憑依in実験体のアビドス生徒   作:改名

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読者の皆様ッ
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作者の、コーラマンでありますッ

ハーメルンが開けなかったことを機に、ズルズルとAC6のネストやエルデンのマレニア戦に埋まっておりました! 申し訳ありませんでした!!




48.集う

 

 

 

 

 『顔無し(ノーネーム)』は便利屋68の事務所に辿り着く。

 車から降りて入り口のドアへと向かったが、そこであることに気付いた。

 

 

 

「……留守っぽいな」

 

 

 

 人の気配がない。いつもなら聞こえてきた、ドア越しの賑やかな声もなかった。

 それ故か、この場所も妙に寂しく感じる。

 

 念のためノックをしたが反応はなく、ドアノブを捻って引き寄せても鍵が引っかかり、中に入れない。

 

 以上のことから留守だと反応し、端末に手を伸ばそうとする。

 だがその手は空振りした。

 

 

 視線をそちらに向け、『顔無し』は溜息を吐く。

 

 

 

「捨てたんだった……そういえば」

 

 

 

 はぁ、と溜息が溢れる。

 

 一時、単独行動のためアビドスから離反した際、先生に追われないよう捨てたのだ。色々あったのですっかり忘れてしまっていた。

 

 これでは連絡が取れない。アル達は勿論、先生の手も借りられない状況である。

 

 時間の制限さえなければ、思いつく場所を探し回ってもいいのだが……カイザーPMCによる総攻撃がくるとなると、そんな余裕はなかった。

 

 

 

「どうするかな……」

 

 

 

 『顔無し』は顎に手を置いて考える。

 俯いて、連絡手段を持たない今の状況で、アル達とすぐに会う方法を。

 

 『顔無し』の視界には地面しか映っていない。そのため、周りがよく見えてなかった。

 こちらの様子を伺う、四人の影に気が付かないくらいに。

 

 

 

「……何か深刻に考え込んでるわね、『顔無し』」

 

「ど、どうしましょう? 声掛けた方がいいですよね」

 

「私達に用があるみたいだしね……行ってあげたほうがいいんじゃない?」

 

「そうね。じゃあ」

 

 

 

 『顔無し』が背を向けている建物の陰。

 そこに彼の探し人である、便利屋68はいた。小さな声で会話しているのは、アルとハルカとカヨコである。

 

 彼女達は『顔無し』が自分達に用事があることを察し、声を掛けることにしたようだ。

 

 意気揚々と建物の陰から出ようとしたアルの襟に、小さな手が伸びる。

 

 

 

「ダメだよ、アルちゃん」

 

「ぐぇっ。な、何するのよムツキ……!」

 

 

 

 建物の陰に引き戻されたアルは、自分の襟から手を離したムツキに抗議の目を向けた。

 悪びれる様子もなく、彼女は口を尖らせる。そして『顔無し』を見て、口を開いた。

 

 

「だっておかしいじゃ〜ん。私達だけ損してない?」

 

 

 

 『顔無し』が孤立した際、匿ったのはアル達だ。

 看病して、体調が万全になったかと思えば彼は、カイザーに乗り込むという無茶な行動に出る。

 

 止めたい思いはあった。がその気持ちを押し殺し、アル達は『顔無し』の意思を尊重した。

 先生に助けを求めるだけに留めたのだ。

 

 

 にも関わらず。

 

 

 『顔無し』は何もなかったかのような態度である。自分達は泣き顔を晒したというのに。

 ムツキはそれがつまらなくて、不満にも思った。

 

 

 

「せめて私達と会えなくて、肩を落としてトボトボと去っていく可哀想な姿を見ないとね♪ くふふっ」

 

「可哀想だけど……うん。確かに、ちょっとムツキの気持ちも分かる気がするわ」

 

「だね」

 

 

 

 ムツキ、アル、カヨコの胸中が一致する。彼女達は様子を見ることにした。

 ハルカは申し訳なさそうにするものの、じっとその場で待機している。3人に付き合うつもりだ。

 

 そこで『顔無し』に動きが現れる。重い溜息を吐き、こちらに踵を返した。重いものとは程遠い、潔い足取りだった。

 

 

 

「仕方ない……諦めるか」

 

「は?」

 

「ヒェッ」

 

 

 

 幼馴染から出たものとは思えない、ドスの効いた声だ。

 それと顔を向けた際に見た、ムツキの表情も合わさりアルの身体が硬直する。

 

 瞳孔が開き、瞳は鋭い鷹のようだった。

 は、の形で口を開けたままにしてることから、彼女の怒り具合が分かる。

 

 ムツキは一度俯いてから、笑顔になって顔を上げる。

 

 

 

「……いってくるね♪」

 

 

 

