俺たちは、準備を整え、
戦闘に参加するのは、俺、リムル、シズさん、紅丸、紫苑、真眼、白老、偵察中の蒼影、嵐牙、裂牙、そして、
街は、リグルド達に任せた。
俺たちが負けたら、即座に避難してもらう様にしてある。
そして、紅丸達以外にも、デザイアドライバーを渡してある。
ゴブタはダパーン、裂牙はロポに変身可能になった。
すると、リムルが俺に話しかけてくる。
リムル「エース。」
エース「ん?」
リムル「怖くないか?」
エース「………怖くないって言ったら、嘘になるさ。何せ、戦争なんて初めてだしな。でも、大切な物を守る為に俺は戦う。」
リムル「そうか………。」
俺の答えに、リムルはそう呟く。
ちなみに、裂牙に乗っている。
シズさんは、リムルと共に、嵐牙に乗っている。
すると、偵察中の蒼影から連絡が入る。
蒼影『リムル様、エース様。少し宜しいですか?』
リムル『どうした?』
蒼影『交戦中の一団を発見しました。片方は、
エース『助けるの一択だろう。勝てるか?』
蒼影『容易い事かと。』
おお、蒼影がそう言うと、本当に仕置き人みたいだな。
リムル『やれ。俺たちもすぐに行く。』
蒼影『御意。』
リムルが蒼影に指示を出してる中、俺は、皆に指示を出す。
エース「戦闘体勢を取れ!蒼影の元に向かうぞ!」
真眼達「はっ!」
ゴブタ「やるっす!」
シズ「分かったわ。」
リムル「嵐牙!」
エース「裂牙!」
「「仰せのままに!」」
その声と共に、嵐牙と裂牙は加速して、蒼影の元に向かう。
だが、到着した頃には、豚頭族は全滅していた。
ゴブタ「あ………あれ?もう、終わってるっすか?」
紅丸「少しは残しといてくれよ。」
白老「ふむ………。」
真眼「流石、蒼影という所だな。」
エース「全滅してやがる………。」
俺とリムルは、蒼影の元に。
蒼影は、あの首領の側近の蜥蜴人族を抱えていた。
蒼影「共に深手を負っています。」
親衛隊長「う………うう………。」
副隊長「くっ………。」
リムル「ああ。俺は片方を回復する。エースは、もう片方を頼む。」
エース「ああ。」
俺とリムルは、2人の蜥蜴人族に近づき、回復薬を飲ませる。
だが、いきなり流し込まれたからか、咳き込んでしまう。
リムル「安心しろ。回復薬だ。」
エース「ああ。」
俺とリムルは、2人に回復薬を飲ませる。
すると、傷があっという間に治っていく。
2人は目を見開いて、驚く。
親衛隊長「えっ、き………傷が………!?」
副隊長「致命傷だった筈………!?………って、エース殿!隣のお方は………?」
エース「彼が、リムル=テンペストさ。」
親衛隊長「あっ!」
すると、親衛隊長が突然土下座をする。
リムル「ん?」
親衛隊長「お願いがございます!我が父たる蜥蜴人族の首領と、兄たるガビルを、どうか、お救い下さいませ!」
リムル「ガビルの妹なのか?」
親衛隊長「はっ!」
エース「何があったんだ?」
副隊長「それは、私が答えましょう。」
俺の質問に、副隊長が答える。
副隊長「ガビル君が、謀反を起こして、首領を幽閉したのです。」
エース「やっぱりかぁ………。」
副隊長「ガビル君は豚頭族軍を、自らの力で退けるつもりなんです。………だけど、彼は
親衛隊長「父は、見張りの隙を見て、私たちを逃がしてくれました。先走らぬようにとの約定も守れず、虫の良い話であるのは、重々承知しております!しかし………力ある魔人の皆様を従えるあなた様方のその慈悲に縋りたく、何卒………!」
副隊長「僕からもお願いします。首領に同胞、そして、ガビル君を助ける為に………!」
親衛隊長と副隊長は、そう言って頭を下げる。
すると、2人の元に、紫苑と真眼がやって来る。
