仮面ライダーLAMBDA   作:イチゴころころ

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お待たせいたしました。今回は仮面ライダーリストです。

第4幕までは使用アイテムなどは『用語リスト』の方に記載していましたが、全部まとめて仮面ライダーの項目に載せてみました。お陰で量がまたまたとんでもないことになりましたが、凄く楽しかったので良しとします(天下無双)。

代わりに登場怪人などはまた次回、という形になります。

ついに4人になった本作登場の仮面ライダーたち……。
是非最後までお楽しみください。




5-EX2. 【第5幕】仮面ライダーリスト

【仮面ライダーアマゾンラムダ】

 

【挿絵表示】

 

基本情報

○変 身 者 :目白一織

○変身アイテム:アマゾンズドライバー

○容 姿

  ・モチーフ:サメ

  ・特 徴 :四肢のブレード、背びれ

  ・複 眼 :黄色いシャープなつり目

  ・カラー :セルリアンブルー

  ・差し色 :灰白色

 

説明

 目白一織がアマゾンズドライバーを用いて変身した姿。

 アマゾン由来の身体能力を駆使して戦うが、多くの仮面ライダーが登場した第5幕現在、素のスペック自体は型落ちと言わざるを得ない。実際攻撃力と機動力では廻に、耐久力ではバルバトスに劣っていて、彼らと違って遠距離用の武装も持たない。ガイストや廻・ディープ・ワンと比べてしまうとすべてのステータスが下回る形となる。

 しかしながら高い防御技能と戦闘センスを活かした強さは健在で、第5幕では事実上の初見だったビヤーキー(霧島邸にいた個体)を廻との連携もあったとは言え撃破。そればかりか2匹目のビヤーキー(EPビルの地下から出てきちゃった個体)も――しかも単身で――しれっと撃破している。ガイストとの初戦は流石に敗走となったものの、後の決戦では仲間たちとの連携を最大限に活かして勝利を飾った。

 

能力

 サメのアマゾンを由来とする水中機動力・索敵能力が売りの筈だが、悲しいことに本編でそれらが活躍したことはほぼない。第1幕でちょっとだけ海の上を滑走したくらいだがたぶんみんな憶えていない。

 どちらかと言えば圧倒的な防御技能の方が印象にあると思われる。一織の「生きる」という意志を反映したかのようなその防御スキルこそ、アマゾンラムダの安定した戦績に繋がっていると言えるだろう。

 

変身

 装着した瞬間にベルト自体が起動し、左手側グリップを捻ることで《LAMBDA》という電子音声と共に変身待機状態となる。ベルトの操作はここまでで、変身を開始するタイミングは装着者の「アマゾン」の合図に委ねられている。

 一織は特にポーズなどは行わないシンプルな手順をとるが、「アマゾン」の直前に細く息を吐く癖がある。また、誰かと同時変身するときは横にいる人が少なくともアンダースーツ生成までいったのを確認してから「アマゾン」する。特に廻が横にいる場合、クリオネを炙ってしまわないよう気にしている。

 

使用アイテム/武装など

○アマゾンズドライバー

 一織の変身アイテム。装着者のアマゾン細胞を活性化させ、一定の指向性を持たせるベルト型装置。前面にある一対のランプは吊り目型で、起動時には青く発光する。

 とても嵩張るのが特徴(?)。ベルト帯が自動生成されるタイプではなく、バックルと帯が一体化している上に全体的にゴテゴテしたシルエットになっている。なんだかんだで一織とも2年以上の付き合いとなり、節々に変色や傷跡の残る年季の入った見た目になりつつある。

 

○アマゾンスピア

 アマゾンズドライバー右手側グリップを捻って引き抜くことで生成される武装。引き抜くと同時に削り取った装着者のアマゾン細胞に特定の指向性を持たせることで武器としての姿を形成している。設定上は短剣や鎌などにもなれるが、一織はリーチと取り回しに優れる槍型(アマゾンスピア)しか使わない。

 ドライバー的には必殺技扱いとなっていて、武器生成発動と同時に必殺技音声(『バイオレントスプラッシュ』)が鳴る。装着者のアマゾン細胞を削る特性上、実際の消耗も激しい模様。

 

