしきモンスター。
明日香はそれを眺めて、ふと考えたのかテキストを確認した。
《水陸両用バグロス Mkー3》
星4/水属性/機械族
攻1500/守1300
「《海》がある時、ダイレクトアタックできるのね。戦闘破壊されない《サイバー・ブレイダー》を上手にいなしているわ」
「はい! というわけでバトルフェイズ。バグロスでダイレクトアタック!」
「わかったわ。1500ポイントダメージ……」
「いや、《海》は機械族モンスターの攻撃力を下げるから1300ポイントだね」
え?
ジュンコはガバッと顔を上げて三日月を見る。
苦笑いしながら《海》を指さすと、ジュンコは慌てて確認した。
「……そーか。デュエルディスクだと自動で計算してくれるから」
「《海》が必要なのに、攻撃力が下がってしまうのですね」
「中々どうして……ま、ダイレクトアタックはできてるし、プラスだと考えよう。フィールドを見るとジュンコのカードチョイスは悪くないからね」
《水陸両用バグロス Mkー3》
攻1500/守1300 → 攻1300/守1100
明日香 LP3900 → 2600
「ちょっとがっかりね。カードを1枚伏せてターンエンド」
「反省して次に活かしましょう。私のターン、ドロー」
明日香は1枚カードを引くと、ジュンコのリバースカードを睨む。
カード1枚でひっくり返るのは経験済みだし、自分でもやったことがある。
少し悩んでいると、それを見ていたももえが三日月を見た。
「攻撃ではだめなんですか?」
「うーん、時と場合によるかな。それじゃあプロとしてアドバイスしようか」
そう話すと、明日香とジュンコは顔を上げる。
周りでチラチラ様子を見ていた他のブルー生たちも思わず目と耳を向けた。
「有利な時ほどリスクをとらず、不利な時ほどリスクをとる。これが攻防の基本だよ」
「リスク……有利な時は、大きく動かないほうがいいってことかしら」
「フィールドに何もないなら強気でもいいけど、基本的には自分から不利になるような動きをしないことが大事なんだよね。でも、不利な時はリスクがあっても攻め込まなきゃ負けてしまう。このバランスが大事なんだよ」
バランス……明日香は手札とフィールドをよく見る。
ジュンコは手札が2枚にリバースカードが1枚。明日香は手札が1枚にリバースカードが2枚。モンスターはお互い1枚ずつ。
《サイバー・ブレイダー》は《水陸両用バグロス Mkー3》に攻撃力で勝っているが、バグロスは交戦せずにダイレクトアタックしてくる。
もしかして、と明日香は考えた。
「……不利なのかしら、私って」
「え、そうなの?」
「そうなのですか?」
「不利じゃないと思うけど決して有利ではないね。不利だと感じているなら、大きなアクションが必要だ。どうする?」
三日月が促すと、明日香は手札とリバースカードを改めて確認する。
少し考えて、頷いた。
「バトルフェイズに入るわ。《サイバー・ブレイダー》で《水陸両用バグロス Mkー3》を攻撃」
「……はい」
バグロスを墓地へと送るジュンコ。
攻撃が通り、明日香は思わずホッと息を吐く。
ジュンコ LP3400 → 2600
「私はターンエンドよ」
「じゃあアタシのターン、ドロー。ううん……どーしよう」
ジュンコは手札と《サイバー・ブレイダー》を見ながらうんうん唸っている。
どうやら対処できないようだ。しかし、先ほどのバグロスを見るに一応対策は立てているようだが。
「ジュンコさんは明日香様の隣でデュエルを見ています。《サイバー・ブレイダー》を見て対策するのは当たり前ですわ」
「確かに。ただ、今はちょっと困ってるみたいだけど」
「ももえ、三日月、ちょっと静かにしてよ!」
ジュンコに怒られ思わず肩をすくめる2人。
悩んだ末に手札からカードを1枚取り出す。
「魔法カード《サルベージ》を発動。墓地の水属性で攻撃力が1500以下のモンスターを2体手札に。《マーメイド・ナイト》と《水陸両用バグロス Mkー3》を回収っと」
「またあの2体が……でも、《サイバー・ブレイダー》がいるわ」
明日香がやや慢心している。確かに今は有利だ。
ということは、相手がビッグアクションをするということである。
「《マーメイド・ナイト》を攻撃表示で召喚して、装備魔法《悪魔のくちづけ》を《マーメイド・ナイト》に装備!」
「いいね。《海》と《悪魔のくちづけ》で《マーメイド・ナイト》の攻撃力は900ポイントアップしてる。2400だ」
《マーメイド・ナイト》
攻1500/守800 → 攻2400/守1000
しかも2回攻撃。戦闘で破壊することはできずとも、ダメージを与えることはできる。
ジュンコはヨシ! と自信を見せてすぐさまバトルフェイズに。
「《マーメイド・ナイト》で《サイバー・ブレイダー》に攻撃! 続けてもう1回!」
「……どちらも受けるわ」
明日香 LP2600 → 2300 → 2000
「結構いいんじゃない、アタシ? これでターンエンド」
「やるわね、ジュンコ。私のターン、ドロー」
胸を張って調子に乗っているジュンコを見ながら笑い、ドローする明日香。
引いたカードを見てあっと声が漏れる。
「装備魔法《フュージョン・ウェポン》を《サイバー・ブレイダー》に装備するわ。これで攻撃力が1500ポイントアップ」
「ええーっ!? そんなぁ!」
《サイバー・ブレイダー》
攻2100 → 3600
あまりにもな展開に、思わずみんなで笑ってしまう。
ジュンコは困っているので涙目で睨んでくるが。
「《サイバー・ブレイダー》で《マーメイド・ナイト》を攻撃するわ」
