今回から数回に分けて、第5幕の設定集をお届けします。
まずはキャラクターリストです。ライダーリスト・怪人リスト・用語集は完成し次第投稿する予定です。これまでは一気にドドンと投稿していたのですが、なにぶん量が多くて……多すぎて……。
気長にお付き合いいただけると幸いです。
【acquario陣営】
各々の意志と共に理不尽へ立ち向かう4人の主人公たち。波妃駅前に店を構える『喫茶
目白 一織(めじろ いおり) /仮面ライダーアマゾンラムダ
○性 別 :男
○年 齢 :24歳
○身 長 :177cm
○体 重 :よく食べるので増えがち
○誕生日 :3月7日
○家 族 :波妃町とは別の街に両親がいる。
ひとりっ子。
○職 業 :喫茶acquarioホールスタッフ
○好きなもの:漫画、魚料理
○嫌いなもの:期待
○目 的 :「生きる」
○人 物 :
仮面ライダーアマゾンラムダに変身する、マイペースなふわふわ男。第5幕では廻たちと共に東京へ潜入して多くの謎を解明、最後には廻の縁の『当事者』として輝星/仮面ライダーガイストを打倒した。
基本的には気さくでノリが良く、面倒見も良い好漢。だが一方で「自分は自分・他人は他人」という価値観を持っていて、良くも悪くも他者に干渉したがらない。第2幕で廻に協力しようと言い出した(=危険なことに関わろうとする)鈴を止めなかったり、第3幕で廻がヒューマギアだということを(アマゾンの知覚を持っていながら)見抜けなかったりしたのもこのスタンスが悪い方向に働いたため。ある意味では他者への関心が希薄と言える。
しかし第5幕では廻が人間に戻ることを強く勧めたり、戦闘で無茶をしようとする彼女に怒号を浴びせたりといった場面があった。彼の中で何かが変わりつつあるのか、それとも――?
○怪人態――《メジロザメアマゾン》:
説明するまでもなく、一織は人喰いの怪人・アマゾンであり、そのモチーフはサメである。そんな彼にはアマゾンズドライバーで変身した姿とは別に、設定上の怪人態が一応存在している。
なぜ設定上なのかについては彼が元人間であり、アマゾンとしては不完全な生き物だからというのが理由。第3幕にてドライバー無しで変身しようとした際も、片腕が変異したのみだった。藤堂武蔵は『アルファタイプ』と呼んでいたが、こちらは当然というべきか原典《アマゾンズ》に登場する鷹山仁/アマゾンアルファに由来する。
廻と初めて邂逅したときから高い戦闘力を発揮している彼だが、アマゾンとしての強さは贔屓目に見ても中の下で、個としては弱い部類に入る。アマゾンズドライバーを用いて各種ステータスが底上げされた“ラムダ”の状態であっても、そもそも一織が戦闘経験もない一般人であるため本来その戦闘力はたかが知れているはず。では何故、そしていつ、彼が己の力の使い方を覚えたのか。それはまだ語られていない。
ちなみに設定上の見た目は劇場版仮面ライダーアマゾンズに登場したサメアマゾンの色違い。かわいい。
霧島 廻(きりしま めぐり) /仮面ライダー廻
○性 別 :女
○年 齢 :1歳(本体23歳)
○身 長 :171cm
○体 重 :物理的にだいぶ削れたため激減
○誕生日 :1月1日(本体9月20日)
○家 族 :父・霧島昇と2年前に死別
母・三輪とは幼い頃に死別
ひとりっ子
○職 業 :喫茶acquario店長
○好きなもの:人と会話すること
知らなかった物事を知ること
庶民の文化に触れること
街イベントに参加すること
首里城のスウェット
マシンリボルブリンカー(new!)
