仮面ライダーギーツ 欲望が渦巻く学校   作:kaederuna

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学園Ⅴ:狐のお料理教室

調理室…

先生「それでは、初めてください。調理が終わったら私の方へ提出をしてくださいね。」

古達「よ〜し、早速作るぞ〜。」

四人「「「「お〜!」」」」

美里亜「それじゃあ取り掛かるんだけど、こっちゃんは野菜を切って。私は杏仁豆腐を作るから二人は三食丼の準備をしてね。」

古達「よ〜し。」

田辺「やろっか。」

冬樹「…うん。」

美里亜「っ…!」

 

ジュー

美里亜「こっちゃんこっちゃん!」(ヒソヒソ)

古達「どした?」

美里亜「あの二人の仲少し戻ってきてるよね?」(ヒソヒソ)

古達「そうなの…?」(チラッ)

 

田辺「冬樹〜、そっちどう?」

冬樹「ん〜、とりあえずご飯は炊き始めてるから今は卵溶いてる〜。」

田辺「そっか、それ終わったらほうれん草切っといてくれる?」

冬樹「オッケ〜。」

 

古達「まじやん。」

美里亜「でしょ?」

冬樹「古達〜、ほうれん草まだならくれる?」

古達「あいよ〜。」

 

美里亜「できた〜!」

古達「案外時間かかったな〜。」

田辺「それじゃあ私は冷やしてる杏仁豆腐持ってくるね。」

冬樹「じゃあ一緒に行くよ。数多いし。」

田辺「うん、いこっ!」

 

二人「「やっぱりあの二人…」」

 

田辺「よ〜し、ちゃんとできてる!」

冬樹「杏仁豆腐ってこんな感じでできるんだ…。」

田辺「持って行こうか。」

冬樹「うん。」

 

田辺「最初、さ。」

冬樹「ん…?」

田辺「冬樹の性格というか、纏う雰囲気が付き合ってた時と全然違っててすごいびっくりしたんだよね。」

冬樹「いつぐらい?」

田辺「三年生の4月に久しぶりに見た時、かな。」

冬樹「あ〜、あの時はちょうどライダーの力を使い始めた時だから疲れてたし学校内でも警戒をしてたからね。」

田辺「そうだったんだ。私と別れて変わったのかと。」

冬樹「…それもあるけど、考えてる余裕がなかったかな。放課後の人が少ない時に出た時もあったし、昼休みの屋上とか授業中に出て抜け出した時もあったっけ。」

田辺「変だと思った行動にはそんな裏が…。」

冬樹「自分のことや周りのことを考えるよりも行動して助けないと〜って感じだった。」

田辺「…それで今の冬樹があると。」

冬樹「…そうだね。」

田辺「私、気づけてたら何かできてたのかな。」

冬樹「仮にあったとしても人に迷惑かけたくないので断ってたと思うよ。」

田辺「今は?」

冬樹「同じかな。」

田辺「ちょっとくらい人を頼ったら?和田ちゃんとか。」

冬樹「古達も大変だから。あんまりな〜。」

田辺「…冬樹がなんでそうなったかがわかった気がした。」

冬樹「え、何か言った?」

田辺「いえ何にも」

 

冬樹「ただいま。」

田辺「杏仁豆腐持ってきたよ〜。」

古達「お〜おかえり!」

美里亜「ちゃんとできてる、良かった〜。」

古達「よし、先生に提出する分も分けたし、食べよう!もうお腹空きまくってるんだよな…。」

美里亜「こっちゃんお昼近くなると毎回言ってるよね。」

古達「人間ですから。」

田辺「あはは…。」

冬樹「じゃあ先生に提出する分持っていくからみんなは食べてていいよ。」

古達「お、サンキュ〜!」

美里亜「いただきま〜す。」

田辺「躊躇がない…。」

冬樹「それだけお腹空いてたことにしとこう。」

 

放課後…

田辺「…。」

冬樹「…。」

なぜか一緒に帰ってる二人

田辺「ライダーって、どうしたらなれるのかな。」

冬樹「企業秘密。」

田辺「え〜、教えてよ。」

冬樹「半分運みたいなところもあるけどね。願いの強さにも関係してるかな。」

田辺「そうなんだ…」

冬樹「まぁ、田辺さんがライダーになる必要はないよ。僕たちがいるし。」

田辺「そうだね、応援してる。」

冬樹「ありがと。」

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