 そのまま『顔無し』の真正面に出て、彼の元へ歩み始めた。

 ここでようやく、彼もムツキに気付く。

 

 

 

「ムツキ? アル達も……。成程、外出から今帰ってきたって感じか。ちょうど良かった。二つ要件があってだな」

 

「ええと……『顔無し』」

 

「はぁ……」

 

「あわわ」

 

「?」

 

 

 

 苦い表情を浮かべるアル、溜息を吐くカヨコ、身体を震わせるハルカ。

 そして何故か、一歩一歩近付いてくるムツキ。

 

 嫌な予感がした。次のアルの一言で、それが確信へと変わる。

 

 

 

「取り敢えず言えるのは……歯を食いしばった方がいいわ」

 

「!」

 

 

 

 既にムツキとの距離はガードが間に合わない距離だった。

 直感で腹筋に力を入れる。

 

 重い衝撃が腹部に走り、『顔無し』は顔を顰めて空気を吐き出した。

 

 仰け反る彼を見逃さず、ムツキが飛び掛かる。

 仰向けに倒れた『顔無し』の肩の辺りを、両膝で踏んで手の動きを封じた。

 

 

 

「おい待て。何でマウントポジション……痛ッ。お、落ち着け……! マジ殴りやめろっ、顔を抓るなっ、髪を引っ張るな……!!」

 

「んー?」

 

 

 

 一度手を止め、ムツキは『顔無し』を見下ろす。

 そして天使のような笑顔で言った。

 

 

 

「や・だ♪」

 

 

 

 その後、『顔無し』はムツキに滅茶苦茶にされた。

 

 抵抗する彼の口から発せられた、要件のうちに謝罪が含まれていること。それが判明し、ようやく折檻が終わった。

 とはいえその頃の『顔無し』は髪が乱れ、顔には痣と爪痕が残った。すぐに再生はしたが。

 

 

 

「先生から聞いたよ……その、心配させて悪かった」

 

 

 

 その後、約束通り『顔無し』はまず謝罪を行った。

 

 

 

「ネムネム。謝るってことは、もう2度と同じことをしない宣言みたいなものなんだよ?」

 

「分かってる。だからこうやって、頼りにきたんだ……」

 

 

 

 気まずげに俯いて、後頭部を掻きながら『顔無し』は言う。

 その際、ムツキの丈の短いスカートが目に入り、彼女に馬乗りされた時の光景を思い出した。

 

 

 

(……口は災いの元、だな)

 

 

 

 抵抗した際、ムツキが座る位置もあり彼女の下着が見えていたが、それを指摘して再度同じ目に遭うのも、時間を減らすのもごめんだ。

 『顔無し』は本題に入るため、口を開く。

 

 

 

「頼む。お前らの力を貸してくれ」

 

「やっと、言ってくれたわね」

 

 

 

 アルは静かに笑った。

 『顔無し』が出て行ったあの日。無力感と悔しさと恐怖に包まれたことを思い出す。

 

 付き合いは長い。でも、何もできない。

 付き合いは長い。でも、頼りにしてもらえない。

 この長い付き合いがもし、この会話で尽きることになったら。

 

 それらが永遠に頭の中を回っていた。

 だが今は違う。アルの顔は決意に満ちている。

 

 

 

「力になるわ。私達、便利屋68がね!」

 

 

 

 アルは二つ返事で承諾して、『顔無し』に手を伸ばした。

 彼もそれに応えて、お互いの手を握る。

 

 握手を見ていたカヨコが、気だるげに言った。

 

 

 

「ちなみに……相手は?」

 

「カイザーPMC。そいつらとの総力戦だ」

 

「……へ?」

 

 

 

 アルが固まる。目を瞬きするスピードが速くなった。

 カヨコは溜息を吐く。

 

 

 

「やっぱりカイザーか……しかもよりによってPMCなんて、厄介そうだね」

 

「くふふっ。なのに速攻で参戦を決意しちゃうの、さっすがアルちゃんだね! かっこい〜!」

 

「さ、流石です! アル様!」

 

 

 

 ムツキからは揶揄うように褒められ、ハルカからは純粋に尊敬の念が向けられていた。

 アルはその様子に、身体を震わせる。

 

 

 

(な、ななな、なんですってぇぇぇぇぇぇぇぇ!!?)

