東方無貌神〜Find love and enjoy the journey〜   作:文才の無い本の虫

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作者「今日は左手打ちだぜ☆」





6「人の時代へ、試練」

 

 

 

ある日の朝。

 

 

「は?白い巨人が降ってきたぁ?!」

 

 

ナイアはいきなり現れた龍神とエディ、さらにゼウスからの念話の内容に声を上げる。

 

 

『―――済まない。奴等を野放しにすればこの星は滅ぶ。我等(オリュンポス十二機神)では止められぬ』

 

 

「ルイン、本当みたい・・・・・お願い(倒して来て)

 

 

「・・・・・ったく、ゼウスも龍神も貸し一つな」

 

 

『了解した』

 

 

「うん」

 

 

要するに、だ。

 

 

 

仕事か。

 

 

 

「そうそう、ルインがわかりやすいように書いといたよ・・・・・はい☆」

 

 

「助かる、エディ姉さん」

 

 

紙を受け取り、目を通す。

 

 

――――――――

 

依頼者 :龍神、オリュンポス十二機神(私は仲介人でーす☆)

 

前払報酬 :無し(私からボーナスで契約術。きっと必要・・・・・っていうか使わされるから☆)

 

成功報酬 :依頼者への貸し一つ(あんなことやこんなことを頼み放題だね!)

 

作戦領域 :ギリシア周辺(陸海空宙含むよ!ドッグファイトし放題!!)

 

敵戦力 :仮称『白い巨人』(他に増援があるかも?)

 

成功条件 :仮称『白い巨人(セファール)』の排除、及び地球の防衛(ルイン、頑張ってね〜)

 

――――――――

 

 

・・・・・。(コメントを見て呆れ気味)

 

何か見たことある用紙だな・・・・・。

 

 

「遊び心だよ〜。はい、ボーナスの眷属契約術」

 

 

「使うことあるのか?」

 

 

「きっとすぐだよ☆」

 

 

 

 

 

 

 

 

「まあ、んな感じで星の危機らしいから出かけてくる。永琳、ルーミアを頼んでも良いか?」

 

 

「ええ」

 

 

「・・・・・ちゃんと帰って来てね」

 

 

「ああ」

 

 

 

 

 

 

 

「ねぇ、ナイア・・・・・いや、ルイン(・・・)。少し良いかな」

 

 

「どうした、ルーミア(光の巫)

 

 

「私と契ろう?」

 

 

「ん?そんなに心配か?」

 

 

「ううん。今契った方が良いっていう巫としての勘。私をルインの眷属(モノ)にして。貴方との繋がりを頂戴」

 

 

「・・・・・何故?」

 

 

「どっか行っちゃいそうだから」

 

 

「あー、俺はお前以外とも寝るぞ?」

 

 

「良いの。惚れた弱みってやつ。それに私は貴方の見ているものを見たい」

 

 

あの時(あの光の巫)からは考えられない言葉だな」

 

 

「そうだね・・・・・じゃあ、良いよね?」

 

 

「ああ。ルーミア、お前は今から俺だけのモノだ」

 

 

ルインはルーミアに少し前にエディが「きっと必要・・・・・っていうか使わされるから☆」と教えてくれた術を施す。

 

術が効果を発揮しルーミアの魂に契約という"杭"が打たれ、ルインとの繋がりが生まれる。

 

彼女は胸に手を当ててそれを確認した後、ルインに微笑んだ。

 

 

「うん。行ってらっしゃい」

 

 

「行ってくる」

 

 

ナイアは、否、嘗て『黒い鳥』と恐れられた彼は黒いコートに袖を通し、飛翔した。

 

 

 

 

◇◇◇◇

 

 

 

 

『―――済まない、私達はもう無理だ・・・・・真体、損傷率82%。後は、頼んだ』

 

 

【――――■●◆◀◀◀◀◀!!】

 

 

「五月蝿い!!黙って殴られろ!!」

 

 

【――――●■◆◀◆◆◆?!】

 

 

「うん?魔術は効かねえのに物理は効く?・・・・・よし。全魔術解除」

 

 

【――――?!!】

 

 

「ふう・・・・・まあやるんなら少し本気で殺ろう。そのほうが愉しいだろう?」

 

 

瞬く間に巨人の懐に跳び込み、真っ直ぐ殴るッ!!

 

 

【――――◀◀◀◀◀▲▼!!!】

 

 

「ハハハ!!・・・・・うん、俺のキャラじゃねえな。ちと反省。普通に殴るか」

 

 

殴り、蹴り、飛んでくる攻撃を叩き潰すッ!!

