転生先はオリジナルだった!?   作:浅墓

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十六話 VS如月葉鬼

 

 

 

 

 

 

雪先輩の家に泊まってからまた休日が訪れた

「狐火神社行ってみましょう。マスター」

「またか?」

土曜日に天使が狐火神社に変化があったらしく俺は見に行くことになった。

でついたわけだが····

「一週間ぶりなわけだが···なんか変わったな」

「いまこの狐火神社には巫女がいます」

「は···?巫女····ってあの巫女?」

「はい、探索者の彼は持っていた霊装だけでは不十分だったのでこの神社にふさわしい者を探してきたそうです」

「巫女っていたのか····。というより探索者は男なのか?」

「ええ男です」

「そろそろ会ってみたいんだが···?」

一度も会ったことがない俺は探索者がどんなやつか知りたかった

「まあ絶対いつか会えますから」

「そうか···。気長に待つよ」

少し残念だ

短い石階段を上がっていくと

「おい···話が違うじゃないか!?」

「マスター驚き過ぎです」

社が新しくなっていたというより家···だな

「おい····探索者って·····何者?」

「いえ、私が手伝いましたから」

「初めて聞いたぜ···」

「では巫女さんに会ってみましょう」

「巫女ねぇ···本当にいるのか?」

玄関から入らず庭のほうにまわって

「あれ?天使さんじゃないですか」

草むしりしてる巫女がいた

いやー巫女服ってあるんだねー

「って巫女おおおおおおおおおお!?」

「マスター落ち着いて下さい」

「なんですかこの人···?」

 

 

 

 

 

 

「すみません真夏。マスターが騒がしくて···」

「すまんな。実際に巫女がいるとは思わなかったんだ」

「いえいえ、いいですよ。私は白火真夏<はくび まな>と申します。以後よろしくお願いします」

「俺は佐田夕斗、よろしくな白火さん」

「こちらこそ」

そう言ってペコリと一礼した白火。

黒髪が輝く位黒い。背は···アリスより少し上···だろうか···?

「ここではなんですから中に入りましょう」

そう言って玄関にむかった

 

 

 

 

 

 

 

 

「天使さんたちはどしてここに?」

「マスターに真夏との面識をもっておいたほうがいいと思ったからです」

「そうですか···それでちょっと話がかわるんですが、"あの人"はいないんですか?」

「彼ですか?いませんね」

「あの人って誰だ?」

「あの人はわたしを狐火神社に務めるきっかけを作ってくれた人です」

気になってそのまま聞いてみる

「その人の名前は?」

「それが···わかんないです」

「わからない?」

「名乗らずそのまま去ってしまいました」

どんなやつだよ···

ん?待てよ白火をこの狐火神社に呼んだのってたしか····もう一人の探索者だったな

「白火そいつってどんなやつだったんだ?」

「ん~?いつの間にか何処か行っちゃってる人です」

「見た感じは?」

「いえ普通の感じの人ですよ。見た目も目立つことはないです」

ヒントが少ないな···

「ありがとう」

ここで待っていた天使が口を開いた

「真夏さんここの神格にあたる狐火様が帰ってきます。不作法がないように···」

「わかってますよ天使さん!」

元気よく返事をする真夏

「マスター、葉鬼さんの神域に行きましょう」

「行くか···ってここから遠いじゃねえか」

「そうですね早く行きましょう」

「はいはい···」

「それでは真夏さん、これで失礼させてもらいます。」

「またな。白火」

「またお会いしましょう!佐田さん、天使さん」

 

 

 

 

見送ってもらったあと

「なあ、真夏をここに呼んだのってもう一人の探索者だろ?」

「そうですよ」

「···本当にどんなやつなんだか」

謎が深まるばかりだ

 

 

 

 

 

 

というわけでやって来たのは葉鬼の神社、豊穣神社だ

この神社は影が多く夏場はとても涼しい

蚊もいないし夏場はよくここに来た

いつものように社にてを触れると神域に入れる

「おはよう夕斗。今日はどうしたんだい?」

「おい如月。どうし····おお!夕斗じゃないか!?」

神格二人のお出迎えだ

 

