電子廻戦   作:メイマロン

5 / 19
新宿編⑤

みこから距離を取ったフブキは抜刀し炎をみこへ放つ。

「炎孤+炎孤+炎孤:[赤狐火(しゃっか)]」

炎を正面から受けたみこは一瞬で修復して炎を突き進む。

「ゾンビかよ!」

「おめー失礼だろーがよぉ!」

振り下ろしたみこの拳はから振ってビルに当たると、ビルを粉砕する。

フ(すげぇパワー…。反転術式の速度もエグいし…。これがみこちのゾーン。)

みこから再び距離を取るとみこは音を立てて両手を合わせる。

み(使ったことはないけど今ならいける!)

「『天穿(てんせん)』」

刹那、白い光が音もなくフブキの脇腹を貫く。

「がっ…!?」

 

『天穿』、赤血操術『百斂』『穿血』を参考に血を呪力に置き換えて使うみこの自己流。血液とは違い呪力は物理法則を受けにくいのでその速さは穿血を超える。

 

「ッ!なんの![黒狐]!」

みこに向けて刀を抜くとみこは祓串を構える。

フ(落花の情だろ?間に合わねぇよ!)

「グラニテ・ブラスト」

祓串から放たれる光線を紙一重で躱す。

「食らうかよ!」

抜刀のモーションを停止してその勢いのままみこの懐に飛び込む。

「狩狐+狩狐+狩狐:[喰狐(くらいぎつね)]」

フブキの刀がみこに当たる寸前でフブキの体が地面に叩きつけられる。

「堕天!」

 

「堕天」、呪力操作の応用術。広い面積の呪力を上からぶつけて相手を地面に叩きつける。呪力に相手の重力も乗るのでただ呪力をぶつけるよりも威力が高い。

 

「ぐっ、『転孤』!」

瞬間移動で離脱したフブキに向けてみこはお札を投げる。それが当たった瞬間フブキの動きが止まる。

フ(呪力が止まった!?)

 

呪具「神止札(みどめのふだ)」、さくらみこ自信が作った呪具。その効果は10秒の間呪力操作を停止させる。

 

「グラニテ・ブラスト」

光線を食らって吹っ飛ばされたフブキは立ち上がると刀を見て少し動きを止める。

フ(ここに来ての隠し玉の連発、今のダメージで私もあまり長くは戦えない。申し訳ないけど「あれ」を使うか…)

「出来ればこれは使いたくなかったけど仕方ないから使うね?」

刀を構えて言うフブキに対しみこは祓串を構える。

み(あれがフブちゃんの切り札か、正直見てもよくわかんないしならこっちは全力で攻撃の初動を潰す。)

「シン・陰流 簡易領域」

フ(勝った。)

フブキがみこに向けて刀を振り下ろすと、その刃先が領域に触れると同時に2人の間で爆発が怒る。

 

特級呪具「竜弾剣(たつはじきのつるぎ)」、白上フブキがムラサメマルの代わりに持っていた呪具。その能力は触れた使用者以外の呪力を強制的に暴走させる。

 

暴走したみこの呪力は二人を新宿区外に吹き飛ばした。

目黒区に落ちたみこは立ち上がり当たりを見回すと叫んだ。

「どこだよここ!!」

 

 

場所は変わり世田谷区では領域に入った天使が目の前に現れた初心者狩りを見て指を鳴らした。




次回は世田谷区編です。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。