搭乗マシン:ジャングレイダー

 一織のバイク。フロントカウルがアマゾンの顔を模していて、複眼に当たる部分がヘッドライトとなっている。第4幕で洗脳された際、藍珠が『銀の鍵』経由で用意していたもので、そのまま彼の専用マシンとなった。

 最大の特徴は車体の各部にアマゾン細胞が組み込まれている点。搭乗者のアマゾン細胞と共鳴することで、運転技術に関係なく本人のイメージ通りに動くことが可能。一織はバイクの免許を持っているだけのほぼ素人だが、この特性のお陰で問題なく乗りこなせている。

 また搭乗者の変身時にはジャングレイダー自身もパワーアップし、各種機能が飛躍的に向上、空を飛ぶビヤーキーに追いついたり林の中を猛スピードで駆け抜けたりと常識離れの挙動が可能になる。さらには走行しながら跳躍したり、ラムダが乗っていない状態で自立走行したり……その様相はもはや“ラムダのそばにいるもう一匹のアマゾン”と言えるのかもしれない。

 

 

 

【仮面ライダー(めぐり)

 

【挿絵表示】

 

基本情報

○変 身 者 :霧島廻

○変身アイテム:滅亡迅雷フォースライザー

        フローティングクリオネプログライズキー

○容 姿

  ・モチーフ:クリオネ

  ・特 徴 :首に巻かれたケーブル

  ・複 眼 :真っ赤な単眼

  ・カラー :純白、乳白色

  ・差し色 :黒

 

説明

 霧島廻が滅亡迅雷フォースライザーとフローティングクリオネプログライズキーを用いて変身した姿。設定上の形態名は『フローティングクリオネ』だが、彼女はこの基本形態と後述する『ディープ・ワン』以外に形態を持たないため、本編では形態名で呼ばれることがほとんどない。

 高レベルな攻撃性能と極端に低い耐久力・持続力という、滅亡迅雷フォースライザー特有の尖ったスペックを備えた仮面ライダー。初期は変身するので精一杯といった様子だったが、廻“自身”が学習を積み重ねた結果ある程度長時間戦えるようになった。後述するマシンリボルブリンカー搭乗中は、稼働時間の短さに関しては完全に解消される。

 

能力

 クリオネキー由来の浮遊能力を有していて、ジャンプ力と滞空性能に優れている。首に巻き付いた『バッカルケーブル』は拘束用の触手として必殺技発動時のみ稼働する。

 後方からの狙撃による支援を得意とするはずだが、廻の性格もあってか積極的に前線に出がち。フォースライザーの攻撃性能のお陰で接近戦もお手のものだが、調子に乗って必殺技を連発しようものならすぐガス欠になる(そしてその尻拭いは一織がやる)。

 

変身

 左手を掲げてキーを起動、手首を返してバックルに挿入し、その勢いのまま左手を再び前へと振り払う。「変身」の合図と共に右手でバックルのレバーを引くとフォースライザーの変身シークエンスが開始され、こじ開けられたキーからクリオネライダモデルが飛び出す。その後はアンダースーツの生成・ライダモデルのセキュリティの無効化が行われ、最終的には分解されたクリオネの装甲が全身に固定されて変身完了となる。

 左手を強調するような変身ポーズをとるのは、“仮面ライダー廻”としての初変身となった第3幕当時の彼女の姿に起因する。当時の彼女は左腕のみが素体剥き出しとなっていて、その黒色と銀色の腕は彼女に降りかかった理不尽そのものの象徴だった。左手を突き出し、左手越しに敵を見据えるその動作には彼女の“理不尽に立ち向かう意志”が表われていると言えるだろう。両腕を引き千切られ、旧支配者の技術でより禍々しい形に換装された今でも、彼女のその意志は揺らいでいない。

 

使用アイテム/武装など

○滅亡迅雷フォースライザー

 廻の変身アイテム。プログライズキーのデータを認証無しで強制アクティベートする、ヒューマギア用非純正変身装置。

 プロテクト強制突破時の情報処理を装着者に丸投げする仕様上反動が凄まじく、ヒューマギアである廻でも使いこなすのは至難の業だった。情報処理を肩代わりできるネットワーク(原典における『滅亡迅雷net』)に接続していればその限りではないが、廻たちのいる世界にそんなものはないので霧島昇のデバイスがその役割を担った。現在は学習(ラーニング)の結果デバイス無しでも変身可能となっている。

