ベルがSeedなのは間違っているだろうか?お試し版 作:ホタル火
僕の過去をちょっとだけ話すね。
僕は外から家に帰ると急に世界が変わった。
知らない場所で知らない魔物が襲いかかってきた。
僕は逃げた。
逃げて逃げて、そして助けられた。
不思議な剣を持つ男の人に。
その人に連れられてバラムガーデンってところに行って戦う術を覚えた。
助けてくれたスコールさんは無愛想で何を考えているかわからない人でした。
キスティスさんは大人の女性のように綺麗な人でした。
ゼルさんはまっすぐでなんでも知っていました。
セルフィさんは僕の魔法の師匠でした
アーヴァインさんは女の人にだらしなかったけどやる時はやる人でした。
リノアさんは一緒に居るワンちゃんが可愛いです。
その人達から色々な戦い方を学び一緒に旅をしました。
そして、魔女を倒しました。
そしたら急に僕の体が光ってしまいました。
きっと元の世界に帰れると考えましたが今のみんなと別れたくないと思いました。
スコール「ベル、持っていけ。」
そう言って渡されたのはスコールさんの使っていた武器の一つ、ライオンハートでした。
スコール「今後の俺には必要の無いものだ。お前が使え。」
ベル「はい!スコールさん!スコールさんの名に恥じない剣士になります!」
キスティス「ベル、寂しくなるわ。達者でね。」
ベル「キスティスさんもお元気で!」
ゼル「ベル!俺が教えた技で天下を取ってこいよ!」
ベル「はい!立派な英雄になります!」
セルフィ「ベルゥ〜!うちらのこと忘れんといてや!」
ベル「はい師匠!絶対に忘れません!」
アーヴァイン「ベル、可愛い子が居たらすぐにアタックするんだぞ?」
ベル「ナンパはできませんよアーヴァインさん!」
リノア「元気でね、ベル。」
ベル「リノアさんもお元気で。」
そうして僕は元の世界に戻った。
GFも付いてきたけどね。
あれから2年。
おじいちゃんが死んだ事知らされて僕は家を出ることを決心した。
昔からおじいちゃんは冒険者になって出会いを求めてハーレムを作れって言われてたけどアーヴァインさんを見ているとなんかハーレムしている人ってだらしないイメージしかなかった。
僕は武器を確認、短剣にガンブレードにナックル、ヌンチャクに鞭、銃、ブラストエッジ、更に弾丸やポーション等のアイテムにテント。
ガーディアン・フォース、略してG.Fのセット。
準備完了!
僕はオラリオを目指して旅立った。
オラリオに着いてからは散々だ。
「お前みたいなガキが来るところじゃ無い!」
「あんた、自らに弱そうなのにうちのファミリアに入るきか?」
「雑用なら雇ってもいいぜ。」
「消えろ!雑魚が来る場所じゃ無い!」
本当に散々だった。
スコールさん達やバラムガーデンの人達ですらそんな事言わなかったのに・・・
それにかの有名なロキファミリアにも断られた。
面接はできるって聞いたのに嘘だったんだ。
見た目で判断されるとは思わなかった。
裏路地でそう考えていると視線を感じた。
それも2つ。
1つは上から・・・なんで上?
もう1つはすぐ近くから。
ベル「どうしました?そこで隠れて?」
敵意は感じないから僕に危害を加える気は無いみたい。
「ば、バレてた!?」
ベル「視線を感じましたので。」
もう1つの視線に関しては今は無視しよう。
「ボクはヘスティア。君、ボクのファミリアに入らないかい?」
お誘いだった。
僕としては願ったり叶ったりだけど裏があるのかな?
ベル「どうして僕を?」
ヘスティア「・・・実はファミリアを立ち上げたばかりだかあら誰も居ないんだ。」
だから僕に声をかけたのかな?
