オリャー! 何と無く本編とは違うお話!
どうぞ!
東京都立呪術高等専門学校に勤める夜蛾から、
俺は実家の禪院家に対して後ろ盾にでもなればと思い、その依頼を引き受けて今後の為に娘を連れてきた。
恵は他の要件があった為、命だけ連れてきたが命は用を足している間に夜蛾に校庭へと案内されるとそこには3人の生徒が立っていた。
六眼の五条悟
呪霊操術の夏油傑
反転術式の家入硝子
それぞれと個性を持った3人の中で、あの件で片手間で片付けた二人から敵意を含んだ視線が飛んでくる。 その視線に俺は興味が無く、あの二人がいつかこの高専に来ると考えていると命が校庭にやってきた。 命からしたら3人は先輩にあたる為、挨拶をしようとすると五条悟の言葉に俺は一瞬にして感情を爆発させた。
俺達は夜蛾センにその日突然、高専の校庭で体術の授業を入れてきた。 確か次の授業は数学の筈だったが、いきなり変更になったらしく俺達はジャージに着替えて校庭に向かう事にした。
「なぁ傑。 なんで夜蛾センは数学から体術の授業にしたんだろうな」
「さぁ…
「げぇ〜! 別に俺ら悪くねぇじゃん。 ただ俺らが下の奴や補助監督達を鍛えてるだけじゃねえか。 なぁ、硝子」
「私はヒーラーだから前線の事は知らない。 だが、アンタらの所為で授業が面倒くさい事になったら…覚えておけよ?」
「「こわ〜」」
そんな話をしていると、
一触即発の中で夜蛾センが来た。
「お前ら、こちらは伏黒甚爾だ。 今日一日非常勤講師としてきて頂いた。 悟、傑…殺気だっているが落ち着け。 お前らの成長の為に俺は無理を言ってきてもらったんだ。
嫌でも彼に教えて貰えば、先に進むのは確実なんだ。 その感情は一度蓋をして学べ」
夜蛾センがゴタゴタ言っているが、俺からしたら知った事では無い。 傑は渋々と気持ちを落ち着かせていたが、俺はアイツに突撃しようとした。
その所に俺の目には有り得ない存在が現れた。
「すみません、遅くなりました」
「あぁ、気にしないでくれ。 これから授業始まる所だったんだ。 離れた所で見学しててくれ、伏黒命」
「わかりました」
高専から校庭に現れたナニカは、普通に夜蛾センと話しているが俺の六眼には呪霊のナニカとしか見えない。 それは子供一人ぐらいのサイズで呪力が身体中にまとわりつくように張っており顔らしき場所には紅く光点が二つ。 今まで出会ってきた呪霊にはいない姿形に俺は驚いていた。 そして呪力量が途轍もなく、小さい器にとんでもない油を無理矢理詰め込んで溢れた呪力がナニカの周りに纏わりついている。
そんな化け物を見て俺は指を指して言った
「おい夜蛾セン! なんだよ、その呪霊! 気持ちわりぃ!」
「…私、気持ち悪い?」
俺の方を見て小さくなるナニカから少女のような声がするが、俺には気持ち悪い存在にしか見えない。 この時に油断していなかったが、あのフィジカルギフテッドのアイツが呟いていた。
「…殺す」
その一言が聞こえて首をアイツに向けた時には、左肩にあの呪具が刺され俺の左頬に拳が突き刺さる。 それからはアイツの独壇場だった。 あの時に学習した筈だったが、何も成長していないのか俺が何とか足掻くがことごとく封殺され終いにはマウントを取られてボコボコにされて意識が無くなる直前にアイツを止めようとしている少女の声が聞こえて気絶した。
俺は五条家に生まれ、高専に来るまで不自由無く生きてきた。 六眼と無下限呪術を持ち実家の奴らは俺に対して何も言えず、父親も母親もいない等しく愛情などもらった事が無かった。 その中で婆やだけは俺を世話して、婆やだけは実家で心許した存在だった。 俺は人からの善意を知らないで育ち、高専で傑と硝子に出会い少しずつと人との関わりを学んでいた。
だけど、傑と硝子が言う家族愛が分からない。 暖かさなどが感じるらしいが、実家では味わう事が無かったから二人の話には着いて行けなかった時は疎外感に襲われた。
少しずつと意識が戻っていく中で、俺の身体は痛み走るが頭から足先まで暖かい何かが辿っていく感覚に囚われる。 熱とは違い、身体にある痛みをじんわりと消していき段々と意識が戻っていくと身体は横に寝ている所に気付き頭に柔らかい物が敷かれていた。 そして頭を優しく撫でているのが手である事が分かり、耳には誰かが叱っている様子が聞こえる。
今まで感じた事のない感覚に身を任せていると完全に痛みが無くなり、自然と眼を開けてしまった。
「あっ! 起きました? すみません、私の父が」
