ジィさんに弟子入りしてから1年と2ヶ月が経過した。
俺は度重なる地獄を乗り越え
気付いたときには俺は「岩を斬っていた」。
まぁかっこよく言ってはいますが実際のところは途中から脳が死んで記憶が吹っ飛んでるだけなんですよね!ハハハ!!
そうして俺が意識を取り戻したのは「遊廓」という言葉を
聞いたときであったのだ...
うん、流石俺だな!
こうして意識を取り戻した俺はジィさんから最終選別の説明を聞いていたのであった。
「遊廓の件、言ったからな?」
「わかっておる。嘘はつかんわい...」
よし、言質取りました。
何やら呆れて物も言えないみたいな顔してるけどどうしたんだろう?(すっとぼけ)
それよりも遊廓の次に大事な最終選別の話を聞こう。
「最終選別だがお前には鬼のいる山に7日間生き残ってもらう」
「なるほど。でも鬼がいるってことは最悪の場合死んじゃうんじゃない?」
「そのとおりじゃ。だからお前を徹底的に鍛えたんじゃ」
そうだったのか...!
あ、でも思い出したら吐き気がしてくる...
「?どうした顔色が悪いぞ」
「ナンデモナイヨ」
「それならいいんじゃが...」
死んだ目で答えました。
あと最終選別で死ぬ可能性があるって言ってたけどそれはまぁ仕方ないんじゃないかって思うね。
だって仮に自動車学校の実技試験を受けたって事故って死ぬ可能性があるんだもん。それくらいのリスクはあるよねぇ
まぁそのために試験官がいるんだけどね!
「あ、言い忘れたが見張りとかはいないぞ」
「は?」
は?
「え、どういうこと?ガチで死ぬじゃん」
え?馬鹿なの?死ぬの?何を考えているの?
やり直しもなしですか?ミスったら試験だけじゃなくて人生からも脱落ってか?笑えねぇよ馬鹿野郎。
もしかしなくても入ろうとしてる組織ってやべぇ奴?
「はぁーーーー。取り敢えず鬼殺隊がマジキチ組織ってのはわかったわ。んで場所はどこなん?」
「場所は藤襲山で行われるぞ。それなりに距離もあるから明後日には出たほうがいいぞ」
俺の余命あと一週間もないかもな...
はいどーも!みんな大好き瞬くんだよ!
僕は今「藤襲山」に来ているよ!
道中に藤の花が沢山咲いていて綺麗だったなー!
...とまぁ現実逃避はここまでにしてと
集合場所に行くと既にそれなりの人数が集まっていた。
ザッ見た感じ十数人くらいかな?
というか全員野郎じゃねぇか!
もう萎えぽこチンチン丸だよ!あとてめぇらこっちをジロジロ見んな気持ちわりぃ!!
そんなことを考えていると後ろから声をかけられる
「よぉ!お前の白髪派手だな!!」
「どひゃぁ!?」
急に後ろから大声で話しかけないでいただきたい。
変な声が出たじゃないか...というか気配がほぼ無かったな
そう思い振り返ると身長2m近くある男が立っていた。
いや、でかすぎんだろ...
「えっと、あんたは?」
「驚かせてすまねぇな!俺は宇随天元ってもんだ!」
うず...何だったっけ?やべもう忘れた
まぁノリで何とかなるやろ。知らんけど。
「俺は早川瞬だ。よろしくな」
「おう!ところでお前他の地味な奴等と違って派手でいいな!!思わず声をかけちまったぜ!」
というか派手派手うるせぇな。どんだけ派手好きなんだよ...
「お前のその化粧とか飾りも良いじゃん。派手だねぇ」
「お!お前わかってるじゃねぇか!!」
「いててて!肩を叩くな!」
こいつ力強すぎだろ...肩外れるかと思ったわ!!
