GOD EATER:救雷の神鳴   作:ひょうたんふくろう

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104 Maidens Rebellion

 

 

 

「──その偏食場パルスは、ジュリウスくんの《統制》に非常によく似た波形パターンとなっていた」

 

 

 

「なっ……!?」

 

「【周囲のオラクル細胞を制御し、活性化させる】というのがキミの《血の力》の能力だったね。波形パターンが同じということは、その作用も同じであると考えるべきだろう。感応種には様々な能力があることが確認されているが、コクーンメイデンの女王個体は、奇しくもそんな司令塔として全体を制御するのに非常に有効な能力を備えているわけだ」

 

「た、確かに……ナナの《誘引》とマルドゥークの能力は似ていますし、イェン・ツィーとチョウ・ワンは私の《直覚》と同じように知覚を共有して連携を取っているように思えます……! 隊長と同じ能力を持つ感応種がいても、何ら不思議はありません……!」

 

「コクーンメイデン自体が、元々感応波でコミュニケーションを取っているのではないかと疑われていた。ジェット噴射という特異な移動方法を持つ割に、彼らは妙に密集していることが多い。つまり、あらかじめ感応波を飛ばして自身の位置を教えているということだ。進化した個体がそういう能力を持っているのだから、ほぼ間違いないだろう」

 

「なるほど……それに言われてみれば、ジェット噴射で移動してたら視覚も聴覚も役に立たねえか。よくよく思い返してみれば、顔はあるけど目玉も耳も無いし」

 

「移動中は速すぎて風景なんて一瞬で過ぎ去るし、噴射の音がうるさくてほかの音なんて聞こえないだろうし……音速なら、仲間が発する声も届かない……。ルーちゃんみたいな嗅覚も、全然意味ないのか……」

 

「声もろくに出さない割に、妙に連携が取れているのが不思議だったが……感応波でやりとりしてるって……ああ!?」

 

「ど、どしたの?」

 

「あの時の精密射撃のカラクリはこれか! 近くにいたコクーンメイデンが全部レーダーかアンテナか、あるいは中継器(ルータ)になってやがった──コクーンメイデンが繋がって(リンクして)やがったんだ! だからどんなに遠くにいる相手でも、その場所を正確に把握することができた!」

 

 捕捉できないはずの遠距離にいる獲物のことを、正確に捕捉できた理由。

 

 単純に、近くにいる仲間に教えてもらっていたから──本当に、それだけの話なのだ。

 

「いくら数が減ったって言っても、コクーンメイデンなんて探せばそこらにいくらでもいる! あいつらすべてが俺たちの動きを見ていて、感応波で本体に情報を送っていた! そこらにいるすべてのコクーンメイデンがアンテナみたいなものなんだから……下手すると、俺たちが使ってるレーダーよりも広範囲を、もっと高精度で走査できるのかもしれないぞ……!!」

 

「待ってください……! 今のキョウヤの話が真実だとするならば……コクーンメイデンにリンク能力があるならば、フラックメイデンが撃ち出したコクーンメイデンは、そのまま索敵範囲を広げるためのルータになるということです……! 場合によっては、撃ち出したコクーンメイデン(タマ)からさらに射撃ができますし、隊長の《統制》どころか私の《直覚》まで備えているようなものじゃないですか……!」

 

「それだ……! だからあの時、逃げても逃げてもヤツの狙撃精度は変わらなかった……! だからあの時、前からも射撃があったんだ……!」

 

 それだけならば、問題なかった。

 

 それだけならば、ただ強いだけのアラガミがいるだけだった。

 

 それだけならば──この極東においては、割といつもの事だった。

 

「少し、話を戻そうか……先ほど、フラックメイデンの内部より感応種特有の偏食場パルスが確認されたと述べたが、これに関連して最近わかったことがある」

 

 榊は、いつもと変わらない表情のまま告げた。

 

「黒蛛病患者より見つかった偏食因子……すなわち赤い雨に起因するオラクル細胞が、微弱ながらも感応種の偏食場パルスと酷似した偏食場パルスを放っていたんだ」

 

「それって……」

 

「そう……感応種は、赤い雨が原因で生まれた種である可能性が非常に高い」

 

「……ま、うすうすそんな気はしていたが──」

 

 

 

 

 

「──加えて、黒蛛病偏食因子から特異点反応が検出された」

 

 

 

 

 

「は……?」

 

