仮面ライダー×ブルアカ 作:牛になる
アビドス/クウガ編 1話:超変身
遺跡の様な場所が視える。
赤い戦士が現れ、数多の化け物を蹴り、殴り倒していく。
赤い戦士は、青き戦士となり棒の様なものを持ち、化け物達を貫く。
青き戦士は、緑の戦士となり弓矢の様なもので、化け物達を撃ち抜く。
緑の戦士は、紫鎧の戦士となり大剣で、化け物達を切り裂く。
そして、また赤い戦士となり、化け物を蹴り倒す。
それから、その戦士は階段を登り…眠りに着いた…
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「…〜〜っ…!はっ!?…なんか、変な夢みたなぁ…」
初めまして、私の名前は“五代クウガ”
かの有名なアビドス高等学校に通学する一般生徒。
…まぁ、今や在校生は私含めて6人程度の小さな学校なんだけど。
なぜそんなに生徒が少ないのか?って?答えは簡単、幾度となく街を襲う災害!積み重なっていく借金!抜けていく生徒!
積み重なった借金はなんと約9億!…大丈夫、なんとかなるでしょ。
災害で思い出したけど、昨日の雷凄かったな…
今日も今日とて、支度をして学校に行く、自転車に乗って。
そういえば、最近アビドス近くの砂漠で、古い遺跡が見つかったんだって。
あっ、それ、そこにある…って君らには見えないか。まぁ、私の通学路でチラッと見えるほどには近い。
…それにしても、なんか、あの遺跡に、違和感っていうか…いや、シンパシーっていうのかな?そんな風なもの感じる。
そうだ!
「ちょっと寄り道してみよー」
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ガチャン カタ…
遺跡の前に来た。はえ〜、綺麗な遺跡…ちょっと入ってみy“やぁ”
!?!?
“どうしたの?君、こんな所に。”
「いや〜、綺麗な遺跡だなって思って、通学中だったから寄り道しただけですよ。」
“へぇ〜…通学中ってことは…アビドスの生徒さんかな?”
「はい、そうです!」
“ん、じゃあ、後で道案内頼んでもいい?元々、アドビスの支援要請でここに来たから。”
ん?ってことは…
“私がシャーレの先生だよ。”
「おぉ…本当に来てくれたんですね。…ん?じゃあ、なんでここに?」
“シャーレへの相談の中に『最近アビドスで見つかった遺跡の調査をしてほしい。』ってのもあったからね。ついでに消化しちゃおうって感じで。それに、昨日の落雷…いや、昇雷…?のこともあるしね…”
「なるほど。それじゃあ調査が終わるまで待ってますね。」
と、会話がひと段落ついた時、誰もいないはずの遺跡内から、足音が反響する…
急いで愛銃を構えて、先生と遺跡の間に入る。この人は、私たちと違って脆い(ヘイローが無い)から。
ザッ‥ザッ‥ザッ‥ザッ‥
そこには、蜘蛛と人間1/2を足して、なんか色々付け足したような化け物がいた。蜘蛛怪人と呼ぼう。
ドガッ!「っカハッッッ⁉︎⁉︎」
出会い頭にぶん殴られた。すごい痛いのを耐えた!ヘイローがあったから耐えれたけどヘイローがなかったら即死だった。
二転三転したのちに脚に力を入れて立ち上がる。
「ザボゾロザ…」
「くっ…!」
バン! バン! バン!
腹部の痛みに耐えながら私の愛銃から鉛玉を連射する。
バン! バン! バン!カチッ! カチッ!
弾が切れたので、リロードしながら先生を連れて物陰に隠れる。先ほどいた場所に糸が吐かれていた。うわばっちぃ…
撃った銃弾は一切効いていない模様。嘘でしょ…
“大丈夫!?…これは…かなりまずいかも…?”
かーなーりじゃあなくて凄くまずい。なんとか…あれ?
そこには、【ベルト】が落ちていた。
(なんか見覚えあるような…ハッ!?)
それは、今日の夢で戦士がつけていたベルトにそっくりだった。
なにか、それを見た瞬間に、引き込まれる感じがしたし、なにより…
(やらないと…死ぬッ…!)
後は、身体が勝手に動いた。立ち上がり、ベルトを腰に巻き付ける。先生がびっくりした顔になってたが気にしない。
右手を10時の方向に構えて、左手を右の腰にあたる位置に置く。
そして、右手をそのまま右側にスライドさせながら、左手も左腰の位置に持っていく。
「変身!」
勢いよく右手を左手と交差するように動かし、そして化け物に殴りかかる。
ドガッ!
右手の形が変わる。
バギッ!
左手の形が変わる。
バガッ!ドギッ!
