丸々二週間かかりましたが、できました!笑
ちなみにお気に入り200超えました!
ホントめちゃくちゃ嬉しいです!!!
ま、まあ、そんな感じで
本編をどうぞ!
夜一達が壬生を保健室に連れて行った後、裏で手を引いていたということで、剣道部主将の司甲も風紀委員によって取り押さえられた
壬生に関してだが、記憶と現実の違いが生じていた
結論から言うならば、壬生は勘違いで今回動いていた
また、壬生たちのバックには反魔法国際政治団体のブランシュという組織が着いていた
ここで達也の提案により、少数精鋭のメンバーでブランシュを壊滅させようという結論になった
「それにしても桐原先輩が来られるとは思ってませんでしたよ」
車に乗り込んだ夜一は先に乗り込んでいた桐原に声をかける
「俺が来たらおかしいか?」
「イマイチ来る理由がわからなくて…」
「あいつらのせいで壬生が泣いた。そいつらを壊滅させに行くって時に待ってられるかよ!」
桐原は手を思いっきり握りしめ、声も荒ぶっている
「そこまで思ってるんなら告白しちゃえばいいのに〜」
「なっ、う、うるせぇ!そんなんじゃねぇよ!」
桐原の真剣なムードから一転、エリカが茶化したことで車内には緩い空気が流れた
「おい、もうそろそろ着くぞ」
達也の一言で全員の表情が引き締まる
「作戦はさっき説明した通りだ。相手はあくまでテロリストだ。油断するなよ」
達也の声に各々が了解の意を示す
達也の言う作戦とは、正面からは達也と深雪が、裏口から十文字と桐原が乗り込む手筈になっており、夜一とエリカは正面で取りこぼしの撃退に当たっていた
「見えてきたぞ!」
桐原が呟くと、全員の視線が前へと向く
車の進行方向には少し大きめの工場が立っていた
車は猛スピードで工場の門へと向かっていく
「十文字先輩!」
このままでは門と激突すると言う時に達也が叫ぶ
すると車の前には透明な大きな壁が現れる
十文字家の魔法ファランクス
ファランクスはあらゆる攻撃を止め、無効果する十文字家の代名詞とも言える魔法である
一言で言うと最強の盾である
十文字の掛け声とともにファランクスは門へと向かっていき、門を粉砕した
「お見事です」
達也が褒めると、夜一とエリカは感嘆の声をもらす
「では作戦通りに」
そう言うと桐原と十文字は裏口へ、達也、深雪、エリカ、夜一は正面口へと向かった
達也のサーチ魔法で敵の数を教えてもらうと夜一とエリカが素早く片付けていく
エリカが満面の笑みで敵を狩っていくのが見え…、いや見えない!気のせいだ、うん、気のせいに決まってる
「達也達は先に行ってくれ!この程度なら僕達で問題ない」
夜一のセリフに敵が顔をしかめて、あからさまに殺気をはなってくる
「たかが学生にやられるかよ!」
敵はマシンガンを乱射してくるが、自己加速術式を使った夜一には到底当たらない
達也はその様子を見て、深雪と2人先を急ぐ
2人が行くのを確認すると、夜一は刀を持って背後から襲いかかって来ていた奇襲をいとも簡単に避け、体のひねりを利かした回し蹴りで敵を数メートル先まで吹き飛ばす
「さて、やりますか!」
夜一は笑顔で敵の殲滅へと向かった
「ようこそ、はじめまして司波達也君。後ろにいるお姫様は妹の深雪君かな?」
達也と深雪は夜一達と別れた後、眼鏡をかけた優男と相対していた
後ろには数十人がこちらに銃を構えている
「お前がブランシュのリーダーか?」
「ああ、失敬。僕がブランシュ日本支部のリーダー、司一だ」
一が言い終わると同時に達也は自分の持つ白銀のCADを目の前の男に向ける
「一応投降の勧告をしておく。全員武器を捨てて両手を頭の後ろに組め」
数多くの敵にも関わらず、達也は動じない
「ハッハッハッハッハ、魔法が絶対的な力だと思っているなら大きな勘違いだよ」
一の笑い声が部屋の中に響く
「司波達也君、我々の仲間になりたまえ。アンティナイトを必要としない君のキャストジャミングは非常に興味深い技術だよ」
一は達也の方へと手を差し伸べてくる
後ろのもの達が銃を構えている所を見ると、断ったら撃つということなのだろう
「さあ、我々の同志になりたまえ!司馬達也!」
