えっちぃのは大好きです。   作:スプright

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其の拾壱 死ぬほど頑張れ!死なないから!

 

なんやかんやで先輩の見舞いも済ませたのが今回来たのにはもう一つ目標があるのでそれを達成するためにカナエちゃんの元を訪れた。

 

「カナエちゃん。今大丈夫?」

 

「えぇ何かあったかしら?」

 

「カナエちゃんって全集中の呼吸の常中ってできる?」

 

「それは勿論!だって柱だもの!」

 

そりゃそうだよな。

その答えを聞いた俺はカナエちゃんにあることを頼み込む。

 

「カナエちゃん、もしよければなんだが俺に常中を教えてほしい」

 

「?常中は一日中常に全集中の呼吸を行うことよ?」

 

「あ、ごめん言い方が悪かった!俺に何かコツがあれば教えてほしいんだ」

 

「ということは早川くんは今常中を会得しようとしているのね?」

 

「そうなんだけど全然出来る気がしないんだよね...。だからカナエちゃんの意見を聞いてみたくて」

 

「なるほどねぇ...ちなみに今はどのようなことをしているの?」

 

「今は完全に独学でやっているから体を鍛えつつ呼吸をなるべく続けるようにしてるね」

 

「わかったわ。早川くん先に言わせてもらうけどおそらくそれだと何年かかっても出来ないわ」

 

「えぇ!?マジで!?」

 

「そもそも常中を出来るようになるためには自身の『肺』を強化しなくてはいけないの。勿論強化するにも効率的な方法もあるけど並大抵の努力では不可能なのよ」

 

「え、でも俺の知り合い(天元)は割とすぐに出来てたけど...」

 

「仮にその人も知り合いならおそらく元から体が特別強かったのね...。私が話したのは『普通の隊士なら』なのよ」

 

わかってはいたけどやっぱりアイツも大概おかしいんよな...

あの筋肉達磨がよぉ...腹立つわぁ。

 

「そこでいきなりだけど私と腕相撲をしましょう」

 

「え!?腕相撲!?」

 

マジか!役得すぎる!合法的に手を握れるなんて!!

今日やっぱり来てよかった!!

 

「ということで...しのぶ~!ちょっと来てくれないかしら~?」

 

少しすると足音が近づいてきた...

 

「何?姉さ...ゲッ」

 

しのぶちゃんがすぐ来てくれたけどこっちを見たら嫌な顔をされた。何でだろう?僕わかんないや。

 

「今から早川くんと腕相撲をするから審判をしてくれないかしら?」

 

「別にいいけど...それと早川さん!!」

 

「え?何?」

 

「変なことはしないでくださいね!!」

 

「モチロンサ!」

 

「片言で返事しないでください!!」

 

なぜバレたんだ?もしやエスパーなのか!?

そしてカナエちゃんの手を握り準備を完了させた。

 

あ~~カナエちゃんの手がやわらかいんじゃ~

もうずっと握ってたい。というか舐めたい。

今日は手を洗わないようにしよう。

 

「早川くん」

 

「何かな!?」

 

すると急にカナエちゃんが声をかけてきたので少しびっくりした。まさか考えてることがバレたか!?

 

「私が女だからって手は抜かないで」

 

「ッ...わかった」

 

「?」

 

カナエちゃんの空気が変わった。

普段とは違う真剣な様子に思わず息を飲んでしまった。

しのぶちゃんは何を言ってるんだろうという顔をしているな...?何で?女同士でやるわけじゃないんだから何か不自然なとこでもある...?

 

それはさておき開始の合図がかかる。

 

「それでは...始め!!」

 

そして俺は全力で力を入れた!!

なのだがカナエちゃんの腕は()()微動だにしなかった...

 

「ハハッ...マジかよ...!」

 

「これが今の貴方の実力です」

 

そう言ってカナエちゃんは俺の腕を倒しにかかったが今の俺に抵抗する力はなくあっけなく負けてしまった...

 

「そこまで!」

 

「うん、大体わかったわ」

 

まさかここまで差があるなんてな...

それとも俺の力が無さすぎるのか...

 

「残念だけど早川くんの腕力は並以下だわ」

 

「まぁそうだよね」

 

「...」

 

概ね予想通りの結果だった。

それに対してしのぶちゃんは少し意外そうな顔をしていたけど

先程から本当にどうしたんだろう?

 

「飲み込みが早くて助かるわ。話を続けるけど貴方が常中を会得するには並大抵の努力では足りないわ」

 

「ですよね~ということは...」

 

「そう。考えている通り死ぬほど鍛えるしかないわ」

 

なんか聞き覚えのあるセリフだな...

これがデジャブってやつか?

