ゲーム出身の一般アークスが、オラリオでダンジョンアタックするのは無理がある   作:柳沢紀雪

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この日が来てしまった

※誤字報告および評価ありがとうございました。
 あと、今回アンケートがありますので、よろしければ協力お願いします。
 →終了しました。協力ありがとうございました。


閑話:神会騒動

ついにこの日が来てしまったかと、ワカヒルメは下腹部に広がる鈍い痛みに眉をひそめた。

 

「どうしたの? お通じが悪いとか?」

 

 と、バイト仲間の女神がポンポンと肩を叩いてくる。

 

「そんなんじゃないよ」

 

「知ってるわよ。しっかし、ずっと眷属ゼロだったあんたがねぇ。初めての眷属が最速記録更新してどんな気分?」

 

「こういうのはさ、もっとタイミングってのがあるんじゃないかって思うんだよね」

 

 バイト仲間の女神も零細で、眷属が三人しかいないし、三人とも現在レベル2ではあるが、ランクアップには相当な時間がかかったと言うらしい。神会について相談したところ、彼女も参加権があると言うことなので着いてきて貰ったのだ。

 

「なに贅沢なこと言ってんのよ。自分の子供(眷属)がランクアップしただけで万歳三唱だってのに。あんた、最速記録更新するっていう意味、ホントに分かってる? 誇張なしで未来の英雄候補を抱え込んでるってことだからね? それも二人も。しばらくしたら一年たって、改宗(コンバージョン)可能になるから、引き抜きだって盛んになるに決まってるわ。下手したら、それが原因で戦争遊戯(ウォーゲーム)にまで発展するかも知れない。あんた、それを何とか出来るわけ?」

 

 怒濤の正論に胃に穴が空きそうなワカヒルメ。しかも、たちの悪いことにワカヒルメが必要としているのは職人の眷属であって、探索系の眷属は二人だけということに決めていて、しかもギルドの登録を探索ではなく職人系にしているのもそろそろつっこみが入りそうではある。

 

「あー、職人がほしい……」

 

「贅沢すぎよ、あんた」

 

 と言いつつ、円状の階段席の指定された場所に小さくなりつつ座り、隣にバイト仲間の女神に座って貰った。

 

「こんな前の席に座るの、こっわ。入ってきた途端えっらい視線感じたんだけど?」

 

「我慢だよ、我慢」

 

 徐々に神々も集まり初めて、開催時間が刻一刻と迫ってきている。今回司会を務める男神も中央の席に収まり、いよいよ会場にも熱が入ってきた。

 

「よー、あんたがワカヒルメか? なんや、貧乏臭いなりしとんなぁ」

 

「あら、ロキ。今日の主役にそんなことを言うべきではないわ。こんなこと、なかなか無いことなんだから。言ってくれれば、私のドレスを貸してあげたのに」

 

「はっ! フレイヤのドレスなんて胸やら尻やらスッカスカで逆にみっとものぅなるで」

 

「あらぁ、ごめんなさいねぇ。あなたには酷な話だったかしら?」

 

「あぁん? どういう意味や? フレイヤぁーー」

 

 お前ら、プロレスはよそでやれやとはさすがに言えなかったようだ。

 

「ねえ、ワカヒルメ。話題にされてるよ」

 

「知らない、私には聞こえない……アマテラス様、助けて…………」

 

「ほぉん。自分、アマテラスんとこと繋がりあるんや。ほな、仲良ぉしよか」

 

「ひぃ……」

 

「いや、弱いものいじめはやめようね、ロキ」

 

 バイト仲間の女神は必死に助けようとするが、さすがに眼前の二柱の女神に敵うわけもない。現在のオラリオの二大ファミリアの主神に目をつけられるということは、実際不幸なことが多い。

 

「さぁさぁ。そろそろ会議を始めようか。みんなそろったかな?」

 

 と、緑の帽子を被ったちょっといけ好かない感じの男神が、大げさに腕を広げて会議の開催を宣言する。

 

「今日はヘルメスが司会かいな。あいつ、いつの間にもどっとったんや」

 

「不思議よねぇ、彼」

 

 最初はよくある話題から、ちょっとしたニュース(どこそこのファミリアで猫が生まれた、迷子の犬が見つかった、川に小型のサメが紛れ込んだなどなど)、外のニュース(これはヘルメス自ら)、近々外部国家が兵隊を率いて攻めてくるなどなどが伝えられ、これだけ見れば割と真面目な(?)会議に思えるから不思議だ。

 

「さて、それじゃ、そろそろ今日のメイン行ってみようか」

 

「「「うぉーーーー」」」

 

「ひぃ……」

 