紫苑「よくぞ、申しました!」
真眼「ああ。リムル様とエース様の偉大さに気付くとは、あなた方は、見どころがありますね。」
リムル「お………おい、紫苑?」
エース「真眼さん?」
紫苑「さあ、立ちなさい。」
真眼「あなた方の希望通り、蜥蜴人族は救われるでしょう!」
親衛隊長「ありがとうございます………!」
副隊長「ありがとうございます。」
真眼と紫苑の奴、仕事を仕入れてきたよ。
まあ、蜥蜴人族を救うのは、最初からそのつもりだったしな。
やっぱり、ガビルの奴、豚頭帝を侮っているのか。
リムル「仕方ない。どうせ、豚頭帝とは戦うんだ。ええっと、君は首領の娘さんだっけ?」
親衛隊長「は……はい。仰せの通りにございます。」
エース「なら、君を首領の代理と認める。ここで同盟を締結する事に、異論はあるか?」
親衛隊長「異論はありません。」
リムル「じゃあ、決まりだ。同盟は締結された。」
親衛隊長「ありがとう………ございます。」
エース「蒼影。首領の所まで影移動をして、首領達を救い出してくれ。」
蒼影「御意。」
親衛隊長「ありがとうございます………。」
リムル「俺たちは進軍を続けるぞ。」
紅丸達「はっ。」
俺たちは、蜥蜴人族達と同盟を結び、進軍を再開する。
一方、湿地帯では、豚頭族と蜥蜴人族による戦闘が行われていた。
ガビル「豚頭族など、我ら蜥蜴人族の敵ではない!よし、一旦離脱!」
ガビルの指揮のもと、戦闘は、蜥蜴人族が優勢に進んでいた。
だが。
部下「ああっ………うわぁ!」
ガビル「ん?」
ガビルが、部下の悲鳴に、何事かと豚頭族の方を見ると、豚頭族が豚頭族を食べていたのだ。
ガビル「何だ?豚頭族が、豚頭族を食っている………!?」
それに、ガビルは驚愕し、蜥蜴人族の1人が後ずさると、一体の豚頭族に足を掴まれる。
部下「あ………うわっ!」
その蜥蜴人族に、豚頭族が殺到して、食べ始める。
部下「た………助けて!ガ………ガビル様!」
そして、その部下は、豚頭族に食べられてしまう。
ガビル「退却だ!急げ!退却!」
ガビルは、部隊に退却命令を出す。
だが、退却命令を出すのが、遅かった。
部下「あっ!ガビル様!回り込まれちゃったよ!」
ガビル「何?」
そう、先ほどより動きが良くなった豚頭族の部隊に、取り囲まれる。
ガビル(何が起こった………!?明らかに奴らの動きが素早くなっている………!)
ガビルは、豚頭族の体を見る。
すると、本来、豚頭族には無い筈の物が、存在していた。
鱗に、水掻きだ。
ガビル(バカな!?豚頭族の体に、水掻きと鱗だと!?それでは、まるで、我らと同じでは無いか!)
そう、先ほどまで優勢に戦えていたのは、水掻きと鱗という、蜥蜴人族ならではの特性があったからだ。
だが、今では、その優位性はあっという間に崩れ去った。
部下達が、ガビルに話しかける。
部下「さっき、仲間が1人食われた!」
部下「然り!そこから、奴らの動きが変わった!」
ガビル「うう………!(まさか、食う事によって、我らの能力を………!)」
ガビルは、漸くその事に気付いた。
そんな中、一体の豚頭族が、ガビルに向かっていき、斧を振り下ろす。
ガビルは、
ガビル「ぐっ………!うおお!!」
そして、ガビルは力を込めて、斧を弾き返す。
ガビル「群れ全体か………!密集隊形!ゴブリン隊を中央に、隙なく固まれ!ゴブリン隊を守りつつ、豚頭族の包囲を突破する!」
部下「おおお!!」
ガビルは、咄嗟の判断で、ゴブリン達を中央に集め、密集隊系を取る。
ガビル(我等だけなら、逃げ切れたかもしれんが………ゴブリン達を連れてきた事が、裏目に出てしまった………!)
