というわけで部活実施一日目
部室(教室)にいる俺らトラブルバスターなんだが···
「今日ってなにか問題っておきてるのか?」
「無いわね」
部長である篠原
「無いわ!」
副部長のアリス
「え?···解散?」
部員の俺こと佐田夕斗
「解散はしないわ、自分の足で探すのよ。夕斗行ってきなさい!」
「何で俺!?」
超理不尽だった···
「というわけで···国語の先生のお気に入りの猫を捜す···ってひどすぎだろ!?」
見つけてきたが···酷かった
「物凄くベタね?」
「ベター過ぎるわ!」
「こんなん現実じゃ尚更あり得んと思ったけどな···」
ありました、今ここに
「じゃあもうひとつの···」
俺が捜してきたもうひとつの情報を言おうとしたときアリスが
「もうひとつあるならそっちにしてよね!」
いやこっちはな···
「学校の古新聞やいらない教科書、去年捨てられきれず今になって処分なもの···雑用の手伝いだな」
「「····」」
沈黙···だがすぐさまアリスが思い付いたように立ち上がる
「猫が見たいわっっ!!」
「お前の願望じゃねえか!?」
結局猫探し
「じゃあ明日は猫探しを決行するわ」
「決行するほどじゃないと思うんだが···?」
「頑張ろーね!」
「アリス···お前そんなに猫見たいのかよ···」
明日からでした
放課後
「おーい、夕斗帰ろうぜ~」
竜也が呼んでくる。ああ、こいつには言ってなかったわ
「すまん、俺部活に入ったの」
「は?お前が?何部だ?」
「トラブルバスター部」
「ぶっは!?あれほんとなのか!?」
笑いと躊躇いが混じったその台詞から真剣な顔つきになる
「お前がなあ···俺も何処か部活に入ったほうがいいのかね」
「中学校のときの将棋部はマジで暇だったからな」
「ああ、おかけで勉強や月の宿屋でめちゃ遊んでたな」
過去を振り返ってみて勉強やよく話し込んでいた
「あの頃は···楽しかったな」
竜也はまるで遠くをみるように言う
「今も十分に楽しいよ」
「そうか···。さーてじゃあ帰ろうかな!部活頑張れよ!」
そう言って竜也は去っていった。
「俺もいくか」
集合場所になるグラウンドに俺は向かった
集合場所には篠原とアリスがいた
「じゃあこれで揃ったわね」
「夕斗が遅いからだよー」
「悪いな」
「じゃあ手分けして捜しましょ」
篠原の手分けを提案に否定するものはいなかった
「じゃあ、私と夕斗だね!」
アリスがチーム分けで言い出すが
「私と夕斗でしょ?」
篠原も同じように俺をチームに入れてきた
「いや私と···!!」
「いや部長である私と···!!」
もはや言い争いになっている
「アリスはこの町来たばっかなんだから、チーム分けは賛成だ。篠原とアリスでいいだろ、俺は···一人で捜すわ」
こうきりだすと
「「それもそうね」」
納得がはやかった
「猫の情報はみっつよ。豊穣神社付近の塀の上と東丘の公園と···西の缶工場よ」
「私が計算して割り出したの!」
「西の缶工場好きだな、おい!?」
またあそこか!?
「ここから一番遠いのは東丘の公園ね、ここはアリスと私がいくわ」
「ということは···豊穣神社と西の缶工場···俺だけ二つじゃあねえか!」
「どうせ強化ではやく着けるでしょ」
労働か···
というわけでやって来たのは豊穣神社の前の塀の上をさがしています
ああこの階段の上に葉鬼ががいてこの通で雪先輩に会ったな
いまとなっては懐かしき思い出たち···
全てが襲われてさえいなければこんなに辛くないのにな
思い出しただけでブルーになった俺は猫探しを再開した
そのとき
「あれ?夕斗か?」
夏角竜也が奇異の眼差しを送っていたのであった
「止めろよ!?こんなんだけど部活をしてんだよ!?」
説明中...
「へえ、猫探しねえ。嘘だろ?」
「こっちは大真面目で捜してます」
「お前一人で?」
「篠原っていう部長とアリスの副部長は東丘の公園にいったよ」
「学校から遠いじゃん」
「だから俺が一人で近場さがしてんだよ」
竜也は考えるように悩んだあと
「俺も手伝っていいか?」
「別に楽しくないぞ?」
「帰っても暇だからな」
「じゃあそっち頼むわ」
「猫いたか?」
「て言うかここにはいないな」
ここで捜して一時間が経とうとしていた
「仕方ないな···西の缶工場のほういってみるか···」
「西の缶工場って···あの?」
「竜也帰ってもいいが···どうする」
「ここまで来たら猫みて帰るっしょ!」
お前も猫かーい!?
「なあどんな猫なんだ」
「さあ?篠原とアリスは見たら分かる!としか言ってなかったし」
「どんなだよ···」
全く予想ができない
そんなくだらない話をしながら
西の缶工場についた
「ここか···ってまた人がいないみたいだな」
ホントセキュリティーざる加減
「簡単に入れたな」
「前も入ったことあったし···」
とくに最近
「え!?お前入ったことあったのか!?」
やべ
「いや子供のときだよ」
咄嗟に誤魔化しといた
「あれ?今さっき人影が···」
「工場のひとか?」
面倒だな
だが、それは後ろから急に
回避”85 成功
「!?」
体を強引に捻り攻撃をかわした
かわしたことで後ろから突っ込んできた奴が立ち上がる
もしかするとこれは···
一方その頃 東丘の公園
「いないわね」
「計算間違えたかな?」
いやアリスが天才なのは私と夕斗がよく知っているので
アリスが計算を間違えることはない
というか計算するだけで猫の位置まで特定出来ること事態
凄いのだが
「夕斗からは連絡が入ってこないということは···」
「あっちでも見つけてないってことだねー。夕斗も移動してるだろうし正解は西の缶工場ってことかな?」
「まだ分からないわよ?もしかしたら···」
「もしかしたら?」
「"今こんな風"に組織の過撃派の連中に襲われてたりしてね」
それだけでこの現状を理解したアリスは
「····数は?」
「四人から三人ね」
アリスが微笑む
「なら勝てるわね」
白衣の内側から夕焼けによって黒光りする拳銃を取り出した
「このチョーク弾丸拳銃で充分よ!」
「ええ···この前の借りを返さなくっちゃね」
まるでまっていたかのように
公園の到る所から組織の過撃派と思われるものたちが飛び出したのだった
こと戻って西の缶工場では···
「こいつなんだ!?」
一般人である夏角竜也でもこの人間は異様だった
人間性が狂ってるとしか言いようがない
「ぎゃははっはははははははははは!!!」
「こんなときに···!?」
夕斗が変な狂人に襲われていた
「竜也!!お前は逃げろ!」
夕斗の声によって我にに返る
「でも!?」
「いいからはやく!」
夕斗の言われるがまま竜也は工場の外を目指す
「どうなってんだよ···!?」
今、冬戸市で組織の過撃派の攻撃が始まった