「皆様、お集まられになられましたか」
そんな他愛もない話をしていると声がかかった。
どうやら始めるっぽいな
「始まるっぽいぞ!行くぞ派手山きんに君!!」
「誰が派手山きんに君だぁ!!てめぇ名前覚える気ねぇだろぉ!!」
仕方ないじゃないか。名前覚えるの苦手なんだもん。
産屋敷あまねと名乗った女性は最終選別のルール説明を始めた
要約すると
鬼のいる山に閉じ込めるから7日間生き残ってね☆
あと食料は自分で何とかしてね!
相変わらず糞だね!
それはともかくちょっと気になることがあるんよなぁ...
「なぁなぁきんに君」
「んだよ?あときんに君じゃねぇっての」
俺は小声できんに君に話しかけた
「あのあまねさんって人さ、多分だけど相当お偉いさんでしょ」
「お、よく気づいたな」
「だよね。何かオーラがもう違うもん」
「その通り。彼女は鬼殺隊当主であるお館様の嫁さんだ」
「おぉ、そしたらかなり凄い人やね」
やっぱりね。俺の勘に狂いはなかった
人妻ってのもいい味出してますねぇ!グヘヘヘ...
何?前は人妻でがっかりしていただろって?
違うなぁそれはぁ!
俺の癖は常に
「ちなみにだが既にご子息様が五人いらっしゃるんだぞ」
「五人?」
え?五人?あの年齢で?五人も?ドスケベじゃん!
いや~会ったことないけどお館様もお盛んですね!
全くけしからんけしからん!
「へぇ~あの見た目で五人か~デュフフw」
「なんだこいつ気持ちわりぃな」
割とガチで引かれてるが気にしないもん!
だって1年近くまともな女性を見てないんだもん!!
そうして最終選別が開始され
俺達は山の中に次々に入山したのであった
いや~入ったはいいけど視界が悪いねぇ!
月の光くらいしか明かりはないんじゃないかな?
でも今の俺はそんなことは気にしない!
だって今は最高にハイな気分だしな!!
「人妻!最高!!人妻!最高!!」
俺は両腕を左右に広げて叫ぶ。
端から見たら完全に変質者である
「イェイイェイ☆人妻最高~!人妻最高~!」
そうして変質者ムーヴをしていると後ろから気配を感じる
まさか同志か!?俺は勢いよく振り返る!
「お前も人妻最高と叫びなさいっ!!」
「「「...」」」
いや鬼やないかいっっ!!!しかも3匹いるし!!
心なしか鬼からもゴミを見るような目で見られてる気が...
そんな目で俺を見るなーー!!!
「いやいやお騒がせしてすみませんね。では俺はここで失礼しますね」
「おっと失礼するんじゃねぇよ」
チッ無理だったか
「まぁまぁここは示談で済ませましょうよ。血生臭いのはお互い嫌でしょう?」
「それは聞けねぇ相談だなぁ。なにせ年に一回のごちそうだからなぁ」
示談作戦も失敗!これは諦めるしかないか...
「おいてめぇらこいつは早い者勝ちだからな!」
「わかってるよぉ!」
「ヒャヒャヒャヒャ!!」
各々が叫びながら同時に突っ込んでくる
そうだよね諦めて戦うしかないよな!!
俺は腰に差してある二本のドスを引き抜き構える
閃の呼吸弐の型
二本のドスから繰り出される縦横無尽な斬撃は鬼達を捉えて2匹の首を宙に飛ばした
壱の型よりも威力は低いがこれくらいの鬼なら問題なさそうだ
だが一匹は仕留め損なったか...
2匹の鬼の身体が崩壊し始めている中、両腕を切られた鬼は痛みに怯んでいた
「悪いけどこいつの練習台になってもらうぜ」
俺は鬼の懐に潜り、左足を踏み込んだ。
その踏み込みは地面を割るほどである。
閃の呼吸参の型
剣による突きと発頸を組み合わせた攻撃であり、足、腰、腕と下から上に力を連動することで放てる
あの踏み込みから放たれる突きの威力は言うまでもなく
食らった鬼は胸に風穴を空けて吹き飛んでいった。
更にこの型の恐ろしい点は食らった場所の周囲の骨と内臓も破壊するという発頸の特徴も持っていることである
「このまま逃がしはしないさっ!」
俺は吹き飛んだ鬼を追いかける
鬼は奥の大木に血反吐をぶちまけて衝突していたがそれに一瞬で追い付く。
閃の呼吸壱の型 閃斬!!