一はそう言いながら右手で眼鏡を高く投げ、髪をかきあげた
すると一の眼から紫色の光が波紋上に広がっていく
達也の頭が俯いたのを見て、一は勝ち誇った顔でニヤリと笑った
「意識干渉型系統外魔法、邪眼。この催眠術で壬生先輩の記憶もすり替えたのか」
「お兄様、では…」
「ああ、壬生先輩の記憶違いはこれが原因だろう」
達也に魔法が効いた様子は全くなく、自然に深雪と会話する
「き、貴様……なぜ?」
「眼鏡を外す動作で意識をそらし、左手でCADを操作する、簡単な手品だ。術式の1部を消去してやれば、お前の魔法などただの光信号だ」
「なっ、貴様の対抗魔法はキャストジャミングじゃなかったのか?」
一は頬に汗を垂らし、見るからに動揺していた
「く、クソ!撃て、撃てーー!」
一の号令に全員が銃の引き金を引こうとするが、突然銃がバラバラに解体される
「な、なんだコレは?」
一は達也を化け物を見るように見る
すると突然の冷気に一は後ろを振り向く
そこには氷の彫刻と化した部下達がいた
こんなことができるのは深雪以外誰も該当しないのだが、一は冷静な判断が出来ずパニックに陥る
「ご、五獣。なんとかしろ!」
一の掛け声に1人の人影が一と達也の間に入り込む
「よっ!術式の読み取りやニブルヘイムなんてお二人さん何者だい?」
そこには金色の髪をピンで留めた絵に書いたような美少年がいた
美少年は場違いな呑気な声色で達也達に話しかける
「何者だ⁉︎」
達也は警戒心を最大に高める
深雪のニブルヘイムを喰らって平然としている⁉︎
「おっと、そう言えば名乗ってなかったな…。俺はキリン、何でも屋五獣のリーダーやってんさ」
キリンは笑顔で達也達に笑いかけるが、達也は深刻な顔をしていた
「五獣だと⁉︎」
「お兄様、ご存知なのですか?」
深雪は達也の様子に気づいた
普段からずっと一緒にいる深雪だからこそ気づいたのだろう
少しだけど動揺している?
あまり見慣れない達也の様子に深雪は少し不安になる
「何でも屋五獣、報酬さえ払えばどんな仕事もやる。メンバーは5人だけだが、戦力は一軍隊同等と聞く」
「なっ、5人で一軍隊同等ですか⁉︎」
深雪は目の前の敵への警戒心を一気に上げる
「しかし妙だな…。五獣を雇うには高額な報酬を払わないといけないと聞いた。たかがブランシュにそんな報酬払えるとは思えないが…」
「ああ、俺も初めはここの傭兵なんて断ろうと思ってたんだがよ、報酬がコレなら悪かねーなってな」
キリンはそう言いながら、腕を上げる
腕まくりされた腕には腕輪が一つあるのみである
深雪は首を傾げるが、その疑問には達也が答えた
「アンティナイトだな?」
「せいか〜い。コレばっかりは違法的な手段でしか手に入んねーからな〜」
アンティナイトは軍事物資なので、基本は一般人の到底手に入るものではない
「さて、これからどーする?コイツ殺るってんなら俺は止めるけど?」
キリンは言いながら一を指さす
一に関しては腰が抜けているようで、這いながら一生懸命達也から遠ざかっている
「2対1で勝てると思ってるのか?」
達也と深雪、2人の実力は国内有数と言っても過言ではない
その2人を相手にするのは、例え誰であろうと苦戦を強いられるだろう
「2対1?そう言えばアイツ…」
キリンはため息をつきながら、ある氷の彫刻に近づき数メートル蹴り飛ばした
「おい!いつまで寝てんだよ!早く起きろ!」
すると先程まで彫刻と化していた少女が目をこすりながら起き上がる
「むにゃ…氷、冷たい…、きもちいい?」
「俺に聞くな!ってか仕事だ。やるぞ、セイ」
セイと呼ばれた少女は欠伸をしながら立ち上がる
セイは灰色のパーカーにショートパンツという服装だった
フードを被っているので良く見えないが、青色の髪がはみ出ていて、赤色の眼鏡が特徴的である
キリン、セイの2人は達也達と向き合う
「一つ聞きたい」
「うん?なんだ?」
突然の達也の疑問にキリンは首を傾げる
「五獣は5人いると聞いた。他の三人も来ているのか?」
「ああ、正面玄関に2人、裏口に1人だ」
達也は思わず舌打ちする
夜一達、桐原達にも敵がいる
「そうか、ならすぐに終わらせてもらう」