 ちなみにベルト帯には合計8つのプログライズキー携行用ホルダーが備わっている。原典《ゼロワン》にて仮面ライダー(いかづち)の用いたフォースライザーに付属していたものと同様のものである。これは本来、このフォースライザーがクトゥルフ復活の儀式用に用意されたものであるのが理由で、実際に第3幕では司祭によって8つのプログライズキーと共に運用されていた。

 

○フローティングクリオネプログライズキー

 第1幕……よりもさらに前の序幕にて、廻が教団ロッジから盗み出した最初のプログライズキー。浮遊能力に加え触手による同時他面動作、索敵能力や妨害能力などを備えたサポート向きの性能だった筈だが、上記の変身装置の仕様により浮遊能力とバッカルケーブル以外は全部攻撃力に変換されている。

 内蔵されているのはクリオネライダモデル。ラムダの爆炎に炙られたり洗脳ラムダを弾き返したりと妙に愛嬌のある活躍が目立っている。そのうち『分解ギミック搭載!1/6クリオネライダモデルぬいぐるみ』がプ○バンで発売される

 

○ストーミングペンギンプログライズキー

 第2幕にて薬師寺良華から鹵獲したプログライズキー。風を操る能力を有していて、素早く小回りのきく挙動が特徴。変身には用いず、主に武装などに差し込んで使用している。

 

○アタッシュライフル

 廻の主武装。速射性を犠牲に一撃の威力を極限まで高めた狙撃銃型のアタッシュウエポン。フローティングクリオネプログライズキーと“ペアリング”されていて、普段はキー内部にデータ化され収納されている。変身後は任意のタイミングで実体化させることができるほか、キーを認証できる装置さえあれば廻以外のライダーでも扱うことが可能。第4幕ではこの特性を活かして仮面ライダーバルバトスのビヤーキー戦をアシストした。

 ちなみに携行性に優れるアタッシュケース形態もあるが、上記のペアリング機能に食われる形でほとんど機能していない。廻(変身後)に盾や鈍器として扱われることはよくある。一応ペアリングせずにアタッシュケース形態のまま持ち歩くメリットとしては『変身していない状態でも(扱えるかはともかく)武器として使用可能』『キーと認証を介さずとも貸与可能』などが挙げられるため、この辺りは一長一短と言えるだろう。

 

搭乗マシン:マシンリボルブリンカー

 廻が元々所持していたバイクをベースに、第4幕終盤で撃破したガーディアンの残骸を素材として、ルルイエゼツメライズキーの物質生成能力で改造した仮面ライダー廻の専用マシン。一織には『めぐりん号』と呼ばれている。スーパースポーツタイプの重厚なシルエットと、白色半透明のフレームが特徴。半透明の外殻から基部の覗くその姿はさながら内蔵の透けたクリオネのよう。

 搭乗者(廻)の変身時にはマシンリボルブリンカー自体も変形する。フレームの各部が“開き”、マシン基部が露出して6本のバッカルケーブルが接続される。これによって滅亡迅雷フォースライザーから放出される負荷をマシンに送り込み動力へと変換、爆発的なスペックを発揮することが可能。仮面ライダー廻の弱点であった短い稼働時間を解消するばかりか、強みへと昇華させた夢のマシンである。

 さらに、フロントカウルに搭載されたプレデターの肩にあるやつみたいなやつ『リボルブキャノン』も大きな特色と言える。走行時に放出される余剰エネルギーを圧縮して光弾を放つ仕組みのため実質的に弾数無制限であり、マシンに搭載された簡易AIが操作を行うためほぼ自動で支援攻撃を行ってくれる優れもの。威力はそこそこ程度だが、プログライズキーをマシンに装填することで必殺技級の一撃を放つこともできる。

 

強化フォーム:仮面ライダー廻・ディープ・ワン

 廻の強化形態。変身ベルトはそのまま装填するキーを変えるだけで形態変化が可能なので派生フォームと言えなくもないが、誕生経緯や存在そのものがあまりにも異質なため下記のように別項目にて記述する。

 

 

 

【仮面ライダー廻・ディープ・ワン】

 

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基本情報

○変 身 者 :霧島廻

○変身アイテム:滅亡迅雷フォースライザー

        ルルイエゼツメライズキー

○容 姿

  ・モチーフ:クトゥルフの眷属“深きもの(ディープ・ワン)

