今回おまけクソ長いです。
感想、評価よければお願いします!
カナエちゃんの鍛練はキツかったが驚くほど早く効果が出始めた。
開始して3日後
「フゥッ!」バキン!!
「カナエちゃんゼェ...次...ゼェちょうだい」
「あらあら早いわねぇ次も頑張って!」
そして2日後
「フゥッ!」バキバキ!!
「フゥ...次もらっていい?」
「...前回より早くなってないかしら?はい次の分よ!」
そして次の日
「フゥッ!」バキバキバキィ!!
「...ごめん次を...」
「いやいやいやおかしくないかしら!?!?!?」
「...だよね俺も自分が怖い」
全くそのとおりである。
だって前まで1ヶ月やっても成果無しだったのにカナエちゃんの指示通りにやった途端にこれだもん。
ここまで一週間かかってないからね?ちょっと怖いです...
「それで次の瓢箪なんだけど...実は前のが最後なのよねぇ」
「マジで?じゃあどうするの?」
「ここまで割れるのなら既に肺は出来上がっているはずだわ。あとは呼吸が途切れないように意識して続けていくだけよ」
「なんかこんなにアッサリ出来ちゃっていいんだろうか...」
「そんなの私が聞きたいわよ!一週間だなんて私でももっとかかったのよ!」
「まあでも受け入れるしかないよね。これからも頑張ってみるよ!」
そんな話をしているとカナエちゃんの方に小さな女の子がトテトテと寄ってきた。
「あれその子は?」
「そういえばまだ紹介してなかったわね。この子はカナヲって言うの!どう?可愛いでしょ!?」
「確かに可愛いけどさ...妹って訳でもないよね?」
「よくわかったわね!実はこの子売られていた子でね。あまりに可哀想だったから半ば無理矢理引き取ってきたの!」
「わぁ流石柱!パワフルだね!」
そして俺はカナヲちゃんの前にしゃがみこんで話しかける。
「初めまして!俺の名前は早川瞬!これでも男なんだよね!」
「...」
「...凄いねこれでノーリアクションだったのこの子が始めてかも」
「その事なんだけどね...実はカナヲは心の傷が深いせいかほとんどの物事に関心がないようなの。それこそ感情も出ないほどね...」
「そんな...」
まだこんなに小さいのに...
一体どんな目にあえばこんな状態になるまで追い詰められるんだ...。
「だからこの子が笑ってる顔を一度でいいから見てみたいのよ...」
笑わせる方法か...
そうだ!人を笑わせるなんて万国共通のあのネタがあるだろ!!
「カナヲちゃん。しのぶお姉ちゃんってよく怒ってたりしない?」
「」コクン
「そうだよね?そんな時はこれを渡すといいよ!」
そう言ってガーゼにくるまれた脱脂綿をカナヲちゃんに手渡す。
「?」
「これは所謂『生理用品』だからしのぶお姉ちゃんが機嫌が悪いときにはこれを渡『早川くん?』
振り向くとカナエちゃんが笑顔の鬼となって俺を見下ろしていたのだ...
「いやいやこれはしのぶちゃんの事を想ってだね!それに『下ネタ』は全人類共通のネタなんだからカナヲちゃんもきっとうけたよね!?」
「???」
「カナヲは何のことかも理解できていないようねぇ...?」
「...馬鹿な」
「お説教が必要ね?覚悟はいいかしら?」
ヤバい。これはマジで殺されるかもしれない!!!
「あっ!カナヲちゃん笑ってるよ!!」
「えっ!?」
カナエちゃんは瞬時にカナヲちゃんの方を向くがそこにはキョトンとしたカナヲちゃんしかいない。
騙されたとカナエちゃんが判断した刹那、俺は駆け出した!
ここしかチャンスはない!!!
「バイバ~イ!!!」
「ちょっ!速っ!!」
そして俺は瞬く間に蝶屋敷から離れていくのであった。
というか前より速くなってね?
カナエside
早川がカナヲにとんでもない物を渡すのだからお説教をしようと思ったんだけど少し目を離した途端に逃げられてしまった...
騙されたのにも腹が立つがそれよりも...
「カナヲ?今の早川くんの動き見えた?」
「」フルフル
「やっぱりそうよね...」
カナヲは人一倍目が良いらしいのだがそれでも全く見えなかったらしい...勿論私もね...
肺が鍛えられたことによって身体能力も上がったのだと思うけれどまさかここまでとはね...