○嫌いなもの:負けること
○目 的 :「人間の身体を取り戻す」
○人 物 :
KPF会長令嬢の人格を宿すノーパンクーデレヒューマギア。仮面ライダー廻に変身する。第5幕では一織たちと共に自分のルーツと向き合い、その因縁に終止符を打つことに成功した。
復讐に取り憑かれていた頃は「なんでも利用してやるんだから」みたいな言動もあったが、角が取れて丸くなった結果「自分の都合に周囲を巻き込みたくない」という想いが全面に出てくるように(霧島廻としてはこちらが素)。特に第4幕にて満太を巻き込んだり一織が洗脳されたり鈴が誘拐されたりがあって、静かに罪悪感を募らせていた。
東京での決戦を経て、己の自分勝手さと罪悪感を受け入れつつ「“これ”はもうとっくにみんなの都合」であると認め、仲間たちを信じて決着を託すほどに成長した。
○正体――「ヒューマギアと、ロイミュードと、トライアルと」:
ヒューマギアの身体には、本来ならば彼女の母・霧島三輪の人格が宿るはずだった。
霧島昇はそのための準備として、ベースとなった機体にドライブドライバー、トライアルBなどの技術を組み込んだ。いずれも原典の時空において故人の人格を宿していた人工物であり、霧島昇は少しでも実験の成功率を上げたかったのかもしれない。しかし藤堂武蔵の裏切りによって実験は失敗、ヒューマギアにはその場に居合わせた廻の人格が移されてしまう。これによってただでさえ歪な存在だったその機械人形は、霧島廻と霧島三輪の外見的特徴が混ざったような見た目になってしまった。
人間の人格を宿しているが、機械の身体に備わったセンサーは人間と同じようにモノを見聞きしたり感じたりするわけではない。そのズレはノイズとして彼女の中に蓄積し、人間としての精神を磨り減らせていた。彼女は既にノイズの最も大きくなる要素、すなわち食欲や性欲などの生理現象に関わる記憶を封印することで症状を抑えていたが、いずれ人間としての人格は崩壊するだろうと危惧していた。
決戦を乗り越え、廻は遂に人間の身体を取り戻すが……?
小黒 鈴(おぐろ すず)
○性 別 :女
○年 齢 :17歳
○身 長 :157cm
○体 重 :減りがち
○誕生日 :4月9日
○家 族 :ひとりっ子。両親と三人暮らし。
○職 業 :波妃東高校2年5組
○好きなもの:アンドロイドっ娘
○嫌いなもの:ギスギスした空気
○目 的 :「自分を変えたい」
○人 物 :
一織と廻に協力する女子高生。裸眼(と半裸)で第5幕を駆け抜けた“逸”般人。
神話生物であるビヤーキーを直視したり敵対者とはいえ人間が粉々の肉片になるサマを直視したりと散々な体験をしたが、伊達に1幕の頃から事件に巻き込まれていない強靱なメンタルでこれらを耐え抜く。
また本城輝星と頭脳戦で互角に渡り合い、過干渉気味の両親の期待のまま生きてきた過去の自分と彼を重ね、その在り方を真っ向から糾弾した。結果的には輝星を仮面ライダーに覚醒させてしまったが、彼女の中に確立しつつある芯はあの瞬間、確実に輝星を圧倒していたと言えよう。
○才能――「視点操作」:
絶体絶命の中で開花していった鈴の才能。本来心を許す相手であるはずの両親も含め「どう見られているか」を気にし続けた結果根付いた陰キャスキルの完成形。
鈴は他者の
さらに鈴は他者の視点をある程度、誘導することが出来る。こちらはファッション陽キャ時代に培ったスキルであり、話題を逸らす・気を逸らすなどといった日常で誰もが扱っているであろう技能の延長になる。第5幕では輝星や廻、果ては直接絡みもしなかったアンチアンバーの軍勢までもが彼女に裏をかかれることとなった。
糸巻 満太(いとまき みちた) /仮面ライダーバルバトス
○性 別 :男
○年 齢 :17歳
○身 長 :168cm
○体 重 :痩せ気味
○誕生日 :12月24日
○家 族 :姉ひとり、兄ひとりの末っ子
○職 業 :波妃東高校2年5組
東高ロビン・フッドGt.
○好きなもの:バンド、ギター、音楽、青春
○好きなひと:小黒鈴さん
○嫌いなもの:定期試験、模擬試験、暴力
○目 的 :「小黒さんを助ける」
○人 物 :
鈴に想いを寄せる男子にして高校生バンド『
濃密すぎる年末の戦いを終えて少々冷静さを取り戻し、自分が首を突っ込んだことは(ビヤーキーやゾンビなどの化け物ならともかく)藍珠や輝星などの“人間”との殺し合いであると自覚、恐怖心を覚える。逃げた藍珠を追ったときはそのせいで変身を躊躇っていたが、最終的には「でもまあ戦わないと小黒さんを助けられないなら戦う(要約)」と奮起して変身、戦闘経験の差を覆して白星をあげている。やっぱり恋は無敵だ。
