東方無貌神〜Find love and enjoy the journey〜   作:文才の無い本の虫

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龍神「エディ殿、女らしさを教えてくれ」

エディ「良いよ!・・・・・はい、少女の思考ルーチンや口調の情報!!」(47徹のためハイテンション)

龍☆神「・・・・・これで、合ってる?」(幸薄少女)

エディ「うん、うん!可愛いよ!!」




作者「母神、三日会わざれば、刮目して見よ・・・・・努力の方向可笑しくないか??」



3「人と神の時代の幕開け」

 

 

 

昔々、龍神が産み出した神の中に伊弉諾という神が居ました

 

かの神は人を見て、大地を見て、何を思ったのか――そのまた昔に龍神と旅人が創った――大陸の一部を割り取りました

 

伊弉諾はその割り取った大陸に人を集め、自身の眷属を創り、自身は要石の一部としてその大陸の下で眠りについたのです

 

その後、伊弉諾の割り取った大陸の中で、伊弉諾の眷属は人々から信仰を集め、彼らを庇護しました

 

彼らは伊弉諾の眷属達を神と呼び――後に日本と呼ばれるこの島国の――人と神の時代が始まりを告げたのです

 

 

――――太古の旅人、第二章、第一頁より

 

 

 

 

◇◇◇◇

 

 

 

羽根ペンを動かし、俺は今日見たものを記録していく。

 

かりかり、かりかり、とペンと手帳が音を立てる。

 

・・・・・最近はこの音も結構気に入っている。

 

そうして書いていると視界の端に深い緑の髪が垂れ下がってくる。

 

 

「ナイア、それは?」

 

 

「ああ。これは旅の記録みたいなもんだよ」

 

 

「旅の記録・・・・・少し読んでみても良い?」

 

 

「んー、これを書き終わったらな」

 

 

上から覗き込んでいた――エディ姉さんの影響か、最近妙に少女らしくなった――龍神にそう言って、俺はペンを進める。

 

・・・・・しっかし、伊弉諾の奴、人の可能性が見てみたい、か。

 

奴らしいっちゃらしいが、せっかく俺が苦労して成形した大陸を割るのは先に言って欲しかったんだが。

 

 

・・・・・「言って欲しい」、か。

 

俺も随分人間らしく・・・・・いや、寧ろ適応してんのか。

 

 

『初めに比べれば、な』

 

 

確かにそうだな。

 

そのまま捜し物を見つけられるといいんだがな。

 

さて、あとは上から見た日本諸島の絵でも書きますかね。

 

 

 

 

◇◇◇◇

 

 

 

起きて目を開けると龍神が少し不安そうに俺のことを覗き込んでいた。

 

・・・・・嫌な予感がする。

 

 

『くくっ・・・・・そら、面倒事がやって来たぞ?』

 

 

■■■が嗤っている。

 

龍神が口を開いた。

 

 

「・・・・・ナイア、頼みたい事がある」

 

 

「・・・・・内容は?」

 

 

「宇宙から飛来した機械の神とのトラブル対応・・・・・なんだけど」

 

 

「?」

 

 

「少し凹ませて来て欲しい。奴等、内戦で地球を荒らしてる」

 

 

それ神様としてどうなんだ?

 

・・・・・いや、――神にしては例外的に優しい(評価が一部を除いて無価値な)――龍神(創造神)を基準にしてる俺のほうが異端か。

 

 

「・・・・・えぇ、嘘でしょ」

 

 

「頼める?」

 

 

「・・・・・一つ貸しな」

 

 

「うん、後で何でも良いよ」

 

 

俺は龍神に座標を聞き、機械の神を御仕置きするために転移する。

 

 

「じゃあ、行ってくる」

 

 

「行ってらっしゃい、ナイア」

 

 

 

 

◇◇◇◇

 

 

 

 

地上に並んで戦争ごっこをする宇宙戦艦。

 

荒れる地上。

 

・・・・・ああ、今の一撃でどれだけの美しい自然が消えたのだろうか?

