異世界卜部 〜異世界でもコードギアスの世界でも四聖剣は虚名にあらず!〜   作:シャール

22 / 22
歪んだ 歴史 の 末

 政庁が見えてきた!

 

 俺は速度を緩め、地上に着陸する。

 酷い有様だ。前の歴史よりも被害が多いのではないかと思う。

 

 おそらくは敵味方入り混じった乱戦によるものだろう。防衛を捨てた敵部隊の決死の突撃。

 まるで7年前とは逆の状況だ。

 

「卜部さん!」

 

 どうやら紅月が俺に気がついたみたいだ。

 

「紅月。状況はどうなっている。」

 

「いくら倒してもキリが無いです。次から次に敵が押し寄せて。敵の戦列を崩そうとした朝比奈隊長は負傷して学園地区で手当てを受けているみたいです。それと・・・。」

 

「それと?」

 

「千葉隊長は行方不明みたいです。藤堂さんとも連絡がつきません。」

 

「くっ!!」

 

 一足遅かったか!!

 朝比奈はまあ良いとして千葉だ。

 

 生死不明では・・・!これでは・・・!

 

「とにかく私は零番隊を連れて政庁に突撃します。ここで敵の指揮官ユーフェミアを討てれば・・・!」

 

「敵軍は総崩れ。軍は瓦解する。では俺も行こう。」

 

「心強いです!」

 

 俺はフロートユニットを稼働させる。

 

「みんな!行くよッ!!」

 

「「「はいッ!!」」」

 

「俺は空から攻撃する。地上は頼んだ。」

 

 そしてそのまま空へと飛び上がる。

 

 そのちょうど真上にはゼロがいた。

 

「ゼロよ。これから俺は政庁を攻撃する。」

 

「分かった。私はここで残存戦力を計算して戦略を練る。それと・・・。」

 

 ゼロが言い淀む。それもそのはず血を分けた兄弟。自ら手をかけるのは心苦しかろう。

 

「ああ、ユーフェミアは俺が討つ。」

 

「頼んだ。卜部。」

 

 俺が責任を持って絶対に成し遂げて見せる。

 

「うおおおおおッッッ!!!」

 

 俺は気合いの雄叫びを上げながら上空から政庁に突撃する。

 

「上空に敵の機体だ!撃てぇッ!!」

 

 空中で回転しながら敵の銃弾を避ける。

 良し、この速度ならば簡単ッ!!

 

「くっ!!」

 

 槍で銃弾を弾く。

 見事に動きを捉えられた。凄腕の狙撃手だ。だがッ!

 

 装甲に当たった銃弾が弾かれる。

 

 だがこの装甲を貫ける弾丸は存在しない!!

 

「効かんッ!!」

 

 空中で止まり、両腕を広げる。

 

「自動照準機銃起動!!」

 

 音声認識機能を起動させ、俺の声を合図に肩から76mm機銃が展開される。

 赤い光線に狙われた敵の機体が次々に蜂の巣にされ、爆発する。

 

 俺が自動照準機銃を起動している間も狙撃が続くが、この調子では問題はないだろう。

 だが見逃しはしないッ!!

 

 一瞬の輝き。どうしても出てしまう銃を撃った時の閃光。それを俺は逃さない!

 

 俺は飛燕分離爪を射出。狙撃手がいると思われる廃ビルに巻き付ける。

 

「ッ!!」

 

 俺は胸から射出されたワイヤーを掴んで引っ張る。

 するとビルがまるで糸を巻きつけた豆腐の如く粉々に分断される。

 

 倒せていなくてもこれで少なくとも無力化はできている筈だ。

 

「では、大将首を戴くとするか。」

 

 胸にワイヤーを収納しようとしたその瞬間。

 

「ッ!!」

 

 身体強化がかかっていなければ受け止められなかった!!

 

 右手には槍だったものの残骸。中心で四つに裂け、まるでハイビスカスの花びらのようになっている。そこからは煙が上がっており、いかに速い速度で飛んできたかを物語っていた。

 

 俺はその残骸を投げ捨てる。

 

「やるな。」

 

 俺はそれを投擲してきた者を称賛する。

 

 死角からの攻撃。いくらこの金剛であったとしてもあの質量。貫かれていただろう。

 

「私はギルバート・G・P・ギルフォード。姫様に代わって私がユーフェミア様を守る!」

 

 ・・・コーネリアの騎士か!

