転生者せっ記   作:もののけ姫二次創作増えろ

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プロローグもどき

 こんにちは、地侍です。

 地方の豪族で、武士団の大棟梁やってます!

 

 実を言うと俺、転生者です。

 

 死んだと思った時には転生していて、そこはいい感じのやんごとなき家柄且つ武力をもった家だったので、幼い頃から計画的に鍛えまくってかなりのスーパーパゥワァを手に入れて、棟梁になって武家らしく神社仏閣で書類偽造して大義名分作って隣の集落に夜襲かける様な楽しい生活を送っていた訳ですが…

 

 最近困った事が起こり始めたのです。

 

 自分の治める領地の一部に、洪水や地滑りが頻発している地域があったのです。

 

 今までは安全で特にそう言った伝承も逸話もないそんな地域だったので色々な行政機関をおいていたので、突発的にそんな事が起こったせいでこっちは大損害です。

 

 ムカつきます。

 

 しかもここ最近頻発してます。

 

 この時代の人間はそんなもんさと諦めるかも知れませんが、私は現代人です。

 

 現代人はタチの悪い事に、全てには原因がありそれら全ては人の手で解決できると信じ込んでいるので、例えば骨折り損になったとしても手を出したくてしょうがなくなります。

 

 嫌な習性ですね。

 

 しかし個性でなく習性です。思考プロセスに基づいた習性なので知性理性による解決は望めません。仕方ないので出来る限り頑張ってみましょう。

 

 

 皆さんは、まだ気付いていないと思いますが、ここは日本によく似た世界です。侍がいるから日本とは思わない方が良いですね。お決まりのアレです。異世界に必ずある日本っぽいサムシング的なアレです。

 

 精霊も居ますし、ケモナー御用達の喋る猫や狐、犬、しまいには池の主やら山の主、神まで居ます。人間の縄張りつまり人里には入って来ませんが、開墾なんてすると山の神の怒りを買って悉く滅ぼされます気をつけましょうねー(一敗)

 

 そんなこんなで、どうせ山の神が荒ぶってんだろと、密偵を送った結果ヤバイ奴らが関わっていました。

 

 天頂様です。

 

 御門です。

 

 帝です。

 

 現人神です。

 

 日本のトップオブザトップです。

 

 現代だと象徴の身に甘んじていますが、今の時代バリバリ権力持ってます。

 

 将軍もまだ辛うじて言うこと聞きます。

 

 

 さらにきな臭い事に、海を超えた先の今をときめく現在(現在)世界一位の超大国唐の連中まで一枚噛んでそうです。

 

 やばやばのヤバですね。

 

 

 あそこの女が頭やってるタタラ場に何があるんでしょうね…

 

 地滑りや洪水の原因は十中八九タタラ場に有るでしょうが、怖くてあの蠱毒に入り込めませんね。

 

 あっ!

 

 …密偵殺されたみたい。

 

 

 

 いやぁ…

 

 不味い事になりましたね。

 

 目の前にはジコ坊とか言う生臭坊主が、帝の書付を下品におっ広げてシシ神退治に加われと言って来たではありませんか。

 

 コイツが来た事によって色々と得心がいく事が増えましたが、それ以上に面倒事が増えました。

 

 今まで楽しく周りの領地を強奪出来ていたのは、朝廷に賄賂を贈って部下を潜り込ませ書類偽装させてさらに賄賂を贈って権威付けさせてたからなんですよね。今まで楽しめていたのは帝のおかげってなところもあって断られなさマックスでマジ嫌やわ。

 

 しかもシシ神退治とかって、ぜってー不老不死が目的だろ…

 

 オデ シッテル ミッテイ オクッタ カラ シッテル

 

 

 しかし現実は無情。

 

 俺の生臭坊主への返答を意訳するとこう。

 

 「へへッ! あっし天頂様の一子分でゴゼーヤスヨ! 喜んで助太刀しやすぜ! へへ」

 

 こんな感じだ。

 

 

 あー。

 

 やったら破滅確定だけど、皇族族滅しようかなぁ…

 

 無理かぁ…

 

 全国に帝の血筋あるしなぁ…

 

 真偽は怪しいけど俺も天皇の血入ってるしなぁ…

 

 なんなら地方の豪族全員天皇の血入ってるだろ。

 

 十代遡ればやんごとなきとは、よく言ったものよ。

 

 

 

 

 捨て鉢人員と資金援助を与えてなあなあで済まそうと、損切りの方向で考えていたが生臭坊主に断られた。

 

 はぁ?

 

 コイツ人手と銭が欲しいんじゃないのかよ。

 

 

 なんとコイツが求めているのは、俺らしい。

 

 エェ…

 

 そう言う趣味なの…?

 

 

 あっそっち?

 

 どうやら俺に神殺しをさせたいみたいだ。

 

 それなら俺も納得が行った。

 

 前、山の神の怒りをかった時自分で射かけて殺したのだが、それが帝の耳に入り一子分である俺は、自慢に使われて絵巻物も作られて歌も作られて今でも都では俺の名を知らないものはいないと言う状況らしい。照れるね。名乗るだけで雑兵が逃げてくのも心地いいね。

 

 そんな評判を聞いてこの生臭坊主は俺に助けを求めたのだろう。

 

 しかしコイツ武士団の大棟梁に一兵卒みたいに足で神殺しに行けって良く言えたな…肝がふてぇ奴だな。

 

 はたまた、それほど帝の書付を信じているのか…

 

 まあどっちにしても、人の金で買った米をガツガツだ食う様な男なんだろうなこの男は…

 

 

 けど…

 

 行っちゃう!

 

 まあ俺、前世から天皇陛下好きだしな!

 

 ええいままよ!

 

 では早速旅支度!

 

 郎党は連れてかんぞ!

 

 現代知識で鍛え上げたアスリート並みの鋼の肉体見せたらぁ!

 

 勝ったなガハハ。

 

 

 

 先ず敵を知る事ですね!

 

 敵を知り己を知れば百戦危うからず!

 

 密偵は使えないので自分自身で、擦り寄って情報を抜き取りましょうねー。

 

 はい!

 

 なんだい! グリフィンドールくん。

 

 シシ神に擦り寄るって一体どうするんですか。センセー!

 

 いい質問だ!グリフィンドール500減点ッ!

 

 

 俺はこのプラン【ノー】で行かせてもらうぜ…!

 

 いざ行かん!

 

 シシ神の森へ!

 

 

 

 

 




深夜テンションって怖いね
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