「ふぅ」
デュエルアカデミアで何度目かの夜。三日月はゆっくりと息を吐いて夜空を見上げる。
学生として入学したものの、プロとして授業を任されている彼は充実した疲れがあった。
仲のいい友人たちとの生活。プロとしての講義。そしてデュエル。
若くしてプロの世界へと踏み込んだ彼にとって、普通の学生生活は逆に刺激的だ。
「今日も一日よく頑張ったねぇ」
手に持つカードを見て話しかける。
融合モンスター《砂の魔女》。彼のフェイバリットカードだ。
「世話になってるよ、ホント」
「……何をしているのかしら」
カードへ話しかけている彼を見て、後ろから声をかける生徒が。
振り向いた彼は明日香が怪訝そうな顔で見ているのに気付き、失礼と呟いて《砂の魔女》をデッキへ戻した。
「どうしたのさ、こんな夜に」
「それはこっちのセリフよ」
「僕は疲れたなぁと思って空を見てただけ。明日香は……」
三日月が視線を落とす。その先には明日香が手に持っているバラが一輪。
告白ではないと速攻で断じたため、何やら訳ありなのだろうと雰囲気で察する。
「……お見舞い?」
「……違う、とも言い切れないわね」
眉尻を下げて困ったように笑う。
明日香はここから立ち去りたいという気持ちが強いのか、そわそわしている。
三日月は顎に手をやり少し考えて。
「送ろうか?」
そう話した。夜分遅くに出かけるのだ。
目的地を知らないにせよ、1人というのは危ない。普段から話す仲である。他の生徒より気にかけていた。
「いえ、私は別に……」
「なら部屋に戻ろう。元気ないみたいだしさ」
いつもの明日香と違い、強気な部分が見られない。少し強引に止めてみる。
心配だよと三日月が眉尻を下げると、明日香は観念したのか肩を落としてため息を1つ。
「わかったわ……じゃあ、一緒に来てくれる?」
「いいよ。悪いね」
「いいわよ……気がまぎれるもの」
落ち込んだ様子の明日香を伴い、三日月は外へと足を運ぶ。
寮の中から見守っていたジュンコとももえに手を振って大丈夫だとこっそりアピールするのだった。
やってきたのはアカデミア内にある廃寮。こんなところがあるのかと三日月は驚いた。
森の中で明らかに怪しい雰囲気を醸し出している。手に持っている懐中電灯で照らすと、少し古ぼけた寮の姿が見える。
規制のためロープがかかった門の前に、明日香はバラを置く。
「こんなところがあったんだね」
「今は使われていない廃寮よ。ここで何人もの生徒が行方不明になったの」
行方不明。そんな怪談かなにかじゃあるまいしと思って明日香を見るが、彼女の表情は真剣そのもの。
どうやら本当にあったことのようだ。
「……何があったんだ」
「わからないわ。でも、実際に起きたことなの」
そう言って眉尻を下げて俯く。
ここまで落ち込むということは……。
「知り合い、いたの?」
「……兄よ」
行方不明者はお兄さんだったようだ。
思わず口元に手を当ててしまう。なんということなのだろう。
明日香に何か声をかけてあげたいが、何も言えず。
その間に明日香は立ち上がってブルー寮へ戻り始める。三日月はその背中を追いかけようとした。
「……ん?」
「どうしたの?」
三日月は首筋の裏にピリリと何かを感じ、振り向く。
明日香も彼の雰囲気に思わず振り向いた。
すると、遠くから光が近づいてくる。人だ。
「誰だ……? 1人じゃない」
「ここには先生も見回りに来ないわ……怪しい」
明日香はキッと眉を吊り上げて光に向かって進んでいく。
オイオイとため息を吐きながらもその後をついていくと、うぎゃー! と叫び声が。
「あなたたち、何しているの!」
「あ、明日香?」
そこにいたのは十代、翔、隼人。オシリスレッド3人衆だ。
またぞろおかしなことをしにきたのだろうか。三日月は深くため息を吐く。