ヘスティア「街を歩いているとファミリアを門前払いされている子が居たから・・・無名のファミリアに行きたく無いなら断ってもいいよ。」
・・・あの門番達声が意外と大きかったからな〜
それにこの神様悪い人じゃ無いっぽい。
ベル「入ります。神様のファミリアに。」
ヘスティア「ほ、本当かい!?」
ベル「神様こそ、僕を入れてくれるって嘘だったんですか?」
ヘスティア「嘘じゃ無いぞ!ありがとう!ありがとう!」
神様は僕の手を掴んで勢いよく上下に振った。
そんなに喜ばれるなんて思ってもなかった。
神様に連れられてやってきたのは小さな教会。
・・・無名のファミリアだからかな?
教会内は・・・汚い・・・
ベル「神様・・・」
ヘスティア「なんだいベルくん?」
ベル「掃除と改装をします!」
一晩かけて教会を綺麗にした。
アイテムの魔石やらダイナモ石やらバリアシステムやら月の石やら使わない道具を使用して建物も普通くらいに戻した。
バリアシステムでそこら辺の要塞より硬くなったけど。
アイテムを出している時に神様が叫び声をあげたり変な声を出していたけど近所迷惑と伝えたら静かになった。
寝不足のまま神様にステイタスを見てもらいました。
ヘスティア「わっ!ベル君すごく鍛えているね?」
背中を見てもらうために脱いだ上半身を見て神様がそう言った。
ゼルさんに鍛えられましたから。
それに鍛えても死ぬ時は死にましたしその度にレイズで復活したから。
横になって神様にステイタスを見てもらうと、
ヘスティア「なんじゃこりゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!」
早朝から近所迷惑な叫び声を上げた。
ご近所がいなくてよかった。
いたらサイレスで黙ってもらわないといけなかった
僕のステイタスの書かれた紙を見た
ベル・クラネル
種族 人間
レベル1
力G260(190+オーラ装備70)
耐久G220(140+メルトン装備80)
器用F300(150+トリプル装備150)
俊敏C500(450+ヘイスト装備50)
魔力F300(200+アルテマ装備100)
魔法
ファイア・ファイラ・ファイガ
ブリザド・ブリザラ・ブリザガ
サンダー・サンダラ・サンダガ
フレア・ウォーター・エアロ・トルネド・クエイク・グラビデ・ドレイン
ケアル・ケアルラ・ケアルガ
レイズ・アレイズ
エスナ・リジュネ・デスペル・オーラ
プロテス・シェル・リフレク
ゾンビー・デス・ポイズン・ブレイク・ブライン・サイレス・バーサク・コンフュ・スリプル・ペイン
ヘイスト・スロウ・ストップ・ダブル・トリプル・レビテト・ライブラ
ホーリー・フレア・メテオ・メルトン・アルテマ
スキル
連続斬り
ベルの特殊技、相手を6〜12回の連続斬りを行う
フィニッシュ技
蒼炎斬り 敵単体に蒼炎を纏った短剣で更に切り付けて相手を沈黙、暗闇状態にする
兎斬り 敵単体にジャンプ蹴りを3回連続で行い最後に短剣で斬る、バーサク、混乱状態にする
葬土斬り 敵単体を斬りつけて冥土に落とす、ゾンビ、石化(25%)睡眠状態にする
蒼のファイアボルト連発 敵全体からランダムでファイアボルトを10回放つ。この技は魔力依存である
Seed
仲間達の特殊技を使用できる。
連続剣
青魔法
デュエル
スロット
ショット
コンバイン
∞ストック
魔法使用時にストックの消費が無い
G.F
ガーディアンフォースを召喚して共に戦うことが可能。
ケツァクウァトル
シヴァ
イフリート
セイレーン
ブラザーズ
カーバンクル