 まあ、何をと言う必要は無いだろう。最速ランクアップ記録を更新したワカヒルメファミリアの眷属2名についての議題だ。

 

 そう、2名。最速記録更新を同時に2名成し遂げた。これは、どれほどのことなのか、ワカヒルメには少し想像できない。全く自分とは関係ない世界だと思っていたことだ。

 

「さてさて、ここに偉大な記録が打ち立てられた。しかも、2人分だ。2人同時に最速記録が更新された。これは偉大としか言い様がない。前代未聞だ。さらには、それが同じファミリアの眷属だったなんて言われちゃ、ロキやフレイヤは気が気じゃないんじゃないかな?」

 

「うっさいわ」

 

「黙りなさい、駄神」

 

 水を向けられたロキとフレイヤは、割と真面目に不愉快だったようだ。

 

「お、お腹が……ちょっと席を外していいかい?」

 

 と、ワカヒルメはできる限り、ちょうど机から頭だけが見える程度まで身を縮めてつつ、手のひらを上げてブツブツと発言した。

 

「「「却下!!!」」」

 

 そんなの誰も逃がしてくれるわけがないのだ。

 

「なぁ、ワカヒルメぇ。お前、職人系のファミリアなんだろう。俺が引き取ってやってもいいぜ」

 

「な! お断りだ。それに、あの子達を一方的に入れてあげなかったくせに、今更よこせなんてどの口がいうんだよキミ達は!」

 

 さすがのワカヒルメもそれには怒った。子連れの小人族の女性だからって、行くところ全部に断られたって話は一生忘れないし、それで、こんな情けない自分を選んでくれた恩を忘れるわけはないのだ。

 

 と言っても、本人達も入りやすい大手ではなくて、中小零細どころを狙ったことも問題ではあったが、それは棚に上げておくことにする。ちょっとでも状況を有利にするためだ。

 

「はいはい、それじゃ、二人の詳しい情報を確認してみようか。まずは、ヒューマンの子供の方だ」

 

 と、ギルドから提供して貰った肖像画を、ちょっと大きめに書き直してパネルにしたものをテーブルに立てた。わざわざご苦労様でした、アンドロメダ。

 

「相変わらずでっかいツインテールだな」

 

「ピンク髪って珍しいよね。あれって、染めてるの?」

 

「髪色ソムリエの俺によると、うん、地毛だな!」

 

「そんなソムリエあるんかいな」

 

「つーか、日常生活とか戦闘とか邪魔になんねぇの? どう考えても引きずるだろう」

 

「なーんか、平気っぽいのよね。その辺どうなのよ、ワカヒルメ」

 

「いろいろ工夫してるみたいだね……」

 

「その工夫が知りたいんだけどぉ?」

 

「ファミリア機密だよ」

 

「ずっるーい」

 

 髪を美しく保つ方法は、人神を問わず、女性にとっての永遠の課題だ。といっても、ベルディナについてはほとんどフォトンで何とかしているので参考にはならないのだが。

 

「さてさて、詳細に移ろうか。名前はベルディナで、名字はなし。辺境の名前もないぐらいのど田舎からのお上りさんで、身長は138セルチらしいね」

 

「「「「ちっさ!!」」」」

 

 ヘルメスは手元の羊皮紙を見ながら一つ一つ確認していく。

 

「んで、スリーサイズは……上から…………」

 

「おい、待てヘルメス。なんで、君がそんなこと知ってるんだ」

 

「それは、秘密です」

 

「この場で送還してやる!」

 

 と、珍しくワカヒルメが立ち上がってヘルメスに飛びかかろうとするのをバイト仲間の女神が取り押さえた。

 

「あんた、ずいぶん元気になったわね」

 

「ベルディナとエルティナは私が守るんだ」

 

「あらあら、立派な主神様だこと」

 

 結局スリーサイズも白日の下にさらされて、「ロリ巨乳」の二つ名が与えられかけたがさすがに却下になった。

 

 ちなみに、ベルディナは巨乳と言うほどではない。大きさよりもバランスを優先したので、控えめだがとてつもなく形がいいのだ。

 

「で、使用する武器は片手剣一本で、飛び跳ねたり回転したりして戦うみたいだね。魔法は使っているところは見たことがないらしいけど。ワカヒルメ、その辺はどう?」

 

「魔法は発現してない。スキルは秘密だ」

 

「まあ、当然よね」

 

「戦い方は、アイズたんに似てる感じやな。さすがに空は飛べへんやろうけど」

 

「当たり前だよ」

 

 といっても、あの二人ならいずれは空も飛びそうな予感さえしてしまいそうになる。実際、何でもありなんだよなぁとワカヒルメは思った。

 