話を聞いてみると、どうやら寮で怪談を楽しんでいたところ、参加してきた寮長の先生にこの廃寮について聞いたらしい。
それで面白そうだということで来たようだが……怒りの表情を消さない明日香と、話を聞いているので笑えない三日月。
本当に行方不明者が出ていて、明日香の兄もその1人だと話す。そして、早く帰った方がいいと忠告した上で2人はその場を離れた。
「……帰ると思う?」
「……思わないわ」
心配で木の陰から3人の様子を覗いていると、やはりと言うべきか。十代たちは少し気まずそうにしながらも寮の中へ入っていった。
思わずため息を吐く2人。
「もう遅いし、帰ろう」
「そうね……心配だけど」
どうしたものかと後ろを向いて帰ろうとしたその時。
スッと現れた黒いコートを身にまとう大男。
「……フッ」
少しニヤけたかと思うと、明日香に向かって手を伸ばす。
「おいコラ」
「ぬぅ!?」
しかし咄嗟に放った三日月のローキックを打ちこまれて思わず下がる。
すぐさま明日香を自分の背後に追いやって対峙した2人。
ジッとにらみ合うこと数秒。お互いに「あ」と口を開く。
「タイタン!」
「アヌビスプロ!」
同時に指さし、名前を呼び合う。
あまりにも謎すぎる状況に、明日香はキョトンと目を丸くするのだった。
◆ ◆ ◆
ところ変わって廃寮の中。
十代たちは探検を楽しんでいた。
少し前まで使われていた寮のため、特段怪しかったり古かったりするものはないが、雰囲気が恐ろしいものだと感じているためお化け屋敷のような面白さだ。
千年アイテムについて描かれたものは雰囲気を出していた。これが例の、と3人は楽し気に見ていた。
そして見つけた恐らく明日香のお兄さんの写真。「FUBUKI 10JOIN」と書かれている。
本当にここで……思わず戦慄するオシリスレッドたち。
そんなことを思っていた矢先。
「きゃあーーーー!!!!」
女の子の叫び声が。
この声は……!?
「アニキ、今の声って……!」
「うん! 行こう!」
声がしたほうへ走って行くと、寮のホールへたどり着く。
そこに落ちていたのは明日香の使用しているカード《エトワール・サイバー》。
床には奥の方へと引きずっていった跡が。
「あっちに引きずった跡があるんだな!」
「明日香!」
3人は奥へ奥へと走って行く。
たどり着いた先は洞窟の中。
そして辺り一面に撒かれた煙。その中から、ぶわりと立ち上がる大男。
「ようこそ、遊城十代」
「誰だキサマは!」
「我が名はタイタン。闇のデュエリスト……」
そう話す彼の後ろにはおどろおどろしい棺桶と、その中で眠る明日香の姿が。
それに気づいた十代は、眉を吊り上げてタイタンを睨む。
「何が目的だ! 明日香に何をした!」
「フン、我は闇のゲームを操るもの。ここは何人たりとも入ってはならない禁断の領域。我はその誓いを破るものに、制裁を下す」
そう言ってタイタンは体と左腕に纏っているデュエルコート――デュエルディスクを体に装着するバージョンのもの――の状態を確かめ、手に力を込める。
十代はこの寮で起きた事件はこいつのせいだと思い、デュエルを挑むべくデッキを用意する。隣で隼人が鞄からディスクを取り出した。
「明日香はかえしてもらうぜ!」
「私に闇のゲームで勝てるものならな……遊城十代」
互いにデッキの準備が完了する。
コートとディスクを起動して、にらみ合った。
「「デュエル!」」
タイタン LP4000
十代 LP4000
「先手は取らせてもらう、ドロー。私は《インフェルノクインデーモン》を攻撃表示で召喚!」
現れたのはマントのようなものを身にまとったデーモン。
非力そうに見える肉体だが、怪しげな雰囲気を見せている。
《インフェルノクインデーモン》
星4/炎属性/悪魔族
攻900/守1500
「【デーモン】デッキ!」