 

 

 

『クククッ・・・・・どうする?』

 

 

「――戻る気は毛頭無いが・・・・・少しボコす」

 

 

 

 

 

『――――貴様、何者だ』

 

 

「俺は、ルイン。即刻戦闘を中止するのなら、その真体(アリスィア)を凹ますだけで済ませてやる」

 

 

『――――不敬な。我らに刃向かうというのか、矮小なる人間(・・)が』

 

 

「交渉は決裂――殲滅する」

 

 

躱して近付き、殴り、蹴り、砕く

 

 

『――――何?!当たらぬ!!』

 

 

『――――矮小な人間如きが躱したたというの?!』

 

 

『――――真体、損傷率52%。武器も持たぬ(・・・・・・)人間如きが!!』

 

 

『クククッ、良い、良いぞルイン!!それでこそ破滅(ルイン)だ!!』

 

 

「■■■、手前は黙ってろ」

 

 

――飛んで来た砲弾を握り砕き、近付いて振り被り、殴る

 

 

『――――真体、損■率78%。航■不可■。不時着■る』

 

 

『――――船団、損傷率増大!!』

 

 

『――――対■星破■■構、破損』

 

 

彼奴の創った(・・・・・・)星を傷付けた事を悔んで落ちろ!!」

 

 

――ただ、殴り、蹴り、砕く!!

 

 

『――――化物め』

 

 

「化物で結構」

 

 

『ははは!!』

 

 

 

 

◇◇◇◇

 

 

 

結露から言えば、奴等――オリュンポス十二機神――の内戦の原因は旗艦争いだったらしく、俺に最後まで抗っていた『ゼウス』が旗艦になったらしい。

 

オリュンポス十二機神は星を壊すつもりは無かったらしく、暫くは『ゼウス』を中心に新たに出来た文明を見守るそうだ。

 

一方、奴等にお灸を据えた俺はエディ姉さんと龍神の協力の元、オリュンポス十二機神の大本であるカオス船団を探しに来ていた。

 

 

「・・・・・でか」

 

 

『・・・・・笑えんな』

 

 

眼の前には大きな球体だったもの(・・・・・)

 

これがカオス船団の旗艦、『カオス』だろう。

 

 

「エディ姉さん、カオス船団を発見した」

 

 

するとエディ姉さんから念話が届く。

 

何時やっても慣れないな。

 

 

『うん、うん、補足したよ!!・・・・・見付けられて良かった。下手に利用されると『観測者』でも刃が立たないかも。ナイア、平行存在ごと(・・・・・・)消し飛ばしちゃって!!』

 

 

「破片を少し貰ってもいいか?」

 

 

『それぐらいなら良いよ!!』

 

 

「んじゃ――原理血戒【■■■】・・・・・呑め」

 

 

俺の全力でカオス船団を消し飛ばす。

 

破片を回収し、エディ姉さんに転移要請。

 

 

『ほいほーい』

 

 

「テンション可笑しくない?」

 

 

『67徹中だからね!!』

 

 

「一日何時間計算で?」

 

 

『72時間☆』

 

 

「何やってるんだ?!」

 

 

『魔法研究!!・・・・・あ、送るよ!!』

 

 

そうやって雑談に興じていると、地球の近くに転移する。

 

青い地球の後ろに太陽が見える。

 

 

『ルイン、これから時代が動くぞ』

 

 

「ああ、人と神の時代の幕開けだ」

 

 

近くに誰かが転移してくる。

 

彼女は俺に向かって手を小さく振り、微笑んだ。

 

 

「お帰り、ナイア・・・・・お疲れ様」

 

 

「ああ、ただいま」

 

 

 

 

 

 

 

 




『ナイア/ルイン』
呼び名ナイアが基本。龍神に絆されまくってる。ルインは規格外の身体能力と、それを万全に引き出す戦闘経験を持つ。身体能力だけならエディの【全知全能】に届き得る。ステゴロ最強。

『龍神』
ヒロイン・・・・・多分。ナイアと世界以外は等しく無価値。正確には価値を付ける気が無いためナイアが自身の事を見捨てない限りとても寛容(依存気味とも言う)。

『エディ』
何故か魔法大好き娘になった。今はくだらない魔法を研究している模様。

『ゼウス』
凄く強いけど、RUIN には勝てなかったよ・・・・・。

『カオスの破片』
伏線・・・・・になるかなぁ・・・・・。
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