ゲーマーたちの執念   作:航作祐人

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6話 俺の知らない真相

俺は道のど真ん中では迷惑なので、ちょっとした喫茶店へと足を運んだ。

「そんなことがあったんだ。まさか、このゲームのプレイヤーが全員、そんなところに集められていたなんて」

「本当に知らないんじゃ、このゲームがログアウトできないのも知らないのかな」

「なぜか知らないけど、それだけは知っているよ」

「おかしいわね」

 アヤカは頭を抱えている。というよりもこの人は現実ではどのくらいの年なのだろうか。アバターは自分の外見で、それでもとても若いと思える。

「失礼ですけど、あなたは何歳ですか?」

「女性に歳を聞くのはよくないと思うけど、私は二十歳よ。だから、大学生なの」

 自分よりも年上なことに驚いてしまう。どう見ても大学生には見えんぞ。どこぞのJKかと思った。

「そうだったのですか? それは失敬。それでこの世界では何が起こっているのですか?」

「いきなり敬語にならないでよ。普通にため口でいいからね。

 話を戻すとこの世界ではログアウトできないから死ぬか、生き抜くためにゲームをクリアするしかないの」

「それじゃあ、死んでしまったら現実ではどうなるの?」

「それが現実の自分までもが死んでしまう。はっきり言うとデスゲームというわけ。だから気を付けるの」

「へぇ。その辺は全く知らなかった。それで、茅場晶彦という人は知っている?」

「それは知っているよ。だって、このゲームがデスゲームと解説した本人こそがその人なのだから」

「そうだったのかよ。これは驚きだよ。じゃあ、あいつは何を考えているんだ。俺を広場に集めなくって、何を望んでいるのか?」

「いきなり、製作者を呼び捨てだけど、もしかして顔見知りとか?」

「いや、そういうわけじゃなくって、俺にゲームを送ってきた本人で、俺は今試されているんだよ。なんかあちらからすると俺を実験として使いたいらしいね。だけど、本当に研究者が考えていることは全くわからないのが事実だけど」

 俺が少しすごいことでも行ったのか、アヤカは目を輝かせていた。それはすごいものを見て、奪いたいような気持ちみたいだ。女って、恐ろしい。

「それはすごいね。私は並んでまで買ったのに。それなのに、もらえるなんて羨ましすぎでしょ。だとしたら、あなたとパーティー組んで正解だったかも」

「それはお疲れさまだね。なんか期待されているんだけど」

「それよりも隣町にいきましょ」

 コーヒーと紅茶を頼んでいたので、お代は俺が支払い、店を後にした。そのあと、俺はアヤカに手を引かれて、町を出る門をくぐり抜けるのであった。

 




 今回、更新が遅れに遅れてしまい、すいませんでした。やっと6話です。まだまだ話の展開が読めないと思いますが、少し原作とは違ったないようにできるように努力中です。
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