 

 

 

 そしていつものように、心の中で叫ぶのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 先生はとあるビルへと向かっている。

 二つの目的は既に済んだ。ゲヘナの風紀委員会とトリニティに協力を願うことである。

 

 前者は、結果として成功と言えた。

 

 

 

(我ながら、奇跡だとは思うけどね……)

 

 

 

 苦笑しつつ、先生は風紀委員会とのやり取りを思い出す。

 ゲヘナに着いた先生は、腕を組んだイオリに足止めをされていた。

 

 

 

『風紀委員長に会わせろ? おいおい、ゲヘナの風紀委員長にそんなに容易く会えるとでも思ってんの?』

 

『む』

 

『そうだな。じゃあ土下座して、私の足でも舐めたら』

 

 

 

 頬を膨らませていた先生が、きょとんとした様子で瞬きをした。

 

 随分と簡単な要求だと。そうなれば話は早い。

 先生は目にも止まらぬ速さで、膝をつきイオリの足を取る。

 

 

 

『良い足だね。褐色で、弾力も心地よい。あぁむ』

 

『ひゃん!? ちょっ、まだ話の途中……んっ! ちょっと!?』

 

『わあ。日光に照らされて輝いてるよ、イオリの足。もっと綺麗にしてあげるね。はむはむ』

 

『やめっ!? あん!』

 

 

 

 先生が舐めたところが、日光に照らされイオリの足を更に輝かせた。

 ノータイムで足を舐めるだけでなく、自発的にその行為を続ける先生に対し、イオリは叫んだ。

 

 

 

『っ大人としてのプライドとか、人としての迷いとかないのか!?』

 

『そんなものはないよ!』

 

『おかしい! ヘンタイ! 歪んでる! こんなヘンタイな大人に……!』

 

 

 

 生徒のためなら、と付ければまだマシだったかもしれない。

 イオリの顔は羞恥で赤く染まっている。明らかに先生を追い出そうとする者の顔だ。

 

 そこに先生の目的の人物が現れる。

 

 

 

『何だか楽しそうね?』

 

『い、委員長……?』

 

 

 

 ヒナだ。そして彼女は、跪く先生に視線を向ける。

 感心したかのように、静かに目を閉じた。

 

 

 

『自分の望みのために膝をつく姿なら、これまで何度も見てきた。でも、生徒のために跪く先生を見たのは初めて』

 

 

 

 先生の姿はイオリの陰に隠れているため、ヒナにはそう見えた。

 生徒のため、というのは共通しているのだが。

 

 

 

『顔を上げてちょうだい、先生』

 

『言ってみて、私に何をしてほしい?』

 

 

 

 そう言うヒナに、イオリは言いにくそうに口を開いた。

 

 

 

『いや、その、委員長……先生は跪いているんじゃなくて、その、足を、舐め……』

 

『?』

 

 

 

 ヒナが一度首を傾げ、再度先生に目を向ける。

 イオリの陰に隠れていた、先生の全身が映った。

 

 跪いているのに変わりはないが、その手はイオリの足を掴み……その指先は、小さな口に咥えられていた。

 

 

 

『!!!??』

 

 

 

 その白い肌が一気に紅潮する。

 クールな風紀委員長はこの時、年相応の少女に戻るのだった。

 

 

 

 

 

 

 

「うん。本当によく説得できたな私」

 

 

 

 思い返せば、投獄されてもおかしくない状況だった。大人としての立場も危い。

 しかし結果的に、風紀委員会の協力を得られた。彼女達は既にアビドスへと向かっているそうだ。

 

 後者である、トリニティはまだ分からない。

 ヒフミを介してのものなので、彼女の心優しい性格がいかに働きがけをしてくれるか。それに賭けるしかなかった。

 

 その時、先生の端末が鳴る。

 

 

 

「! ヒフミからだ……!!」

 

 

 

 新着メッセージが一件届いた。

 

 内容は、成功だということ。それしか書かれていないことから、トリニティ総合学園が関与したということは記録として残したくないのだろう。

 

 それでも十分だった。先生は心の中で、拳を強く握る。

 

 

 

 あとは、私だけだ。

 

 

 

 先生が訪れたのは、とあるビルの一室だ。

 

 扉の前に立ち、先生は息を整える。ここに、目的の人物はいるのだ。自分を呼び出した人物が。

 

 先生の端末には、この場所の座標とメッセージが届いていた。差出人は不明。だが、行かないわけにはいかなかった。

 

 メッセージにはこのようにあったからだ。

 

 

 

『私は斑目ユウさんと契約したものです。あなたに興味があり、一度お話しませんか?』

 

 

 

 カイザーPMCからアビドスに戻る車内で、『顔無し』から聞いた話を思い出す。

 自分と同じようなただの人間。それも子供を相手に、人体実験を行う契約を結んだ人物。

 

 先生が唇を強く結び、部屋に入る。その人物……黒服は机に座ったまま、顔を上げた。

 

 

 

「お待ちしておりました、先生。あなたとは一度こうして、顔を合わせてお話ししてみたかったのですよ」

 

「あのオーパーツ『シッテムの箱』の主人であり、連邦捜査部シャーレの先生」

 

 

 

 先生は眉を顰める。

 