 

「とはいっても闇雲にやっても効率が悪いから私が指示した内容で自主鍛練を行って貰うわ」

 

「あれ?自主練でいいの?」

 

「えぇ。残念だけど私も常に時間を取れるわけでもないし早川くんもそれは同じでしょう?それに貴方が鍛練を怠るようなではないでしょう?」

 

「そりゃ勿論!」

 

「...え」

 

ここまで信頼されちゃあ応えなきゃ男じゃないわな!と思ってたらしのぶちゃんが突然困惑の声を出した。

 

「どうかしたのしのぶ?」

 

「え?姉さん今早川さんのこと男って...え?」

 

「早川くんは男の子よ?私は田中さんから聞いてたから知っていたけど...言ってなかったかしら??」

 

「初耳よ!!何で『君』付けで読んでるのかと思ったけどそういうことだったのね!!でしたら貴方ただの変態猿じゃないですか!!」

 

「...酷くね?」

 

俺もてっきりもう知られてるのかと思ってた。

なのにいざ気付いたとなると罵声されるなんて...(泣)

 

「...という訳で!早川くんにはこれに書かれた鍛練を毎日やって貰うわ!あとこれも渡しておくわ!」

 

すると話を戻したカナエちゃんが内容の書かれた紙と共に瓢箪?を手渡してきた。

 

「...えっとこの瓢箪は何に使うのかな?」

 

「これはね」

 

するとどこからか俺の身長と同じくらいの瓢箪をカナエちゃんが取り出すと

 

「フッ!!」

 

バリィィィン!!!

 

「」

 

何とカナエちゃんが瓢箪に息を吹き込むと木っ端微塵に破裂したのだ。何これ怖いです...

 

「まぁこんな風に息を吹き込んで割ることができれば合格よ!」

 

「でも俺の奴は今のよりもずぅっと小さいからどんどん大きくしていく感じかな?」

 

「正にその通りよ!瓢箪が割れたら蝶屋敷に来て新しい物を受け取りに来てね!」

 

「了解!カナエちゃんありがとう!!今度何かお礼するね!

それとしのぶちゃん!」

 

「えっ!?何ですか!?」

 

まだ頭の整理がついていない段階でまさか急に声を掛けられるとは思ってなかったのかしのぶちゃんは驚いていたが少し気になることがあってね...

 

「俺が腕相撲で負けた辺りから何か言いたげな顔をしてたけどどうかした?」

 

「あら?そうだったのしのぶ?」

 

そう、先程話していた時にいや、俺の腕力がないことを知ったときから頻繁に視線を感じていたのだ。

 

「ッ別に!貴方の勘違いですよ!」

 

そう言ってしのぶちゃんは部屋に戻っていってしまった。

 

「あらら...行っちゃったか」

 

「ごめんなさいね。でもあまり気にしないであげて。貴方にならいつか話してくれそうな気がするわ」

 

「ん。そっかぁ。それじゃ見舞いも済んだことだしそろそろお暇させてもらうかな」

 

「わかったわ。瓢箪の代えや何かわからないことがあればいつでも来てね!」

 

「ありがと!すごく助かるよ」

 

こうして俺はひささんの元に戻って鍛練に励むことにしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いやこれ内容やばくね?」

 

カナエちゃんから渡された紙に書かれた鍛練内容を見たが

かなりえげつなかった...

 

死ぬ気でやるとはいってたけど大丈夫かこれ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈おまけ〉『禁断の出会い』

 

 

「なぁ早川、知ってるか?」

 

「今度は一体何ですか」

 

先輩が退院して少しした頃、任務から帰還していたところ先輩と偶然会ったので雑談をしているとこんなことを聞いてきた。

 

前回の常中みたいにためになる話だといいんだけど...

 

「最近噂になっている『ゲスメガネ』と呼ばれる奴のことだ」

 

「何それw何したらそんな酷いあだ名つけられるんですかw」

 

「まあ聞け。なぜそう呼ばれるかというとな。奴は隊服を作る『隠』のようなんだが女性隊士にだけ胸元が大きく開いた服などを押し付けるらしいぞ」

 

「その話くわしく」

 

なんだそれは!すばら...ゲフンゲフン!

なんてけしからん奴だ!!鬼殺隊を何だと思ってるんだ!

 

だから俺は詳しく奴について聞かねばならない!

決して気が合いそうとか思ってないよ!

これ以上被害が出ないように対策しなければならないからね!

...そうする予定です

 

「お前なら食いつくよな同志よ。そして奴の手口なんだがそのドスケベな隊服を押し付けた女性隊士には『これが普通だ』と何気ない顔で息をするように嘘をつくみたいだぞ。果たしてそんなのに引っ掛かるやつがいるのか疑問だが」

 

「それは間違いない」

 

というかそうやって騙そうとするからゲスメガネとかって

呼ばれるんじゃね...?

 

「さてここまで話したが早川。お前明日暇か?」

 

「暇ですけど...もしかして!」

 

「あぁ。そのゲスメガネに会いに行ってみないか?実は俺そいつと知り合いなんだよ」

 

あんた最高かよ!

だけどここで喜んではいけない!

