欲しがりの鬼   作:靉靆 

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 番外編。
 もしも五条悟があのまま怪物を殺した場合のIF√

 本編はもう少しだけ待って……。




番外編
番外編:閑話


 

 

 

 

 無限収束、その反転。

 極限まで窮まった己の術式が、裏返る予感。

 

術式反転

 

 指先に『赫』が煌る。

 術師としての“覚醒”へと至る開闢の一撃。

 最強の片割れが、真なる最強の個となる。

 

「あ、ァ……おにい、さま」

「──『赫』

 

 怪物の蛹が未練を残しながらその生涯を終え、天上天下に唯我独尊を謳う“最強”が誕生した。

 

 

 

 █

 

 

 

 

「──戦争の前に二つ。条件を満たせば勝てるわよ」

 

 凛とした美声が、屋内に響く。

 都内に点在するありふれたファミレスの一店舗。いつもの日常の風景に、現実離れした“美”が居座る。

 

 男の視線、女の視線、子供の視線。そこに存在するありとあらゆる人の目がその美しい存在へと引き寄せられた。

 

 広いテーブル席を一人で占有し独り言のように言葉を発する、()()()()()()()()()()。しかし、それは違う。

 

「ほう。なんだその二つの条件とやらは」

 

 呪力に耐性なき人間には視認できぬ超常の異物。

 大地への畏れを纏いし、単純な“強さ”と言う点に於いてはこの世界でも有数の怪物。

 

 人間の汚穢たる負の感情より生まれし呪霊が、眼前の少女に百年後の荒野を制する方法を問う。

 

「一つ目は呪術界最強、五条悟を戦闘不能に追いやること」

 

 次に、2本目の指を掲げ呪霊の勝利条件を提示する。

 

「二つ目。呪いの王、両面宿儺──虎杖悠仁を仲間に引き込むこと」

「……待て。確か死んだのであろう? その虎杖悠仁と言う餓鬼(ガキ)は」

 

 大地への畏れより顕現した呪霊──漏瑚が思い出したかのようにその提示された勝利条件に反論する。

 

 呪いの王である両面宿儺。呪物となりながらも千年の刻を渡りし猛毒の“器”となった虎杖悠仁は、彼の言う通り特級呪霊との戦闘や様々な要因が重なりその命を()()落とした。

 

「さて、それはどうかしら」

 

 されどその現実を、童女が嗤う。

 

 まるで呪いの王の器の生存を確信しているかのような深い笑み。しかしその確信にも似た願望も当然のことであった。

 

 何故なら彼女は、己が()()()()()胎を痛めて産んだ“息子”の引き起こす黒い可能性を信じて待ち望んでいるのだから。

 

「ふむ、それにしても五条悟……我々が束になっても殺せぬか?」

 

 意味深な微笑みを浮かべる協力者の少女に対して、漏瑚がまた別の問いを投げかける。

 呪霊故に一般社会は勿論、呪術界の世俗と言うものと隔絶されているが故に最強と呼ばれる男の実力を計りかねての問いであった。

 

「無理よ、最悪全員祓われる。殺すより封印することに心血を注いだ方が賢明ね」

 

 少女はかの異能を想起し、ため息を吐く。

 

 現代最強の術師。無下限呪術と六眼の抱き合わせにして“覚醒”を遂げた化け物。千年に及ぶ計画に於いても規格外と呼ぶしかない理不尽の権化に対してのやるせなさが見てとれた。

 

「封印? その手立ては?」

「特級呪物。獄門疆を使うわ」

「──獄門疆! 持っておるのか、あの忌み物を!」

「興奮しないでよ漏瑚。熱くなる」

 

 獄門疆──生きた結界と呼ばれる源信と言う人物の成れの果ての姿。存在の強弱や規格に関わらず凡ゆる存在を封印する効果持つ、まさしく特級の階級を冠するに相応しい呪物の存在に、漏瑚は興奮を抑えきれず辺りを微かに呪力が迸った。

 

 上昇する気温に少女が眉を顰めたその時、店員が訝しみながら此方に近づく。

 