ガビルは、そう思った。
そう思う中でも、豚頭族達は近づいてくる。
豚頭族「蹂躙せよ。蹂躙せよ。仲間の力を我が物に!奴らの力を我が物に!」
ガビル「恐るな!我ら誇り高き蜥蜴人族の力を見せつけてやれ!」
部下「おおっ!」
ガビルのその声に、部下達は、気合いを入れ直す。
すると、そこに、周りの豚頭族より巨大な豚頭族が現れる。
それには、他の蜥蜴人族達は、どよめく。
ガビル「な………なんという凄まじい
ガビルは、目の前の豚頭族のオーラの大きさに驚いていた。
ガビル「ふん………そこの豚頭族!貴様が豚頭帝であるな?」
ガビルのその問いに、豚頭族は答えなかった。
ガビル「我輩は、蜥蜴人族の首領、ガビル!我輩と一騎打ちで決着を………!」
豚頭将軍「ロードではない。」
ガビル「あっ………!」
ガビルがそこまで言うと、豚頭族が口を開くが、豚頭帝ではないと否定する。
それに、ガビルは驚く。
豚頭将軍「我は、
ガビル「豚頭帝ではない!?(これほどに力を持ちながら、足元にも及ばないだと………!?)」
ガビルは、敵が強大な力を持っているのにも関わらず、豚頭帝では無い事に驚いた。
驚くガビルを他所に、豚頭将軍がガビルに話しかける。
豚頭将軍「一騎打ちだったか。面白い。受けてやろう。」
ガビル「………感謝する!(一体………どれほどの化け物だというのだ………!本当の豚頭帝とは………!)」
ガビルは、本当の豚頭帝の力の高さに、戦慄していた。
一方、とある森では、ゲルミュッドとラプラスが、水晶玉で状況を確認していた。
ラプラス「よっしゃ!よっしゃ!良い感じになってきたで。なぁ、ゲルミュッド様!」
ゲルミュッド「うむ。」
ラプラス「計画の方、順調に運んどるようやなぁ。」
ゲルミュッド「我が子が森の覇権を手に入れる日も近いだろう。そうなれば、俺の野望も………!」
そんな風に話していた。
すると、緑色の光と共に、葉が流れてくる。
トレイニー「中々楽しそうな話をしていますね。」
ゲルミュッド「なっ!?」
そこに居たのは、トレイニーだった。
ラプラスは、トレイニーに名を聞く。
ラプラス「誰や!?」
トレイニー「私の名はトレイニー。この森での悪巧みは見逃せません。」
ラプラス「こりゃ、やばいで、ゲルミュッド様!森の管理者、
ゲルミュッド「なんだと!?」
ラプラスは、トレイニーが樹妖精である事を見抜き、戦慄する。
トレイニー「森を乱した罪で、あなた方を排除します。」
ゲルミュッド「はぁ!?」
トレイニー「精霊召喚、シルフィード!」
トレイニーは、シルフィードを召喚した。
それを見たラプラスは、慌てる。
ラプラス「待て待て待て待て!気ぃ早すぎやろ!」
トレイニー「断罪の時です。罪を悔いて祈りなさい。
トレイニーのその言葉と共に、シルフィードが歌い、風刃がゲルミュッドとラプラスを襲う。
2人は、バリアで防ぐが、一つの風刃がラプラスの右腕に当たり、切断される。
ゲルミュッド「お………おい!腕!」
ゲルミュッドは、ラプラスの腕が切断された事に慌てるが、当のラプラス本人は、腕が切断された事には、そこまで慌てていなかった。
ラプラス「無茶苦茶しよるなぁ、アンタ。問答無用かいな。………まあ、目的は達成しとるし、ワイらはお暇させて貰うわ。ほな、さいなら!」
ラプラスは、そう言って、左手に出した煙幕弾を地面にぶつけ、煙幕を出す。
煙が晴れた時には、ラプラスもゲルミュッドも居なかった。
トレイニー「逃げられましたか。………状況は思わしくありません。リムル=テンペスト、エース=テンペスト。豚頭帝の討伐、信じていまよ。」
トレイニーはそう言って、精霊と共に姿を消す。
一方、ガビルの方は、一騎打ちが始まっていた。
豚頭将軍の斧が、水渦槍ごと、ガビルを吹っ飛ばす。
ガビル「うわぁ!ぐっ………!」
ガビルは、何とか体勢を立て直し、気合いを入れる。
ガビル「はあっ………!