  ・特 徴 :6本のケーブル、腰のスカーフ

  ・複 眼 :セルリアンブルーの単眼

  ・カラー :赤、純白

  ・差し色 :黒

 

説明

 魔導書・ルルイエ異本から生まれた『ルルイエゼツメライズキー』を用い、滅亡迅雷フォースライザーで強制展開させることで変身する仮面ライダー廻の強化フォーム。邪神クトゥルフの眷属である“深きもの(ディープ・ワン)”1体ぶんの力を再現している。

 旧支配者関係の能力をいくつか有していて、その戦術も基本形態からガラリと変わる。単純なステータスの向上もあるが、この形態の真価はそれらの能力にあると言えるだろう。

 

能力

○バッカルケーブル

 首回りから伸びる6本のケーブル。基本形態のときは必殺技発動時のみ稼働していたが、本形態では常時開放されている。これらを脚代わりにすることでトリッキーな三次元機動を行ったり、武器を持たせて波状攻撃を行ったりとその用途は多岐にわたる。廻・ディープ・ワンの特異な戦術を決定づける能力。

 

○ハスター特攻

 クトゥルフの敵対種とされている邪神ハスターの力をピンポイントで封殺する能力。ビヤーキーなど、ハスターの眷属を相手取った際に各種ステータスが数倍に跳ね上がる。第5幕終盤では、輝星によって召喚されたビヤーキーのうち4体をただの一撃でまとめて撃滅した。

 

○物質生成能力

 ルルイエゼツメライズキーに備わった能力。キーのグリップ部分から放出されるレーザーを以て、3Dプリンターのように任意のアイテムを生成することができる。廻の機体の復元が(見た目はともかく)可能なほか、マシンリボルブリンカーや後述するインサニティ・ジャッカーもこの能力によって生み出された。

 乱用はできないようで、廻も武器・マシンの生成や自身の身体の最低限の修復など、要所でしかこの力を使用していない。

 

変身

 “フォースライズ”による強制展開が行われると、開いたキーから赤黒い泥のようなものが溢れ出る。廻の足元に溜まったその泥がのたうつように波打った後、泥溜りから女性型の半魚人のようなライダモデルが飛び出して旋回。背後から廻に抱きつくようにして装甲化され、変身が完了する。

ポーズや手順自体はそのままだが、大きく印象の変わる変身シークエンスとなっている。

 

使用アイテム/武装など

○滅亡迅雷フォースライザー

 基本形態から据え置きの変身装置。これが持つ“キーを無理矢理使う”という性質のお陰で、強固なプロテクトを持ったルルイエ異本の力を変身に運用することができている。

 

○ルルイエゼツメライズキー

 第4幕でクトゥルフと“接触”してしまった廻が、ルルイエ異本の内容を咄嗟に電子化したことで生まれたキー。プログライズキーと同質のアイテムだが、絶滅種などの“現生しない生物・概念”を扱った際の命名ルールに則りこのような名称となっている。

 プログライズキーのスイッチ側に化け物の顔面のような造型のグリップが取り付けられた禍々しい見た目をしている。キー本体に巻き付いた帯は基本的に外すことができず、滅亡迅雷フォースライザー以外では開くことができないため他のキーと違って別装備への互換性がない。この帯は“フォースライズ”実行時に千切れ飛んで消滅するが、変身解除の度に再生成される模様。

 ちなみに原本である『ルルイエ異本』はこのキーが生み出された際に塵となって消滅した。そのためこのキーは現存するルルイエ異本そのものとも言えるだろう。廻によると解読はほとんど進んでおらず、キーの持つ性能は数パーセントしか引き出せていないとのこと。

 

○インサニティ・ジャッカー

 廻・ディープ・ワンの主武装。赤黒い色合いを持つ片手用の(ランス)

 注射器のように柄の先を引き伸ばすことで、槍先からエネルギーを奪う“ジャックライズ”を発動できるのが最大の特徴。劇中では仮面ライダーガイストを大きく弱体化させたり、辺り一帯の“光”を吸収して暗闇を生み出したりと相手の意表を突く活躍が目立った。基本的には引用元である『サウザンドジャッカー』と同種の能力だが、こちらはルルイエゼツメライズキーによって生み出されたためか“旧支配者由来の能力・効果”も吸い取ることが可能。第4幕では一織に施されたハスター由来の洗脳効果を打ち消し、また第4幕と第5幕の間では波妃町に残ったゾンビ(『銀の鍵』の副産物なので一応旧支配者関係のクリーチャー)も一掃している。

