Persona4 The StrikerS in MID-CHILDA (現在、凍結中…)   作:Neo-PSI

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第6話『新たなる邂逅』

「『ペルソナ!!』」

 

 

 

 

そう力強く叫び、悠はそのカードを握り潰した。

すると、カードを握り潰した音とは不釣り合いな、まるでガラスを砕いたような音と共に悠の背後に青白い炎のようなものが上がった。

 

 

 

 

 

突然の出来事に感情などある筈のないロボットも困惑し、その動きが止まる。

 

 

 

そして、悠の背後から“あるもの”が徐々に姿を現していった。

 

 

悠の分身ともいえる存在、“鋭い爪を持つ手に巨大な大太刀を携え、鉢巻きと長ランのようなものを身に纏っている仮面の怪人”が・・・。

 

 

 

「『イザナギ!!』」

 

 

最初に手に入れた“ペルソナ『イザナギ』”を呼びだした悠は目の前にいるロボットに向かって勢いよく手をかざした。

すると、それが合図となり、『イザナギ』は目の前のロボットに強烈な蹴りをいれる!

 

 

 

その威力はロボットを破壊するのには十分過ぎたようで、蹴りを喰らったロボットは大きく損傷、火花を上げ爆散した。

 

 

 

 

「フッ・・・。」

 

 

 

『ペルソナ』が使える事、そしてそれがロボットに通用する事が分かり、悠の表情は笑みへと変わった。その顔は自信に満ち溢れていた。

 

 

 

すると、残りのロボットたちは、突如現れた『イザナギ』を危険と判断、排除しようと一斉に向かってきた。

 

 

 

 

そのうちの1体は意表を突くように『イザナギ』に接近し、レーザーで攻撃をしてきた。

 

 

 

「『イザナギ!!』[スラッシュ!!]」

 

 

 

だが、『イザナギ』は体を捻る様にそれを回避し、ロボットの背後に回ると、その勢いのまま、大太刀で横に一刀両断。

4体いたうちの2体目を爆散させた。

 

 

 

 

(よし、2体撃破!残りは2!!)

 

 

 

しかし、破壊した次の瞬間、背後に潜んでいた3体目がケーブルを伸ばし、大太刀を持つ『イザナギ』の右腕に絡みついてきた。『イザナギ』の武器を封じにきたのだ。

 

 

「ちぃ!!」

 

 

それを見た4体目は『イザナギ』に接近。再びレーザー攻撃を仕掛けるつもりのようだ。如何やらロボットたちは『イザナギ』の主な“武器”は大太刀だ、と判断したようだがそれは全く違う。

 

 

 

 

「このぉぉぉ!!!」

 

 

 

悠が大きな声を上げ、力を込めるとそれに呼応するかのように『イザナギ』も力強く動いた。

『イザナギ』は右腕に絡みつくロボットを左手で掴みケーブルを引き千切りながら引き剥がし、接近してくるもう一体の方に投げつける。

突然の反撃に対応できなかったのか、そのまま2体は衝突する。

その衝撃に2体の動きが止まる。

 

 

 

 

 

「決める!『イザナギ!!』[ジオ!!]」

 

 

 

 

その瞬間を悠は見逃さない。

留めの一撃を与えるべく、悠が指示を出し、『イザナギ』が左手を2体のロボットに向かって突き出す。

 

すると!

 

 

何と2体のロボットの頭上から雷が降ってきた。これこそが大太刀の並ぶ『イザナギ』の“武器”、雷系のスキルの1つ“ジオ”である。

 

 

 

この攻撃を喰らった2体のロボットはそのまま爆散した。

 

 

 

 

「よし!これで全部だな・・・。フゥ・・・。」

 

 

 

突如襲いかかって来たロボットをすべて破壊し、“ペルソナ『イザナギ』”を戻した事で、悠は漸く一息つく事が出来た。

だが、また何かが起こる前に情報を得なければ・・・。

 

 

 

>直ぐに情報収集に掛る事にした。

 

 

 

悠は先ほど破壊したロボットを調べてみる事にした・・・。

 

 

「何か、この世界に関する情報はないか・・・。」

 

 

>ロボットの内部を見る限り相当高度な技術である事は分かるが、流石にそれ以上は分からない・・・。

 

 

 

「駄目か・・・。クソ、何か掴めるかと思ったんだが・・・。」

 

 

ロボットを調べるのを諦め、これから如何するかを考えるべきか、と悠は思い始めた・・・。

するとその時!

 

 

 

「そこの方!大丈夫ですか?」

 

 

(!?)

 

 

 

>突如として女性の声が聞こえた!

 

 

 

突然の事に悠は周りを見渡すが姿は見当たらない。

 

 

(何処だ?何処から聞こえてくる!?)

 

「あの、こっちです。こっち~。」

 

(・・・?)

 

 

 

先程より女性の声がはっきり聞こえた。その声がした方、上に悠は目線を変え、そして驚愕した。

 

 

 

 

(・・・なっ!?と、飛んでいる!?)

 

 

 

 

何と、声の主の女性は空中に浮いていたのだ!

>だが『オカン級の寛容さ』、『豪傑の勇気』で直ぐに平常心を取り戻した。

 

(フッ・・・。そう言えば、ここは異世界なんだ、何が起こっても何ら不思議じゃないな。)

 

 

冷静さを取り戻した悠はその女性と改めて対面した。

その女性は長めのツインテールを白のリボンで結び、同じように白の衣装に身を包んでいる。そして、その手にはあの男が持っていたような機械仕掛けの赤い球が着いた杖らしきものを持っている。

 

 

(もしかして、さっきの男の仲間か・・・?)

 

 

 

確かにこの女性はあの男と似た格好をしている。だが、それだけではまだ彼女が味方という確証は持てない。実は、何か災いをもたらす者の一派かもしれない。

 

 

>もう少し情報を得なければ・・・。

 

そこで悠は自ら行動を起こした。

 

 

(身元から何か情報を得られれば・・・)

 

 

 

「ええ、大丈夫です・・・。失礼ですが、あなたは?」

 

「あ、申し遅れました。私は“時空管理局本局武装隊” 機動六課スターズ分隊隊長「高町なのは」と言います。」

 

 

 

これが、ペルソナ使い”と“魔道師”のファースト・コンタクトだった・・・。

 

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