ディアボロス
リヴァイアサン
パンデモニウム
ケルベロス
アレクサンダー
グラシャラボラス
バハムート
サボテンダー
トンベリ
エデン
魔法装備
魔法をステイタスに装備してステイタスの底上げが可能(最大100まで)
∞弾薬
全ての弾薬の消費をしない
魔女討伐
魔法使いタイプ、或いは魔法を使うモノと戦うとステイタスが2倍になる
英雄
世界を救った者に贈られる称号。成長スピードが速くなる。
逆境
レベル差のある敵に対して力と魔力が上がる。(最大100まで)
収納
同じアイテムを99個までスタック出来る
異世界を渡る者
別の世界に渡った経験がある。成長スピードが若干速くなる。
ベル「・・・わぉ・・・」
念願の英雄があるのは驚きだけどそれ以上になんかスキルが少ないようで備考欄が多い。
Seedは素直に嬉しい。
スコールさん達と繋がっている感じがして良いな。
ヘスティア「ベル君!説明してちょうだい!」
説明しないといけない、神様は嘘を見抜くから嘘を言えない。
僕は正直にあの世界の事を説明した。
ヘスティア「異世界って本当にあったんだ。いいベル君!この事は秘密にしないといけない!君のステイタスはそこら辺の冒険者よりか遥かに強いし下手をするとオラリオにいる最高のレベル7の冒険者に匹敵する可能性が出る!知るのは最低限の人のみだよ!」
正直ピンとこない。
スコールさん達が僕より遥かに強いから実感が湧かない。
ヘスティア「ピンときていない顔だけど神の恩恵を初めて受けた冒険者のステイタスは大抵の人はIの0、最低値から始まるんだよ。武術を事前にしていれば10から30ほどステイタスが上がっているけどそれ以上は余程死にかけるような事がないとありえない事なんだ。ベル君のステイタスは初心者どころか中級者を通り越しそうな程のステイタスなんだよ。しかもスキルと敵によっては上級者を超えるんだよ!」
うん、スキルを見ていると魔法を使うモノに対して2倍ってアルテミシアを倒したからだよね?
ヘスティア「きっといろんな冒険者に絡まれるよ。良い意味でも悪い意味でも。だからこの事は最小限の人に教えても良いけどそれ以上は教えたらダメだよ。」
ベル「わかりました。神様の言う通りにします。」
冒険者はいい人もいれば悪い人もいる。
向こうでもそうだった。
ベル「今から冒険者ギルドに行きます。」
ヘスティア「ボクも行くよ。ちょっと気になるから。」
えっ?保護者?
冒険者ギルドの受付はエイナさんと言う女性に対応してもらった。
エイナ「ベル君、冒険者は冒険をしてはいけないのです。」
・・・矛盾してませんか?
エイナ「わからないって顔をしてますね?これは初心者冒険者から上級冒険者全員に言っています。冒険とは危険を犯すって意味です。危険を犯すと死亡率が上がります。ダンジョン内では私の忠告を無視して下の階層に、或いは上の階層だと敵が弱いから刺激を求めて下の階層に行く冒険者がいます。ダンジョン内は無法地帯です。そこで殺人が起きても干渉は出来ないほどの場所です。ですので冒険者は冒険をしてはいけません。」
なるほど、確かにあっちの世界で僕は調子に乗って格上のモンスターが居る地獄に最も近い島に行った時に何度も瞬殺された記憶はある。
あの時キスティスさんの忠告を無視した僕が悪いのでその後のお説教とお仕置きは素直に受けた。
だからエイナさんの忠告は素直に聞こうと思う。
ヘスティア「きみ、少しきみとベル君とボクの3人で話がしたいんだけど個室は無いかな?」
神様?どうしたのかな?もしかしてエイナさんを協力者にするのかな?
