転生先はオリジナルだった!?   作:浅墓

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九話 魔法使い3

 

 

 

 

 

 

 

体も心も前回でボロボロになった俺だが現時刻7時半

アリスが魔法使いの魔法陣を持ってきたところから十分経過しているが

俺は机について書き取りをしていた。

修行?改造?ないよ

え?話が違うじゃないかって?

アリスが言うには

「助けてくれた魔法使いは呪文と呪文を使わない魔法をわけていて、よく使う魔法は魔法陣を暗記することで発動できるっていう仮説があるわ。今日のうちに暗記して検証するのよ!!」

とかいって俺を部屋に押し込め渋々書き取りをしている

だが、朝4時に起きた俺は極限状態にあった。

「ねむいネムイ眠いねむいネムイ眠いねむいネムイ眠いねむいネムイ眠いねむいネムイ眠いねむいネムイ眠いねむいネムイ眠いねむいネムイ眠いねむいネムイ眠いねむいネムイ眠いねむいネムイ眠いねむいネムイ眠いねむいネムイ眠いねむいネムイ眠い···」

だが、書き取りを続ける

俺はこの地獄のような三年間のおかげで忍耐力がある!こうして呟いてる間にも俺は暗記してるのさ☆

用意された紙はまだまだあるやっていこう

 

 

 

 

 

 

 

「そろそろできたー?」

アリスはあれから二時間でてこない夕斗の部屋にノックをする

だが、何時まで経ってもノックの返事はない

不審に思ったアリスは部屋に入った

「夕斗ー返事くらいしなさいよねー」

「」

部屋に入って夕斗が座っているのがみえ近づいていくと

「凄い紙の量ね···全部書いてるわ」

魔法陣の紙の量に圧倒されるが夕斗の横にあった紙があと数十まいという量になっていた

適当に書いたわけじゃない。夕斗の机に近づいていくほど完成度は上がっていくのがわかる。

(もしかして夕斗って天才!?)

そう思って夕斗の背中をつつく

「夕斗ってもしかして···これ全部書いたの?」

確認をとってみるが

「···すぅ····すぅ」

「なに?寝てたわけ?」

呆れて夕斗を揺すってみる

「魔法陣の暗記はどうし!?」

揺すっていたときに机にのっていた紙が落ちてきた

机にのっていたということはいまさっきまで書いたものであるだろう

でき具合は···アリスが書いた見本以上だった。

「これは期待以上かも···」

その紙には「暗記完了!」とかかれた夕斗の字だった。

 

 

 

 

 

起きたらいつのまにか11時だった。

「···あー、寝ちまってたか」

「いま起きたの?」

「おわっ!!」

ビックリして振り返るとアリスが書いた魔法陣の片付けをしていた。

「い、いたのかアリス」

「そうよ!それよりも···」

「ああ、暗記完了だぜ」

「早速やってみせてよ!!」

「ここでか!?」

「大丈夫よ?この魔法陣は転移してたから多分転移になるわ」

「多分で大丈夫なのか···?」

俺は仕方なくやることにした

「やり方は頭の中で魔法陣を描くのよ!」

俺はやり方の通り魔法陣を描く

不思議なことに魔法陣が頭の中でゆっくり描かれるイメージで

俺から魔力をもっていった。

魔法陣が完成する

「!!」

完成した!!!

「どうすんの?」

「え!?だめなの!!?」

結局失敗に終わるのだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あの地獄の1日から2日経った月曜日学校では留学生が来ていたが

朝、事件はおきた

「じゃあ、俺学校行ってくるからあんま出歩くなよ?」

「なにいってんの?私も登校すんのよ?」

アメリカからの留学生ってお前かよ!?

一緒に登校されるとこを沙由利に見られ

どこで知ったかわからんが委員派に追いかけられた···

 

 

 

 

 

あれから6日たち、アリスはいろんな方法で魔法を使えるようにしようとするが全部駄目だった

魔法陣の書き順とか精神統一とか滝打たれとか

途中からとてもまともじゃなかった

···やってきた俺とは?

まあ、気が気でなかったしノーカウントで。

さて、あれから試す方法がなくなったらしく

「ゆっくり方法を見つけてやっていく作戦に変更よ!時間もあるし家も近いし、方法を思い付きしだいそれまで待機よ!私は家の設計や指示があるから行ってくるわ!明後日には完成予定なんだから忙しいわ!!」

 

 

 

 

 

 

 

7時になってアリスを呼びにいく

あいつはまだ設計を一人でしてるんだろう

大工さん誰か帰るように言えばいいのに。

呼びにいくのにもなれてきた俺は何時ものようにアリスを呼びに外にでる

 

「おーい、アリス。晩ご飯できたぞー」

「···?いまいくー」

「おいおい···」

このように集中して全く動かない

呆れながらもう一回呼んだ。

「俺が全部食べるぞー?」

「!!!!ダメー!!」

お前絶対子供だろ?