 意味が解っているからこそ、唖然としている者。

 意味がまるでわからなくて、唖然としている者。

 

 いずれにせよ、榊のその言葉がもたらした衝撃はあまりにも大きく、そして榊の言葉を止められる者はどこにもいない。

 

「赤い雨に起因するオラクル細胞には、それ自体にヒトの意識や意志といったものを記録する性質があるらしいんだ。意識や意志というのは、言い換えると……」

 

「情報、ということですか……! 確かに特異点とは、超高密度の情報集積体……! 黒蛛病偏食因子が大量に集積されれば、それが特異点になり得る……!」

 

「おや、ジュリウスくんはそこまで知っていたのか……では(・・)、赤い雨に打たれることで感応種として完成したコクーンメイデンの女王個体がいたとして。黒蛛病に罹患した……その体に様々な情報を集積したフラックメイデンの制御はできるだろうか?」

 

 何気ない榊のその言葉。

 

 しかし、ジュリウスは……どこか憤慨した様子で、それに答えた。

 

「冗談はやめてください、榊博士……!」

 

「……」

 

「制御? できるかどうかで言えば、出来るに決まってる……! むしろ、超高精度の撃ちあいに、全体制御を行うというその特性を考えれば……! フラックメイデンは、黒蛛病に罹患しなければ完成しない存在だ……! 感応種と情報、その二つがそろって初めて成立する存在だ……!」

 

「……」

 

「だけど、そんなのは些末な問題だ……! 本当に大事なのは……! 今ここで話すべきなのは!」

 

「……」

 

 

 

 

 

「──フラックメイデンそのものが特異点化の条件を満たしている! アレを放置すれば……終末捕喰が起動する!」

 

 

 

 

 

 終末捕喰。いつか地球を飲み込むほどの巨大なアラガミが現れて、人類が滅亡するというある種の終末理論。その言葉を聞いて、その恐ろしさの意味を本当に理解できたのはこの部屋に果たして何人いたことだろう。

 

 ある者は、あの悪夢が再び起こり得るのかと背筋をぞっとさせたのかもしれない。

 ある者は、そんな都市伝説が本当に起こるのかと内心で首をかしげたのかもしれない。

 ある者は、そもそも終末捕喰という言葉の意味がわからなかったのかもしれない。

 

「な、何言ってるんだよジュリウス……」

 

 声を上げたのは、終末捕喰の存在を信じていないギルだった。

 

「終末捕喰なんて、どこかのヤバいオカルト団体が言ってた都市伝説だろ……? それを信じた連中が集団自殺するなんてこともあったらしいが……そんなの、現実にあるわけが」

 

「いや──終末捕喰は現実に起こり得る。実際、三年前にここ極東で発生したが未遂に終わらせているんだよ」

 

「マジかよ……」

 

「詳しい話は……コウタくん、いや、クレイドルの面々に聞くといい。彼らはその阻止に立ち会っているからね」

 

 今ここではそんなに大事じゃないから、その話はあとにしてほしい──と断ってから、榊はさらに続けた。

 

「ジュリウスくんが言ってくれた通り、このままでは終末捕喰が起きる可能性が非常に高い。……そもそも、終末捕喰には特殊なコア──特異点が必要となるわけだが、これはいわばアラガミの偏食傾向を無くすための特別なレシピだ。これを取り込んだアラガミは、あらゆるものを捕喰することができるようになる」

 

「そのコアを取り込んだアラガミが、終末捕喰を引き起こすアラガミ──ノヴァとなる。ですが……それだけではない、ですね?」

 

 もはや断言していると言っていいくらいの、ラケルのその言葉。

 

 榊はそれに、肯定の言葉を返した。

 

「うむ。それは終末捕喰の起動方法の一つだね。それ以外にも……特異点が大量または高密度のオラクルの塊に触れることでも、終末捕喰は起動する」

 

「え……それって……」

 

「フラックメイデン……! 黒蛛病に特異点の偏食因子があるってんなら、それが集まったあいつらは特異点そのもの……! おまけに高密度のオラクルの塊というか、あいつら自身がそのままとんでもない量のオラクル細胞じゃねえか……!」

 

 特異点。大量または高密度のオラクルの塊。フラックメイデンという存在は、それ単体で終末捕喰の起動に必要な条件を満たしている。

 