「さて、ここまでで何か質問はあるかな?」

 

「年齢は?」

 

「えーっと。ギルドの登録では9歳ってことになってるね」

 

 

「幼女じゃん」

 

「じゃあ、二つ名は【快速幼女(スピードガール)】だな」

 

「「「賛成!!!」」」

 

「反対!」

 

 ワカヒルメはさすがにそれはダメだと思って、必死だ。

 

 

「いやいや、せっかく最速記録更新したんだからさ、【最速幼女(マッハガール)】のほうがよくね?」

 

「「「それな!」」」

 

「いい加減幼女から離れろ!!」

 

 

「いや、ここはツインテールというのを重視してだな。【最速の二叉髪(ファストツインテール)】でどうだ」

 

「「「ダッサ」」」

 

「いや、ダサいよそれは」

 

 

「戦い方を聞くと猫っぽいのよね。【子猫(キティ)ちゃん】でどう?」

 

「「「それ、なんか違うくね?」」」

 

「自分の眷属を子猫ちゃんなんて呼びたくないよ」

 

 

 その後も、最速や幼女や猫やツインテールの組み合わせがいろいろ出たが、一応の妥協がなされ決定となった。

 

「よーし、それじゃ、ベルディナの二つ名は【猫又(ツインテールキャット)】に決定ということで意義はないかな?」

 

「「「異議なし!」」」

 

「ふぅ……まあ、何とかなったか……」

 

とりあえず、一番マシ(?)なところに落ち着いて、ワカヒルメはホッと胸を撫で下ろした。

 

 

◇◇◆◇◇◆◇◇◆◇◇◆◇◇◆◇◇

 

 

「それじゃ、本命(・・)行ってみようか。次はこの子だ」

 

 と、いったんベルディナのパネルは下げられて、伏せられていたエルティナのパネルが露わになった。

 

「まさか、小人族が最速出すとはおもわなんだなぁ」

 

 と、ロマンスグレーの男神が感慨深く頷いた。

 

「お察しの通り、この子は小人族の二十歳の女性で、名前はエルティナで名字はなし。先ほどの【猫又(ツインテールキャット)】を”お嬢様”と呼んでるから、主従関係にあるのかなってことだけど、その辺どうなってる? ワカヒルメ」

 

「あの二人の関係は……難しいよ。ひとまずは、エルティナがベルディナの保護者って扱いにはなってるけどさ」

 

 一応、ワカヒルメは二人の関係を聞いているが、それはトップシークレットだ。

 

「そうか、じゃあ、下手に口出しは出来ないかな。続けるけど、ダンジョンでは主に【猫又(ツインテールキャット)】のサポーターをしているようだね。主には回復と支援みたいだけど、回復魔法1種類に支援魔法が2種類、しかも攻撃のアビリティを向上させて、防御力を上げるって、なかなかすごい魔法が使えるみたいだね」

 

「しかも、それ全部速攻魔法か、超短文詠唱って話やろう? さらに、マインドダウンする様子もないって、基本的にポーションいらずってことらしいやん」

 

「「まことか!」」

 

 と、ディアンケヒトとミアハが叫んだ。仲良いね。

 

「せやけどなぁ、ヘルメス。うちの団員の目撃情報によると、攻撃魔法も2種類ぐらいは使っとったらしいんやけどなぁ」

 

 ロキはいぶかしげにワカヒルメを睨んだ。細目が開くとちょっと怖い。

 

「ノーコメントだよ」

 

 ワカヒルメは何も言わない。実際、ワカヒルメはエルティナがどれほどの魔法が使えるのか把握していないのが実情だ。少なくとも10は越えているはずだとは思っているが。ちなみに、エルティナもベルディナも隠すつもりはなく、ただ言う必要も無いと考えているだけだ。聞いたら教えて貰える程度のことであると補足しておく。

 

「回復ができて、支援も堪能、しかも攻撃も出来るってなると、こりゃ、【賢者(セージ)】やな」

 

 おっと、ロキが初手をになった。これは、効果的だぞ。

 

「あら? ひょっとして、ロキ、それはあなたのところの【勇者(ブレイバー)】にちなんでるのかしら?」

 

「なんや、フレイヤ。なんか文句あるんか?」

 

「いいえ、ロキ。だけど、私なら……そうね……【巫女(ヴォルヴァ)】なんてどうかしら?」

 

 なんと、フレイヤが二つ名合戦に名を上げたではないか。

 

「何を言うか、そんなものは【小聖女(リトル・セント)】一択じゃろうが。それ以外何があるというのか!」

 

 ディアンケヒトまで参戦し始めた。これは思わぬダークホースが期待できるぞ。

 