 

 政庁の屋上に佇んでいたのは左腕部をサザーランドの物に換装した急拵えのグロースターだった。

 

「立派なものだな。しかしッ!!自動照準機銃起動!」

 

 赤い光線がそれを狙う。

 終わりだッ!!

 

 タレットが火を吹く。

 

「その手には乗らんッ!!」

 

 ギルフォードはランドスピナーで左方に移動する。

 

「しまった!弱点を知っているのか!」

 

 そう。この自動照準機構には穴がある。

 それは、左右に動く物体にめっぽう弱いということ。

 

 まだ偏差射撃が可能である演算能力は有していない!!

 

 したがって弾丸は見事にギルフォードが通った後に着弾している。

 

「だが!近接戦闘ならば!」

 

 俺は政庁の屋上に着陸して背中に収納してあった制動槍を構える。

 

 しかしギルフォードはどこかへ消えたようだ。

 

 しまいには機銃のせいで辺りには土煙が舞っている。非常に視界が悪い。

 

「!?」

 

 背後から強い衝撃!!

 やはり奇襲かっ!!

 

 迂闊だった・・・!!

 

 急いで振り返るもののそこにはもうギルフォードはいなかった。

 

 また宙に飛び上がろうにも既にフロートユニットはオーバーヒートを起こしており1分は飛べない。

 つまりはもうこの地上で決着をつけるしか無い!!

 

 俺は『統合環境情報処理』システムを起動し、赤外線で敵機体を察知しようとするものの。

 

「ぐっ!!」

 

 またもや背後からの攻撃!!

 

 モニターには損傷の二文字。どうやら装甲の一部が破壊されたようだ。

 次同じ部分を攻撃されてしまうと致命傷は免れない!!

 

 このままではジリ貧だ。何か手は無いか!!

 

「これでトドメだッ!!」

 

 しまった!!

 

 だがッ!!

 

 俺は敢えて装甲を貫かせる。しかしそこは刺されても致命傷になり得ない部位。そして!!

 

「捕まえたぞッ!!」

 

 腰部から腹部に貫通した槍を片腕で掴む。

 

 肉を切らせて骨を断つッ!!

 

 起動したタレットが後方に向く。そして。

 

 鳴り響く爆音!!機銃の弾丸は確実にグロースターの装甲を削り取っていく。

 

「ッ!!姫様ッ・・・!!」

 

 しかしタレットの後方に向ける角度が足らず、頭部や両腕を破壊できたもののコックピットまでは撃ち抜けなかった。そして緊急脱出装置が作動したようでそのままギルフォードはどこかへと飛んでいってしまった。

 

 仕留め損ねたか。だが今はユーフェミアを。

 

 金剛を動かそうとするがどうやら下半身の駆動系がやられてしまったらしい。

 

 俺はコックピットから身を乗り出す。

 

「すまんな金剛。ラクシャータ。」

 

 座席横にある私物入れの引き出しのボタンを押す。するとプシュっといった音とともにそれが開く。

 中には異世界で手に入れた軍刀。

 

「頼んだぞ。」

 

 俺はそう言うと刀を掴み、コックピットから飛び降りる。

 

「敵だ!射殺しろ!!」

 

 もう来たか!!

 

 俺は動かなくなった金剛の陰に隠れて銃弾をやり過ごす。

 

 頬のすぐ横を弾丸が掠める。

 これだけの集中砲火では動けんッ!!

 

 そうだ!ここからならまだッ!!

 

「自動照準機銃起動!!」

 

 すると金剛の肩から例の機関銃が展開される。

 そして赤い光線が次々に兵士たちを捉えて粉々に粉砕していく。

 

 すまん金剛!

 

 今のうちだッ!

 

 俺は走って離宮といった佇まいの建物に駆け込む。

 

「はあ・・・はあ・・・。」

 

 36の身体には中々堪える。だがここは・・・?