ガビルは渦槍水流撃を放つが、豚頭将軍も、斧から風の攻撃を出して、お互いの中間点で爆発する。
ガビル「ぐ………!あっ………!」
豚頭将軍「
豚頭将軍がそう叫ぶと、体からオーラが出てきて、三つの顔が出る。
その顔は、ガビルへと向かっていく。
ガビルは、その三つを躱す。
ガビル「くっ………!ふぅ………!我輩を食おうと言うのか!」
豚頭将軍「フッフッフッ………いつまで逃げ切れるかな?」
ガビル「くぅ………!」
すると、ガビルの部下がガビルに声をかける。
部下「ガ………ガビル様!」
部下「助太刀を!」
ガビル「手を出すな!」
「「「あっ………!」」」
ガビル「これは、一騎打ちである!」
「「「ああっ………!」」」
部下「男だぜ、ガビル!」
部下「ガビル!」
部下「ガビル!」
部下達「ガビル!ガビル!」
ガビルのその言葉に、部下達は泣いて、ガビルコールを始める。
ガビル「………はあっ!」
ガビルは、少し姿勢を下げて、そのまま突撃していく。
豚頭将軍「ふん!」
豚頭将軍は、混沌喰を再びガビルに向かわせる。
ガビルは、水渦槍で混沌喰を斬っていく。
だが、三つの顔の連携に、ガビルは姿勢を崩してしまう。
止めと言わんがばかりに、三つの顔は、ガビルに向かっていく。
ガビル「これしき………!」
ガビルはそう言って、気合いを入れ、豚頭将軍に向かっていく。
向かってくる顔を避けたり、槍を使って受け流したりして。
豚頭将軍は、混沌喰を解除して、斧でガビルを攻撃する。
だが、ガビルはそれを躱して、空中に向かってジャンプする。
ガビル「とうっ!」
豚頭将軍「何?」
部下達「おおっ!」
ガビル「やああああっ!!」
ガビルは、その声と共に豚頭将軍に攻撃する。
だが、盾によって阻まれる。
そして、そこに斧の攻撃を受ける。
何とか、水渦槍で防御した事により、攻撃そのものを食らうことは避けられた。
だが、ガビルは地面を転がる。
ガビル「ううっ………!」
部下「ガビル様ァァ!!」
ガビル「ぐぅ………ううっ、あっ………!」
ガビルは、何とか立ちあがろうとするが、目の前には、豚頭将軍が居た。
豚頭将軍「蜥蜴は、地面を這いつくばっているのがお似合いだ。死ねぇ!」
部下達「ああっ!」
ガビル「くうっ………!」
豚頭将軍は、ガビルにとどめを刺そうとして、部下達は慌てて、ガビルは、死を覚悟する。
だが、その攻撃は、ガビルには届かなかった。
なぜなら、ゴブタが豚頭将軍の斧を弾き返したからだ。
ゴブタは、ダパーン・マグナムフォームに変身していた。
ちなみに、ゴブタに渡したのは、量産型であり、スペックは据え置きだ。
豚頭将軍「くっ………!」
ガビル「あっ………!き………貴殿は、あの村の真の主殿ではないか!?」
ゴブタ「え?(何言ってるっすか、この人?)」
ゴブタは、ガビルのその言葉に呆れる。
ガビル「もしや、我々の助太刀に?」
嵐牙「あれは、狼鬼兵部隊の隊長、ゴブタだ。」
ガビルがそう言う中、ガビルの隣に嵐牙がやって来る。
ガビル「おお………牙狼族の………!」
嵐牙「我が名は嵐牙。リムル様とエース様の命により、助太刀に来た。」
ガビル「いかにして、ここまで………?」
嵐牙「影移動だ。学ばんのか、貴様。」
ガビルのその問いに、嵐牙は呆れてそう言う。
すると、豚頭将軍が笑う。
豚頭将軍「フッフッフ………!リムルにエースだと?何処の馬の骨かは知らんが………邪魔立てするなら、容赦は………ッ!?」
すると、豚頭将軍の背後で、大量の黒炎のドームが出来上がっていた。
そこに居た豚頭族達は、蒸発していく。
ゴブタ「おおっと!始まったみたいっすね。」
豚頭将軍「ぬうっ………!?蜥蜴人族の大魔法か?早々に決着をつけて、大魔法を操る者を始末せねば。」
豚頭将軍は、蜥蜴人族の大魔法と判断する。
豚頭将軍がゴブタ達の方を向くと、ゴブタは、ガビルに声をかける。
ゴブタ「ええっと、ガビルさん………でしたっけ?さっさと、防御陣形を整えるっすよ。」