「お嬢ちゃん。お父さんとお母さんはま──」

 

 男の体が、発火した。

 日常に起きた異常。突然の人体発火現象に周囲は騒然となる。

 

「あまり騒ぎを起こさないでよ。今は目立ちたくないのだけど」

「ならば、これで問題あるまい」

 

 大地の呪霊が、黎明の火を灯す。

 まるで蟻の大群を踏み荒らすかのような無頓着さで漏瑚は殺戮を成した。

 

 燃える。燃える。朽ちて灰となり、それでも燃える。

 

「けほっ。けほっ。……高い店にしなくて良かった。まぁ、この姿(ナリ)じゃそんな店には一人じゃ入れないだろうけど」

 

 

 死者の灰が舞う死屍累々の最中にて、白銀が微笑んだ。

 

 

 

 

 █

 

 

 

 

 

 蒼穹の彼方にて煌めく眩い陽の光を背に、墓石の前に一人立つ。

 

「──でさ、恵は特級呪霊の単独討伐。悠仁と野薔薇は特級呪物の受肉体を各個撃破したんだよ。凄いでしょ?」

 

 現代最強の術師、五条悟がまるで語りかけるように墓前にて誇らしい生徒たちを自慢する。

 自分が送ってきた青春。大切な生徒たちが駆ける青い春に辿り着く未来を、他でもない自分に奪われた妹に。

 

「憂太も特級に返り咲いてからは腕を上げてるし、金次の停学ももう直明ける。彼らは強いよ、将来は僕に並ぶ術師になる」

 

 もしも件の生徒たちが聞けば全力で首を横に振り否定してくるであろう無理難題を本気で信じながら、五条悟は何処までも澄んだ青い春を語り継ぐ。

 

 虎杖悠仁の生き様を、釘崎野薔薇の矜持を、伏黒恵の覚悟を。

 禪院真希の叛骨心を、パンダの家族愛を、狗巻棘の厚情を、枷場姉妹の姉妹愛を。

 乙骨憂太の純愛を、秤金次の熱を、星綺羅羅の友愛を。

 

 五条悟は、亡き妹に語った。

 

「──悟。そろそろ時間だよ」

 

 数分。十数分、或いは数十分だろうか。

 ページを捲るように思い出を綴る五条悟を呼び掛ける声がした。

 

「……あぁ、もうそんな時間か。ありがとな“傑”」

「大丈夫かい? 悟」

 

 墓前から離れるのを惜しむように暗い表情を見せる五条を、夏油は慮る。

 

「……傑。“僕”さ、術師を続けてく内に分かったんだよ──“俺”に救えるのは、救われる準備のある奴だけだ」

 

 吐露するのは、最強とは無縁と思われていた弱音。

 

 呪術師を恐怖し隔離する村から双子の姉妹を救ったあの日。

 愛した人を呪いに変貌させ生きる理由を探す少年を導いたあの時。

 誰かを助けるために呪物を呑み込み正しい死を探す少年の秘匿死刑を押し留めたあの瞬間。

 

 この手で助けた多くの命を思い起こしながら、五条悟は自らの手で終止符を打った少女を想起する。

 

「けど俺とアイツの間にそんな会話はなかった。初対面で殺し合って、俺が勝って、アイツを殺した。ただそれだけだ」

 

 五条悟の全てを奪いたいと嗤う、大輪の花。

 紛れもない悪鬼羅刹。人ならざる本性を飼い慣らす愉悦を求める怪物であったが、そんな彼女にも不確定な“未来”があった。

 

 もしかしたら、あの怪物にも刹那の青春を笑顔で過ごす“可能性”があったのかもしれない。

 誇らしい生徒たちと共に呪霊と戦う、そんな未来が。

 

 ああすれば良かった。

 こうすれば良かった。

 こう言えば良かった。

 

 大人になるための階段を登っていく中で、後悔と言う積もり行く感情と向き合いながら五条悟は蒼穹を仰ぐ。

 

