魔法科高校の特異生   作:ミ ズ

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少し遅くなりました!

アカメが斬る!面白いです!

それにハマったせいで投稿が少し遅くなりました!笑

ま、まあ、そんなこんなで!

本編をどうぞ!


入学編7

なぜだろう?

 

勧誘期間が終わり、清々しい気分で帰ろうとしたら、美少女の先輩にカフェへ誘われ、悪いことなどひとつもない

 

ひとつもないはずなのに、なんだ?

 

なんだこの殺気は?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜30分前〜

 

「それにしても、今やあんたと達也君は有名人よね〜」

 

そう言って横から声をかけてきたのは、エリカである

 

「こっちは大変だったんだぞ〜、そんな他人事みたいに…」

 

「だって他人事だもん」

 

「うっ…」

 

夜一は、エリカの正論に言い返せなくなる

 

「でもあんたはともかく、達也君があんなに強いと思わなかったわ〜」

 

「確かにな。自己流のキャストジャミングの話を聞いた時はホントに驚いたよ」

 

この一週間で達也と夜一は随分と有名になった、というよりなってしまった

 

それもそのはず、夜一は圧倒的かつ優雅な剣技で校則違反者を次々と捉え、達也は魔法を無効かし、かつ体術で相手を制圧させていた

 

今年の風紀委員には、化け物じみた1年が2人いる

 

達也と夜一は、今やこの学校に知らぬ者はいないと言えるぐらいに有名になっていた

 

ここでキャストジャミングについて補足しておくと、キャストジャミングとは魔法の発動を妨害する無系統魔法のことである

 

基本、キャストジャミングはアンティナイトと呼ばれる特殊な鉱石が必要となるが、達也は二つのCADを同時操作することで、特定魔法のジャミングを可能としていた

 

「そう言えばさ、夜一これからヒマ?」

 

「まあ、特に予定はないかな〜」

 

「じゃあさ、これから私と一緒にか「百鬼君!」い…もの」

 

エリカのセリフの途中で夜一を呼ぶ声がした

 

「百鬼君!」

 

振り向いた先には、髪を後ろでくくっているポニーテールの美少女がいた

 

「壬生先輩…でしたっけ?」

 

「2年の壬生紗耶香です。この前はありがとう。あの時のお礼がしたいんだけど、今から付き合ってくれないかな?」

 

あの時というのは、夜一が桐原の高周波ブレードを止めた時のことだろう

 

壬生はそう言って夜一に微笑んできた

 

夜一はその可愛さに思わず頬を染める

 

「ちょ、ちょっと待ちなさいよ!い、いいいきなり付き合うだなんて何言ってるのよ!」

 

エリカが口を挟んできた。

 

なぜかめちゃくちゃ焦っている

 

えっ、というか付き合うってそっちの意味だったの⁉︎

 

「えっ、って、ち、違うわよ!付き合うってそういう意味じゃなくて、ただお礼がしたいだけよ!!」

 

ですよね〜、わかってました…

 

壬生が全否定すると、ほんの少し残念な気がした

 

「と、ともかく!百鬼君!これから一緒にカフェテリアへ行かない?話したいこともあるし…」

 

壬生は少し赤くなりながらも提案する

 

「そうですね、まあそういうことならいいですよ。エリカ、悪いけど先に帰っててくれる?」

 

放課後に美人の先輩からのお誘い。エリカと一緒に帰れないのは残念だが、別に断る理由もない

 

「そう、それじゃあ行きましょうか」

 

そう言い、夜一と壬生はカフェの方へと歩いて行った

 

「放課後、二人っきりで、話したいこと?」

 

エリカが鋭い目つきで2人の後ろ姿を見ていたことに、二人とも気づかなかった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「えーと、改めて先週はありがとうございました。」

 

「まあ、風紀委員の仕事ですから」

 

今、夜一と壬生は2人でカフェテリアに来ていた

 

2人とも飲み物を頼み、席についたのだが、夜一は何か違和感を感じていた

 

ーさっきから微かだが気配を感じるー

 

「百鬼君?どうかした?」

 

「あっ、いえ、大丈夫です」

 

「?まあ、いいわ。穏便に済んだのは百鬼君が誰にも怪我をさせずにあの場をおさめてくれたからよ」

 

「まあ、そうなりますかね」

 

「それに、私は感動したわ。あなたの剣に魅せられた、この世にこんなに美しい剣技があるんだって」

 

壬生は目をキラキラと輝かせながら言ってきた

 

自分の剣を褒めてもらえるのは嬉しいが、ここまで正面から言われると照れてしまう

 

「でもそれを言うなら、壬生先輩の方こそ綺麗でしたよ」

 

「え、き、綺麗だなんてそんな…」

 

なんだ、顔を真っ赤にして俯かれたがなんか変な勘違いをしてないか?