 普段はルルイエゼツメライズキーにペアリングされているが、第5幕ではバイティングシャークプログライズキーにペアリングすることで一時的にバルバトスが使用していた。そして最終決戦時にはペアリングを解除して完全に実体化させ、アマゾンラムダに受け継がせる形で貸与している。あくまで魔導書そのものであるルルイエゼツメライズキーと違って互換性もあり、取り回しがしやすい模様。

 

 

  

 

【仮面ライダーバルバトス】

 

【挿絵表示】

 

基本情報

○変 身 者 :糸巻満太

○変身アイテム:A.I.M.S(エイムズ).ショットライザー

        各種プログライズキー

 

○容 姿-バイティングシャーク

  ・モチーフ:サメ

  ・特 徴 :サメを模した兜

        後頭部の辮髪(べんぱつ)

  ・複 眼 :銀色

  ・カラー :水色

  ・差し色 :白

 

○容 姿-フローティングクリオネ

  ・モチーフ:クリオネ

  ・特 徴 :右肩のマントと1本のケーブル

        5本に束ねられた辮髪(べんぱつ)

  ・複 眼 :赤色

  ・カラー :純白

  ・差し色 :黒

 

説明

 高校生・糸巻満太がA.I.M.S.ショットライザーを用いて変身した姿。名称ごと変化する廻・ディープ・ワンを除けば、劇中で唯一フォームチェンジらしいフォームチェンジを持つ仮面ライダーと言える。各形態の詳細は後述。

 本来は脳にAIチップを埋め込まないと変身できないが、第4幕では廻自身が、第5幕では廻から譲り受けた霧島昇のデバイスがその代わりを果たすことで変身条件を満たしている。AI補助が廻からデバイスになったことで大きく弱体化しているものの、満太自身がそれを補って余りある成長を見せているため一織たちはそこまで問題視していない模様。自身の才能を開花させた最終決戦時に至っては、AI頼りだった初陣の頃よりむしろ強くなっていると思われる。

 

能力

 暴走ヒューマギアから一般人を守るために設計されたライダーシステムなので、相手の撃滅や殺傷よりも制圧・無力化を意識したステータスを持つ。派手な能力や極端に尖った性能は備わっていないため、ある意味では形態変化による戦術のスイッチが一番の特徴と言えるだろう。

 

形態

○バイティングシャーク

 廻から渡されたバイティングシャークプログライズキーを用いて変身した、仮面ライダーバルバトスの基本形態。機動力はやや低いが攻撃力・耐久力・弾丸の貫通力が高く、近~中距離戦闘で真価を発揮する形態と言える。特に耐久力に関しては作中トップクラスで、戦闘経験に乏しく被弾の多い満太が大きな怪我を負わないまま戦い続けられたのもこの性能のお陰。

 

○フローティングクリオネ

 ガイストとの最終決戦にてフローティングクリオネプログライズキーを用いて変身した派生形態。肩口から伸びるケーブルをグラップリングフックのように扱った三次元機動力が持ち味。攻撃力と耐久力が低下し、代わりに機動力・動作の精密性・情報処理能力が向上したサポート向きのステータスとなる。最終決戦時にのみ変身した形態だが、満太の“他者の呼吸を読んで支援する”戦術にこの上なく噛み合った性能のため、その意味ではバイティングシャークよりも彼と相性の良い形態と言える。

 

変身

 キーを起動し、バックルに嵌め込んだショットライザーへと挿入。AIサポートによる認証(オーソライズ)が行われたのを確認し、ショットライザー内部でキーを展開する。バックルから銃を外して相手へ向け、「変身!」の合図と共に引き金を引く。発射され戻ってきた弾丸を左手でキャッチすると、弾丸内部で最適化されたライダモデルが展開、満太の全身に装甲として装着されて変身完了となる。

 某ウルフの先輩とチーターの先輩の変身手順をそれぞれ半分ずつ踏襲したような形。

 