「コクーンメイデン感応種が特異点化したフラックメイデンを取り込んでノヴァとなるのか……それとも、特異点となったフラックメイデンが自身のオラクルを用いてノヴァとなるのか……あまり違いは無さそうですが、いずれにせよ終末捕喰の起動条件は成立してしまいますね……」

 

「その通り。現時点で終末捕喰が起動していないのは……まだ、足りない(・・・・)からなんだろうね。時間が経てば、おそらく」

 

 終末捕喰が、起動する。あの超弩級アラガミを放置していたら、そう遠くない未来に終末捕喰が発動して……この極東はおろか、地球上にある全ての生物が喰われてしまう。それに必要なすべてのピースは揃っていて、もはや発動するのは秒読みであると言っていい段階にある。

 

「そんな……嘘だよ……。終末捕喰なんて、そんなの本当にあるわけ……!」

 

「残念ながら、起こり得る。今からおよそ6600万年前の太古の時代に……かつての地上の覇者である恐竜は、それで滅びている」

 

「……やっぱりおかしいよ! もしそれが本当だったとして! 榊博士たちは三年前に終末捕喰を止めたんでしょ!? なのにどうして……! 何千万年に一回しか起きてない終末捕喰がまた起きちゃうの……!?」

 

「……終末捕喰を、阻止してしまったからだろうね」

 

 チハルの目をしっかり見据えたまま、榊は静かに答えた。

 

「おそらくだが、今回の終末捕喰は……つまり赤い雨と黒蛛病は、三年前に特異点を失った地球が──その大いなる意志が、また新たな特異点を作り上げるためのシステムだと推測される」

 

「そんな……」

 

「数千万年に一度生まれるはずの特異点が何らかの理由で消失してしまった。だから、新たに作り出そうとする……それはとても自然な考えだ。大いなる意志は、それほどまでに終末捕喰を成し遂げようとしているのだよ」

 

 そうまでして、終末捕喰を起こそうとしている大いなる意志。その大いなる意志に共鳴するかのように発生した、コクーンメイデン感応種とフラックメイデン。彼らの生き方そのものが終末捕喰に繋がるものであり、そして終末捕喰は彼らの生き方に──アラガミとしての本能に直結しているというのであれば。

 

 それはまさしく、人知を超えた脅威になるのだ。

 

「……止める方法は?」

 

 静かに口を開いたのは、ソーマだった。

 

「三年前も、なんだかんだで止められたんだ。今回だって方法が無いわけじゃないはずだ」

 

「はて……? 終末捕喰は止められないのでは? 発動したが最後、そんな方法はありえない……それこそが、終末捕喰の特性だったと記憶していますが」

 

 ソーマの言葉に、ラケルが反論する。いや……反論というよりかは、純粋な疑問をぶつけているだけというほうが正しいだろう。

 

「できるとしたら、せいぜいが小手先の小細工くらいでしょうか……違いますか、榊博士?」

 

「そうだね……やはり、キミにもヨハンからチケットが送られていたのかな?」

 

「ご想像にお任せしますわ」

 

 交差する視線。じっとラケルを見つめる榊に、にこにこと静かにほほ笑んでそれを受け流すラケル。

 

 ただ……その行いにあまり意味がないとお互いが悟ったのだろう。ややあってから、まるで示し合わせたかのように二人は視線を逸らし、そして榊は続きを語りだした。

 

「終末捕喰は、発動したら止められない。詳細は省くが、三年前に発動してしまった終末捕喰は、終末捕喰そのものを地球外に追いやることで防いだ……が、同じ手法は今回は使えない」

 

「……」

 

「幸いなことに、今回はまだ終末捕喰は発動していない。だから──発動する前に、止めるしかない」

 

 終末捕喰に必要なのは、特異点および実際に終末捕喰を行うアラガミの両方だ。だから、そのどちらかが失われれば、終末捕喰は発生し得ない。少なくとも、地球の大いなる意志がそれに気づくまで、終末捕喰を先延ばしにすることができる。

 

 それは紛れもない事実で、実績もあることだ。だから、榊のその言葉は終末捕喰を未然に防ぐ方法として間違っていない。

 

 間違っては、いないのだが。

 

「なあ、榊博士よう」

 

「……」

 

 リンドウが、問いかけた。

 

「それはつまり……フラックメイデンの中に引きこもっているコクーンメイデン感応種を、直接叩いてぶっ殺せってことだよな」

 

「……うむ」

 