 

「いえ、とても綺麗でした。あんな真っ直ぐな剣技は、僕には出来ません」

 

変な勘違いを避けるため、剣技を少し強調して言った

 

「あ、そーだよね、剣技の話だよね…」

 

そのとき、夜一の背に冷たいものが走った

 

夜一は突然の出来事に思わず、ガタッと音を鳴らせ席を立った

 

ーな、なんだ今のは?殺気なのか?ー

 

「百鬼君?」

 

壬生は突然立ち上がった夜一に不審な目を向けていた

 

「あ、いえ、なんでもありません」

 

夜一は座り直し、飲み物を飲んで気持ちを落ち着かせる

 

「そ、そう言えば、話って今ので終わりですか?」

 

夜一は、正直に言うと今すぐにでも帰りたかった

 

理由はわからないが、これ以上ここにいてはまずい!本能がそう呼びかけてくる

 

夜一は謎の恐怖に襲われていた

 

「そうだね、担当直入に言うと、剣道部に入らな「イヤです」はやっ!」

 

予想していた通りだ。

 

剣道部はどこかで勧誘してくると思っていたのであまり驚かない

 

「り、理由を聞いてもいいかしら?」

 

「もちろんです。風紀委員でただでさえ忙しいのに、部活までしたら大変ですから」

 

夜一はまともそうな意見を言っているが、本音を言えばめんどくさいだけである

 

「そ、そう…」

 

壬生は予想していたのか、驚きは少なかったが下を向いて落ち込んでしまった

 

「逆に僕を勧誘した理由は、剣技だけですか?」

 

壬生は一息ついて、決心したようにこちらを見つめてくる

 

「魔法科高校では魔法の成績が最優先される、でもそれだけで全部決められるのは間違ってると思わない?」

 

「というと?」

 

「二科生が魔法実技の授業を受けられないのは仕方が無い。でも魔法が上手く使えないからって私の剣まで差別されるのは耐えられない。魔法だけで私の全てを否定させはしない」

 

壬生は語っていくうちに、表情が強張っていった

 

きっとこれまでに差別された経験があるのだろう

 

「壬生先輩?」

 

「あ、だから私達は非魔法系のクラブで団結して、学校側に抗議するつもり、魔法が私達の全てじゃないって」

 

なるほど、だいたいの理由はわかったが具体的な案まで決まってはいないようだ

 

「だから百鬼君にも協力して欲しいの」

 

「お断りします」

 

夜一の即答に壬生は怯んでしまう

 

「ひとつ聞きますが、達也はもう勧誘したんですか?」

 

予想外の質問に壬生は驚く

 

「司波君はこれからのつもりよ」

 

「なら、達也の方が上手く言えるでしょうし、達也と話してからもう一度よく考えて見てください」

 

壬生先輩の案には具体性がない。気持ちだけが先走ってる状態だ

 

ならば、達也に任せた方が上手く行くだろう

 

「それでは失礼します」

 

それに先程から夜一と壬生を監視しているような気配が気になる

 

夜一がカフェから出ると、先程と同じ殺気を感じた

 

「夜一!あ、あんた壬生先輩になにされたのよ!」

 

「ってエリカ⁉︎ずっと待っててくれたのか?というかこの殺気ってお前だったのか⁉︎」

 

カフェから出たところで少し前に別れたはずのエリカがいた

 

そう言えば気配を感じたのもエリカと別れてからだったな

 

「いいから!質問に答えて!」

 

「な、何をそんなに怒ってるんだよ?」

 

夜一はエリカの怒りの理由の検討もつかなかった

 

「そ、それで、み、壬生先輩に、こ、ここ、告白されたの⁉︎」

 

エリカは頬を染めながら、しかし真剣な表情でこちらを真っ直ぐと見つめて来た

 

「って告白⁉︎そ、そんなわけないだろ!なんでそんな考えに至るんだよ!」

 

「だっ、だって、壬生先輩の表情が照れたり、決心したように思えたら、次は落ち込んでたりしてたし…」

 

たしかに思い当たる節はあるが、会話が聞こえなかったらそう見えるのか

 

「だだ勧誘されただけだよ。告白なんてされてない。というかなんでエリカがそんな心配するんだよ」

 

「そ、そう。ならよかった。そ、それより!こんだけ待たせたんだから、ケーキでも奢りなさいよね!」

 

エリカは安堵したと思ったら、次は理不尽な要求をしてきた

 

「なんか理不尽じゃないか?」

 

「いいから行くわよ!」

 

エリカは夜一の手を引き、夕日に照らされている校庭をかけていった

 

「好きな人が他の娘にとられると思ったら、心配するのは当たり前じゃない…」

 

「何か言った?」

 

「何も言ってないわよ!バカ!」

 

「なんか理不尽じゃないか?」

 

この後、夜一はエリカにたんまりと奢らされるのであった

 




今回は短めです!

次話の投稿を頑張って早くするので許してください!笑

それと感想書いて下さった方ありがとうございました!

これからも感想、批評お待ちしているので、気軽に書いてください!

では!
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