「さっき話した通り、銃の種類が同じなら口径も
普通の銃なら、メカ的な構造が同じであれば発射される弾丸の威力も原理上ほとんど同じになる。しかし神機の銃の場合、メカ的な構造がほとんど同じであったとしても、使っている銃そのものが違えば発射される弾丸の威力が大きく異なってしまう。
その理由は──文字通り、銃を構成している素材そのものにあった。
「えと……普通の銃と、神機の銃は弾を撃つ仕組みそのものがちがう……から?」
「その通り! 神機の場合、普通の銃とは弾も違うし撃つ原理そのものも違うの! 普通の銃は物理学で説明できるとするのなら、神機の銃の場合はオラクル反応学で説明ができる……どっちかっていうとレア博士の得意分野になるのかな?」
神機兵も銃を搭載しているしね──という余談を挟んでから、リッカは語りだした。
「メカ的な構造が全く一緒でもバレットの威力が変わるのはね……その銃身を構成しているアラガミ素材のオラクル反応性の違いのためなんだ」
「……むむ?」
「不思議に思ったことは無い? キミたち神機使いは、アラガミとも渡り合えるほど強靭な肉体を持っている。もちろん、これは生まれついたものじゃなくて、神機に適合できたから……つまり、オラクル細胞に適合することができたからなわけなんだけど」
偏食因子──つまりはオラクル細胞。これを受け入れることができたからこそ、神機使いは神機に捕喰されることが無くなり、そしてその
悪い言い方をすれば、人間の身でありながら半分アラガミになっていると言えないこともないのだが……ともかく、適合率によって大なり小なり違いはあれど、神機使いが驚異的な身体能力を有しているのは、オラクル細胞を宿しているからだ。
「──シユウみたいにオラクル弾を発射したり、ヴァジュラみたいに電撃を操れたりできる? アレだってオラクル細胞でやっていることなんだから、理屈上はキミたちもできるはずだよね?」
「え……そ、そうなの?」
「いやまぁそうなる……のか? アラガミの身体能力が高いのはオラクル細胞のおかげだけど、それは俺たち人間にも適用されてるわけだし」
「あの……リッカさん、いわゆる感応現象や知覚の強化は? あれも普通の人間にはできないことですし」
「それはノーカン! 感応現象はともかく、知覚の強化は感覚器官の強化──つまり、肉体の強化だからね。そうじゃなくて、内包オラクルをはっきり目に見える形で
身体能力が向上している以上、オラクル細胞の特性はしっかり発現している。だから、アラガミが行っているような外部へ出力する形でのオラクル操作も理屈上は行えるはず。しかし実際のところはあくまで身体能力が向上してるのみ──つまり、神機使いのオラクル操作は内部的なものにとどまっている。
その理由は、実に単純なものであった。
「──単純に、体がそういう仕組みになっていないから……ですね」
「正ぇ解!」
得意満面の笑みで正解をたたき出したアリサは、どこか自慢気な様子でチハルのことをちらちらと伺い見た。
「キミたちにはヴァジュラが持っているような発電器官がない。コクーンメイデンがもっているようなオラクルの発射器官がない。だからオラクルエネルギーを持っていてもごく一部の
「……そうか、だからこその銃! いや、この場合は──後付けのオラクル出力器官ってことか!」
「その通り。神機の銃ってのは神機使いに後天的に与えられた、オラクル出力器官──器官であり機関なの。銃の形をしているのは神機という武器としての扱いやすさを考慮しているからってだけで、究極的にはどんな形をしていてもいい。だから、普通の銃とは違って銃の形そのものは威力には関係がない」
厳密にはちょっと違うけどね……と小さくつぶやいて、そしてリッカは説明をつづけた。
「神機の銃はね、神機使いのオラクルを原料に、
「そっか……! だから、原料となったアラガミ素材によってオラクル反応性が変わる……! ヴァジュラの銃なら雷属性のオラクルを励起・増幅させやすいから、雷のバレットの威力が上がる……! 強いアラガミであればあるほどその反応性も強くなるし、アラガミの種類によってどんなバレットが得意・不得意なのかが決まる……!」