下手をすれば鬼殺隊で彼より速く動ける人間はいないかもしれない。
そんな事実に戦慄しているとしのぶが駆け寄ってきた。
「ちょっと姉さん!今の騒ぎは何!?」
「えぇ、それならついさっきまで早川くんが...」
「またあの人ですか!!全くどれだけ騒げば気がすむのやら!」
既に去ってしまった早川くんに腹を立てているしのぶだったが、それを見たカナヲがしのぶの裾を引っ張り出した。
「」チョイチョイ
「どうしたのカナヲ?」
「これ」スッ
なんとカナヲが差し出したのは先程早川くんから貰った生理用品だったのだ...
するとしのぶの顔がみるみる内にどす黒い笑顔に変わっていく...
「...カナヲ?これは誰から貰ったのぉ?」
「ッッ!白い髪の人から...」
「ちょっとしのぶ...カナヲが怯えちゃってるから...」
「姉さんは黙ってて?」
「」
「あの男いつか殺します」
早川くん...色んな意味で大丈夫なのかしら...?
ブルブルッ!!
「えっ?急に寒気が...」
この時、早川は寒いわけでもないのに急に悪寒を感じたという...
〈おまけ〉「早川の趣味①」
「先輩と前田氏!これを見て!」
「ん?何だこれ?」
「おやこれは官能小説じゃないですか。また持ってこられたのですか?」
あれから定期的に行われている三人の変態による会合。
会合と言っても雑談とかしたりするくらいだが...
「そう!でもただの官能小説じゃないんだよね」
「ん~...俺はあんまり詳しくないからなぁ...前田は何か知ってるか?」
「そうですね...何処かで見たことがあると思いましたがこれは近頃人気の出だした『
「ちなみにどんな内容なんだ?」
「確か人外の妖怪に美女が様々な醜態を晒されたり、時には犯されたりするといった内容ですね。面白いことにここに出てくる妖怪がまるで『鬼』の血鬼術の様なのですよね」
「なるほどな~でも偶然じゃないのか?早川はどう思う?」
「どうも何も作者俺ですもん」
「そりゃそうだよなお前が作者なら知ってるよな......え?」
「そうですよね貴方ならこんなことも考えそう......え?」
「「ちょっともう一回言って??」」
「だから
「「はあぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!?!?!?」」
「どう?びっくりした?」
「は?え?お前?え?」
「先輩大丈夫?」
「え?早川殿が?でも作者名は『
「そんなの偽名に決まってるじゃん。じゃあそれの読み方変えたらどうなる?」
「えっと...『ソウの読み方を変えるとハヤでまたたきはシュン』...あっ!!」
「正っ解!なんと『早川瞬』になりま~す!」
このとおり俺は官能小説を書いて出版しているのだが彼等にカミングアウトしたのには勿論理由がある。
「そこで性欲猿の貴方達にはお手伝いをしていただきたいのです。例えばネタの提案とかね」
「...なるほど。だから俺達に言ったわけか」
「そういうわけですね。ということでネタ会議を早速始めましょー!」
そうしてしばらく時間をとったあとに案を発表していくことになった。
エントリーナンバー1番、田中
「えー、まず俺の癖は『スリル』だと以前言ったが...」
「そうっすね」
「まぁありがちでつまらないですけどね」
「うるせぇ!」
そして先輩が閉ざされた紙をバッと広げる。
「俺の案は『異常思考の妖怪が美女の留守中に家に忍び込んでその子の下着を使って帰ってくるギリギリまで自慰行為をする』ものだ!!」
「「うわぁ...」」
ハッキリ言ってドン引きです。
異常思考とかいうがそれを考えたアンタが異常なの気づいてます?
この人もしかしなくても犯罪者予備軍??
「引くかもしれないが考えてくれ!家主が帰ってくるか来ないかのスリルがあるかつ、仮に見つかったとしても相手は妖怪!それを見た美女の羞恥と恐怖の混じった病状!!最高じゃないか?」
「先輩、悪いこと言わないので警察行きましょう」
「なんで!?!?」
「いやいや田中殿それは流石にヤバいです...」
「というかこんなの書いたらワンチャン俺が捕まるんで却下」
田中、落選!!
エントリーナンバー2、ゲスメガネ
「それでは精神異常者の田中殿は置いといて私の案を聞いていただきましょう」
「悪かったからもうやめてくれ」
「自業自得です先輩」
お次は前田氏の案だ。
もう既に嫌な予感がしているのは気のせいだろうか...?
「私の案は『女湯を覗いた一般男性がたまたまそこにいた人に化けた女型の妖怪に拘束されムチ打ちといった拷問に処されるというもの』です」
...さっきの案が狂いすぎてたせいでまともに聞こえてしまう。
やっぱり慣れって怖いなぁ...