エイナ「はい?」
ヘスティア「今後ベル君の担当をするんだったらきみに見せたいものがあるの。もちろん拒否することもできるしボクは怒らないよ。どうする?」
神様の真剣な眼差しにエイナさんは圧倒されてた。
そして頷いて僕ら3人は別室に通された。
僕のステイタスを見たエイナさんは口を押さえて叫ぶ事を堪えてた。
ヘスティア「神として誓って嘘偽りを言っていない。きみから見てベル君はどう思う?」
エイナ「・・・異常であり今後大活躍する事間違いないです冒険者、無意識に何かトラブルに巻き込まれる人・・・でしょうか?」
ヘスティア「きみもそう思うかい?だから協力者としてきみを選んだ。もしベル君が何かしたら出来る限りフォローして欲しいんだ。無論きみの立場が悪くなるようならフォローをしなくてもいい。」
エイナ「・・・出来る限り行います。ですがどれだけステイタスが凄くても初めは1層から5層までしか行ってはいけません!分かりましたか?」
エイナさんの有無を言わせない迫力に僕は頷いた。
ダンジョン内の魔物は正直言って弱い。
パンチ1発で倒れていく。
素材も魔石もじゃんじゃん集まっていく。
とりあえず6層からの階段を探しておいて5層で魔物を狩り続けた。
魔石が99個溜まったからの戻ろうとしたら、
ベル「・・・なんであんな奴がいるんだ?」
牛と思わせる顔に筋肉質な体、そして巨大な戦斧。
ミノタウロス。
僕は短剣を構えて走り出した。
そしてすぐに首を狩る。
ミノタウロスは僕に戦斧を構えた所で首が落ちて死んだ。
ミノタウロスの血が僕に降りかかる。
魔石と戦斧を拾ってしまい帰ろうとすると急に背後から殺気を感じた!
慌てて振り向き短剣を構えると細身の剣が僕の目の前に来ていた!
咄嗟に短剣で弾いて相手を見ると金髪に綺麗な女性が居た。
だけどその目は僕を敵だと認識していた。
僕は短剣を構えた。
女性が走る。
僕も走り刃同士が当たり火花が散る。
エイナさんから聞いた事がある。
アイズ・ヴァレンシュタイン。
ロキファミリアの幹部でかなり人気のある冒険者。
だけど僕とは初対面のはず。
ヴァレンシュタインさんの剣戟を捌いて僕はスロウをヴァレンシュタインさんにかける。
アイズ「っ!?」
体の変化を感じたらしいヴァレンシュタインさん。
だけど僕はそこから畳み掛ける。
特殊技の連続斬りを発動!
ヴァレンシュタインさんに向かって素早く6回攻撃を行い最後に蒼炎斬りを行う!
ヴァレンシュタインさんは驚いた目をして吹き飛び壁に当たった。
手加減をしたから気絶をしただけで済んだ。
ケアルをしようとしたら遠くから走ってくる音がする。
慌ててケアルを行うとヴァレンシュタインさんが目を覚ました。
僕は急いでその場から消えた。
冒険者ギルドでエイナさんにヴァレンシュタインさんの情報を聞いたけど悪い噂は何一つなかった。
エイナさんに何故そんな事を聞いたのか聞かれて正直に話した後ミノタウロスの魔石と首を見せた。
エイナさんは驚いた後ヴァレンシュタインさんが無闇に攻撃してきたことに驚いていた。
僕の中ではロキファミリアの評判が急降下中なんですが・・・
エイナさんからはロキファミリアに冒険者から抗議があった事伝えると言われたら為それ以上の詮索等はしなかった。
魔石を全部売ったら大量のお金を手に入れた。
神様はバイト中に為僕はどこか食事処を探していると、
「お兄さん。落とし物ですよ。」
背後から声をかけられた。
振り返ると女性が立っており見せてきた手のひらには魔石が乗っていた。
落とした・・・のかな?
ベル「ありがとうございます。」
「お兄さんは今からご飯?」
ベル「はい、どこかいい食事処を探しているんです。」
「だったらシルにおまかせを!シルがいい所に連れてってあげる!」
そう言って女性・・・シルさんが僕の手を引いて走る。
向かった先は豊饒の女主人。
シルさんはここの店員で、
シル「ミアお母さん!大盛りのお客様が来たよ!」
僕は客引きに引っかかったようだ。
だけどお腹が空いている僕にとって店内の漂う食欲のそそる匂いに負けて席に着いた。
そして出される大盛りの料理。
食べきれなかったらこっそり持って帰ろうかな?
「シルがすいません。」
飲み物を持ってきたエルフさんが謝ってきた。
ベル「大丈夫です。それに匂いだけでも美味しそうなのに食べたら絶対に美味しいですよねここ!」
「そう言っていただけると嬉しいです。」
頭を下げて席を離れた。
僕は食事を食べた。
美味しい!