「え……待って、じゃあもしかして……ターミナルで見られる神機の
「うん、銃身の場合はこの反応性……つまり、増幅
刀身であれば、同じ対象を同じ力で攻撃したときの結果によって、刀身そのものの威力を明確な数字として評価することができる。装甲についても同様に、同じ力で同じように衝撃を与えた時の装甲の状態を見れば、その耐久性を明確な数字として評価することができる。
一方で銃身については、誰が撃ったのか、どんなバレットを使ったのかによってその威力が大きく変わってしまう。もちろん、比較標準の基準となるバレットと銃身を用意すれば明確な絶対値として比較できるだろうが、カタログスペックで見たときのその数値と、実際に自分が使った時の数値が大きく異なってしまったり、単純に酷くわかりにくいという問題が起きてしまう。
だからこそ、銃身だけは絶対値ではなく、倍率によって仕様が表記されている。これであれば神機同士の単純な仕様比較もやりやすいし、各種バレットを撃った時にどれくらいの威力になるのかというのも非常にわかりやすくなるのだ。
「そりゃそうだよな……! 撃つ弾も
「ほぁ……! なんか、思った以上にしっかりしているというか、何気ないところにも意味があったんだね……!」
「そーゆーこと! ……まとめるけど、銃の種類によって弾の威力が変わるのは、銃を構成しているアラガミ素材のオラクル反応性を利用して弾を撃っているから。オラクルさえあれば弾を撃ち続けられるのも、そもそもの仕組みが普通の銃と違うから。銃身だけ仕様が倍率で表記されているのもこういう理由ってわけ」
オラクルバレットの内容に沿った弾丸の生成。オラクルの増幅と励起。弾丸の発射。それらの機能のすべてが神機の銃には搭載されている。言うなれば、神機の銃とは銃の形をしているだけの外付けマルチデバイスであるのだ。
「……あれ? 銃は神機使いのオラクル出力器官っていうのは理解できだけど……じゃあ、アラガミバレットにはどうして弾数制限があるんだろ? オラクルで撃ちだしているんだから、これだってオラクルが続く限りは撃ち続けられるはず……だよね?」
「良い着眼点だね、チハルちゃん! 結論から言うと、まさにその通り。アラガミバレットに弾数制限があるのは、オラクルが無くなっちゃうからだよ」
「……ぬ?」
「アラガミを捕喰することで、キミたち神機使いはオラクル細胞を取り込み神機開放状態になる。この時、神機は活性化しているわけで、オラクル細胞は励起状態にあるんだけど……取り込んだオラクル細胞を全て消費しているわけじゃない。エネルギーを抜き取った後の残滓みたいなものが残っている」
やっぱり厳密には違うけど、今は説明のためにそういうイメージでよろしくね──と、リッカは本日数回目となる補足を入れた。
「この残滓をレシピにした上で、レシピそのものを原料にして弾を撃つのがアラガミバレットなの。取り込んだままのオラクル細胞が元になっているから、バレットにはアラガミの特性が色濃く発現するし、取り込んだ分を使い切っちゃえばもう使えない」
「なるほど……だからアラガミバレットは弾数の制限があるし、
「ちなみに、取り込んだオラクル細胞を銃弾として励起させずに、純粋なオラクルとして使えるように指向性を与えると……つまり、回復弾みたいな形で処理を加えると、味方に直接アラガミのオラクル細胞を与えることができる。これを──」
「
「うん。普通のアラガミのオラクル細胞のほかに、受け渡した本人のオラクルも混ざっているからね。だから、通常の捕喰では到達できないバーストレベル2にもなれるんだよ!」
「じゃあもしかして、捕喰だけじゃ濃縮アラガミバレットを撃てないのは……」
「濃縮するプロセスとして、誰かのオラクルも混ざった励起オラクルが必要になるから! アラガミバレットを受け渡してもらうことで、濃縮・励起・共鳴を起こして……そして、一気にぶっ放す! ま、過剰負荷対策としてリミッタが設けられているから、レベル3までしか扱えないんだけどね」