使用アイテム/武装など

A.I.M.S(エイムズ).ショットライザー

 変身装置兼主武装。拳銃型のショットライザー本体と嵌め込むバックル部分から成る。ベルト帯はバックルの左手側から伸びていて、右手側で連結するタイプ。ショットライザーは変身前の状態でも武器として使えるが、反動がとんでもないためほとんど使わない。

 また第5幕以降、バックルの下部には霧島昇のデバイスが取り付けられている。

 

○バイティングシャークプログライズキー

 サメの刻印が刻まれた青いプログライズキー。廻が第1幕で手に入れたものだが、第4幕以降は満太の所有物となった。クイーンコーストタウンでの初変身時にこれを掴み取ったのは偶然なので、クリオネかペンギンが初期フォームになっていた可能性もある(クリオネに関しては当時の廻が使用を認めたかどうかという懸念もあるが)。

 

○フローティングクリオネプログライズキー

 最終決戦時にペンギンキー及びマシンリボルブリンカー共々貸与されたアイテム。余すことなく使いこなして勝利へ繋げた。

 廻が人間に戻った今、これらを扱えるのは満太のみということになるが……?

 

搭乗マシン:マシンリボルブリンカー

 バルバトス専用のものではないが、最終決戦で相応の活躍を見せた廻のバイク。

 余談も余談だが満太は原付免許しか持っていない。決戦時の大立ち回りはリボルブリンカーに蓄積された廻の戦闘データと霧島昇デバイスによる補助によって成立していた。無免許運転についても『霧島家の私有地だから問題ないということにしよう』と(すべてが終わった後に)自身に言い聞かせて納得した。

 

 

 

【仮面ライダーガイスト】

 

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基本情報

○変 身 者 :本城輝星

○変身アイテム:エボルドライバー

        オクトパスフルボトル

        ライトフルボトル

○容 姿

  ・モチーフ:タコ、電気

  ・特 徴 :大きな仮面

        ローブのようなマント

  ・複 眼 :仮面の奥で光る黄色い双眸

  ・カラー :灰色

  ・差し色 :黄色、黄土色

 

説明

 本城輝星がエボルドライバーを用い、2本のフルボトルを装填して変身した姿。重厚な全身装甲とシルエットからは、さながら騎士のような厳格さが漂っている。これまで登場してきたすべてのライダーを圧倒的に上回るステータスを持ち、その強さはアマゾンラムダ・廻・バルバトスの3人を同時に相手取ってなお優位を保ち続けたほど。

 得意分野であったはずの回避はおろか防御すら一切行わない、ある意味で尖った戦闘スタイルをとる。無効化できるわけではないのでダメージは受け続けるが、ダメージを受けたままとんでもない攻撃力で突っ込んでくる様子は普段の輝星からは想像もできない苛烈な印象を与えてくる。高いステータスにものを言わせてすべての攻撃を敢えて受け、輝星自身は攻撃の手を絶対に緩めないという別ベクトルで厄介な戦術と言える。

 一応『オクトパスライトフォーム』という形態名があり、仕様上他のフルボトルを使って他の形態になることも可能なようではある。しかしフォームチェンジを行わないため、廻と同様形態名は形式上のものとなる。

 本来は邪神ハスター再現の足がかりとして、後述する『漆黒のボトル』を用いた輝星の変身実験が行われていた。……が、ヒトの身に余る力ということもあり変身実験は悉く失敗、そうこうしているうちに本城有衣子は抹殺され、『琥珀の星』も壊滅に追い込まれてしまう。

 しかし母の“期待”に決別した輝星は漆黒のボトルではなく、普通のフルボトルを用いることで変身に成功。仮面ライダーとなる。このような経緯のため本来想定されていた形よりも相当なスペックダウンが発生しているが、それでも強大であることに変わりはないため十二分に廻たちの脅威となった。

 なお、上述の“本来想定されていた形”も最後の最後で成し遂げられかけていたが、藍珠の妨害によって中断されている。もし中断されていなかったら彼はそのまま変身を遂げたのか、はたまた失敗して命を落としてしまったのか、今となっては誰にも分からない。

 

能力:トワイライトゾーン

 闇を司るオクトパスフルボトルと光を司るライトフルボトルの力を極限まで高めることで発揮される、仮面ライダーガイストの象徴とも言える能力。

 明るい状態から一気に真っ暗闇に落とされたとき(もしくはその逆)の、“目が慣れるまでの曖昧な一瞬”を引き伸ばし、一定範囲内に固定する。範囲内の対象は生物・機械問わずあらゆる知覚が“曖昧”のままとなり、防御や回避・攻撃が実質的に不可能な状態となる。効果範囲は半径30メートル程度で、効果の有効時間は25秒ほど。