「ちなみに拷問の内容とは?当然そういう(意味深)要素はあるんだろうな?」
「田中殿よくぞ聞いてくれました!具体的に説明させていただくと『最初はムチ打ちや海老反りといった軽い(?)ものですが限界を迎えた男性が無様に泣き叫んだ時に激昂した妖怪が男性の尻に人参を突き刺して出し入れした後に最後はキン◯マを力のままに踏み潰して男性が泡を吹いて絶頂(?)』してフィニッシュです!!」
「「」」
先程まともと言ったな?あれは嘘だ。<ウワァァァァァ!!
コイツも病気でした。
まずアナル責めがマニアックすぎるのもあるが何で人参??
全世界の農家に土下座しろ。
それとキ◯タマを潰されて絶頂するのは地球上でお前しかいねえよ。こんなのに興奮するやつが大勢いたら日本終わっちゃうよ...
「なぁ早川。こいつの玉マジで潰した方がいいんじゃないか?さっさと去勢した方が世のためだと思う」
「...奇遇ですね。俺も同じ事を考えてました」
俺達は興奮の余韻に浸っている前田氏を見ながら去勢手術(物理)の相談を進めた。
「あ、でもやるならお前がやれよ。お前なら見た目もいいんだしアイツも本望だろ」
「は?嫌ですよ!!何で男がキンタ◯潰さなきゃいけないんですか!こっちまで痛くなりますって!それならカナエちゃんに頼もう!!」
「だからそういうのやめろって!柱にキ◯タマ潰させようとするやつがいるか!!」
「だってあまり力の無いしのぶちゃんだとかえって前田氏が苦しむことになりそうだし...」
「ちょっと待ってください何故去勢する前提なのですか?」
ようやく前田氏が
「いやもう一思いにやった方が世のためでしょ。カナエちゃんに潰されるなら本望でしょ?」
「何故花柱さまが出てくるのは一旦置いておきますが、それは困りますね!!」
「何でだよ?お前の癖なんだろ?」
「私が去勢して性を失えば今の癖で興奮することが出来なくなるではないですか!!」
「つまりアンタは他人のキン◯マが潰されることに快楽を得ていると?」
「そういうことになりますね」
もうコイツここで殺した方がいいかもな?
ゲスメガネ、保留!
エントリーナンバー3、早川
「いや俺が言う必要あります?」
「せっかく俺達が発表したんだからお前もしとけよ」
「そうですよ自分だけ逃げられるなんて思わないことです」
「わぁったよ...」
とはいえコイツらに比べたら正常なんだけどね?
「俺の案は『真夜中に山に迷い混んだ美女がでかくて臭い触手だらけの妖怪に捕まって下の穴を犯し尽くされる』というごく一般的なものですよ」
「「一般的の意味知ってる??」」
「あ、もっと聞きます?その触手は粘液まみれで美女の体液と粘液がごちゃ混ぜになって山中に濃い匂いが充満するという匂いフェチにも対応した内容となってます」
「一切表情を変えずに淡々と話せるお前が怖いわ...」
「いやー、貴方も重症ですねぇ」
「あんたらに言われちゃおしまいだわ」
結局俺達3人全員ヤバいってことでめでたしめでたしかな?
すると前田氏がこんなことを聞いてきた。
「ところで早川殿の描く妖怪は実際にいるおそらくですが鬼をモデルにしたものですよね?」
「そうやね」
何なら『乳鬼ちゃん』にも過去に出演してもらったしね。
「なら先程言っていた触手の鬼にも遭遇したことがあるということですか...?」
「は!?嘘だろ?そんなのマジでいたの??」
「まあいたというより今もいるの方が正しいね」
「...ということは仕留め損なったと?」
「悔しいことにそうなんよね~」
「おいおいそんなのが日本の何処かにいるとか怖すぎんだろ...」
「あ、先輩心配しなくてもあれの居場所はわかってますし。なんならそこから出てこれない筈なんで」
「出てこれない...?もしかして藤襲山か!!」
「正っ解!!(本日2回目)」
流石にここまで言えばわかっちゃうよね。
とはいえそろそろ頃合いだしね...
「それに近いうちに会うことになりますから...」
「いや藤襲山にいるんだから無理だろ」
「さあどうだかね...?」
リベンジの日は近い...
余談だが新作に前田氏のキン◯マ潰しの話を興味本位で掲載したら滅茶苦茶評判がよかった...
もうこの国ダメだわ(確信)
大正コソコソ噂話
①カナヲは生理用品の使用法を知らなかったが流石にカナエとしのぶが教えることは出来なかった...(色んな意味で)
②田中に何故自分の話を載せなかったか問い詰められたが「性犯罪者を増やさないため」と論破した。