これこそが、アラガミバレットと神機連結開放の原理。普段何気なく扱っている技術であっても、そこにはきちんと原理と仕組みが存在している。神機使いがあまり考えずにこれらの技術を扱うことができるのは、偏に技術陣の努力の賜物……原理を知らなくても扱えるように作られているからなのだ。
「はー……なんか、すっごく勉強になった気がするや。研修の講義も、リッカさんが講師だったら良いのになあ」
「だな。そのほうがテストで良い点が取れそうな気がする。……ツバキ先生の講義は緊張感がヤバくて、勉強してるってよりかは間違えたらペナルティありの尋問みたいなものだったからな……」
「お、今度ツバキさんに言ってやろーっと」
「ごめんなさい、マジでそれだけは勘弁してくださいっす……!」
長い長い銃の説明もようやく終わる。凝った肩をほぐすようにキョウヤは伸びをして、そしてチハルも神機を持ったその肩をぐるぐると回す。シエルはとんとんと踵を打ち鳴らすように背伸びをして、アリサもまた、自らの肩を労わるようにして叩いていた。
「さて! 長くなっちゃったけど……神機、使ってみよっか!」
リッカの合図とともに、チハルたちの目の前に大きな影──ホログラムとして投影されたヴァジュラが現れる。ちょっとした神機の試運転の時や、まだ研修中の神機使いの訓練用として使われるいつものアレだ。厳めしい見た目をしていて今にも襲ってきそうだけれども、ただただサンドバッグとなるだけの、文字通り見掛け倒しの案山子である。
「とりあえず適当に攻撃してみてくれる? 測定器は既にONになっているから、いつでも大丈夫だよ!」
「はい! ……じゃあ、せっかくだし最初の一発はチャージクラッシュにしてみようかな!」
ヴァジュラの正面に立ち、チハルは白い神機を掲げる。す、と少しばかり腰を落として、チャージクラッシュの構えをとった。
──ヴヴヴ、と特徴的な鳴動が訓練室に響き渡る。
「お前いっつも、チャージクラッシュの時すんげえガニ股になるよな」
「しょ、しょうがないじゃんっ! チャージクラッシュってこういうものなんだからっ!」
「そ、それよりもチハルちゃん……! その、そんな恰好で足を開いたらスカートが……!」
「あ、だいじょぶです。チャージクラッシュするって決めててスカートの時は、ちゃんとスパッツ履いてきてるので!」
「えっ、マジ……? それ、初耳なんだけど」
「……キョウヤくん、知らなかったの? てっきり気付いていると思ってたのに」
「いや……そんな、お前の足をそんなジロジロ見てたら、それはそれで問題だろ」
「ふーん……そぉ……」
「あと、ほら……そもそもチャージクラッシュできる機会なんて全然ないだろ。それにお前の性格的に、よっぽどのチャンスでもデカい隙を晒すようなことはしないし」
「そのほうが安全だし、よっぽどのチャンスだったらキョウヤくんの銃撃に譲ってあげてるからね……そろそろ撃つから、ちょっと静かにしててよ?」
神機の鳴動がどんどん大きくなっていく。ひょっとすると爆発してしまうのではないか──と、何も知らない人が見ればそう思ってしまうことだろう。実際、神機使いが繰り出すチャージクラッシュ──神機のオラクルを共鳴させ活性化させることで繰り出す必殺の一撃は、うまく決まればクアトリガの前面装甲を粉砕するほどの、爆発と形容しても何ら遜色のない破壊力がある。誇張でもなんでもなく、神機使いが繰り出せる斬撃の中で最も威力のある攻撃と言っていい。
「ぬぅぅぅ……!」
「……毎回思うんすけど、溜めてるときに血管めっちゃ浮くんですよね。額も、腕も、足のほうにも。それも遠目からわかるくらいに」
「神機使い本人のオラクルも活性化させていますからね……心身にかかる負担は決して軽くはありません。心拍の上昇に伴って血圧も上昇するので、必然的に血管も浮いてしまうのです。チハルの場合、体が細いので余計に浮きやすいのでしょう」
「……ちょっと、キョウヤくん? 少しはデリカシーというものを考えたほうがいいですよ?」
外野がこそこそ話している間に、とうとうその機会は訪れた。
「──ぬおりゃぁぁぁぁーっ!!」
──ドン!