髪はアイツに似て少し長めのショートヘアーに頭頂部に癖っ毛が一本。 目付きは垂れ目で整った顔で、俺が起きた事が嬉しそうに笑った後に申し訳なさそうにしていた。
この時、俺は彼女の顔に見惚れていた。 本来であれば、六眼が齎す視界には人間や呪霊に対しての輪郭に呪力の形が見える。 だが、今は六眼の視界では無く普通に目の前の少女の顔が写し出している。
今の俺の体制は地面に寝ていて少女の膝枕されている。 さっきまで額のほうを撫でていた手は右頬に移動していた。 人との触れ合いでこんな気持ちがいいとは知らない。 何故六眼が見えなくなっているのか。
色々な事を考えてはいるが、眼は少女の顔から離せなかった。 そして…俺の胸にまた知らない感覚が襲う。 痛みなどは無く運動や疲労とは違い心臓の鼓動が早くなるのが分かる。 その早くなる鼓動は暖かい。
この時、俺はまだ恋と言う言葉は知らなかった。
あれから俺は伏黒甚爾が高専の体育非常勤講師で来る度、何処かワクワクしている。 アイツが来る時は、息子の伏黒恵と娘の伏黒命が高専の体験学習としてやってくる。 伏黒恵は傑と硝子には礼儀正しいが俺には何故か敵対行動して生意気な奴だった。 それに変わって伏黒命は誰であろうが、笑顔で接してあの夜蛾センの口角をあげるほど。
伏黒命に分かった事がある。 彼女に触れると俺の六眼が見えなくなる。 見えなくなると言ったがシャットアウトでは無く、オンオフが出来るようになり今までは常にオン状態の為に脳を酷使を防ぐために視界を限定する為に特殊なサングラスをしていたが…彼女と触れると自然にオフ状態になる。
この六眼がない時は1番リラックス出来る時間である。 幼い頃から六眼のお陰でシンドイ時は度々あったが、彼女との出会いで普通の視界が見えるように。
だが、伏黒命との悩みがある。 彼女と話そうとすると顔が熱くなり鼓動が早くなり話し辛くなる。 そんな可笑しな俺を笑わずに変わらず優しく笑いながら、ゆっくりと話してくれる伏黒命。
それを見ている伏黒甚爾と伏黒恵は俺に敵意を持った目で警戒してくる。 俺はただ単に彼女と仲良くなりたいだけだが、二人から引き離そうとするが彼女は宥めて俺と話してくれる。
俺は今まで感じた事のない感情の為か、五条家の力を持って彼女の欲しい物を差し出したいと思って聞いた。
「五条さん、私は物より人との関わりの方が大事に思ってます。 それに物で惹かれるほど軽い女ではないので」
これには俺は呆然となり、それを見た傑と硝子は爆笑していた。
俺は彼女の事をもっと知りたいと五条家の力を持って色々と調べていくと、彼女は呪術界で希少の反転術式持ちで彼女と触れてない時に六眼で見える彼女は余りある呪力が身体を覆うようにしている。 だから、初対面では奇抜な呪霊に見えた。 呪術界御三家の一つである禪院家の繋がりがあるようだが、アイツが縁を切っているらしいがいつか目をつけられるのは必然だろう。 その時は俺が全力で守ろう。
最近分かった事がある。 彼女は好いている男がいる。 それが孔時雨である。 彼女が生まれる前から伏黒甚爾と一緒に仕事する相棒である孔時雨は彼女に好かれている。
本人に聞いた事があるが、恋愛では無くファン?として好きらしく彼女は孔時雨にベタベタに触れている。 孔時雨に彼女が抱きついた姿を見て、俺は全力蒼を放ちたくなる。
そして高専に歌姫と冥冥さんが偶々彼女と重なり、彼女は冥冥さんを見て見惚れていた。 彼女の何かに引っかかったのか、冥冥さんに対して顔を赤くしながら照れていた。 そんな彼女見た冥冥さんも悪い気をしないのか、近寄り彼女の顎を右手であげて顔を至近距離にするとより照れながら喜んでいた。
硝子によれば、孔時雨も冥冥さんは彼女にとってアイドル的な存在らしい。 だから、気にするなと言われたが俺にはモヤモヤした気持ちが吹き出す。 そんな俺を見て傑は微笑みながら肩を叩き、部屋に招待してくれて一緒にゲームをして遊んだ。
明日は彼女…来てくれるかなぁ
初めての2話投稿に挑戦
五条悟に恋をさせたいとは思っていなかったけど…書いてしまった
六眼には最初は命の姿はもののけ姫に出てくる祟り神に近い形に見えています
この話は本編では無く妄想なんで
書ける時に書くのが1番早いのかな…
引き続き次回作に気合い入れていこう
ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌( ̄◇ ̄)┘
夏油と命のお話も書いてみたい…(恋愛ではなく)
そうすると必然に菜々子と美々子も書ける