ガビル「ぬう!分かったのである!しかし……あの炎は………?」
ゴブタ「あっ。………心配いらないっす。味方の術っすから。………多分。」
ゴブタは、ガビルにそう言うが、あまりの凄さに、ゴブタは多分と言う。
一方、紅丸達は。
紅丸「………だから、退けと言ったろ。」
豚頭族「き………貴様ら、何者だ?」
真眼「どうやら、覚えていない様ですね。」
紅丸「酷いな。里をあんなに食い散らかしてくれたじゃないか。………フッ。」
紅丸、紫苑、白老、真眼の四人を見た豚頭族達は。
豚頭族「その角………まさか、
紅丸「どうかな?今は、少し違うかもしれないな。」
白老「いよいよじゃな。」
真眼「これが、今の俺たちの初陣。」
紫苑「この機会を下さったリムル様とエース様に、感謝いたします。」
紅丸「もう一度言う。道を開けろ豚ども。灰すら残さず消えたくなければな。」
その声と共に、紅丸は黒炎を投げる。
豚頭族達がどよめきながら、体を動かす。
すると、その黒炎は、ある程度進むと、ドーム状にまで巨大になり、そこに居た豚頭族達を燃やす。
真眼「さて。俺たちも行こう。」
白老「そうじゃな。」
紅丸「ああ。」
三人はそう言って、それぞれのドライバーを取り出して装着する。
そして、真眼はヴィジョンドライバーのバイオメトリクサーに親指を翳し、紅丸と白老は、それぞれのレイズバックルを装填する。
『GLARE, LOG IN』
『SET』
すると、待機音が流れ、紅丸の横には、紫色の手の絵とZOMBIEの文字が、白老の横には、刀の絵とSAMURAIの文字が浮かぶ。
三人は叫んだ。
「「「変身!」」」
そう言って、三人は変身する。
『INSTALL』
『DOMINATE A SYSTEM, GLARE』
『ZOMBIE』
『SAMURAI』
『REDAY FIGHT』
真眼はグレア、紅丸はバッファ・ゾンビフォーム、白老はケイロウ・サムライフォームに変身する。
鬼人達は、豚頭族に向かっていく。
一方、シズさんと裂牙は。
シズ「貴方達には恨みはないけど、皆を守る為に、私は戦う。」
裂牙「行くぞ!シズ殿!」
シズ「ええ!」
2人はそう話して、デザイアドライバーにシズさんはビートレイズバックルを、裂牙はブーストレイズバックルを装填する。
『SET』
すると、シズさんの横には、スピーカーとBEATの文字が、裂牙の横には、赤いバイクのマフラーの絵とBOOSTの文字が現れる。
2人は、変身ポーズをとって、叫ぶ。
「「変身!」」
そう言って、それぞれのレイズバックルを操作する。
『BEAT』
『BOOST』
『REDAY FIGHT』
シズさんはナーゴ・ビートフォーム、裂牙はロポ・ブーストフォームに変身する。
2人は、豚頭族に向かっていく。
それを見ていた、俺とリムルは。
リムル「すっげぇな。」
エース「見ろよ。あんなに居た豚頭族達が、どんどん減っていく………。」
そう驚く。
一方、ゴブタ達の方は。
豚頭将軍「ふん。蜥蜴共を助けに来たらしいが、無駄な事を。ゴブリンに犬畜生。どこぞの木っ端魔物の配下が加わった所で、我らの優勢は、少しも揺るがんわ!」
ゴブタ「木っ端って………!」
嵐牙「………では、見せてやろう。」
ゴブタは、豚頭将軍の言葉に青筋を浮かべるが、嵐牙に気付くと、驚く。
嵐牙は、赤いオーラに身を包んでいたからだ。
嵐牙が唸り声を出すと、周囲に黒雲が現れる。
リムル「お?」
エース「あれ?なんか、暗く………。」
すると、竜巻が雷鳴と共に、地上へと向かっていく。
リムル「お………おお、ええっ?」
エース「嘘だろ………!?」
俺とリムルが驚く中、複数の竜巻は、豚頭族達を襲い、空へと飛ばしていく。
俺が疑問を口にすると、創始者が答えてくれた。
エース『何、あれ?』
創始者『解。個体名嵐牙の広範囲攻撃技、
エース『あ、そう。』
あまりの凄さに、俺たちは呆然とした。