「……現場を直接見ていない私には悟の行動を擁護することも、況してや否定もできないよ──ただ、最強(キミ)に救われた人間は虎杖や乙骨を含め大勢いる事を忘れないでくれ、私もそのひとりだ」

 

 そんな“最強”の背を、夏油はぽんと叩く。

 親友に対して無用だと言わんばかりに解除された無限の向こう側にあるその背を優しく、されども力強く。

 

「──あぁ、そうか。そうだな。ありがとう、傑」

「なに、礼は要らないよ。私たちは『親友』だからね」

 

 現在の最強と、在りし日の最強の片割れは歩みを進める。

 弱者生存、この世のあるべき大義(すがた)のために。

 

 

 

 

 █

 

 

 

 

 2018年 10月 31日 渋谷

 

 呪いの坩堝にて起し呪霊災害。

 

 渋谷駅地下5階にて、五条悟は複数の特級呪霊を相手に選択を迫られていた。

 

 単純な実力勝負であれば間違いなく五条悟の圧勝。それは揺るぎない事実である。

 しかし相手は人の負の感情より生まれし狡猾な呪い。

 謀り、貶め、嘲笑う魔窟の住人。

 

 閉じ込めた大量の一般人を肉盾にしながら最強を相手に時間を稼ぎ、特級呪霊・真人により放たれた1000体の改造人間によりその場は更なる混沌へと咽帰る。

 

 揺れ動く生者と死者の天秤。

 迷え。惑え。戸惑えと、我らこそが真なる人であると嘯く悪鬼が嗤った。

 

 しかし、その薄ら笑みはやがて止む。

 

「なん、だと……!?」

 

 掌印を、結ぶ。

 帝釈天印より、呪力が迸る。

 

「──領域展開『無量空処』」

 

 五条悟。一か八か0.2秒の領域展開。

 

 ()で設定した領域展開時間。必中必殺と展開の二段階行程をひとまとめに結界術を構築する凄技は、守るべき非術師を後遺症が残らない程度の情報の渦に叩き込み、呪霊たちの動きを止めた。

 

 五条悟、領域展開直後299秒で改造人間千体を鏖殺。

 

 まさしく、最強。

 まさしく、異能。

 

 全能者のパラドクスは起らず、その神話の如き権能は瓦解しない──そう、()()()()()()

 

 

『獄門疆 開門』

「──!」

 

 五条悟の前に、生きた結界の成れの果てが起動する。

 悍ましい四角が広がり、中心に存在する眼球と目が合う。

 今は亡き妹に領域を展開されたあの瞬間に似た怖気が、全身を疾った。

 

 なり振り構わぬ後退の選択を採ろうとした、その時。

 

「──お久しぶりです。お兄さま」

「……は?」

 

 耳を愛撫する、少女の声。

 ()()()と同じ白い着物を纏った、白髪を靡かせ赫い瞳で己を射抜く妹の姿を視認した瞬間。五条悟は足を止めてしまう。

 

「すみ、れ?」

 

 彼女の生前には興味もなくついぞ呼ぶことはなかった、死後初めて記憶した名前を呼ぶ。

 其処にいたのは、13年前に自らの手で殺した妹。

 

 偽物、それとも変身の術式か。

 

 しかしその全ての可能性を、六眼は否定する。

 1()3()()()()()()()()()()()()()()姿()()()()()と言う本来ならあり得るはずのない現象に戸惑ってしまう程に、その“姿”は五条悟の胸を穿った。

 

 そして五条悟の脳内に溢れ出す、濃密な死闘の記憶。

 己が天上天下に唯我独尊を謳う“最強”へと至る契機となった死を覚悟するほどの激闘の記憶──脳内での一分など、とうに過ぎていた。

 

 獄門疆開門後、有効封印範囲である半径4m以内に於ける対象の脳内時間一分間の停止──

 

「──っ!」

 

 その条件が、満たされた。

 

「ダメですよお兄さま。戦闘中に考え事なんて」

 

 獄門疆に囚われた兄の姿を視界に収め、菫が微笑う。

 