「このカードがフィールドに存在する限り、スタンバイフェイズ毎に私のデーモン1体の攻撃力をエンドフェイズまで1000ポイントアップする」
《インフェルノクインデーモン》はギャアアと耳障りな叫びを上げながら威嚇する。
攻撃力アップは1000ポイント。エンドフェイズまでとはいえ破格の効果だ。
「【デーモン】デッキは強力だ! だが、そのためにスタンバイフェイズ毎にライフを払い続けるっていうでっかい代償があるぜ!」
十代は【デーモン】に詳しいようで、そのデメリットを把握していた。
デーモンモンスターたちは、強力な効果や攻撃力を持つ代わりに、スタンバイフェイズにライフを支払わなければならないデメリットを持つ。
《インフェルノクインデーモン》も同様で、自分のスタンバイフェイズにライフを500ポイント支払う効果を持っている。
「フフフ、代償だと? そんなものは必要ないのだよ、このカードの前ではなぁ……」
そう言ってタイタンは魔法カードを発動する。
フィールドに悪魔の像が出現し、床も恐ろしい骨と皮のステージに。
「さしずめ、地獄の一丁目とでも言おうか。フィールド魔法《万魔殿-悪魔の巣窟-》を発動した」
「パンディモニウム……?」
「このカードが存在する限り、デーモンの代償を払わなくてもよい。さらに、戦闘以外でデーモンが破壊された時、転生する効果を持つ」
《
攻撃では《インフェルノクインデーモン》が、守備では《
いかに【デーモン】デッキが強力なのかがわかる状況だ。
「私はこれでターンエンド……この娘が気になるなら、目に入れないようにしてやろう」
タイタンは十代たちが明日香を気にしているのに気付く。
タイタンが手をやると、棺桶が閉まって地中へと封じられる。
卑怯だなんだと翔や隼人から非難を浴びるが、タイタンは不敵な笑みを浮かべていた。
「俺が勝てばいいんだ! ドロー!」
「スタンバイフェイズ、《インフェルノクインデーモン》の効果だ。このカードの攻撃力を1000ポイントアップゥ!」
十代がカードをドローするものの、彼には珍しく手札が芳しくない。
《インフェルノクインデーモン》は自身の効果によって攻撃力が1900になってしまい、十代の手札では倒すことができない状況だ。
《インフェルノクインデーモン》
攻900 → 1900
「俺は《
現れたのは十代のメインヒーローフェザーマン。
颯爽と現れ、デーモンと対峙する。
《
星3/風属性/戦士族
攻1000/守1000
「カードを2枚伏せて、ターンエンドだ!」
リバースカードを2枚セットしてターンを返す。
攻撃でダメなら罠カードだと十代は気持ちを切り替える。
エンドフェイズに《インフェルノクインデーモン》の攻撃力は元に戻った。
「私のターン、ドロー。まずは《インフェルノクインデーモン》の効果だ。《
スタンバイフェイズに《インフェルノクインデーモン》の効果によってライフの支払いの攻撃力アップが発生。
万魔殿の効果によってライフコストはなく、攻撃力アップだけが発動した。
《インフェルノクインデーモン》
攻900 → 1900
「さらに《ジェノサイドキングデーモン》の効果だぁ……このカードはフィールドにデーモンがいなければ召喚することはできない。私のフィールドには《インフェルノクインデーモン》が存在するため、このカードを召喚できる!」
タイタンはさらに強力なデーモンを召喚した。大きな剣を持った強大なデーモンだ。
《インフェルノクインデーモン》以上の存在感と迫力をまざまざと見せつけてくる。
《ジェノサイドキングデーモン》
星4/闇属性/悪魔族
攻2000/守1500
「行くぞ、遊城十代! 《ジェノサイドキングデーモン》でフェザーマンを攻撃! 炸裂! 五臓六腑ゥ!」
《ジェノサイドキングデーモン》の胸が裂け、内臓を蟲へと変えて襲い掛かる! 手に持っている剣は飾りのようだ。