開いた口が塞がらないとは、まさにこの事だろうな。
豚頭将軍「おお!ぐうっ………!おのれぇ!」
豚頭将軍は、持っていた斧と盾を吹き飛ばされてしまい、身構える。
だが、豚頭将軍に雷が直撃する。
豚頭将軍「ぐああああ………!」
その声と共に、豚頭将軍は消滅した。
ゴブタ達が身構える中、嵐牙は叫ぶ。
すると、角がもう一本生えてきて、
ゴブタ「ううっ………!おおっ!黒嵐星狼になったっす!」
嵐牙「よく見たか、豚頭族共よ!これが貴様らが木っ端と侮ったお方達の力の一端だ!」
ゴブタ「全部、吹っ飛んじゃったっすよ………。」
嵐牙「ああ………。」
嵐牙は、豚頭族に対してそう言うが、目の前にいる豚頭族達は、吹き飛んでしまっていた。
一方、鬼人達は。
紅丸は、ゾンビブレイカーと自前の剣から黒炎を出して、豚頭族達を倒していく。
紅丸「これが俺たちの新たなる門出。」
白老は、豚頭族達の間を駆け抜けて、斬っていき、倒す。
白老「リムル様とエース様の華々しい勝ち戦の………。」
紫苑と真眼は、背中を向かい合わせて、上空に居る俺たちを見ていた。
紫苑「まずは、最初の一戦目。」
真眼「だな。」
豚頭族「ぐっ………!調子に乗るなァァ!!」
豚頭族達は、紫苑と銀姫に向かっていく。
だが、紫苑は剛力丸という剣を構え、真眼はプロビデンスカードをヴィジョンドライバーにスラッシュする。
『DELETE』
紫苑「んっ!えいっ!」
真眼「はあっ!」
紫苑の剛力丸の斬撃が、紫苑に迫る豚頭族達を蹴散らしていき、真眼は回し蹴りと共に斬撃波を放つ。
その2人の攻撃が放たれた跡には、大きな地割れが出来ていた。
紫苑「リムル様〜!」
真眼「エース様〜!」
リムル「お………おう。」
エース「すげぇな。」
あの2人を怒らせるのは、やめよう。
ていうか、真眼は、グレアの力を使いこなしてるみたいだな。
一方、シズさんと裂牙は。
シズ「フッ!はっ!でやっ!」
シズさんは、ビートアックスで、豚頭族を倒していく。
裂牙「ハアッ!ふっ!ほっ!」
裂牙は、両腕から炎を出しながら、パンチ攻撃を繰り出していく。
シズ「私の新たな力、見せるわ!」
裂牙「行くぞ!」
シズさんはそう言いながら、ビートアックスを振るう。
裂牙も、攻撃を激しくしていく。
豚頭族の攻撃に関しては、紙一重で躱している。
流石は英雄と呼ばれていて、元牙狼族の長なだけあるよな。
そう思う中、シズさんはビートアックスのエレメントをセレクトする。
『FUNK BLIZZARD』
シズさんは、氷属性を選択して、演奏する。
そして、インプットトリガーを引く。
『TACTICAL BLIZZARD』
シズさんは、その必殺技と共に、斬撃波を放ち、豚頭族を凍らせていく。
シズ「裂牙さん!」
裂牙「分かった!」
シズさんがそう叫ぶと、裂牙は、ブーストの勢いでパンチを繰り出して、倒していく。
シズさんと裂牙も、ナーゴとロポの力を使いこなしてるよな。
そんな風に考えていると、リムルが口を開く。
リムル「それにしても、圧倒的だった豚頭族軍がみるみる減っていく。」
エース「真眼達とは、この戦いが終わった後も、仲良くしたいな。」
リムル「だな。………蒼影もうまくやってるかな。」
俺たちは、そう話す。
一方、蒼影は。
豚頭族「ギャアアア!!」
蜥蜴人族「うう………助かったのか?」
親衛隊長「ああ…………。」
副隊長「ああ………。」
蒼影の強さに、親衛隊長と副隊長は唖然となっていた。
蒼影は、回復薬を取り出す。
蒼影「これを使え。」
副隊長「はっ、はい!」
副隊長は、周囲の蜥蜴人族達を治していく。
そうやって進んでいき、首領達が囚われている牢獄に着く。
蒼影が扉を開けると、親衛隊長と副隊長が首領に向かっていく。
親衛隊長「父上!」
副隊長「首領!ご無事で………!」
首領「お………おおっ!来てくださったのか、蒼影殿。」
親衛隊長と副隊長で首領の肩を支え、移動を開始する。