 

 

 

 

「というわけで狐火の神域と神社の障気が消えてもう帰れるようになったんだ」

「そうか···ありがとう夕斗」

「いや俺はとくになにもしてないんだが···」

「じゃあ狐火ともお別れだな」

そう葉鬼が呟く

「そうだな。暇潰しの相手がおらんくなるのう」

最近は神格同士で本気で戦って暇潰ししていた二人は少し寂しくなるのだろう

ちなみにその戦いをみたが····

改めて俺のときは手加減してることががわかった

 

「夕斗よそういえば如月と戦えるそうじゃの?」

「ああそうだな」

「妾も戦ってみたいのう」

「え?いやちょっとそれは···」

だが助け船がここで出る

「まあまあ狐火···」

葉鬼···!お前····。俺を助けてくれ···!

 

 

「私と戦って実力見てからにしとけ!」

お前えええええええええええええええええええええ!?

SU☆KU☆I☆NA☆SI

救いなし!!

「葉鬼おまっ!?何考えて····っておおおおおおお!?」

回避”63 成功

「葉鬼···!裏切ったな!?」

「いや意味わかんないし」

くそ!!だめだ···この流れは戦うしかない

「なら····やってやるぜーー!!!」

「その勢いだよ夕斗!」

コブシ”52 成功

「ッッラア!」

「甘いよ!」

葉鬼は俺の突き出した腕をもって横に投げた

「おおわあああああ!?」

だが俺は強化をする

魔法:強化”58 成功

飛んでる体勢から地に足をつける

「!?」

葉鬼がいない!?後ろか!?

俺の第六感で前に転がり後ろを確認したが葉鬼の姿は見えなかった

「なに!?」

「上さねっっ!!」

回避”24 成功

バック回転でなんとか避けた俺は

上からきた葉鬼の攻撃を避けることに成功した

「魔法:衝撃波!」

魔法:衝撃波41 成功

「魔法:衝撃波”41成功を確認。言霊に従いて我に従ええええええ!」

このあと葉鬼の拳がとんでくる

そこが勝負所だ

「豊穣鬼····!!」

「右拳に纏いて爆ぜろ!!」

コブシ”52 成功

 

いま勝負がつこうとしていた

「破拳一閃!!」

「バスター·グレネイト!!!」

力がぶつかった

 

 

 

立っていたのは

 

 

 

 

 

 

葉鬼だった

 

「いやー強くなったねー!夕斗」

遠くで起き上がる影

「痛てててて!最近まじで本気だろ!?」

「そりゃそうさね?そうじゃないと楽しめないじゃなか」

「そうかよ····」

「強化の二重掛けだったら引き分けだったね」

「勝ち目ねーじゃねえか!」

 

 

 

 

 

「すまんな、葉鬼のせいでちょっと戦えなくなったわ」

「妾も戦ってみたかったぞ!」

「すまんすまん!」

こいつ···反省してるんだか···

「じゃあ頼んだぞ、夕斗」

「おう」

そう言って俺は鳥居まであるいていく

「よっと」

本当ならくぐれない鳥居に触れると空間が歪む

狐火の神域に繋がったのだ

「行けるぞ!」

「ありがとう夕斗、そして如月」

「おう!じゃーな!」

こうして狐火白狐は狐火神社に帰還したのだった

「じゃ俺も帰るよ」

「またこいよー」

「言われなくっても来るっての···そういう約束····だろ?」

「····あ、ありがとう····」

「?。葉鬼らしくないな」

「い、いいじゃないかたまには···」

「そうか···またな」

俺は家に帰るのだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「最近は戦っても一回じゃあ疲れないな···」

「マスター、だんだん人間やめてきてますね」

「よせ、言うな」

まあいい一日だった

そう思えた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だが、次の日がとんでもない日になることを俺は知らない

 

 




予告通りの更新でした。
昨日活動報告も更新しました。
よければ見てください。
アンケートもとってるんで是非見てください!
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