 

 薄暗い部屋の壁には数々の絵画が飾られている。そしてその中には。

 

「ルルーシュか・・・?」

 

 幼い頃であろう。勝気な瞳をした少年。そしてその横には栗色の髪をした可愛らしい少女が佇んでいた。

 恐らくは彼の妹だろうか。

 

「ナナリーです。」

 

「ッ!!」

 

 俺は刀を構える。

 

「学園祭の時にお会いしましたね。」

 

 部屋の中が明るくなる。

 

「ユーフェミア・・・!!」

 

 部屋の中央にはユーフェミアとその横には複数人の兵士が立っていた。この数では身体強化を使っても弾を避け切れないだろう。

 

「まさかルルーシュを知っているとは思いませんでした。ひょっとして貴方のルルーシュはお味方なのでしょうか?」

 

「だったらどうする。」

 

 考えろ。この窮地を脱する状況を。

 

「でもルルーシュはゼロで。ゼロは敵です。え?敵?えっとわたくしは・・・。」

 

 一体・・・。

 

「ゼロとのお仲間。つまり貴方は敵・・・という事でいいですね?」

 

 まずいッ!!

 

「私の敵を排除しなさい!!」

 

「イエス!!ユアハイネス!!」

 

 一切砲火。

 

 ッ!!避け切れないッ!!

 

 刀で飛んでくる弾丸を斬りながら避ける。

 しかしこのままでは集中力が持たないッ!!飛んでくる弾丸が少しずつ速く感じるようになってきた。

 

 こ、このままではッ!!

 

 肩を銃弾が掠る。熱い感覚とともに血が流れる。そして次は頬を。

 

「うおおおおおおおおおッッッッッッ!!!」

 

 するとその瞬間強い衝撃と共に地面が揺れる!!

 

 電気がチカチカっとしたその瞬間。俺はその好機を見逃さない。

 

「はあッ!!」

 

 兵士たちの懐に潜り込み、次々と斬殺する。

 そして最後の一人の胴を横薙ぎに斬る。

 

「ぐあッ・・・。」

 

 声にならない声をあげながら兵士は地面に斃れた。

 

 俺は刀身に付着した血を刀を振る事によって払う。

 地面には赤い一文字が描かれる。

 

「そ、そんな・・・!」

 

 ユーフェミアが後退りをする。

 

「何か言いたい事はあるか。」

 

「そ、そんな!!わたくしは『特区日本』を!『日本人』達の為に!!」

 

「・・・。」

 

 言葉も出ない。もはやその命。一切価値なし。

 

「はあっ!!!」

 

 首を飛ばす一撃。の筈だった。

 

「ユフィッ!!!」

 

 目の前に現れたのは巨大な手。ランスロットのそれだった。

 

「枢木スザクゥッ!!!」

 

「ユフィは誰にも殺させない!!」

 

 あの時確実にトドメを刺すべきだったッ!!

 

「ぐっ!!ああッ!!」

 

 ランスロットはその手の中にユーフェミアを握り込んだまま飛び立つ。

 俺はフロートユニットから生まれる強力な風圧で地面を転がりながら吹き飛ぶ。

 

「ッ!!」

 

 そして、後頭部に何やら強い衝撃を感じた瞬間。俺の意識は無くなった。

 

 

 

 

「はあ・・・はあ・・・藤堂。貴様は既に・・・包囲されているッ!!」

 

「くっ!卑怯なッ!!」

 

 ボロボロになった藤堂の斬月の周りを敵の機体が囲む。

 どうやら敵の増援が到着したらしい。

 

 そういうコーネリアの機体も何故動けているのか不思議なくらい既にボロボロだった。

 

 ゼロが何も言わずに戦線を離脱してからというもの前線は崩れた。

 この戦いの雌雄は決した。

 

「せめてコーネリアだけでもッ!!」

 

 自らの命を引き換えにコーネリアに襲い掛かろうとするが。

 機動力が低下した状態ではやはり無理だった。周囲のナイトメアに脚を破壊されて動く事ができなくなってしまった。

 

「再度通告する!投降せよ!さもなければ貴様の部下が。」

 

「ッ!藤堂さん!!」

 

「まさか朝比奈か!!」

 

 それはつまり学園地区も既に制圧されたということ。もはや勝利の芽は摘まれていた。

 