「個体数の異常減少に伴う異常進化をしていて」

 

「……」

 

「相変異で群生相になってめちゃくちゃ凶暴化していて」

 

「……」

 

「感応種の《統制》でさらに強化されて……この場合、種として完成していて」

 

「……」

 

「おまけに、その大いなる意志とやらを味方につけた……終末捕喰を起こそうとしているめちゃくちゃにヤバいアラガミを、倒せってか」

 

「……そうなるね」

 

 異常進化。相変異。感応種による《統制》。大いなる意志。

 

 そのすべてによって強化されたアラガミであり終末捕喰そのもの。リンドウたちが──否、人類が打倒すべき存在は、そんな前代未聞の存在だ。

 

 加えて。

 

「フラックメイデンが……奴がいるのは、どこだ?」

 

「黎明の亡都から、北東におよそ7kmの地点だね」

 

「……奴の集中砲火でほとんど更地になったあの道を通って。遠距離特化したアラガミであるあいつの集中砲火をかいくぐって、その懐に潜り込む必要があるな?」

 

「……そうだね」

 

「……あのピンボケ画像を撮影した偵察機、どうなった?」

 

「…………」

 

 沈黙。それが、榊の答えであった。

 

「辿り着くだけでも一苦労だなこりゃ……」

 

「リンドウ殿……これはもはや、一苦労のレベルを超えているのでは……?」

 

 フラックメイデンの居場所はわかる。しかし、そこにたどり着くまでに攻撃されるのは火を見るよりも明らかだ。最短距離となるであろう道……すなわち、ルーが駆けてきたあの道はその時の集中砲火でほぼ更地と化している。つまり、砲撃に対して逃げも隠れもすることが出来ない。仮に身を隠せたとしても……居場所がバレた瞬間に、遮蔽物ごと吹き飛ばされることだろう。

 

「飛行機やヘリじゃ、撃ってくれと言っているようなもんか。車も……まともに使えない道の方が多いし、唯一まっさらなあの道を車で通るなんて論外だ。……マジで、どうやって近づけばいいんだ?」

 

「選択ルートの自由度の高さだけで言えば徒歩が一番でしょうが……時間がかかりすぎる。フラックメイデンの射程範囲にいる時間が長ければ長いほど、危険性も増す……」

 

「……ルーがいればな。あいつだったらどんな悪路も関係ないし、砲撃を躱しながら接近するのも楽勝だったはずだ。……まさか、それを見越してあいつを襲ったとか無いよな?」

 

「否定はできない……が、単純に終末捕喰に必要となるコクーンメイデン(素材)を喰い漁る存在が邪魔だったから、というのが大きいと思う。あるいは……アラガミにそんな気持ちがあるかはわからないが、仲間の復讐のためかも」

 

「よく考えたら、フラックメイデンの砲撃の射程距離も明確にはなってないんだろ? ……今この瞬間も、アナグラ(ここ)が狙われる可能性は」

 

「……ゼロでは、ない」

 

「……マジかよ」

 

 支部長執務室に、どこまでも重苦しい空気が満ちた。

 

「単純計算だが、フラックメイデンのオラクルをある程度集中させた場合、この極東地域全域がその砲撃の攻撃範囲に含まれる可能性が非常に高い。無論、それだけのオラクルエネルギーを必要とするわけだから連発は出来ないだろうが」

 

「でも、やろうと思えばどこでも攻撃できる……遠くまで届くデカい弾ってことは、被害も甚大になる……」

 

 あの時の集中砲火のように、オラクル弾を……オラクルエネルギーを分散させなければ。その身に宿したオラクルエネルギーを一点に集中して放つのであれば、その飛距離は、射程範囲は大きく向上する。イメージとしては特大のミサイルのそれに等しく、そんなものが着弾すれば被害が甚大になるのは疑うまでも無い。

 

 そう……本当の意味で安全なところなんて、どこにもないのだ。

 

「……幸いなことに、フラックメイデンは現在ある種の休眠状態にあるらしい。レーダーで感知されるオラクル反応を見る限り、再度活性化するまでもうしばらくの時間がかかると思う。終末捕喰の反応も、今はほとんど検知されていない」

 

 種として完成した直後に、慣れない砲撃を行った影響だろうね──と、榊は小さくつぶやいた。

 

