「はぁ、やっぱり来るんじゃなかったかも…。」
気鬱になりながら冷たい洞窟の中に褐色肌のハンターが進む
そもそも救出クエストなど前代未聞だ
それこそ捜索など手当たり次第でやるしか無い
情報があるとすればここの洞窟
以前「怪しい動きをするギギネブラ」が目撃された場所だ
新人のハンターがやられたとしたらこの辺りだろう
「しかし静かだ…留守にしているのか?」
モンスターがいる様子もない
まあ、探索をするチャンスだと思うとしよう
だがまあおかしな場所だ
ギギネブラは繁殖力が強いモンスターだ
場所さえあればギィギの卵巣を植え付けまくり繁殖をするのだが
ここにはそれらの類が一切無い
「…いや、考えてもしかたない。」
とにかく新人のハンターを探さなければ
というかもしかしたらモンスターの胃の中かも知れないけど
洞窟の奥へ奥へと進んでいく
ヒック…ヒック
誰かの声が聞こえる
ハンターは歩みを早める
洞窟の奥に行くにつれ声が大きくなる
洞窟の突き当たりにつくと座り込んでいる人影を見つける
急いでその人影の近くまでいくと、恐らくクエストで言われていた新人のハンターだった
「大丈夫か!」
駆け寄ると彼女は衣服や武器をひん剥かれており酷い状態だった
何があった?
なぜ武器や防具がない?
壊された?いや、そんな事例聞いたことない
「う…うぅ。」
「大丈夫か?話せるか?」
いや、とにかく後回しだ
彼女を外に連れ出さなければ
肩を貸そうと彼女の身体を起こそうとするが突然新人ハンターが切羽詰まった様子で掴みかかってくる
「わた、私…!身体に…!な、何か!」
抑揚がなく明らかにただごとではない雰囲気だ
とにかくこんなとこにいられない
かくなる上は気絶させてでも!
「あ…。」
ガクンと糸が切れたように座り込む
「お、おい!どうした!」
「く、来る…あああ…。」
すると彼女の性器から突如何かが這い出てくる
「こ、これは…ギィギ!?」
なんと彼女から出てきたのはギィギだった
まさか、人から産まれたとでもいうのか!?
ありえん…そんな事例聞いたこともない
ああ、もう何がなんだかわからん!
「行くぞ!早く…ッ!」
後ろを振り向くとそこに立っていたのは例のギギネブラだった
〜ギギネブラside〜
ぬかった!
完全に油断していた!
まさか留守中に侵入を許されるとは思っていなかった
しかし何故ここが…
あのランスを持ったハンター…様子から見ても偶然ここに来たとは考えにくい
ということは
あの新人ハンターか…!
まさかこんな面倒なことになるとは思わなかった
「チッ、これを持って先に逃げろ!」
褐色肌のハンターは新人ハンターになんらかのドリンクと剥ぎ取り用のナイフを渡した
「逃がさん!」そう思い新人ハンターに突進しようとするも褐色肌のハンターに盾で塞がれる
「邪魔を…!」
「やらせんぞ!」
こうして俺のハンターとの初戦闘が始まった
ギギネブラくん
本格的♂戦闘開始
しかしまだ弱い
ギィギブラザーズ
少し離れたところで観戦中
ハンター♀ちゃん
遂に出産
褐色肌のハンター
このままいけばG級にいけるぐらいの実力者
強い