十代は慌てずにリバースカードを発動した。
「リバースカードオープン! 《異次元トンネルーミラーゲートー》! 俺のヒーローが攻撃された時、お互いのモンスターを入れ替えて戦闘するぜ!」
フェザーマンの前に鏡のようなきらめきの波紋が発生する。
これで1度ダメージを与えて……と十代は考えていたが、タイタンはフッと笑う。
「甘いな。貴様が攻撃に対して罠カードを発動することは読んでいたぞ」
「何っ!?」
「教えてやろう、デーモンの恐ろしさをォ! 《ジェノサイドキングデーモン》の効果発動!」
万魔殿の床にあるマグマか何かから球が6つ飛びだしてくる。
1から6まで描かれた球である。
「デーモンは効果の対象となったとき、ダイスを振る。そして2か5が出た場合、無効にして破壊する効果を持つ。今回は、このルーレットを使わせてもらおう……イカサマなどはしない」
タイタンは何故か背後を気にしつつ効果を起動。
ルーレットの球が炎をまとい、1から2、2から3と移り変わる。
翔と隼人が思わず息をのんで見つめると、炎が止まる。示す数字は、2。
「ルーレットは2だァ……これによって、ミラーゲートを無効にして破壊!」
「うぅっ!」
十代が発動したミラーゲートは無効にされた。これによって《ジェノサイドキングデーモン》の攻撃はそのまま通ることになる。
蟲はフェザーマンの体中を切り裂き、耐えきれずに光となって消えた。
十代 LP4000 → 3000
「だったら、ここで罠発動だ! 《ヒーロー・シグナル》! 俺のモンスターが戦闘で破壊された時、手札かデッキからレベル4以下の新たなヒーローを特殊召喚するぜ! 出でよ! 《E・HERO クレイマン》! 守備表示だ!」
フェザーマンの意志を継いで現れたのは土くれのヒーロークレイマン。
両手を上げてオォー! と気合をいれ、腕を交差して防御を固めた。
《
星4/地属性/戦士族
攻800/守2000
「よっしゃー!」
「これで追撃は受けないんだぞ!」
翔と隼人がクレイマンの登場で盛り上がる。
しかし、タイタンの狙いは別のところに合った。
「それはどうかな……これは闇のゲームだ」
タイタンは懐から何かを取り出すと、十代へ見せる。
それは決闘王を知るものならよく見たことのあるもの。
千年パズルだ。
十代たちは何だとそれを見つめると、千年パズルのウジャト眼から光が放たれる!
「消えてゆく……お前の体が、ライフポイントの減少と共にな……」
光がおさまると、翔と隼人は目を見開いた。
十代の体が少しだが消えている!
「アニキィ!?」
「十代!」
「俺の体が……!」
「小僧、言っただろう……既に闇のゲームは始まっているのだ。見えるだろう、黒い霧が。重苦しい黒い霧が……苦しくなってきた、ぬぅ!?」
辺りに黒い霧が立ち込め、翔と隼人が苦しそうにし始めたところで。
タイタンは自信たっぷりに演技がかって話そうとしたところで、突然片膝を折る。
なんだと思っていると、背後をチラリと睨むと十代に向き直ると、ンンと咳払いを1つ。
「しかし、なんだ。消えるのは遊城十代だァ……苦しむのは、小僧だけだろう」
「……そういえば、苦しくないかも」
「なんだな。気のせいかもしれないんだぞ」
あっさり立ち直る2人。現金である。
「俺は信じないぜ! 闇のゲームを行うには、千年アイテムが必要だ!」
廃寮で見た千年アイテムが7つ描かれていたものや、有名な決闘王の話などで多くのデュエリストは知っている。
闇のゲームとは、千年アイテムを用いて行われるものであることを。
「フン、これを見ろォ」
タイタンは先ほど見せた千年パズルを掲げる。
「これこそが、伝説のアイテム千年パズル……」
そう言ってウジャト眼から光を放つ。