脚の形が変わる。
身体が変わる。
そして最後に、頭の形が変わる。
そこには、純白の戦士がいた。
「グッ… ラガバ クウガ!?」
なんでコイツは私の名を知っているの…!?ッて危ない!!
いきなりラリアット仕掛けてきやがった!一応愛銃をゼロ距離で撃ってみる。効果はないようだ!
愛銃を放り投げ、思いっきり殴る!「グッ!!」こっちの方が効き目が強いっぽい。
「ヅボグ リジバブ バダダバ クウガ!」
だが蜘蛛怪人はそんなことも気にせず腕を振り上げ、振り下ろされた腕が私の腹にクリーンヒットし、吹っ飛ばされた。
「うッ!?ゲホッ!ゴホッ!」
近くに置いてあったトラックに激突し、衝撃でダメージを受ける。なんでこんな所にトラック置いてあるの…
「ゾン デギゾバ クウガ…」
蜘蛛怪人が口から糸を吐き、私の左腕に巻き付いた。
そして蜘蛛怪人がジャンプし、私も糸に引っ張られて上へ飛ばされ、そのまま地面に叩き落とされた。
「くっ…うぅ…」
なんとか立ち上がったものの、もはや身体は満身創痍。かーなーりまずい…
蜘蛛怪人は爪の様なものを伸ばしてこちらに近づいてくる。
そしてそれで私を突き刺そうとしてくるのをっ!間一髪で避けると、そのまま手の甲で打たれた。
二転三転して地面に這い蹲っていると胸部を踏みつけられ、蜘蛛怪人が咆哮をあげる。
その隙をつき、!ッ下半身を上げ勢いよく蜘蛛怪人の背中を蹴る。怪人が上から退いた。
だが、立ちあがろうとする隙をつかれ、私の首に糸が巻き付けられる。
く、苦しい…!
「う…あ゛あ゛ぁ゛!!」
蜘蛛怪人に回され、更に首が絞まる。そして倒れ、なんとか応戦しようとするが、手首を押さえつけられる…
「カヒュー…カヒュ…」
やば…意識が…朦朧と…
「ゴパシザ クウガ!」
ブロロロロロ…
少し霞んだ視界で、ヘリコプターを視認する…
“助けにきたよ”
蜘蛛怪人の体に多数の銃弾が当てられる。
「…ガヂヂン ゾググ ジャババギザ。」
私から先生にターゲットが移り、先生が乗っているヘリコプターに糸を吐き、それを辿って蜘蛛怪人は登って行った。
「っゲホッ!ゴホッ!ハァー…ハァー…」
息を整える。…よし、行こう。
怪人が襲ったせいか、少し高度が下がったヘリコプターに飛び乗り、そして先生を襲おうとしていた蜘蛛怪人を拘束し、ヘリコプターの外へ落とそうとする…が…
ヘリコプターの足(スキッドと言うらしい)に掴まった私の足に掴まり、落下を免れている。
それを蹴落とそうとしながら私は登るが、あちらは蜘蛛、登るのが上手い。あっさりと私の体を登られた。
ヘリコプターという狭い足場で兎に角殴り合う。
“そこで右フック!蹴って!”
先生の指示通りに闘うと、これまた闘いやすいことこの上ない。大人の力ってすげー
厄介だとでも思ったのか、蜘蛛が下から回り込んで、先生を攫んでヘリから引きづり落とそうとするのを反対側から引っ張って止める。
蜘蛛怪人が先生に夢中になっている間に、右ストレートを顔面にぶっ放す!そして落ちかけていた先生を内部座席に座らせ…
!後ろから!?また回り込んできたのか!??
後ろから掴まれたが、肘打ちをして蜘蛛怪人に攻撃をする。そして拘束が緩まった隙に拘束を破り右ストレートを叩き込む。
そして最後は蹴りを添えるだけ…蜘蛛怪人は落ちていった。
“はぁ〜、よかったよかった。そういえば君の名前は?”
「はぁ…はぁ…五代クウガです。先生。」
“なるほど、五代クウガ…いい名前だね。優しさを感じる。”
「なんですか…それ…w」
しばしの沈黙のあと、クウガがサムズアップをし、先生もサムズアップする。
そしてしばし笑い合う。
“じゃ、アビドスへの案内頼めるかな?”
「いいですけど、疲れたのでこのヘリコプターでいきましょ。あ、自転車積んできてください。」
“わかった。”
こうして、仮面ライダークウガの物語は、幕をあけた。
…それはそうと、先生?匂いを嗅ぐのやめてくれません?…ダメですか…はぁ…
ヘリコプターはたまたまそこ(遺跡)に置いてあったものです。トラック置いてあるしええやろ。