上述の信念はひとまず彼の意志として確立され、A.I.M.S.ショットライザーが生け贄の無念を背負っているという事実を廻から知らされるときも彼の戦意が揺らぐことはなかった。
初変身から7日でこれである。男子三日合わざれば刮目して見よをこの上なく体現している。ただし大本命の小黒さんは言うほど刮目していない模様。
○才能――「オレはバッキングで仮面ライダー」:
鈴が他者の視点を感じ取るのなら、満太は他者の呼吸を感じ取ることが出来る。
ここで言う“呼吸”とは“文字通りの呼吸の音”であり、“その人の動き・行動などから溢れる全体的なリズム”でもある。そのリズムに同調し、乗っかり、合いの手でも入れるようにして支える技能こそが彼の才能である。最終決戦ではラムダの動きに完璧に合わせる形で援護を続け、格上のガイストを終始翻弄した。
タイマンではほとんど意味を成さない才能だが、“リードギター”と組んだときは無類の強さを発揮する。
【琥珀の星】
東京都を拠点に暗躍する秘密結社。大企業『アイピースカンパニー』を隠れ蓑に
構成員の半数以上はかの邪神に心酔しており、ある意味では彼らも“教団”と呼べるのかもしれない。
本城 輝星(ほんじょう こうせい) /イエローガイスト/仮面ライダーガイスト
○性 別 :男
○年 齢 :29歳
○身 長 :186cm
○体 重 :維持
○誕生日 :1月12日
○家 族 :母・有衣子が琥珀の星統括として活動中
○職 業 :『琥珀の星』執行者兼統括代理
○好きなもの:観劇
○嫌いなもの:品のないもの
○目 的 :「お嬢様を守る」→「世界の支配者となる」
○人 物 :
イエローガイストに変身する、霧島家執事にして廻の幼馴染み。第5幕終盤では仮面ライダーガイストとして廻たちの前に立ちはだかった。
クリスマス直前の頃(時系列にして第4幕あたり)に母が渡欧し、その間は『琥珀の星』統括代理としてエボルドライバーの変身実験に尽力していた。廻たちの対処を藍珠に任せ、波妃町に関われなかったのはこのためである。だが成果は芳しくなく、一向に変身できないまま時間と体力だけが削られ続け、そんななか藍珠との通信が途絶えたため彼の焦りは募るばかりだった。最終的には組織の目標である邪神ハスターの力の再現のため、人質として送られてきた小黒鈴に縋る形となる。
しかしそのタイミングでアンチアンバーが動き出し、鈴も鈴で悉く現場を引っかき回し、『琥珀の星』はあっけなく壊滅、輝星の心は一度折れる。挙げ句の果てに他でもない鈴にボロクソ言われる羽目になるのだが、そのお陰で彼の意思は“吹っ切れてぶっ壊れる”のだった。
仮面ライダーガイストへ変身できるようになってからは母の受け売りではなく、己の意志で『世界を支配する』ことを決意。手始めに敵対する仮面ライダーたちを根絶やしにして廻を永遠に監禁しようと目論んだ。
七塚 藍珠(ななつか らんじゅ) /ランブルルージュ
○性 別 :女
○年 齢 :22歳
○身 長 :166cm
○体 重 :気を抜いてはいけない
○誕生日 :10月20日
○家 族 :父・藤堂武蔵
母・七塚静香 共に故人
○職 業 :『アイピースカンパニー』サービスコンシェルジュ
『琥珀の星』執行者
○好きなもの:メイド
○嫌いなもの:“ヒューマギアの”霧島廻
○目 的 :「“家族”と一緒に『琥珀の星』の正義を実現する」
○人 物 :
廻の幼馴染にして『琥珀の星』幹部。ランブルルージュに変身する。
幼少期の将来の夢がアキバのメイドさんだったり、首里城シャツに狼狽えたり、アキバのメイド服に着替えてテンション爆上がったりと、節々に人間臭さが垣間見える敵幹部。その人間味は意図せず満太に“人間と殺し合う”自覚を持たせるに至った。
下級とは言え霧島財閥に連なる一族だった藤堂武蔵の娘として生まれ、幼くして母を亡くした後に本城家に預けられる。このあたりの紆余曲折は語られていないものの、旧態依然とした組織にありがちな派閥争いのようなものだと彼女はなんとなく察している。ともあれ、輝星や廻と実の兄妹同然に育ったことは確かである。
プロジェクトM始動後は霧島邸のメイドを辞め、上述の夢に向かって独り立ちをしてみるもあえなく挫折。路頭に迷い欠けた所で本城有衣子と再会、『行方を眩ませた藤堂を共に止めて欲しい』と言いくるめられ組織の幹部になる。
こうして彼女は幹部クラスの戦闘員――執行者となるのだが、実際はいいように騙されていたと言わざるを得ない。彼女が信じた正義とは『
本城 有衣子(ほんじょう ゆいこ)
○性 別 :女
○年 齢 :59歳
○身 長 :179cm
○体 重 :維持
○誕生日 :1月23日
○家 族 :息子・輝星が部下として活動中
○職 業 :KPF幹部
『琥珀の星』統括
○好きなもの:???
○嫌いなもの:???