勢いよく食べて飲んで食べて飲んで。
「食欲旺盛だね!」
大きな女性・・・シルさんがミアお母さんって言ってた気がする。
ベル「ミア・・・お母さん?」
ミア「客に母ちゃんと呼ばれる筋合いはないよ!」
ベル「すいません。ご飯美味しいです!」
ミア「見れば分かるよ!でもちゃんと言ってくれると嬉しいね!」
豪快な女性だ。
僕は料理を食べていると入り口が騒がしくなった。
チラリと見るとどこかのファミリアの団体が入ってきた。
そして見覚えのある金髪・・・ヴァレンシュタインさんがいた。
「ミア母ちゃん!今日もよろしく!」
ミア「ロキファミリア一行のお出ましだよあんたら!」
めちゃくちゃここから逃げたい。
今ある料理を全部食べたらそさくさと逃げよう。
そう思って食べていたら。
「よしアイズ!例の話をしようぜ!」
なんか犬耳の男性が声を大きくして言った。
酔っ払ってる?
アイズ「なんの話?」
「ミノタウロスの血を浴びて逃げたトマトの話だよ!」
あっ?
「雑魚があんなところに居るからミノタウロスに出くわすんだ!」
「ベート!ミノタウロスは僕らの不始末で上層階に逃げたんだ!そんな事を言うんじゃ無い!」
ベート「雑魚を雑魚と言って何が悪い!」
アイズ「ダメ、ベート、ベートじゃあの子に勝てない。」
ベート「アイズが冗談言うなんて珍しいな!俺があんな腰抜けトマトにやられるかよ!」
やばい・・・ロキファミリアの株が最低値だよ・・・
怒っていいよね?
だって・・・
ベル「ミアさん。」
ミア「なんだい?」
僕はお金を全てミアさんに渡した。
ベル「お店の外で少し騒ぎます。」
ミア「・・・」
ミアさんは無言でお金を返してきた。
ミア「店の外なら何も文句は言わないよ。」
ベル「ありがとうございます。もし目障りでしたら店員さん達全員総動員してでも止めてください。かなりの手だれですよね?」
ミア「・・・あの子らはただの従業員だよ。訳ありだけどね。」
僕は魔石を取り出して犬耳に向けて投げる!
ベート「がっ!?」
いい音したよ。
僕はヘイストを自分自身にかけた。
ベート「誰だ!こんな事をした奴は!」
ベル「僕です。」
僕は犬耳を睨みつけた。
ベート「雑魚が!覚悟できているんだろうな?」
雑魚しか言えないのかな?
僕は走って犬耳を掴み外に出た。
「は、速い!?」
アイズ「見えなかった・・・」
外に出た瞬間犬耳を放り投げた。
ベート「グヘッ!?」
倒れる犬耳。
ベート「テメェ!ぶっ殺してやる!」
ベル「・・・プロテス。」
物理防御魔法を唱えた僕に対して犬耳は殴りかかってきた。
だけどプロテスのおかげでその拳は僕には届かない。
ベート「なんだこの壁みたいな物は!?」
ベル「・・・スロウ。」
更に僕は犬耳にスロウ魔法をかけると犬耳の攻撃がゆっくりになる。
ベート「なっ!?何が・・・」
喋りも遅くなるのか。
僕はグローブをしてゼルさんの特殊技をする。
ベル「デュエル!」
犬耳の懐に潜り込みラッシュを行う。
そこから踵落としやヘッドショック、ラッシュパンチ、ドルフィンブロー、と何度も何度も殴り続け最後に、
ベル「メテオバレット!」
全ての気を溜めて犬耳にぶつける!
ベート「ヘブッ!?」
そして倒れる犬耳。
流石に死んでいないと思うけど念のためにケアルをしておく。
うん。死んでいない!