そうして壱の型で最後の鬼の首を跳ねた
「さて、他にはいなさそうだな」
鬼の不在を確認した俺は夜が明けることを察し食料探しに勤しむのであった
こうして最終選別一日目が終了した
なんやかんやで四日目になりましたよと。
いやぁ意外といけるもんですな!
あの後も何匹かに襲われたけどノープロブレム!!
まぁ雑魚鬼しかいないってのに救われてるなぁ...
「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
なんて呑気なことを考えていると誰かしらの悲鳴が聞こえてきた。嫌なもの聞いちゃったな...
野郎しかいないのはわかってるけど放っておくのも寝覚めが悪いしなぁ...
生きてるかもしれないし一応見に行ってみますか。
そう思い現場に行ってみるとなんかやばいのがいた。
「うわぁぁ!!やめてくれぇぇ!!」
でっけぇ手が一杯生えた緑の鬼?がいたのだ...
しかもあの男は足を掴まれて宙吊りにされてるし放っといたら食われるなこれ...もう仕方ないなぁ!!!
閃の呼吸壱の型 閃斬
男を掴んでいた足を切断して助け出す。
着地は知らん。自分で何とかしろ
「おい、まだ動けるか?」
「ひっ、あんなのいるなんて聞いてない...!!」
だろうね、俺も知らんもん
「なぁ、あいつどうにかするの手伝っ『あんなの無理だー!!』
は?嘘だろ?助けたのに真っ先に逃げやがった!
あの野郎○ねばいいのに...助けなきゃよかった。
「あ~?何だお前~?」
手を再生させた手鬼(俺が命名)がこちらに振り向く
というかこいつ...よく見ると惜しいな。
あの無数に生えてる腕がもっと細ければ過激な触手プレイが出来たじゃないか!
もうすぐ大正時代になるだろうし「大正触手物語」とかいうavとか出せたら絶対爆売れするだろうね!
「本当に惜しいな。エロの原石になれたかもしれないのに...」
「...お前何を言ってるんだ」
なんか引かれたんだけど!
酷くない?ここに来てからそんな反応されたの三回目なんだけど!
少し落胆していると聞き覚えのある声が近づいてくる
「おいおい!とんでもねぇの相手にしてるなぁ!!」
「お、きんに君!」
「また増えやがったなぁ...」
ここできんに君が合流してきた!
このタイミング来るのはラッキーだな!
「早川!今どんな状況だ!?」
「えっと...俺がこいつに食われそうになってるやつ見つけたから助けたら逃げられてこうなってる」
「そいつは派手に不運だな!そんなお前にこの祭りの神である俺が手を貸してやろう!感謝するんだな!!」
「そいつは助かるわ。お礼に派手神きんに君に改名したげる」
「お前マジで覚えてろよ...!」
何でキレてるんだろう。折角名前がグレードアップしたのに
「なんだ作戦会議は終わったのか?」
「おぅ待っていてくれてありがとな」
何気にこいつ待ってくれたの律儀だなぁ...
「ここからは俺達が相手だぁ!!行くぞ早川ぁ!!」
きんに君が二本の太刀を構える。あれ重そうだな...
「おっけぃ」
俺も二本のドスを引き抜き戦闘態勢を取る。
そして最終選別一の激戦の火蓋が切られるのであった
大正コソコソ噂話
①瞬をジロジロ見ていた人たちは軽く
見惚れていたとかいなかったとか...(男なのにね)
②瞬のドスは日輪刀と同じ材料で出来ているので
最終選別にも持ち込み可能!