深雪、セイが凡庸型、達也、キリンが銃系統の特化型CADをそれぞれ構える
キリンは突然の寒気を感じ、セイを抱えながら横に大きく跳ぶ
すると先程までキリンの背後にあった彫刻、というか人が塵と化した
「おいおい…、シャレになってね〜ぞ…」
「シャレじゃないからじゃない?」
「うるせー!揚げ足取るな!」
キリンが深刻そうな顔をするが、それに対しセイはいつも通りのマイペースさである
「!なんか、くる!」
突然、セイが何かに反応したかと思えばキリンの体が徐々に氷はじめる
深雪のニブルヘイムである
「セイ!」
「りょーかい」
キリンがセイを呼ぶと、セイも言いたいことがわかったようで、CADを操作する
数秒も経たないうちにキリン達の周り一帯を熱気が覆う
インフェルノ、ニブルヘイムと同じく高難易度の領域魔法である
セイの放ったインフェルノにより、深雪のニブルヘイムはほとんど相殺される
「なっ!!」
深雪と達也は敵の高等魔法に動揺するが、攻撃を続けてくる
キリンは達也の攻撃を避けながらも、魔法で応戦するが達也の術式解体により無効果される
深雪とセイの実力は同じようで、お互いがお互いの魔法を相殺しあっていた
ピーー〜、ピーー〜
突然、無機質な音が部屋に響く
「おっと、悪いが時間切れだ。戦う理由がなくなった」
キリンは腕時計のアラームを止めながら言う
「どういうことだ?」
「俺たちが雇われてたのは今までだ。もう契約終了だ」
どうやら五獣の営業時間は終了したらしいが、それを聞いた一はギョっとしている
「なっ!ま、待て!ならば延長だ!改めて五獣を雇おうではないか」
一が必死にキリン達を引きとめようとする
「ブランシュにもう俺たちを雇えるだけの報酬は用意出来ないはずだ」
「く、クソッ!クソがぁぁ〜」
一はどこかの三流のような悲鳴を上げて逃げて行った
実際三流だけど…
「じゃ、俺らは正面の2人回収してくるわ。機会があったらまた会おうな〜」
「うぅ〜、眠たい」
キリン、セイの2人は手を振りながら正面玄関へと歩いっていった
「お兄様…」
「ああ、2度と相手にはしたくないな…」
達也、深雪の2人は一の逃げっていった方へと向かって行った
時は少々遡る
夜一、エリカの2人は達也達と別れた後、敵を片っ端から気絶させていった
「ふぅ〜、こんなもんかな」
「まあ、ストレス発散くらいにはなったかな〜」
2人はそう言いながら、背中合わせで座る
2人で戦いの余韻に浸っていると、2人とも一気に表情が真剣になる
「エリカ!」
「こりゃあ、只者じゃないわね〜」
正面の入り口から二つの気配を感じる
武術に嗜んだ2人だからこそわかることだが、二つとも只者ではない気配がしている
出て来たのは、そんな気配の似合わない2人の少年少女だった
1人は茶髪のショートヘアの少女で、年齢は夜一とあまり変わらないだろう
上下ともにジャージ姿ではあるが、その上からでもわかるくらいのいいスタイルをしていた
もう1人はエリカとほぼ同じような赤髪で、つり目なのが特徴的である
こちらの少年は赤色のシャツを羽織っているが、筋肉が鍛え上げられているのが目に見えてわかる
「はい!こんにちわです!あなた達が侵入者でありますか?」
「えっ、あ、ああ、はい。侵入者であります」
少女が元気良く挨拶して来たので、夜一もなんとなくそのノリで返してみる
「なにやってんのよ…」
「いや〜、つい」
エリカが白い目で見てくる
「おい、パコ!そんな挨拶いらねーんだよ!とっととやるぞ」
「ああ〜、スザクさんせっかち過ぎます!もっと落ち着いてください」
「ああ⁉︎ケンカうってんのか!」
どうやら礼儀正しい少女がパコ、荒々しい少年がスザクと言うらしい
というか勝手にケンカ始めないで欲しい
「ねぇ、コレ、どーする?」
「あたしに聞かないでよね〜。まあ、放っとけばいいんじゃないかな〜」
夜一は対処に困るが、エリカは完全に放置していた
「とりあえず!ケンカは後です!今は仕事しますよ!」
「だから最初からそう言ってんだろうが!」
うん?ケンカ終わったのかな?というかヤル気満々みたいな顔してるけど、さっきから何がしたいのかな?