 ──呪力が感じられない。体に力も入らない……詰み、か。

 

 五条悟は状況を瞬時に理解すると共に抵抗の無意味を悟り、()()()()()()()()何者かを睨む。

 

「で、誰だよお前」

「酷い。実の妹の顔をお忘れで?」

「舐めんな、しっかり覚えてるよ。六眼(この眼)もお前を本物と認識してる──ざけんな。だからってなんで十三年前に殺した妹がそのままの姿で出てくんだよ」

 

 目の前に現れた少女の肉体は、あの頃の美しい童女のまま。

 13年前に殺したはずの少女がこの場に現れたと言う不可思議からその存在が五条菫本人でないことは明確であった。

 

「まぁ、その疑問は至極当然だね」

 

 ぱかり、と開けられた頭蓋。

 美しい幼子が、脳を剥き出しにしてそれでも微笑み続ける。

 

「そう言う術式でね。脳を入れ替えることで肉体を乗り移れるんだよ。肉体に刻まれた術式もだ。この状況と彼女の術式が欲しくてね……まあこの身体で成功するかは半ば賭けだったんだけど、杞憂に終わって良かったよ」

 

 歯軋りが鳴る。

 五条悟は紛れもなく怒りに身を焦がしながら目の前の妄執の化身を相手に殺意を抱いていた。

 

「くくっ。君が偽の遺骨が入った墓石に墓参りなんてしてた時は笑いを堪えるのに必死だったよ」

「ハッ。余裕こいてるとこ悪いけどさ、()()()の“俺”に負けた奴の体で何ができんだ?」

「……君が頼りにしてるのは乙骨憂太に夏油傑。そして禪院甚爾のことかな?」

 

 示された自分を倒す可能性に思考を割きながら、五条菫の肉体を乗っ取った存在──千年の時を生きてきた術師、羂索は外した頭蓋を再び縫い合わせる。

 

「私個人としては乙骨憂太にあまり魅力を感じないね。底なしにして変幻自在の呪力。どちらも愛する人を現世に抑留する縛りで成り立っていたに過ぎない──残念ながら彼は君に成れないよ」

 

 羂索が告げるのは、五条悟に次ぐ現代の異能に対する冷めた評価。

 純愛の果てに思い人へかけた呪いを解呪した少年の成長を嘲笑う魔物の蔑みに、五条悟は怒りを胸に唇を噛み締める。

 

「かつて私が欲していた呪霊操術。そして六眼と星漿体の因果を破壊する可能性を有していた禪院甚爾に関しては興味が尽きないが、それでもこの肉体(術式)の真価を垣間見た私にとっては彼らの存在も些事と言える」

 

 ひらひらと真っ白な着物と白髪を靡かせ、まるで五条菫の肉体を見せびらかすように優雅に舞うように辺りを歩みながら、羂索は五条悟に視線を寄越した。

 

「説明終わり。そろそろ封印するけど、何か言い残すことはあるかい?」

「あぁ、そうだな──テメエも好き勝手()()()てんじゃねえよ、クソガキ」

「ははっ。誰に話しかけて──っ!」

 

 

 ()()()()()()()()()()()

 力強く。確固たる意志を持ち合わせているかにように既に乗っ取った筈の肉体が己に反旗を翻す。

 

『か え せ』

 

 更には勝手に動く、自分の口。

 艶やかな唇から溢れたのは、紛れもない憎悪の一言であった。

 

「……驚いた。相変わらず君たち兄妹は私の想像を超えてくるね」

 

 心の底からそう思ったと言わんばかりに、未だ己の意思で動かぬ右腕を左手で抑えながら羂索は思わず驚天を溢した。

 兄も兄ならば、妹も妹。

 異端を継いだもう一人の怪物の執念に舌を巻く。

 

「後悔すんなよ。油断してると喰い殺しにかかるぜ、そいつ」

「ご忠告どうも。五条悟──それじゃあ千年後まで、ご機嫌よう」

 

 獄門疆 閉門

 

