さて、泊まりにきた春崎とアリスを送ったあと俺は荷物を詰め家を出ようとしていた。
みんなは覚えているだろうか?雪先輩がなにかいってたことを···
正解は
「いらっしゃい、夕斗。今日はずっと打ち合いだから覚悟してね?」
泊まりに来ました。
さて、本当なら夏休みにと思っていたが雪先輩が剣道を知ってもらいたいと言うことで一日だけ泊まりに?結局は日帰り帰なんだが。雪先輩に部屋に案内された俺は荷物おいて武道場に向かった。
雪先輩の家はとても広く昔の武家の家みたいである。
「やっぱ広いな···雪先輩の家は」
「フフっ、名字で呼ぶのにも慣れてきた?」
「どわあああああっ!?」
いつの間にか雪先輩がいた。
「ビックリした?」
「ええ···ビックリしますよ···」
「この家は広いからこうやって後ろに回ってこれるの」
「どんだけ広いんですか···」
そうして話してるうちに武道場に着く。
「今日は夕斗に剣道を覚えてもらうわ」
「剣道ってそんなに簡単に覚えられるのか···?」
「まあ剣道というより竹刀、剣の使い方ってところよ」
剣は使わないでしょう···
「よ、よろしくお願いします···」
雪先輩からの指導が始まる···
「こんなところね」
あれから二時間経った。武道場の時計は10時をさしている。
藤原家についたのは8時手前だったのをうっすら思い出す。
「15分の休憩よ。部屋に戻ったりトイレにいっておきなさい」
確かに汗がびっしょりで服が真っ黒に見えるほど濡れている。
「き、着替えてきまーす···」
重たい足取りで部屋に向かう。
着替えた俺は休憩が10分あることから部屋で休むことにした。
暇なのでスマホを起動させると
「マスター新たな技能取得おめでとうございます」
「うおっ!?···天使か。技能って···取得、急に?」
「はい、見てください」
そう言って天使が俺の技能ステータスを画面に持ってくる
現在能力数12:オート回避.回避”99 カウンター.コブシ”60 キック”40 魔法:強化”60 魔法:衝撃波”50 魔法%#,,”?? 聞き耳”35 隠れる”30 追跡”75 剣術50 奇跡”05
(更新したので表示しました)
こうしてみると、いろいろ技能の一部の成功率が上がっているが実は上がる条件がある。
魔法は天使に教えて貰うたびに経験値らしきものが入ってくるらしく、他の技能も俺の努力しだいだ。嬉しいのは魔法の成功率が上がったことだ。それより···
「剣術50!?初期値の二倍じゃねえか!」
「流石マスターです」
「マジかよ···。やっぱり雪先輩すげぇ····」
「マスター、技能セット数が7から8になりました。セットしてください」
「そうか···、じゃあ隠れる抜いて奇跡入れて···剣術入れるか」
「かしこまりました。以上が報告でした」
そう言うと天使は画面の端で寝始めた。
···寝てばっかだな、天使···
というわけで、
「じゃあ、久しぶりに本気でしましょ?」
「いやそれは···」
回避”68 成功
体が勝手に動き伏せた
「え?」
「あら?よく避けれたわね?」
不意討ち!?
「不意討ちでもしないと当てれないと思ったけど···余裕みたいね♪」
脳裏にダイスの振る音がする
回避”25 成功
「ちょ!?まじですか!?」
「今日こそ当てるわよ?」
魔法:強化”54 成功
っっっっしゃああああ!
「ふっ!はっ!」
回避”87 41 成功
横に体をずらし避けたあと竹刀のある後ろに跳んだ
「これでどうだ!」
剣術”49 成功
今日はダイス運がいいぜ!
「!?」
雪先輩の攻撃を竹刀で防いだ
「···今日教えたばかりなのに、凄いわ夕斗!」
「じゃあ、攻撃を緩めてから言ってくださいよおおおおおおおおおおお!?」
今もこうしてるあいだにも回避は発動している
「無理ね♪」
「うおおおおおおおおおおおおお!?」
回避”80 成功
ただでは負けれない
そう思った。
「カウンタ!!」
カウンター:剣術”87 失敗
「やっべ!?」
頭から突っ込んで竹刀を振ったため雪先輩は後ろに下がり攻撃を避けた
「貰ったわ!」
一撃が入る
その時だった
回避”05 クリティカル クリティカルボーナス、カウンター自動成功
「···!」
振り降ろされる一撃は俺の頭に入る
直前で自分から頭を下げた
「!?」
カウンター:剣術”02 クリティカル クリティカルボーナス、防御不可 ダメージ1.5倍 竹刀のためダメージ1
クリティカル成功により体が勝手に動くわけだが
先輩の竹刀に当たることなく避けたあと先輩は竹刀を戻しながら後ろに後退しようとするが
ッッパーーン
体を横に捻り足を前に出し後退した先輩に追い付くことで雪先輩に初めて竹刀が当たったのだった
「今日は楽しかったわね」
「そうですね。勉強になりました」
練習を終えて今は夕飯をご馳走になってます
「まさか夕斗に一撃当てられるとは思わなかったわ」
「いえあれはまぐれで当たっただけで···」
「フフッ。まぐれで私が当たるわけないじゃない」
「そ、そうですか···」
「だから剣道部に入って···」
俺は先輩の言葉に被せるように
「そういえば先輩。俺はここで夕飯をご馳走になってていいんでしょうか?」
「ええいいのよ?あと···お風呂にも入っていくかしら?」
「けけけけ結構です!」
流石に無理があるでしょ!?
「そう?別にいいのよ?」
「着替えがもうないんで···っていうか先輩あのですね···」
「なにかしら?」
さっきから意識しないでいたけど限界が近い
いや
「距離が····近くないですか?」
そう、先輩がめちゃ近い
隣に座ったと思ったらそのまま夕飯を食べ始めるんだもん!
ビックリだよ!?
「そうかしら?」
あ、この目は意識してやってますね
絶対にそうだ!
「俺も高校の男性ってことなんでこいうことをされるとヤバイっていうか···その~」
「嫌···かしら?」
ぐああああああああああ!?あの生徒会長の雪先輩が上目遣いだとおおおおおおおお!?
平常心だ。平常心でいこう。平常心でいくんだ俺!!
「嫌···じゃないですよ」
「ありがと♪」
おふううううううう!セーフ!
こうしてドキドキの夕飯をご馳走になった
「じゃあ雪先輩今日はありがとうございました」
「いいのよ。よかったらまた来なさい」
「お暇があったら来ますよ」
そう言って俺は家に帰るのだった。
「父さん彼···夕斗はどうだった?」
廊下の奥から出てきたのは藤原文堂。藤原雪の父だった。
「うむ、なかなか···いやかなりの才能がある。最後は驚いたぞ!!娘に一撃入れようとは本当に驚いた!」
「彼なら···私に追いつくわ···絶対に」
「届くかもしれんのう。我が娘に···」
「ねえ、父さん?夕斗となら···結婚考えてくれるかしら?」
「うむ、今後の成長しだいだな!!ワハハハハハハハハハハハハ!」
「フフフフフフフフフフフフフフッッッ」
二人の笑いが家中に響いていた···
「そういえば雪。最近は死んだ母さんに似てきたな!」
「そうかしら?気のせいじゃないかしら?」
出産のとき亡くなった藤原明菜<ふじわら あきな>
藤原雪は藤原明菜に似てきたらしい···
これからは投稿したら活動報告をちょくちょくします
よければみてください