ベル「この度はお騒がせして申し訳ございませんでした。」
僕の謝罪に唖然としたが、
「・・・なんでベートに対してあんな事をしたんだい?」
小柄な男性が聞いてきた。
ベル「彼の言っていたミノタウロスの血を浴びたトマト雑魚は僕の事です。」
「やっぱり・・・」
「せやったらウチらが全面的に悪いな。うちの眷属が申し訳ない事をした!」
「僕からも謝罪をするよ。申し訳ない。」
頭を下げる2人。
だけど、
ベル「・・・1つ、ヴァレンシュタインさんにお聞きしたいのですが、」
僕がそう言った瞬間ヴァレンシュタインさんは顔を真っ青にした。
「貴方!今はロキ様と団長が謝罪を・・・!?」
エルフさんが口出ししてきたのでサイレスで静かになっていただいた。
ロキ「なんや?アイズたんに何か用なのか?」
ベル「はい。ミノタウロスを倒した後背後から急に襲われました。ヴァレンシュタインさんに。」
全員がギョッとした。
ロキ「・・・自分、嘘は言っておらんな。アイズたん、説明してや。」
ロキ様の言葉に更に青くなるヴァレンシュタインさん。
「・・・アイズ。お前は何もしていない彼を急に襲った。何故だ?答えによってはロキがどう言おうとファミリアに残ってもらう訳にはいかなくなる。」
そう言うとエルフ2号さんが泣きそう・・・すでに泣いてしまったヴァレンシュタインさんが口を開いた。
アイズ「・・・ミノタウロスの首を・・・狩る彼を・・・怖くなって・・・自分が殺される感覚に・・・」
・・・あーもしかしてミノタウロス相手に全力で殺気を放出したから追いかけてきたヴァレンシュタインさんがその殺気を浴びて恐怖と錯乱状態になったのかな?
ロキ「あーマジか〜・・・それで、襲いかかった後は負けたんか?」
アイズ「うん・・・一瞬で負けた・・・気絶したけど・・・治癒魔法を使ってくれた。」
「・・・治癒魔法まで使えるのか彼は?」
「アイズが一瞬とは・・・あの小僧は何者だ?」
うわー・・・めちゃくちゃ目立ってしまった。
ベル「ヴァレンシュタインさんの件は冒険者ギルドのエイナさんが抗議をしてくれるそうです。」
ロキ「はぁ、本当にすまん!後で言い値の賠償をする!後日アイズたんに正式な謝罪の場を設ける!更に必要ならこの事をギルドの掲示板に掲載してもいい!」
「ロキ!ファミリアの評判を落とすきか!?」
ロキ「もうすでに落ちてるわい!何もしておらん他ファミリアの眷属を襲ったり侮辱したんや!しかも襲った本人は認めて公衆の場で侮辱したんや!だがこの子の実力を見たら分かるやろうけどアイズたん以上や!変なプライドなんて捨てて謝罪する事なんや!」
少しだけロキファミリアの株が上がっていく。
ベル「・・・意外です。僕はロキファミリアに行って面接してもらおうとしましたが門番にお前みたいな雑魚が来る場所では無いと言われました。」
それを聞いた瞬間全員が目を丸くした。
ロキ「・・・ホンマか?」
ベル「僕は嘘を言っていると?」
ロキ「いや、神の前で嘘はつけんからな。本当の事のようや。」
「あいつら・・・帰ったら説教じゃ済まない。」
ベル「ですのでプライドが高い方々ばかりかと思っていましたがそうでは無いとわかり見直しました。」
ロキ「本当にウチの眷属達が済まない事をした!すぐにでもそちのファミリアに言って主神に謝罪をする!自分、どこのファミリアや?」
ベル「ヘスティアファミリアです。」
ロキ「・・・すまん。耳がおかしくなった様や。もう一度どこか教えてくれんか?」
ベル「ですからヘスティアファミリアです。」
ロキ「なんでよりにもよってあのどチビのところやーーーー!!!!!」
夜のオラリオにロキ様の叫び声がこだました。
なんで?
訂正:アーヴァインの名前が間違えてアーヴィンと書いてしまい申し訳ございません。
またステイタス盛りすぎと意見がありましたので100〜200ほど落としました。
誤字報告ありがとうございます。
指摘をしていただきました方々ありがとうございます。