十代や翔たちは怯んで動けない。本当の闇のゲームだと、信じ始めたのだ。
「これで私はターンエンドだ。《インフェルノクインデーモン》の攻撃力は元に戻る」
タイタンはターンを終了する。
十代は自分の消えている体を見て、本当にヤバい気がすると改めて感じた。
しかし、それ以上にワクワクしている。自然と口元に笑みが浮かぶ。
「なんだ……何故笑っている」
タイタンが思わず口にすると、フッと笑い声が。
チラリと後ろを見ると、ヌゥ……と声を漏らすタイタン。
「燃えてきたぜ! 俺のターン、ドロー!」
「スタンバイフェイズ、《インフェルノクインデーモン》の効果で《ジェノサイドキングデーモン》の攻撃力を1000ポイントアップする!」
デーモンパワーを受け、《ジェノサイドキングデーモン》は体にオーラをまとう。
これにより攻撃力は3000ポイントまで上昇する。
《ジェノサイドキングデーモン》
攻2000 → 3000
「魔法カード《強欲な壺》を発動! デッキからカードを2枚ドローするぜ!」
「ヌゥ! 強欲なヤツめ!」
十代はデッキから2枚ドローし、手札を確認する。
引いたカードはこの状況をどうにかできそうなカードだ。
「よし! 俺は魔法カード《融合》を発動! 手札の《
飛び出てきたのは斬りこみ隊長スパークマン。
両手を交差しながら飛び上がり、ハァ! と力強い声と共に登場。そしてクレイマンと融合される。
《
星4/光属性/戦士族
攻1600/守1200
「現れろ! 《
土くれと電気の戦士たちが融合し、雷の巨人が現れた。
強力な効果を持つサンダー・ジャイアントの登場に、タイタンも思わず真剣な表情になる。
《
星6/光属性/戦士族
攻2400/守1500
「サンダー・ジャイアントの効果発動! 手札を1枚捨てて、元々の攻撃力がサンダー・ジャイアントよりも低いモンスターを1体破壊する! 俺は《ジェノサイドキングデーモン》を破壊するぜ!」
サンダー・ジャイアントはスパークする稲妻の球を作り出し、《ジェノサイドキングデーモン》に向けて放たんと狙いを定める。
タイタンはこの程度、とダイスルーレットを召喚した。
「わかっているだろうなァ……《ジェノサイドキングデーモン》の効果発動ゥ! ルーレットを回すぞ!」
タイタンの右手の上にある6つの数字。
炎がともってルーレットが開始する。
十代たちが固唾をのんで見守る中、示された数字は、5。
「そんな!?」
「また当たったんだな!」
「フハハハハ! どうやら運命は私に味方をしてくれているようだ」
またも当たったルーレットに思わず声を荒げる翔たち。
タイタンはイヤらしく笑うと、十代へ向けて手をかざす。
「《ジェノサイドキングデーモン》の効果だァ! サンダー・ジャイアントの効果を無効にし、破壊するゥ!」
サンダー・ジャイアントから放たれた稲妻は《ジェノサイドキングデーモン》の手前で止まり、そのまま跳ね返された。
自らの電撃を受けたサンダー・ジャイアントは苦しみながら破壊される。
「くそー! サンダー・ジャイアントが破壊されるなんて!」
十代は起死回生の一手が無効にされ、思わず悪態をつく。
デーモンたちの強力な効果になすすべがない。
「フン……これがデーモンたちの、そして闇のゲームの恐ろしさだ。よく堪能し、そして消え去るがいい」
タイタンの圧倒的な迫力と強さ。
十代たちは得体の知れなさに、額から汗を流すのだった。
今日の最強カードは、《ジェノサイドキングデーモン》だ!
《ジェノサイドキングデーモン》
星4/闇属性/悪魔族
攻2000/守1500
効果を受けるとサイコロを振って無効にすることも……?
レベル4で召喚できる強力なデーモン!
効果を受けた時、サイコロを振って出目が当たれば無効にできるぜ!
ただしフィールドにいるだけでライフが減っていくから要注意だ!