「だから……奴が完全に目覚めるまでに、対応を考えなくてはならない。さしあたりできるのは……ルーくんの復活を少しでも早めるための行動に、可能な限りのコクーンメイデンの駆逐だろうか」

 

 コクーンメイデン感応種の討伐のための大きな戦力になることが期待される、ルーの復活。

 フラックメイデンの射程範囲および射撃精度を担保する存在であり、そして終末捕喰の材料と成り得る……周囲に生息しているコクーンメイデンの駆逐。

 

 今できるとしたらそれくらいで……そしてそれさえも、問題解決のための根本手段ではない。あくまで少し状況を改善するだけでしかなく、ルーの復活に至っては上手くいくかどうかもわからない、不安要素があまりにも大きすぎる対応だ。

 

 それでも、やるしかない。

 

「女王たるコクーンメイデンの感応種──そうだね、ティターニアとでも呼ぶことにしようか」

 

 コクーンメイデン(妖精)たちの女王、ティターニア。

 

 討つべきそのアラガミを、榊はそう名付けた。

 

「その性質上、女王がいなくなれば奴らは瓦解する可能性が非常に高い。フラックメイデン──超弩級アラガミを直接相手取る必要はない。我々が目指すのは、あくまで女王そのもの……ティターニア一体だけとなる」

 

「……」

 

「我々は一丸となって、この局面を乗り越えなくてはならない。無論、バックアッププランの検討もするが……正直、あまり期待はしないでほしい」

 

 長い長い話の最後。これまでのすべてのまとめであり──そして、これから成し遂げねばならないそれを、榊ははっきりと宣言した。

 

 

 

 

 

「──我々は、我々だけの力で……晩餐(ディナー)の時間が始まる前に、かの暴食の女王を玉座から引きずり下ろさねばならない」





・またしばらく書き溜め期間に入ります。コクーンメイデン&ラスボスの説明だけでここまで尺を取ることになるなんて思わなかったんです……。

・「コクーンメイデンが感応波でコミュニケーションをしている」のは創作です。それっぽい記述がどこかにあったような気がするのですが、見つかりませんでした。

・「感応種が赤い雨によって生まれた可能性が高い」のは公式設定です。

・「黒蛛病患者から特異点反応が検出された」のは公式設定です。

・「赤い雨に起因するオラクル細胞には、それ自体にヒトの意識や意志といったものを記録する性質があるらしい」のは公式設定です。

・「特異点を取り込んだアラガミが終末捕喰をする」のはGEで語られた公式設定です(ヨハネス支部長が製造したノヴァが特異点であるシオを取り込むことで発動したGEの終末捕喰)。

・「特異点が大量または高密度のオラクルの塊に触れることで終末捕喰は起動する」のも公式設定です(特異点化してアラガミとなったジュリウスが廃棄された大量の神機兵に接触することで発動したGE2の終末捕喰。でもこれもしかして漫画版だけですかね……?)。

・上記の通り、GEとGE2で微妙に終末捕喰の条件が違う(?)ようなので、ここではどちらも正しいとしました。結局のところ、どんな形であれ特異点と大量のオラクルがあれば「好き嫌いのないアラガミ=ノヴァ」ができるんだろうなって思いました。

・「終末捕喰なんて都市伝説だろ」と言ったギルに対し、「実際に発生したが未然に阻止した。詳しくはコウタくんに聞くといい」と榊博士が話したのは公式設定(漫画版)です。

・コクーンメイデン感応種、元ネタ的に考えてクイーンメイデンって名前にしようと思っていたのですが、改めて調べてみたらGERで既に出てたんですよね……。

【よくわかる補足説明】
1   主人公がコクーンメイデンを狩りまくる
2   コクーンメイデンが自己防衛のため群れる
3ー1 群れることで相変異が起こり、群生相になって凶暴化
3ー2 個体数の異常減少に起因する異常進化
3ー3 赤い雨によって感応種化。《統制》が使える女王個体の誕生。
3ー4 地球の意志
    「アラガミを狩りまくって生命の再分配を邪魔しているヤバいやつをどうにかしたい」
3ー5 コクーンメイデン
    「最強になって終末捕喰するために必要な仲間を喰い漁るあいつが邪魔」
    「あいつを倒さなきゃみんな喰われる」、
    「同胞を喰らいまくっているあいつが憎い」(?)
4   種族として動機があり、地球の意志の後押しもある、
    種として完成したうえで超強化されたティターニア(フラックメイデン)が誕生
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