「うわわっ!?」
「っ!?」
「ちょっ!?」
「きゃっ!?」
裂帛の気合とともに振り下ろされた一撃。落雷のような轟音──そして、稲光のような閃光。
文字通り、ミサイルによる爆撃があったのではないかと思えるほどの衝撃。頑丈に作られているはずの部屋が確かに揺れたうえ、その余波だけでそこそこ離れていたはずのリッカが体勢を崩している。
「大丈夫っすか、リッカさん」
「あ、ありがと……た、助かったよ……」
──少し訂正しよう。キョウヤが咄嗟に庇って支えなければ、リッカは数メートルは吹っ飛んで、背中から叩きつけられていたかもしれない。
というか、そもそもとして。
「ひゃ、ひゃああ……!?」
チャージクラッシュを撃った本人であるチハルでさえ、そのあまりの威力に勢い余ってしりもちをついてしまっている。
「すんげえ威力だなオイ……ちょっとはしゃぎすぎなんじゃないか?」
「そ、そうかな……ううん、明らかに前よりも何倍も強くなってる! さっきの、絶対普通のチャージクラッシュじゃなかったもん! なんか雷みたいなオラクルも出てたし! ルーちゃんの素材を使うと、こんなこともできるようになるんだね!」
「え……何それ、そんなの知らない……」
「「えっ」」
さすがはリッカさん──と誉めそやそうとしたチハルの表情が固まる。一方のリッカと言えば、まるで何か得体のしれないものを見てしまったかのような表情で、その白い神機を見ていた。
「ちょ、ちょっと待ってくださいよリッカさん……。あの明らかに普通じゃないチャージクラッシュって、リッカさんがそういう風に神機を作ったからじゃないんすか? なんかこう、ルーの素材だからこそできる特殊機構的なアレで」
「そ、そんなのしてないよ……? 素材としてすごく優秀なものは使ったけど、優秀なだけの普通の神機だってば……! 作った私が、一番よくわかってるもん……」
「え……じゃあ、なんなんすかアレ」
「わ、わかんない……」
リッカのその言葉を聞いて、キョウヤとチハル、そしてアリサが顔を見合わせる。
一瞬の無言の後……三人の顔が、さーっと蒼くなっていった。
「お、おまっ!? チハル、お前どうしちまったんだよ!? いったい何をやったんだよ!? 変なモン拾い食いしたりとかしてないだろうな!?」
「わ、わかんないってば! 確かに久しぶりだからちょっと気合入れすぎちゃったかもだけどっ! でも、私ぺーぺーのそこらによくいる神機使いだよ!?」
「お、おおお、落ち着いてください二人とも! ま、まま、まずは医務室です! 体に異常がないか、徹底的に調べて……! ああ、神機も調べないと! ルーよりも早くこっちを調べて原因を早急に解明しなくては──ああ! それよりも! チハルちゃん、体に痛いところは!? 何かおかしなところがあったら、我慢しないで何でも言って──!」
「──落ち着きましょう、みなさん」
半ばパニックになる三人を止めたのは──この中で唯一、冷静でいられたシエルであった。
「こ、これが落ち着いてなんていられますか! あんなオラクルの顕在化現象なんて私でさえも見たことがないんですよ!? これは一刻をあらそ──」
「私は見たことがあります。心当たりもありますので」
「……え」
呆けるアリサをあえて無視して。シエルはチハルの腕を取り、その顔を覗き込んだ。
「……脈拍は正常、瞳孔も問題なし。やはり、身体的には何ら異常はない」
「あ、あの……シエルちゃん?」
「となると……やはり。にわかには信じがたいですが、理論的にはありえる……そして、奇しくもチハルは条件を満たしている」
「お、おい……シエル? おまえ、何ブツブツ言ってるんだよ……俺たちにもわかるように説明してくれよ」
チハルの顔をまっすぐ見たまま、シエルははっきりと告げた。
「──先ほどリッカさんが仰っていた、例外」
「……は?」
「オラクルの外部出力器官をもたない神機使いは、ごく一部の例外を除いて肉体強化しかできない。……言い方を変えましょう。外部出力器官をもたないのにも関わらず、オラクルを外部出力できる例外がある」
「……それが、チハルってことか?」
「いえ」
にこりと静かにほほ笑んだシエルは、その腕をとってチハルを立ち上がらせた。
「──
