良い感じの能力を貰い転移したが 現地民の方が強い…… 作:勇気の遊技
評価と感想を貰えるように、頑張りますね。
「佐藤健二くん! お久しぶりだね!」
ありのまま今起こったことを話そう……寝ていたら、またこの草原ばかり生えた空間にまた来た……何を言っているかわからねぇと思うがオレもわからねぇ……。
「またかよ……」
だから、こんな言葉しか言えなかった。
本当に何でまたこの空間に呼び出されたんだ……。
「気になる? しょうがないなぁ、教えてあげるね!」
ロリ神はその体を少しオレを揶揄うようにくねくねと動かしながらも、オレを再びここに呼んだ理由を教えてくれた。
「ええとね、ここに呼んだ理由は暇だからとかそういうのじゃなくてね……」
勿体ぶらずに教えてくれよ〜と思うが、こいつは神さまなのだ、下手したら消される。
「消さないよ……うん、説明するね」
そうしてかなり……衝撃的なことを説明し始めたのだ。
それは【次元交差現象】と言う全く持って知らない現象が起こっているということ。
「次元交差現象って何だよ……」
「……簡潔に言ったら次元の壁が緩んで他の世界から人が来る現象だよ。
……現に、来てしまったんだけどね。」
どういう世界の人間……いや、人間ではないかもしれない。それこそ、常識外の化け物とかが来たのかもしれない。
もしかしたらアニメのキャラクターが来たり?
「……君が知っているアニメとかのキャラクターとかがいる世界は、ボクなんかよりもきちんとした神さまが管理・監視しているから……こっちに来ることは絶対的にないね」
あっ、そっかぁ。
「今回、君がいる異世界へと来たのは一応、人間なんだけど……正直なところね、人間という枠組みに入れるべきじゃないよ……それぐらい強いから、あっても交戦しないでね? 本当にだよ……?」
や、優しさが染みる……これが女神の温かき心か。
「……褒めてくれて、ありがとね! あ、ごめんね! 異世界に次元を超えて来た人の名前を言い忘れていたよ……うん。
その名はね……『星見のシュバルツ・ホーリーナイト』っていう男だよ、黒いフードに黒鉄の杖を持っているから……見つけやすいね」
な、なるほど。
まぁ、冒険の邪魔にならなかったら何でも良いや。
「君って結構肝が据わってるって言うか、なんか抜けてるよね。……まぁそれぐらいじゃないと転移者出来ないけどね! 後、これあげる!」
そうして渡されたのは水晶玉、でも前の水晶玉とは違い水色ではなくて、紫色である。おニューなのか?
「そうだよ! これ新しくなった能力測定用の水晶でね、前のとは違って自分の能力を数値で見れるんだ! ……前のやつは、出来ることだけを映像化して、頭に送るやつだから……すこし、不便だったし頭に負荷がすごくかかったんだよね。
でも大丈夫だよ! この新しい水晶玉は前の良かったところと、改良したところを合わせて無敵になっているからね! それに脳への負荷も少ない、完璧だね!」
つまりは、すごくすごいと言うことだです。
「そう言うこと!」
そうして水晶玉を貰った後、少しおしゃべりしていると鐘の音がどこかから鳴る、学校のチャイムみたいな感じかな、そろそろ元の場所へと帰るって言うことだな。
「また呼ぶかもしれないけど、まぁ、頑張ってね!」
「当たり前だぜ!」
そうして、あたりが曲がって行って暗闇になり……そして。
目覚めた。
微かに見える視界で見たのは……鍋と石を持った少年と。
少年と同じ物を持っている、アルバート!?
そして【変身】して人になっている前者と同じものを持った、センコも!? おい待てやめろオレはもう起き────
村に金属の嫌な音がこだましたそうな……。
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星は、美しい。誰しも、それを理解できるはずなのに。
誰も、理解しようとしない……。
前の場所では……誰も……誰も、理解しようともしなかった。
自らが神であると宣った人間を信じ、無駄に崇め、無意味な信仰をした。
……あまつさえ、そいつに金もやるという始末。
だが、今は違う、この世界の住民は太陽信仰や星の信仰をする人々も多い……素晴らしい、先見の明がある人々だ。
この世界には、星も神も存在する……それを知った時、心が激しく震えた!
地震が起きたように、津波が来たように、前の場所で火山の噴火による火砕流が私が住む街を襲ったあの時のように!
激しく、心が震えた。
ここは素晴らしいところだ……星の研究も、信仰までもできる。
だが、一つだけ腹立たしいことがあるとするのならば。
「我は魔族の王であるのだぞっ! 人間ごときに負けて殺されるわけには
「うるさいよ、早く黙って逝ってくれ。くたばりな、【流星群】」
「これは、第十階位の
隕石は腹立たしいやつの顔を潰していった。
……いま殺した、魔王を名乗る精神異常者がいたことだろうか。
その他にも魔物? らしきものが多くいる、これでは星が安心して見れん。
さてさて。
「星を見るのに邪魔な物は、排除しなければ」
そう、魔王を名乗る者が殺されて怒りに震えている、家臣であろう魔物共に向かって星見の男は言ったのだ。
星はすぐに見れるだろうか?
そんなことを考えながら、星見の男は魔王軍の総勢20名の幹部に戦いを挑むのであった。