 非常に強力な能力だが、相手の行動を直接封じ込めるワケでもなければデバフをかけるワケでもないためそれなりに抜け道が存在する。劇中では反撃に徹する、効果範囲外から知覚を補完するなどの対処法が編み出された。また、発動中は一時的にガイスト自身のスペックが低下するという弱点もある。ベルトのエネルギーを能力の使用に回しているが故の弱点だが、本来発動中に猛攻を受けることなど想定されていない能力なので仕方ないと言える。

 

その他の能力

○物質生成能力

 廻・ディープ・ワンと同様、任意のアイテムを生み出す能力。ドライバーの回転レバーを回して発動し、近い系統の武装を一瞬で生成する。劇中ではスチームブレードを2本作り出した。

 

○ビヤーキーの召喚

 本来数日かけて成功するかしないかといった成功率の『ビヤーキー召喚の術式』を一瞬で完遂させる能力。ただし、魔法陣は事前に描いておく必要がある。

 この形態そのものには旧支配者の力は関わっていないが、邪神ハスターと相性が良いことに変わりはないため問題なく使用可能。さらには召喚したビヤーキーを使役することもでき、飛行するビヤーキーに跨がることで空中戦が可能となる。

 

変身

 エボルドライバーに2種のフルボトルを装填、バックル右手側の回転レバーを回すことでボトル内の成分が抽出されていく。ドライバーから伸びたチューブが滅茶苦茶な軌道を描いて枝分かれし、そこを伝って2色の成分が装着者を取り囲む。成分が充分に行き渡ったのを確認し、「変身」の合図と共に最終工程を実行。チューブが全身に巻き付いた後に内側から破裂して変身完了となる。

 イエローガイスト時代は古風なお辞儀で魅せていた輝星だが、仮面ライダーガイストへの変身時は特にポーズは取らない。これは“もう誰にも従わない”という彼の意志の表れなのかもしれない。

 

使用アイテム/武装など

○エボルドライバー

 “星狩りの血族のドライバー”の異名を持つ、異世界の強大な変身装置。輝星に宛がわれたのはどうやら()()()という代物らしいが、それでも彼は中々変身に至れなかった。

 

○オクトパスフルボトル

 イエローガイスト時代から愛用している、『タコ』を司るフルボトル。身体の軟質化という回避に適した能力を持つが、輝星は初変身以降回避を一切行わなくなったため無用の長物と化している。

 撤退の際、ライトフルボトル共々現場に残されたので藍珠に回収されている。

 

○ライトフルボトル

 藍珠から奪った『電気』を司るフルボトル。上記のオクトパスフルボトルと同様、本来持っている発光能力は一切使われない。

 決着後は藍珠に回収されたため、今後もランブルルージュへの変身に使われると思われる。

 

○スチームブレード

 仮面ライダーガイストの主武装。二振りのブレードをそれぞれ順手・逆手で持つ二刀流で相手を容赦なく攻め立てる。

 最終決戦で酷使し続けた結果、バルバトスのバイティングカバンスナイプを受け止めた際に両方ともへし折れた。

 

○漆黒のボトル

 輝星が既に所持していた、フルボトルとは質感の違う黒いボトル。前述の通りエボルドライバーの“本来の用途”のために用意されていたモノらしいが、詳細は不明。オクトパスフルボトルと共にドライバーへ挿入した際には、呼応したオクトパスフルボトルの方が()()()()()()()()へと変化しかけていた。

 輝星の撤退に際し、エボルドライバー共々姿を消した。

 




読了ありがとうございました。
いつにも増して文字が多かったですが、いかがだったでしょうか。

前書きにも載せましたが『登場怪人リスト』は次回となります。
第5幕で大量に登場したビヤーキー、新たな戦闘員枠となったスマッシュ、大活躍したランブルルージュやイエローガイストに加え、それらを凌駕する素晴らしい活躍ぶりで読者の心を鷲づかみにした、あの、みなさんご存じ”オリバー・スミス怪人態さん”も登場する豪華ラインナップでお送りします。

なるはやで作ります。是非是非お楽しみに!

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