 現代の異能。呪術師最強の男は──生涯初めての“敗北”を喫した。

 

「──後悔、か」

 

 地面にめり込む、獄門疆。

 五条悟という怪物の情報量に耐えきれず処理落ちを起こした獄門疆の有様に再び羂索は驚いた様子を見せると、その場に屈みながら無力となった“最強”へ、そして今は遠き古き友へと語りかける。

 

 

「さて、どんな味だったかな?」

 

 

 新しい世界は、もうすぐ其処に。

 

 

 

 

 

 








・五条悟
 懐玉前に覚醒を果たした現代最強の術師。
 教師として生徒を導く中で、怪物のような妹にもこんな未来を歩む可能性があったのではとちょっと後悔してる模様。あまりハイになれなかった天上天下唯我独尊。

 虎杖たち生徒が活躍する度にお墓参りで報告してる。
 オビトとリンの墓参りに行くカカシ先生みたいになってるけど、初対面のアレは妹ちゃんが10割悪いし本性は間違いなく外道なので別に気に病まなくても良い。

 覚醒イベントが前倒しになったため伏黒パパに完勝して天内理子の護衛をやり遂げると共に同化による抹消も阻止。(天元様が別進化√を辿って羂索ガッツポーズ)

 覚醒に至った経緯が血縁殺しとか言う複雑事情なので他人から最強って呼ばれるとちょっと曇る。

 妹ちゃんが本人じゃないのは分かったけど六眼の本物認定と13年間積み上げてきた後悔やらで一瞬思考が止まって封印。

 六眼「肉体も呪力もあの頃のまんまやな……ヨシっ(現場猫)」

 
・夏油傑
 五条の覚醒前倒しで最強コンビ解消に考える時間ができたり天内理子の生存で心にちょっと余裕ができた結果、盤星教の醜悪さに感じた非術師への嫌悪感やゲロ不味呪霊の味を親友たちに相談してメンタル回復からの闇落ちも回避。

 五条悟から上層部の腐った蜜柑やら血筋大好き御三家のドブカスエピソードを聞かされて現実に折り合いを付け高専教師として術師の責務を全うしている。

 ちなみにそれによって暫く任務から外されたため、ミミナナは代わりを請け負った五条によって救出された。


・伏黒甚爾
 星漿体暗殺を請け負うも既に覚醒を果たしていた五条に完敗。
 生け取りにされた上五条の気まぐれで術師としてスカウトされる。本人は断ろうとするも途端に名前すら忘れていた息子の将来が脳裏によぎり、恵の保護を条件に特別一級術師に登用。天逆鉾は没収されて五条悟に海外に封印されたか破壊された。
 
 灰原&七海と一緒の任務に充てられた際に呪霊を瞬殺。以降は彼らからも結構信頼されている。

 ギャンブルを控えて真希パイや恵の訓練に付き合うくらいには丸くなった。最近は親戚のドブカスが絡んできて鬱陶しいとのこと。


・ミゲル
 夏油が偶然知り合ったアフリカの術師。
 ちなみに百鬼夜行は起きてないので黒縄持ち。なので『裏』の存在を知らない羂索だけど念には念を入れてガチで狙うことが確定してる。
 五条悟封印後の日本行き飛行機でミッションインポッシブル並みのアクションを強いられる。頑張れミゲル、五条悟の封印解放は君に懸かってる。


・羂索
 当初は呪霊操術が欲しかったけど強欲ロリの亡骸に引越したメロンパン。肉体を乗り移る時は五歳児の頭蓋に脳がフィットするかだけが心配だったらしい。

 ちなみに五条相手にあんなこと言ってるけど内心は夏油に真人を調伏されて奪われないかヒヤヒヤしてる。せめて無為転変が成長するまで待って欲しい。

 肉体を奪う自分と魂を奪う妹ちゃんってなんか似てるなーとは思ってて勝手に親近感が湧いてる。色々試行錯誤しまくって今は当時の妹ちゃん以上に略奪の術式を使いこなしてる。


・五条菫
 地雷踏まれて暴れた。

────か え せ

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