良い感じの能力を貰い転移したが 現地民の方が強い…… 作:勇気の遊技
感想もほしぃ。
全部欲しい。
批評もよろしくぅ。
まぁ、よろしくお願いします。
ついにこの日が来た……。
言わなくても分かると思うだろうが、ハカノ村から旅立つ日が来たのだ。
村人達にはもう既に伝えてある、村人達曰く「まぁ、頑張れよ」とのことらしい……頑張ってやるよ。
今は昨日の内に荷造りしたバッグの中身がきちんと揃っているかどうか、アルバートと確認している。
問題なしだそうな。
完璧だな、早速出発! ……と言うわけにもいかない。
最後に村の役に立とうと、村長に依頼は何かありますか? と話しかけてみたところ……。
あったんだよ、依頼が。
それは…………妻に隠された春画を見つけて欲しい! といった依頼だった……。
まぁ、まぁ、まぁ……とても、お元気なことで。
とりま、それで最後に役に立てるのならば。
やるしかないね。
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えぇと、結論から述べます。
村長の奥さんが持っていたのですが……それを村長さんに返してあげてくださいと言ったら……
「はぁ? あんのやつ……これは燃やすわ」
といって【フレイム】で燃やされました……はい。
お役に立てませんでしたよ。
村長に報告。
がっくしとした感じの動きを見せる村長。
冷や汗が止まらないオレ。
春画って何ですか? と言うセンコ。
春画とは……と説明しようとするアルバート。
それを止めようとする村人の人達。
まぁ、色々あった。
で、旅立ちの時間が訪れた。
門の前に立つオレ達、それを見る村人達。
開かれる門。
足を進めていく。
手を振る村人達と、「頑張れよ!」といってくれる村長。
……かなり大きい、たんこぶが有るが。
その優しい応援を背に受け、オレ達はハカノ村の外へと進む。
外の世界へと、冒険をする為に。
さらばハカノ村よ、また会う日まで。
そう思いながら、ハカノ村を出て行った。
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【シュバルツ・ホーリーナイトについて話し合うスレ】
1: 名無し転移者
神に呼び出されて話聞いたけどやばくね。
2: 名無し転移者
マジでやばいよな、なんか他にも知られてないだけで色々と来てそう。
3: 名無し転移者
魔王倒したって、コレマジ?
4: 名無しの転移者
流石に嘘でしょ、ありえない確率ヤムチャが天下一武道会で一回戦突破した時ぐらいありえないよ。
5: 名無しの転移者
恐ろしく速い早口、オレでなきゃ見逃しちゃうね。
6: 観察者
見たよ、アタシ。
7: 名無しの転移者
それマジ?
8: 観察者
ん、マジ、魔王城に潜伏してたアタシが見たから……マジ。
9: 名無しの転移者
どんな感じやった? 話し合い通じそうか?
10:観察者
すごい落ち着いてたし、アタシの猫耳にも大した反応はなかった。
話し合いは一応、通じるね。
11: 名無しの転移者
一応通じんのか、まぁよかった。
……魔王倒したのマジなんか。
12: 観察者
さっきから言ってる、マジ。
今はもう魔王城にいないし、どこか行っちゃった。
魔王軍の残党が怖いから、そろそろ帰る。
ばいちゃ。
13: 名無しの転移者
ばいちゃ。
14: 名無しの転移者
君、星は好きかな?
15: 名無しの転移者
は? いきなりなんやねん。
こっちは忙しいから後にしろよな?
16: 名無しの転移者
星は好きかと、聞いているんだ。
17: 名無しの転移者
はぁー(クソデカため息)、好きではある。
18: 名無しの転移者
それは良いことだあの獣耳の女から教えてもらった掲示板には星好きが多いのは本当なのだな……素晴らしい。
質問に答えてくれてありがとう。
19: 名無しの転移者
え? まさか、お前『シュバルツ・ホーリーナイト』なん?
20: 名無しの転移者
そうだが、何か?
21: 名無しの転移者
今日は良く星が見える、明日は快晴だ。
いい日だ……私も帰るよ。
あの獣耳の女は宿を知っているようだったからな、少し後を追わせてもらおう。
ばいちゃ、と言うのがここのルールなのか?
……ばいちゃ。
22: 名無しの転移者
ばいちゃ、……まじかよ。
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アタシにとって、それは突然の出来事だった。
魔王城で潜伏していたのが判明してしまい、そして、捕まった。
その後は、服を剥がされて……ゴブリンやオークのいる地獄の牢屋に入れられた……。
魔物共はアタシの体を見て……もう言いたくない、思い出したくもない、嫌だ。
……自分の運命を悟ったよ、アタシはここで一生あの魔物の
そう思った時だった、牢屋の真ん中に突然裂け目が出来て、中から男が出て来たんだ。
黒いローブに、黒鉄の杖、そして何処か不思議な格好だった。
……その男は全裸の私を見て、黒のローブを着せた後、後ろの魔物共を見てこう言った。
「大丈夫だよ」
「もう、終わる」
突然の言葉に困惑したが……それよりも不可解な出来事が起こった。
魔物は、基本的に発狂しない。
感情があまり無いから。
でも、その魔物が
壁に頭をぶつけたり、自傷したりした。
何か恐ろしい存在を見たように、理解できなくて、発狂するしか無い状態になったのか……。
ローブを外した時の、男の顔を見ていない……興味が湧いてしまって。
見ようとしたら。
どこからか、『ダメだよ?』と言う少女? の声が聞こえた……。
アタシは理解した。
男を
魔物は、いつの間にか石壁の赤いシミとなっていた。
立つのは男ただ一人。
男が近づく……何もされないはずなのに、怖い。
言葉に出来ないものが体を這うように覆う。
「はぁっ、はぁっ、はあ」
ついに過呼吸になり。
たすけてやだやだ、しにたくない。と心が叫ぶ。
でもそれらは声に出ない。
喉が恐怖で日和ってしまった。
男はアタシの前に立った後、こう言った。
「ローブを返してね。大切な物なんだ」
そんな単純な言葉ですらも、アタシにとっては恐ろしかった。
小説情報を少し変えました。
次から新しい章です、できれば……楽しみにしていただけると幸いですね。