 

 

「……随分私のことを知ってくれてるみたいだね。私は、貴方のことを殆ど知らないのに」

 

「ククッ。これは失礼……では、そうですね。私のことは、ゲマトリアに所属している、黒服と覚えて頂ければ」

 

 

 

 ゲマトリア……聞いたことがない組織だ。

 いや、重要なのはそこじゃない。黒服は今、組織といった。

 つまり。

 

 

「……貴方みたいな人が、他にいるんだね。目的のために、子供を消費する大人が……。一体、何が目的でそんなことをするの」

 

「真理と秘義を追求するため、ですかね。私たちは観察者であり、探究者であり、研究者ですから……尤も、貴女には理解してもらうのは難しそうだ」

 

 

 

 先生はただ黙っている。

 無言の肯定だ。黒服もそれを分かっているようで、静かに笑う。

 

 

 

「協力関係を結べればと思いましたが、これでは難しそうですね」

 

「……当然だよ。貴方達が生徒に危害を加えようとする限り、絶対に止めてみせる。もう……斑目くんのようなことは起こさせない」

 

 

 

 先生は無力感から俯いた。

 彼の退学届。そこには不足点があった。

 

 顧問の欄にサインがしてなかったこと。もし過去に先生がアビドスにいたら、それを理由に退学をしていないと言え、契約に待ったを掛けられた。

 

 凄惨な人体実験の被害者を出さずに済んだ。

 

 しかし当時、先生はキヴォトスにいない。その頃のアビドス高等学校に、代わりとなる先生もいなかった。

 

 

 

 重苦しい静寂が訪れる。それを最初に破ったのは、黒服だった。

 

 

 

「……つまり今後、貴女が守るべき対象である子供から、死人を出さないと?」

 

「当然」

 

「ククッ……では、お手並み拝見といきましょうか」

 

 

 

 そう笑う黒服に、先生の背筋に冷たいものが走る。

 嫌な感覚だ。自然と、呼吸が早まる。

 

 

 

「どういう、こと?」

 

「先生。貴女は素晴らしい。その采配で、アビドスという砂漠の中に孤立した学校のために、トリニティ、ゲヘナが武力を展開している。こんなこと、通常ではあり得ない。圧倒的な兵力を持つ、カイザーPMCと拮抗させられるなど」

 

「……」

 

 

 

 先生は黙ったままだった。

 ただの賞賛だけなら、あのような寒気はしない。

 

 何かある筈なのだ、これからの黒服の発言に。

 

 

 

「ですが」

 

「戦闘が行われているのは、そこだけじゃないのですよ」

 

 

 

 

 黒服が何かを操作すると、モニターが降りてくる。

 そこに映った光景に、先生は息を呑んだ。

 

 

 

『成程……これは、確かに負傷者が大勢出そうだな』

 

「『顔無し』……!!?」

 

 

 

 映されたのは広大な砂漠の光景だった。

 周囲には、人影一つもない。建物もだ。

 

 そんな中で『顔無し』がただ一人、ビルくらいの大きさはある巨大な蛇のような機械と対峙していた。

 

 自分の何倍もある大きさの蛇の機械から、無機質な瞳を向けられる。カメラ越しだが、先生は恐ろしく感じた。

 

 それを『顔無し』は現地で受けている。救援など期待できない状況で。

 

 

 

「黒服! これも貴方が……!?」

 

 

 

 先生が勢いよく振り返った。『顔無し』の危機に、浮かんでいた涙が飛び散る。

 黒服は席に着いたままだ。

 

 

 

「選択をしたのは彼です。このビナーが、大規模な戦闘で目覚めることは想定できました。その後は、当然騒音の元凶達を叩きに行く」

 

「『顔無し』さんにはその可能性を教えただけです」

 

「ッ……!」

 

 

 

 そんなの、行くに決まってる……!

 彼のことだ。その話を聞いた瞬間、あの場に向かう選択肢を選ぶつもりだったのだろう。

 

 アビドスだけじゃない。カイザーPMCと戦う生徒達を守るために。

 

 

 

「行かないと……! 行かないと、『顔無し』が……ッ!!」

 

 

 

 こんなところで時間を食っている場合じゃない。

 先生は黒服に背を向け、部屋から去っていく。

 

 乱暴に閉ざされるドアの音の後に、部屋に一人になった時に感じる特有の静けさが訪れた。

 

 黒服にとっては居心地が良かった。特に今の状況では。

 ゆっくりとモニターに目線を向け、机の上で腕を組んだ。

 

 

 

 

 

「見せてください、『顔無し』さん。貴方の可能性を……ククッ」

 

 

 

 

 

 黒服はそう言って笑う。

 部屋の中に、しばらくその笑い声が響き続けるのだった。

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