「藤堂さん!僕の事は良いから!!」

 

「・・・。」

 

 藤堂は無言で機体を降りる。

 

 彼のパイロットスーツはボロボロであり、いかにコーネリアとの戦いが激戦だったのが分かる。

 

「捕縛しろッ!!」

 

 大勢の兵士たちに取り囲まれ、藤堂は地面に押さえつけられる。

 

「くッ!!」

 

 歴史的な大反逆。ブラックリベリオン。それはまたしても失敗した。だがその中でも歴史の流れで抗う者もいた。

 

「うおおおおおおッッッッ。」

 

 そこにやってきたのは仙波が操る月下だった。

 病み上がりで全線から外されていたがそれが幸いした。お陰で藤堂中佐の危機に間に合うことができた。

 

 ハンドガンを連射し、朝比奈を押さえつけていた兵士たちを一掃し。

 

 その月下の腕を振り、藤堂を取り押さえていた兵士たちが薙ぎ払われて飛んでいった。

 

「さあッ中佐ッ!!」

 

 仙波の月下がその腕を伸ばす。

 

 しかし。

 

「ぐあッ!!」

 

「させるかァッ!!」

 

 コーネリアがボロボロの機体で仙波の月下に突撃する。

 

「ワシも負けられんッ!!」

 

 取っ組み合いのような状況で力勝負になる。

 

「中佐ッ!今のうちにッ!!」

 

「「仙波ッ!!」さん!!」

 

 しかしその刹那。

 背負い投げの要領で仙波は地面叩きつけられる。

 

「ぐはぁっ!!」

 

 老骨に鞭を打って戦い続けた日々。

 その目で何度も若い者達が命を散らす様を見せつけられた。

 

 それならば、しぶとく生き残ってきたこの老いぼれの命何の為にあろうか。

 

 全てはこの瞬間(とき)の為ッ!!

 

「地獄への道連れに付き合って貰うぞォーーーッッ!!」

 

 すると月下に巻きつけられていた何かが赤く点滅する。

 

 コーネリアは察する。死んでも死なぬ者がいる。

 それは覚悟を決め、己の命を賭すもの。

 

 流体サクラダイトによる爆弾。この量ならば半径20メートル以内の物体は吹き飛ぶだろう。

 

「朝比奈ッ!!」

 

「はいッ!!」

 

 拘束から逃れた朝比奈と藤堂が走る。

 

「仙波・・・ッ!!!」

 

「託しましたよ。日本を・・・!!四聖剣は虚栄にあらずッ・・・!!」

 

「こ、こんな所でッ!!ユフィッ!!!」

 

 眩い閃光。そして二つの影がその壮絶な光の中に消える。

 

 憂国の士。四聖剣が一人。仙波凌河。日本の地にてその意思を託し散る。

 

 

 

 

「はっ!!」

 

 目が覚め、辺りを見回す。

 

「ッ!」

 

 頭に鋭い痛みが走る。

 

 後頭部を触ると血が流れていた。

 まだ意識と視界がぼんやりする・・・。

 

 そういえばユーフェミアは・・・!

 そうだ。俺は失敗した。ユーフェミアを仕留める事に・・・!

 

「クソッ・・・。」

 

 その場でゆっくりと立ち上がる。

 幸いにも刀は無事だが、この状態では『身体強化』は使えない!

 

 刀を杖の代わりにゆっくりと立ち上がる。

 

「まずはここを抜け出さなくては・・・!!」

 

 フラフラと壁伝いに歩く。

 

 少しでも油断すればまた意識が飛ぶ。

 次気絶してしまってはどういった状況になるのかも分からない。

 

「おい!そっちはどうだ?」

 

「やはり侵入者はいない。創作範囲を広げよう。」

 

 クソッ。敵だ。だが今は。

 

 俺は柱の影に隠れる。

 するとすぐ横を足音が通り過ぎて行く。何とかやり過ごせたようだ。

 

「くッ・・・はぁ・・・はぁ・・・。」

 

 脚が震える。一歩一歩踏み出すごとに奈落へと落ちて行く感覚に襲われる。

 

 状況は絶望的だ。出口も分からない。そしてこの建物内の構造もだ。

 今俺がどこにいるかさえも。

 