そう思う今日この頃

 

 

 

 

 

 

 

side アリス·ヴァードニング

 

 

 

夕斗はとても優しかった

アメリカでは私のわがままに逆らう人なんていなかった

ママは病気で既に亡くなっており叱ってくれる人なんていなかった

日本にきて冬戸に来たのは反応はもちろんんだが、最初は剣神とか言う奴が実は魔法使いじゃないかと思ってきたが

魔法力測定機の反応は強くなり、その反応に従いたどり着いた先にいたのは

魔法力をもったただの凡人だった

自分は魔法使いじゃない

だが、それは2日後におもいしらされた

私が二時間掛けて書き上げた魔法陣をたったすう十分で私以上に書き上げていた

結局失敗に終わったけど

この一週間はとても貴重な時間だった

夕斗は私を叱ってくれた

褒めてくれた

信じてくれた

一緒に笑ってくれた

嬉しかった。夕斗と一緒にいる時間に飽きない

だからだろう

夕斗の前では絶対に笑っている

夕斗も笑ってくれるから

パパ、私···日本にきて魔法使いはいなかったけど

確かななにかをみつけたよ

 

 

 

今日で屋敷は完成する

夕斗との生活がこんなに楽しいなら屋敷なんて造ろうとするんじゃなかった···

後悔がすこしあるが夕斗とお隣と思えば少し嬉しかった

今から昼ご飯の材料を買いに行こうとしていた

「遅いわよ!先に行っちゃうわよ!?」

「おいおい待て!?前を見て歩けよ」

「天才は後ろ歩きじゃこけないわ」

そうあの角にくるまでは

こけて笑い会う計算を入れていた私は考えてなかった

 

 

 

 

 

 

車が通ることを

 

 

 

 

頭が真っ白になる

 

 

 

 

 

 

 

その時だったろう

 

 

「あああああああああああああああああああああああああああああ!?」

 

夕斗の声がしたのは

 

 

 

 

 

 

 

 

side 佐田 夕斗

 

 

 

脳が震える

アリスがこけたと思ったら

アリスの顔を見るに驚いている

車の高さからしたらアリスは見えない

気づいて走り出す

角から車体がでてきたとき

 

 

 

 

間に合わない

 

 

 

 

強化?ダメだ!

一回じゃあ間に合わない

衝撃波?

成功率が低いし

成功してもどうしよもない

 

 

どうすれば

 

 

 

 

 

どうすればどうすればどうすればどうすればどうすればどうすればどうすればどうすればどうすればどうすればどうすればどうすればどうすればどうすればどうすればどうすればどうすればどうすればどうすればどうすればどうすればどうすればどうすればどうすればどうすればどうすればどうすればどうすればどうすればどうすればどうすればどうすればどうすればどうすればどうすればどうすればどうすればどうすればどうすればどうすればアリスは助けられる!?

 

「あ···」

声がもれる

「ああああああ····」

大きくなる

「あああああああああああああああああああああああああああああ!?」

ダイスの振られる音がする

脳裏によぎる技能

,%<”05

バグった文字が剥がれていく

 

奇跡”05

 

奇跡がおこる

 

右手が微かに光っている

技能が勝手に発動する

魔法:強化”78 成功

え?

魔法:強化”75

リキャストなしで連続で発動していく

強化の技能が失敗の値なのに成功している

魔法:強化”56 ”32 ”02 成功 成功 クリティカル

 

計5回成功 クリティカルボーナス負担軽減 奇跡ボーナス

 

世界が真っ白になる

伸ばした先の手が届く

「あああああああああああああああああああああああああああああ!?」

 

世界が止っているような感覚

アリスの手に届く

俺はアリスを引き寄せた

 

世界が動き出す

車は何事もなかったように通りすぎていく

 

「夕斗···なの?今のは一体····夕斗!?」

意識が薄れ行くなかアリスの声が遠く聞こえる

 

 

そのなか天使の声がはっきりと聞こえた

 

 

 

 

「探索者として覚醒です。マスター」

 

 

俺は意識を手放し眠りについた。

 

 

 

 

 

 

 

 

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