○目 的 :邪神ハスターの力の再現
○人 物 :
輝星の母親。高圧的な言動を振りまくスーツ姿の女性。
かつては霧島昇の片腕として、霧島財閥並びに『プロジェクトM』を支えてきた。しかし藤堂武蔵の裏切りによって計画が瓦解し、霧島昇も死亡。そのとき彼女が選んだのは、『真実の隠蔽』と『計画の乗っ取り』だった。
逃亡した藤堂武蔵と『教団・翡翠の光』を泳がせ、輝星を派遣して彼らの動向を探る一方、混乱を極めていた霧島財閥を半ば強引にまとめ上げる。期を見て教団を壊滅させ、研究データと『銀の鍵』をすべて強奪。最小限の労力でハスターの研究を進めつつ財閥の実権を握るに至る。
だがその周到すぎるやり方に反発した『プロジェクトM』の残党が新たな派閥・アンチアンバーを結成。有衣子はその陰謀に巻き込まれ、渡欧中に殺害されてしまう。彼女が邪神の再現を望み続けたのは何か理由があったのか、はたまたかつての司祭と同様に狂気に魅せられただけなのか……その真相も共に葬られてしまった。
【霧島財閥】
KPFとも呼ばれる、霧島家を中心にした世界的組織。10年前に『プロジェクトM』を発足し、
霧島 昇(きりしま のぼる)
霧島財閥(KPF)会長。
亡き妻を蘇らせるためプロジェクトMを立ち上げた、廻の父にあたる人物。時空を越える『銀の鍵』の発見から着想を得て、人工の肉体に妻の自我を宿すという計画を実行するが、盟友だったはずの藤堂の裏切りを受けて消滅・死亡した。
世界随一の資産家でありながらひっそりとした規模の住まいを建てたり、かと思えば地下室や地下通路などを増築したりで、周囲からは変わり者と評されていた模様。
霧島 三輪(きりしま みわ)
廻の母。廻が9歳のときに病死している。
幼い廻だけでなく、藍珠や輝星にも慕われていたようで、立派な母親だったことが窺える。霧島邸や輝星のオフィスに置かれている写真によると“茶色がかった長い髪”の持ち主だったらしい。
藤堂 武蔵(とうどう たけぞう)
教団『翡翠の光』の首領にして藍珠の実父。第3幕にて撃破され自爆した。霧島昇の盟友であったり一織の恩師であったりと方々に因縁のある人物だが、彼の動向は未だに多くの謎を残している。
3年前、霧島邸北館地下での最後の実験に立ち会った彼だが、実験は失敗。『翡翠の光』の構成員たちと共に行方を眩ませた。残されたのはヒューマギアとなった廻と、逆に抜け殻となってしまった彼女の肉体のみ。その後は波妃町に潜伏してクトゥルフ復活の研究を盲目的に続けていた。
彼はとっくに狂気に堕ち、霧島昇に従うフリをして裏切ったと、資料にはそう記されている。
オリバー・スミス /ヘルブロス
ついぞ変身後の名称が本編で登場しなかったプロジェクトMロンドン支部『黒曜の腕』の元・統括。『銀の鍵』の開発者でもある。しかし水面下では本城有衣子の失脚を目論む同盟組織『アンチアンバー』のリーダーとして、その勢力を伸ばしていた。渡欧してきた本城有衣子を殺害し、一方で構成員たちを東京都へ潜入させ、年明けと共に動き出した。トランスチームシステムの上位互換とされる変身機構を用いて自らも前線に立ち、『琥珀の星』を一瞬で壊滅にまで追い込んだものの、輝星の再起やエボルドライバー、謎の黒いボトルの存在、そして躊躇いなくビルを吹き飛ばす決断を下した名前も知らない女子高生の存在によってアンチアンバーは全滅。彼自身も消し炭となって消滅してしまった。
財閥内では本城家に次ぐ地位を持っていたらしく、当然ながら欧州でも凄まじい影響力を持つ資産家として知られていた。事情が事情だけにお忍びで来日していたこともあり、社会的には失踪扱いとなっていてそれなりの混乱を招いている。
久我山 吾郎(くがやま ごろう)
西日本を拠点にする久我山商会の会長。プロジェクトMの拡大に伴い霧島財閥に参画した。組織の部門コードは『鋼玉の瞳』。途中参加であったこともあり組織内での地位は低く、霧島昇が指揮を執っていた頃は相当酷使されていた様子。当時から反感を覚えていたこともあり、オリバー・スミス率いるアンチアンバーへは嬉々として参加した。
本来ならば先遣隊としてEPビルを強襲するはずだったが、通りすがった一織と交戦して敗北。フルボトルの副作用で記憶喪失となった。他のアンチアンバーたちは消滅という形で戦死しているため、ある意味では最も幸運だったのかもしれない。
読了ありがとうございました。
次回は登場仮面ライダーリストです。
4人目にして初の敵対ライダーであるガイストについてもばっちり掘り下げてまいります。
なるはやで投稿できるよう頑張りますので、しばしお待ちいただければと思います。
ではでは!