「うう……しょーがないわね」
ジュンコ LP2600 → 1400
攻撃力が3600となった《サイバー・ブレイダー》に鎧袖一触されてしまうジュンコ。
ダメージは大きく、一気に不利に。
「《悪魔のくちづけ》の効果は使う?」
「んー、使わない! 700ポイントアップじゃ明日香さんの《サイバー・ブレイダー》と戦えないし」
《悪魔のくちづけ》はフィールドから墓地へ送られた時、ライフポイントを500支払うとデッキの上に戻せる。
しかし、この状況では意味がないと判断したのか効果は使わず。
三日月は少し目を細めてその判断をチェックする。
「アタシのターン、ドロー。やったー! 私は魔法カード《大嵐》を発動! 魔法罠カードを全て破壊っ!」
「ここで……!」
ジュンコはドローした《大嵐》をそのまま叩きつける。
明日香は苦し気な様子で3枚のカードを墓地へ。
《フュージョン・ウェポン》とセットされていた2枚。《融合》と《ドゥーブルパッセ》だ。
ジュンコは《海》とセットカードの《闇の取引》。
「2人ともいいセットカードだね。使えなかったけど、使わせなかったとも言えるし」
「《ドゥーブルパッセ》はわかりますわ。でも、《闇の取引》は見たことありませんわね」
ジュンコが墓地に送った罠カードを見て、くちびるに人差し指を当てるももえ。
確かに珍しいカードではあるが、明日香に刺さっている1枚だ。
「《闇の取引》は、相手の通常魔法の効果を『相手はランダムに手札を1枚捨てる』っていう効果に変える罠カードだね。ライフを1000ポイント支払わなきゃいけないんだけど」
「そう! 最近みんな《融合》使うから、いーカードじゃない?」
「ええ、とてもいいカードね。今回は手札に《融合》が2枚あったから、もし使われていても大丈夫だったけど」
「そういえば、《融合》をセットされていましたわ」
カードを2枚伏せることで相手を警戒させるブラフというテクニックだ。ジュンコにはあまり効かなかったが、有効な策である。
反省を活かしたプレイングだろう。
「《ドゥーブルパッセ》を使えれば勝てたのだけど、《マーメイド・ナイト》の2回攻撃を止めれなくて」
「使ってたらダメージが大きすぎて負けてたからね……2人ともいいプレイだ。さ、続きをどうぞ」
「そーね、じゃー……あっ、《海》が……」
改めてメインフェイズをプレイしようとしたところで、自らの《大嵐》で《海》が流されたことに気づいたジュンコ。
手札にはバグロスという《海》がなければ効果のないモンスターを抱えている。《サイバー・ブレイダー》には単身で対抗できない。
もう1枚の手札では、突破することはできないようだ。
「うー……《水陸両用バグロス Mkー3》を守備表示で召喚。カードを1枚セットしてターンエンド」
「私のターン、ドロー。あら」
苦し紛れのバグロス守備表示。ジュンコの劣勢を他所に、軽やかなドローと共に有効なカードを引いたらしい明日香。
「《エトワール・サイバー》を攻撃表示で召喚」
「《エトワール・サイバー》……あっ」
「このカードはダイレクトアタックする時、攻撃力が500ポイントアップする効果を持ってるわ。バトルフェイズに入って、《サイバー・ブレイダー》でバグロスを攻撃。《エトワール・サイバー》でダイレクトアタック」
リバースカードがあるものの、速やかに攻撃へと移る明日香。
特に何もなかったようで、そのままバグロスはやられ、ダイレクトアタックも通った。
ジュンコ LP1400 → 0
「あー! 負けたーっ」
「惜しかったですわ、ジュンコさん」
「ええ、いいデュエルだったわ」
ジュンコは机に突っ伏して悔しがる。2人が慰めているが、いいデュエルだったのは三日月も同感で頷いている。
「結果論だけど、ジュンコ勝ってたよ」
「えー? ウソついてないでしょーね」
「ホントホント。ちょっとカード貸してね」
三日月がカードを整理してフィールドを整える。
明日香が《フュージョン・ウェポン》を装備した《サイバー・ブレイダー》で《悪魔のくちづけ》を装備したバグロスに攻撃したシーンになっていた。
「ここで《悪魔のくちづけ》をデッキトップに戻して、次のターンバグロスを召喚してつけてたら2000ポイントのダイレクトアタックになるね。明日香のライフは丁度2000ポイントだったから、ピッタリだ」
「……ホントだ」
「危なかったのね……何度も攻撃を通していたから、リバースカードがブラフだってバレていると思っていたわ」
「少しだけ強気にプレイできれば勝敗が違ったシーンだね。不利な時ほどリスクをとる。苦しい時は大胆なことが正解になるんだ」
感想戦で指摘すると、ジュンコはふぅーと息を吐き、眉を吊り上げてフィールドを睨む。
そしてポツリと一言。
「……難しー」
「難しいものだよ、デュエルだもの」
「ふふ、そうね」
先日のデュエルの反省を活かしたテーブルデュエル。
明日香は満足いく結果だったようで嬉しそうだ。
この後あーでもないこーでもないとジュンコとももえを加えたデュエルタクティクス講習が始まるのだが、それは別のお話。
今日の最強カードは、《サイバー・ブレイダー》だ!
《サイバー・ブレイダー》
星6/地属性/戦士族・融合
攻2100/守800
エトワール・サイバー+ブレード・スケーター
相手モンスターの数で効果が変わる
サイバー・ブレイダーは相手モンスターの数で効果が変わるぜ!
1体だけなら、攻撃力が2倍になるんだ!
1体1なら誰にだって負けない強さを秘めてるぞ!