第三世代の神機使い──ブラッド。彼らはその高い感応能力に基づいた《血の力》と呼ばれる特殊な力を扱えるわけだが、《血の力》以外にも、ブラッドはブラッドだけの特殊な技能を持っている。
「高まった感応能力による、オラクルの顕在化現象。特に攻撃に伴って発生するそれは、明確な技術として確立されつつある。すなわちこれは──」
ブラッドだけが扱える──ブラッドだけが扱えたはずの、その技能の名は。
「──ブラッドアーツ。どうやらルーよりも前に、チハルが《喚起》されていたようですね」
神機の説明については独自解釈が含まれています。
以下、読み飛ばし可です。
どうも銃の説明はあやふや(?)なところが多く、公式設定では【旧型の銃型神機は射出して減少した神機のオラクル細胞を回収する機能を持たないので、神機の自己修復を待つ間攻撃できないというデメリットを持つ。自己修復にも限界量が存在するため、連続運用が見込まれる場合は補充用のオラクル細胞を携行するのが一般的である】……とありまして、神機使いのオラクルではなく、神機そのもののオラクル細胞を撃ちだしていると取れる表現がされています。
また、小説版では神機の下部から排出されたアンプル状のカートリッジをソーマがカレルに手渡し、カレルが自身の神機にそれを装填するという描写があります。【旧型銃タイプの神機は、神機を構成するオラクル細胞そのものを高エネルギー状態に励起させ弾体として射出する。バレットはどのような弾体を神機に形成させるかプログラムするためのチップでしかない】とも明言されています。もちろん、神機の自己修復についても明言されています。
ここまでで、【弾は神機そのもののオラクル細胞を使って形成・射出している】、【神機のオラクル細胞が切れた場合、神機の自己修復が終わるまで弾は撃てない】、【外部からオラクルを装填することで再度弾を撃てるようになる】……ということがわかります。
ですが、あえて野暮な突っ込みを入れると……
・ゲーム本編にて、オラクル細胞の補給(OPの回復)に用いる【Oアンプル】は注射針の形状をしている。
・【Oアンプル】は明らかに神機使いを対象に使用されている(神機に対して使用していない)。
・おでんアイスやお菓子の類によってもOPは回復する(神機使いの経口摂取でOP回復)。
・神機の自己修復に必要なオラクルはどこからきているのか?(自己修復には限界があるため携行用オラクルが必要≒携行用オラクルがなくてもある程度であれば自己修復する⇒自己修復には神機使いのオラクルを使っている?)
・銃撃の威力は個人の能力によって差があるような描写がある(コウタ隊長の射撃、カノンちゃんの誤射など。バレットや神機のスペックの違いと言われればそれまでですが)
……などなど、神機使いのオラクル【も】使っていると思しき描写がそこそこあります。そういう世界観だと言われればそれまでですが、【放置しているだけでオラクル細胞が自己修復してた弾が撃てるようになる】というのも質量保存の法則に反しますし、神機そのものを弾丸にして発射するってことは、あれだけバカスカ撃ってたらあっという間にガタがきてぶっ壊れそうな気もします(もちろん、リミッタとかを設けるなどの対策はできるでしょうが)
なので、ここでは神機はあくまで触媒・増幅器としての役割を持つもので、供給されるエネルギー(弾の原料)は神機使いのものである……としています。触媒であれば作用前後で自身が変化する(質量が変わる)ことは無いです。また、触媒も使っているうちには劣化して活性が低くなり(励起状態にできなくなる)、外部からオラクルを与えられることで再活性化(バースト状態と同じ原理)することの説明もつくので矛盾もないはずです。それに、弾の原材料分のオラクルを補充するよりかは、神機を再活性化させる分のオラクルを補充する……のほうが、物質的な量の感覚としてもしっくりくるかなって……。
何より、銃だけ神機スペックが倍率で表記されている説明は、こうでもないと出来ないと思いました。
最後に、これだけは主張させてください。
公式設定でも私の独自解釈でも、結局のところ「バレットはただの制御回路」、「オラクルさえあれば無限に弾は撃てる」のです。
だから決して、カスタムバレットに弾数制限なんて起きるはずがないんですよ……!! 2074年から2087年に至るまでにいったい何があったっていうんですか……!!