「俺が、ガネーシャだ! 俺からも名を与えようじゃないか! まさにこれは【慈愛(シーター)】であろう!」(シャキーン)

 

 あろうことか、ガネーシャまで名乗りを上げているではないか。どうなっているんだ、オッズはむちゃくちゃだ。

 

「あらあら、女の子なのだからもう少し華やかなものがいいと思うわ。そうね、【星乙女(リーブラ)】なんていいんじゃないかしら」

 

 どうやら、アストレアも黙ってはいられなかったようだ。配当はどうなる。

 

「いやいや、ガチ過ぎん?」

 

 と、どこかの男神がつぶやいたが、ワカヒルメも同じ気持ちだ。

 

(私は、思い違いをしていた。ベルディナさえ通ったら、エルティナは問題ないだろうなんて思ってしまった)

 

 実際は、エルティナが大トリだったのだ。先にベルディナで皆好き放題させて、エルティナでガチる。ベルディナに大手のファミリアがだんまりを決め込んでいたのは、興味が無いというのではなく、エルティナのために力をため込んでいたのだ。

 

 さては、談合してやがったな、こいつら。

 

 冷静に考えれば当たり前だ。エルティナ一人いたら、遠征で回復アイテムの消費量は半分以下になるだろう。ステイタス向上魔法で攻撃も防御も強化されれば、負傷者も激減するだろう。今までにない場所にまで進出できる。引き抜けなくても、二つ名という縁をつないでおけば、いつかの遠征に助けになってくれるかもしれないというスケベ心がすべてを動かしている。

 

「まてまて、みんな。まずは主神の希望を聞いておこうじゃないか。ねえ、ワカヒルメ」

 

「あ、えっと。うん、そうだね。本人からの希望もあるから、先にそれを……」

 

「なんや、ゆうてみ?」

 

「さぞ、素敵な異名なのでしょうねぇ」

 

「いや、いじめちゃダメでしょ」

 

 と、バイト仲間の女神も守ろうとするが、さすがに二大ファミリアの主神相手には強くは出られない。

 

「えっと、その……【一般小人族(リトル・ノーマル)】だってさ……」

 

「「「「却下!!!!」」」

 

 ちなみに、ベルディナからは【一般冒険者(オーディナリィ)】との希望を貰っていたが、それは出す機会が無かった。

 

「いやいや、あれで一般人はないわー」

 

「あの子で一般だったら、他の小人族どうなんのよ。絶対喧嘩売ってるでしょ」

 

「それは、私もそう思ったけどさ……」

 

 ワカヒルメも、それで一般はないんじゃないとは思ったが、かわいい眷属がそう言うのだから尊重しようと思ったのだ。

 

「さて、ワカヒルメの案は無事却下されたとして、どうしよう? 投票でもする?」

 

 ヘルメスは決定権を放棄して、とりあえず民主主義という連帯責任に逃げようとした。

 

「投票用紙は用意してあるの? あったわ」

 

 と、なぜかいつの間に、あるいは最初から全員の座席に一枚の小さな紙片が置いてあった。

 

「だれか、神の力(アルカナム)使ってね? これ」

 

「それじゃ、おのおのこれがいいと思った二つ名を書いて、無記名で投票してくれ。もちろん、新案も受け付けるから気軽にね」

 

 と言うことで、ワカヒルメもブツブツ言いながら、紙に「一般小人族(リトルノーマル)」と書いて、二つ折りにして巡ってきた投票箱にヤケクソに叩き入れた。

 

 さて、結果はどうなったかな?

 

 

 

 




アンケートよろしくお願いします。結果によって今後の展開が若干変わるかも? って感じです(変わらないかもしれない)。
→終了しました。

※追記※

■謝罪
 活動報告にも書かせていただきましたが、アストレアが提示した星乙女(ヴィルゴ)ですが、ヴィルゴ=乙女座はデメテルを象徴するとのことのようでした。アストレアを象徴するのは天秤座=リーブラでしたので、本来なら、星乙女(リーブラ)にするべきでした。本文では修正しますが、アンケートでは修正がしにくいので、いったんは星乙女(ヴィルゴ)でアンケートを採ります。もしも、アンケートで星乙女(ヴィルゴ)が1位を取得した場合は、星乙女(リーブラ)に修正の上、本編にて使用する予定ですので、ご容赦ください。

エルティナの二つ名はどれがいい?

  • 賢者(セージ)ロキ
  • 巫女(ヴォルヴァ)フレイヤ
  • 小聖女(リトル・セント)ディアンケヒト
  • 慈愛(シーター)ガネーシャ
  • 星乙女(ヴィルゴ)アストレア
  • 一般小人族(リトル・ノーマル)本人
  • どれでもいい
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