俺は紳士()だからな。

 

「まあ先輩がどうしてもって言うなら行きますけど?そのゲスメガネにも一言言わなきゃいけないこともありますしね?」

 

「いや別にそう言うなら来なくていいぞ」

 

「すみません嘘です連れてってください興味ビンビンです」

 

「最初からそう言えっての」

 

だって俺ゲスメガネが何処にいるかわからんし。

案内役がいないと詰んじゃうんだよなぁ...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌☆日

 

「よぉ前田!久しぶりだな!」

 

「おぉ田中殿!お久しぶりでございます!」

 

先輩に案内された俺はとある場所に来ていた。

そう、ここはゲスメガネが普段隊服を作っている家屋である。

 

「今日はお前に会わせたい奴がいるから連れてきたんだ」

 

「ども!初めまして!」

 

「ふおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

 

すると俺を見た途端にゲスメガネが奇声を発して発狂しだしたのだ。コイツもしかして薬やってる?

 

「おい田中ぁ!なんでこんな可愛い子もっと早く俺に紹介しなかったぁ!!」

 

「だから今日連れてきたんだよ。というか素が出てるぞ」

 

「おっとこれは失礼...ところで貴方のお名前は?」

 

「...早川瞬だ」

 

「早川殿かなるほどなるほど。私は『前田まさお』と申します。早速なのですがこちらに着替えていただきたい!貴方の様な方にはこっちの方がいいでしょう!!」

 

「おいお前やめとけって!」

 

「あーーー、いいっすよ先輩。止めなくても」

 

急に奇声あげたりして驚かされたし今度はこっちのターンだな。

 

 

 

 

 

 

「んで着替えたけどさぁ...」

 

「いや似合いすぎだろ」

 

「オォォォォ!!」

 

着替えたのはいいんだがこの隊服のスカートがやたら短いのだ。

少し動いただけでパンチラするくらい短い...

 

だが、()()()()()!!

 

「あっイタズラな風が」

 

「ウォォォォ!!!」

 

するといいタイミングで強めの風が吹いてスカートを捲し上げた。だがそこから見えるのは...

 

「オォォォォ!!......え?

 

「だから言ったろ...」

 

奴が見たのは確かに下着ではあったのだが股間の部分が明らかに

膨らんでいるのだ。まるで何かイチモツがあるかのように。

 

「え?え?嘘だ?」

 

元気100倍イチモツマン!

そして狼狽しているゲスメガネに近づいた俺は奴にとどめをさす。

 

 

残念♥️俺は男の子だよ雑ぁ魚♥️

 

 

「~~~~ッッッ!!!!!」

 

耳元でそう呟くとゲスメガネが声にならない声で壊れたスピーカーのようになってしまった...だが少しすると...

 

「まあそれはそれで興奮するからいいや」

 

「「なにぃっ!?」」

 

コイツ...!持ち直りやがった...!

あの忍の家系である天元ですら気絶したっていうのに!

 

やはりコイツただ者ではない...!!

 

「あんたあそこから持ち直すなんて大したもんだよ、前田氏。

俺はあんたに敬意を払う」

 

「フッ...早川殿。つくづく面白い方だ...」

 

そして俺達は固い握手をしたのだった...

 

「ところで前田氏。あんたの癖はなんだ?この際だから性癖を共有しようか。ちなみに先輩は?」

 

「俺はバレるかバレないかの極限のスリルを味わうこと」

 

余談だが先輩も大概イカれてる。

なにせ蝶屋敷の退院前日の夜にカナエちゃんをオカズにしてシコり倒したそうだ。仮にも本人が屋敷内にいるのにだよ?

 

俺はあんたを尊敬するぜ...

 

「そういう早川殿は?」

 

「俺はでかい乳を吸いながら抜いてもらうのを想像してシコることだ」

 

巨乳を前に幼児退行して思い切りバブりたいですね。

おぎゃばぶランドの入場チケットがあるなら是非とも買いたいところだがな。

 

「いいですねぇ...巨乳は男のロマンですもの」

 

「おい、いい加減にお前も答えろよ」

 

「わかりました。私の癖は...」

 

先輩が催促するとゲスメガネが答える...

 

 

 

 

「私の隊服を見て激怒した女性隊士にキン◯マを踏み潰される妄想をしながら抜いています!!!あぁ...考えただけで興奮してきたぁ..」

 

 

「「いや強すぎんだろ!!!」」

 

もうコイツ本気でやべぇわ!!

頭のネジほとんど残ってないだろ...

 

というか何をどうしたらここまで拗れるんだ...?

流石の俺も軽く引いた。

 

「前田氏...あんたすげぇよ...コイツは友好の印だ。受け取ってくれ」

 

「むむっ!これはまさか...!」

 

「そう!『早川厳選おすすめ官能小説セット』だぁ!!」

 

「おい普通に羨ましいんだが!俺にもくれよ!!」

 

「残念~!一セットしかないので先輩の分はありまちぇ~ん!!」

 

「まぁまぁ田中殿。私も一人占めするつもりはありません。一緒に楽しみましょうよ」

 

「前田...ありがとう」

 

「ええ話や...」

 

こうしてこの後は変態三人による「官能小説読み聞かせ」が行われた。もう完全に地獄絵図であったのは言うまでもない...

 

もし子連れの親御さんに見つかったら通報されても文句言えないね!

 

 

 





大正コソコソ噂話

①瞬の身長は167cm

②カナエが瞬が男だと聞いてはいたものの初めて見たとき(前回)は衝撃のあまりフリーズして元に戻ってから接触していた。
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