 すると希望の光。まあ、非常口のライトだが。

 それが見えた。

 

 しめた。

 と思っていると、そこから兵士が部屋の中に入ってくる。

 

「本部。こちらアルファ4。侵入者の捜索に追加の人員を割いてくれ。」

 

 するとザザッとした音の後に。

 

「こちら本部了解。追加人員を後10人ほど送る。それとユーフェミア様の身の安全が確保された。人質とされている可能性はない。見つけ次第即射殺せよ。」

 

「イエス。マイロード。」

 

 時間が無い。やはり出口はあそこしか無いようだ。

 

 俺がゆっくり動こうとすると。足に何かが当たる。

 どうやら瓦礫のカケラのようなものだったらしいが、それはコロコロと転がって行く。そしてそれと同時に音も。

 

「誰だッ!!」

 

 これはまずいッ!!

 

 どうする。もう無理なのかッ!?

 俺はここでッ・・・!!

 

「そこから出てこいッ!!」

 

 俺が隠れている柱が撃たれる。

 この銃声を聞きつけて他の奴らもやってくるだろう。

 

 ならばその前にッ!!

 

 足音が迫ってくる。

 俺は両手で刀を構える。

 

 そして柱の影から銃口が覗いたその瞬間。俺はそれを叩き上げる。

 

「何ッ!!」

 

 そしてそのまま顎下から刀で刺突する。それは頭部を貫き、頭頂部から切先が出てくる。

 そしてそいつが倒れる勢いで刀が抜ける。

 

「はぁ・・・はぁ・・・。」

 

 俺は上手く動かない足を引き摺りながら非常口はと向かう。

 そして、その扉を開ける。

 

 希望の光だ。これで・・・!!

 

 しかしそこに広がっていたのは。あの時と変わらない絶望の光景・・・!!

 

 横たわった黒の騎士団のナイトメアにトドメを刺す、ブリタニアの兵士たち。

 

 瓦礫の中を進みながら火炎放射器で機体ごと焼いている・・・!

 

 やはり俺たちは勝てなかったのか・・・!これが運命・・・!

 

「いたぞッ!!」

 

 背後から声がする。

 敵の兵士が駆けつけてきたのだろう。

 

 もはやもう抗う術はもう無い。

 

 銃声が響く。

 肩に強い衝撃と熱い感覚。

 

 どうやら肩を撃ち抜かれたようだ。

 

 俺はその勢いで非常階段の手すりから落ちてしまう。

 

 やはり俺は死ぬ運命なのだな。

 

 身体全体に強い衝撃が加わる。どうやら落下して全身を強く打ったようだ。

 身体の感覚が無い。

 

 恐らくはもう。俺は・・・!

 

 ぼやけて行く視界の中で見えたのは、頭から血を流して倒れていた千葉だった。

 

「ち、千葉ぁ・・・・・!!」

 

 俺は手を伸ばす。

 

 俺の結果で、俺の行動で変わってしまったというのか・・・!?

 

 震える指で千葉に触れたその瞬間。

 

 頭の中であの紋章。ギアスの紋章がチラつく。

 

「ッ!!」

 

 その瞬間周囲が輝く。そして俺は意識を手放した。

 

 

 

 




ぐおおおおおッッッッ!!

お待たせしました!!遂に反逆のルルーシュ編完走しました〜。

最近仕事が激務で中々執筆が進みませんでした・・・。ごめんなさい!!

さて、今回は色々な想いがぶつかり合うブラックリベリオンでしたがその全てを描くのはキツかったです!
なので藤堂と四聖剣のメンバーに限っての視点で描いてみました。

卜部の周り以外は概ね歴史通りと思っておいてください!

後書きで書く事ではないですがナナリー略奪事件についてはやはりV.V.が裏で動いていました!!
今回はスザクによるものではなく皇帝直属の部隊『機密情報局』に捕まったという事で。

さあ、あらゆる伏線を残してきました!

その中で最大のものがカルメンですね!
後々に何かあるのでそれでも楽しみにしておいてください!!

それでは次の章でお会いしましょう!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
一言
0文字 一言(任意:500文字まで)
※評価値0,10は一言の入力が必須です。参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。