するとパコが猛スピードで夜一に殴りかかってきた
突然のことだが、夜一は持ち前の反射神経でそれを受け流す
「確認だけど、君もブランシュのメンバーってことでいいんだよね?」
夜一に襲いかかって来ると言うことは、相手がブランシュと言うこと意外に考えられない
「違うであります!私たちは傭兵なのです!」
パコはそう言うと再び襲いかかって来る
正直、説明すっごい雑いけど、まあ雇われた傭兵ってことにしとこう
パコは肘鉄で攻撃してきたと思ったら、フェイントで柔道の投げ技を仕掛けてきたりする
魔法はどうかは知らないけど、体術だけなら九重さんと同じくらいだな…
夜一はパコに少し感心する
しかも腕のアンティナイトからキャストジャミングもしてきているので、純粋な体術の勝負となる
パコの体術は相当なレベルなのでこれに勝てる相手と言ったら限られて来るだろう
だが、それは相手が夜一なら話は別である
夜一は敵の突きを紙一重で避けてから、パコの腕を引っ張ることで体制を崩させる
それから一気に相手の腕の袖を引っ張り一本背負いで相手を壁へと投げつける
「むぎゅっ!」
よくわからない悲鳴を上げながらもパコは倒れた
夜一は自分の戦いが一段落したのを見て、エリカの方へと視線を向ける
エリカはスザクと戦っている真っ最中らしく、2人とも相当な剣の腕を持っていた
するとその瞬間にエリカの横腹に小さな穴が空いた
エリカはゆっくり膝をつき、倒れる
後から気づいたが、スザクは剣で戦いながら小さな氷の弾を猛スピードで打ち出して攻撃していた
エリカは剣に気を取られすぎて、死角からの攻撃に気づけなかったのだ
始めは何が起きたのかわからなかったが、エリカの服が少しずつ紅く染まって行く
少しずつ現状を理解して行く、していってしまう
急いでエリカの元へと駆け寄ると苦しそうにお腹を抑えている
「エ…リカ?…エリカ!」
「心配しなくても……生きてるわよ…。それより…アイツ……、相当……強い…」
エリカは言い終えると口から血を吐く
ヤバイ!!いくら急所を避けたと言ってもこのままじゃ…
このままじゃ…?
このままじゃ………エリカが……
エリカが………死ぬ?
夜一の背筋に冷たいものが走る
腹から血……死ぬ?
ドクンッ
エリカの姿が七年前の姉と被る
ドクンッ
また……大切な人を…失う?
また…あんな…あんな思いを…?
「ハッ!千葉の娘って言うから少しは期待したんだが、口ほどにもねーな。でっ?次はお前か?」
スザクはじっとエリカを眺めている夜一に問う
「おい!聞いてんのか?」
スザクは反応のない夜一に近づこうとした時、夜一が不意に頭を上げ、目が合う
スザクは夜一の怒りを目線越しに感じ、足を止める
「よ、夜…一…」
何を言おうとしたのかわからないが、エリカは途中で気絶してしまう
急いでエリカを医者に見せないといけない
けど、その前に、エリカをこんな風にしたやつを……
夜一の目には確かな怒りがあった
「エリカは、必ず僕が護る!」
夜一は制服を脱いでエリカに被せると立ち上がってスザクと向き合う
「ハッ、次はお前か。俺はパコみてえに弱かね〜ぞぉ!」
「我、敵が憎き、世界が憎き、己の弱さが憎き。
百鬼の血よ!
我が思いに応じ、我が道を開け!
秘術
ーーーーー鬼神化ーーーーー」
なんかもう、はい、迷走してる感があります
今、半分暴走してる状態なので、感想、批評書いて欲しいです
オリキャラ、オリ展開でホントよくわからないことになってます
意見があれば些細なことでもいいのでいって欲しいです
とりあえず、お疲れ様です…(_ _).。o○