首領は、蒼影に質問をする。
首領「しかし、何故?」
蒼影「同盟は締結された。」
首領「それは、どういう………?」
副隊長「隊長を首領の代理と認めて下さったのです。援軍が来ます!」
首領「何と………!」
親衛隊長「まだ諦める時ではありません!父上!」
首領「一族は………助かるのか………!」
副隊長と親衛隊長の言葉に、首領は涙を流す。
豚頭将軍「フフフフッ!」
首領「ん?」
突然の笑い声に、全員が前を向くと、豚頭将軍が一体居て、攻撃しようとする。
首領は、蒼影に向かって叫ぶ。
首領「蒼影殿!」
蒼影「心配いらない。既に動けなくしてある。」
豚頭将軍「うう………ううっ!」
蒼影は、既に豚頭将軍を動けなくしていた。
それには、首領が驚いていた。
首領「ああ………!」
親衛隊長「…………そういう反応になりますよね。」
副隊長「…………気持ちは痛いほど分かります。」
首領(わ………わしの判断は、同盟を受け入れるという判断は………正解だった………!)
首領は、驚きながら、自分の判断が正しかった事を悟っていた。
蒼影が口を開く。
豚頭将軍「うう………ううっ………!」
蒼影「見えてるな、豚頭族を操る者よ。次は貴様の番だ。大鬼族の里を滅ぼし、鬼人を敵に回した事、せいぜい後悔するが良い。」
蒼影はそう言って、一本の糸を下に下ろす。
すると、豚頭将軍は、細切れになる。
それを見ていた蜥蜴人族達は、唖然としていた。
一方、水晶玉で蒼影の言葉を聞いていたゲルミュッドは、水晶玉を地面に叩きつける。
ゲルミュッド「クソどもが!役立たずめ!鬼人だと?ゲルドには、大鬼族共の里を襲わせたが、まさか、生き残りが進化したとでも言うのか!?それに、あの獣だ!ジュラの森にあんな化け物が居るなど、聞いてないぞ!」
ゲルミュッドは、想定外の事態に狼狽えていた。
大鬼族の生き残りが鬼人に進化して、黒嵐星狼達の存在がいた事だ。
ゲルミュッド「俺が知らぬ所で、一体、何が起きていると言うのだ!?まずい………!何とかしなければ………!ここまで来た計画が潰れてしまう!」
ゲルミュッドは、空を飛んで、湿地帯へと向かっていく。
ゲルミュッド「このままでは、俺が………俺があのお方に殺されてしまう………!」
ゲルミュッドが言う、あのお方とは………。
一方、とある城では、白いタキシードに身を包んだ1人の男性が、月を眺めながらワインを飲んでいた。
一方、俺は、豚頭帝と思われる存在を発見した。
エース「おい、リムル、あれ!あの一際大きいやつ!」
リムル「あっ。」
俺が指差した先には、巨大な豚頭族と、二人の豚頭将軍が居た。
リムル「居たぞ、豚頭帝だ。」
紅丸「はっ!」
その存在感は、強かった。
俺たちは仮面をつけ、腰にデザイアドライバーを装着する。
リムル「豚頭帝よ。俺たちが引導を渡してやる。」
エース「さあ、ここからが、ハイライトだ!」
俺たちはそう言う。
いよいよ、決着の時が近い。
今回はここまでです。
いよいよ、豚頭族との戦闘が始まりました。
紅丸達も、変身しました。
次回、コマンドフォームを出そうと思っています。
果たして、魔王ゲルドはどうなるのか。
次回を楽しみにしてて下さい。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。
この小説のギーツワンネスは、紅蓮の絆編かそれ以降に出そうと思います。
その際、自分が今後投稿するガッチャードのキャラも出そうかなと思っています。
アンケートは、次回で締め切らせていただきます。
今後とも、応援の程、よろしくお願いします。
転スラ日記のエピソードを本編に入れるかどうか
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入れる
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入れない