 

 

「よし、適度に弱らせた上に心臓の位置も判った」

 

 

【――――❖◣◤◤◢◢】

 

 

既に『白い巨人』は満身創痍。

 

対してルインは無傷。

 

 

「じゃあな、『白い巨人』」

 

 

ルインの空中を足場にして放った跳び蹴り(正にライダーキック)が『白い巨人』の心臓を打ち抜くッ!!

 

『白い巨人』が倒れる。

 

周辺被害はそこそこ。

 

自然は殆ど無事。

 

悪くはない結果だ。

 

 

「・・・・・よし、帰るか」

 

 

ルインはオリュンポス十二機神と『白い巨人』の残骸に背を向け、歩き出す。

 

これが神代の終わりにして人の時代への大きな切掛となるのだった。

 

 

 

 

◇◇◇◇

 

 

 

「ただいま、永琳」

 

 

「ええ、お帰りなさい。三年振りね(・・・・・)

 

 

「は?・・・・・三年?三日じゃなく?」

 

 

「ええ、取り敢えずその話は後よ。あの娘は縁側に居るわ。行って安心させてあげなさい」

 

 

「ああ」

 

 

俺は永琳と別れ、縁側の方に歩く。

 

因みに縁側はルーミア(光の巫)の要望により作らてていて良くルーミアはここに居る。

 

 

縁側に着くと、すっかり幼さが抜けた彼女は外を向いていた。

 

ゆっくりと彼女に向かって歩く。

 

この極寒の地に珍しく風が吹き抜けた。

 

 

「・・・・・ルイン?」

 

 

ルーミアはバネのような素早さで抱き着いてくる。

 

ギュッと抱きしめている彼女は顔が見えないように胸に顔を埋める。

 

 

「ぐすっ・・・・・遅いよ!!心配したんだよ?!」

 

 

「済まん」

 

 

俺の胸でルーミアは泣いていた。

 

暫くして、ルーミアは顔を上げて俺のことを見た。

 

 

「・・・・・うん、しょうがないから許してあげる。ルイン、お帰り」

 

 

「ああ、ただいま」

 

 

腕の中のルーミアを強く抱きしめる。

 

彼女も負けじと離れていた時間を取り戻すかの様に強く抱きしめ返してきた。

 

ああ、悪く無い気分だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇おまけ〜神々の隠居(の後始末)編〜

 

 

 

 

隠岐奈「ナイア、神秘の減少(オリュンポス十二機神の消滅)にかこつけて神々が隠居した」

 

 

ナイア「え゛・・・・・隠岐奈、それ本当か?!」

 

 

隠岐奈「本当だ・・・・・要するにバランスがヤバい」

 

 

ナイア「・・・・・手伝い呼んでいいか?」

 

 

隠岐奈「勿論・・・・・というか呼ばんと過労死するぞ。私はもう既に頭が痛い」

 

 

ナイア「俺もだよ・・・・・」

 

 

隠岐奈&ナイア「「はぁ、当分徹夜だな・・・・・」」

 

 

ルーミア「?!寒気が・・・・・」

 

 

永琳「・・・・・どうやらこの疲れを忘れる栄養ドリンク(◯ンスターエナジー)が必要そうね」

 

 

※この後、手伝いにはルーミアを呼び、隠岐奈、二童子、ナイア、ルーミアの5人体制で14徹して終わらせた。

 

 

 

 





『ナイア』
後の歴史に調停の神として記載が残る。人間だったら過労死。龍神は細かい作業が苦手なので不参加。

『ルーミア』
本章のメインヒロイン。ナイアの眷属に成ったためナイア経由で隠岐奈の力を借りれるため強制参加。

『永琳』
隠岐奈達に差し入れとして未来でモンスターエ◯ジーと呼ばれるドリンクをダース単位で渡した。

『隠岐奈』
本章で一番の被害者。モンエナで少しお腹周りが心配なお年頃。ナイアとたっぷり運動したそう。

『エディ』
未来から用紙をパチって来た。遊び心だよ☆

『龍神』
冬眠中。めっちゃ天然な上にぶきっちょ。

『二童子』
隠岐奈の雑用。超頑張った。

『ゼウス』
死亡・・・・・というか大破。



『永琳のセーフハウス』
和装の屋敷・・・・・の外見をした(月の技術で出来た)カラクリ屋敷。縁側と畑が増設された。
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