アサルトルベルム プラス   作:入江友

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 12月の舞台で新たなメンヘラリリィが二名爆誕しましたね……
 防衛軍/国防軍、過激派/急進派の表記ですが、直近の舞台ラスバレどちらも国防軍と過激派でしたので、本作でも今回からそれに従って表記します。



第7話 それぞれの思惑(3)

 

 楓たちが声の聞こえた方向――それはつまり結梨・レミエ・結爾の三人が集まって話をしていた所だったのだが――に駆け寄ると、そこには白い頬を紅潮させて涙目になっているレミエ・アレッサンドリーニの姿があった。

 

 肩を震わせているレミエの隣りには結梨が寄り添い、幼い子供をなだめるようにレミエの肩に手を回している。

 

 そして二人のすぐ近くで、結爾は困ったような呆れたような顔でレミエの様子を眺めていた。

 

 その光景を目の当たりにした楓と葵は、これが意味する所をどう解釈したものかと、顔を見合わせて困惑するしかなかった。

 

「あの……これは一体どういうことなんですの?

ご説明いただけますかしら」

 

 当事者である三人の中で最も説明能力に長けているであろうと思われる結爾を、楓はじろりと睨んた。

 

「どうもこうも。とても高等部のリリィとは思えない、想像の斜め上を行く子供っぽさですね。

1年生とはいえ、これほどの逸材には滅多にお目にかかれません。

……見方を変えれば、私好みに育てていく妙味があるとも言えますが」

 

 そう言って結爾は楓たちに向かって肩をすくめてみせた。

 

 結爾以外の優珂たちLGクエレブレの三人は、一歩引いた場所で事態の推移を見守っており、口を出そうとする様子は無かった。

 

 結爾がレミエと結梨に危害を加えたようには見えなかったので、楓と葵は一安心した。

 

 だが、このような状況に至った経緯を聞いておく必要はあると、当然ながら二人は判断した。

 

「私たちが離れた所で話をしている間に、あなたたちは何をしていたの?

それを説明してくれるかしら」

 

 楓の隣りにいた葵が腕組みをして結爾に詰め寄ると、結爾は露骨に迷惑そうな表情になって、渋々という感じで説明を始めた。

 

「なぜ私が……と言いたいところですが、言い掛かりをつけられるのも不本意です。

――ゆりさん、私の説明に事実と反する部分があれば、指摘してください。

いいですね?」

 

「う、うん。わかった」

 

 結爾に視線を向けられた結梨は少し驚いた後、気を取り直したように小さく頷いて返事をした。

 

 結爾が話した内容はおおよそ次のようなもので、話の途中で結梨が指摘を挟むことは一度も無かった。

 

 

 

 

 

 

 

 ……結梨・レミエ・結爾の三人が、互いに話せる範囲での自己紹介をした後、結梨は早速自分たちの本題を話し始めた。

 

「私たちリリィはヒュージに襲われる人たちを守って、ヒュージに奪われた場所を取り返すために戦ってる。

その戦いの中で、普通のヒュージとは違う特型ヒュージが現れることが、だんだん多くなってきてるの。

人の形に似たヒュージだったり、マギスフィアを跳ね返すことができたり……」

 

「……」

 

 結梨の話を結爾は肯定も否定もせずに黙って聞いている。

 レミエも結梨の横で、神妙な顔つきで結梨の話に耳を傾けている。

 

「そういうヒュージは自然に生まれるものじゃなくて、人が実験して、わざと作り出さないと生まれることはないって……」

 

「どうぞ、続けてください」

 

「そんなことができるのはG.E.H.E.N.A.しかなくて、だったら何のためにG.E.H.E.N.A.はそんなことをしてるのか、私たちには分からないの」

 

「……」

 

「G.E.H.E.N.A.が何を考えて普通じゃない特型ヒュージをいくつも作ってるのか、私たちは知らないといけない。

そんなヒュージを作ってG.E.H.E.N.A.は最後に何をしようとしてるのか、私たちは知らないといけない」

 

 結梨の言葉を引き継ぐように、レミエが元気よく結爾に話しかける。

 

「G.E.H.E.N.A.が作った特型ヒュージと戦って勝つために、これ以上G.E.H.E.N.A.に特型ヒュージを作らせないためにね!

だから、あたしたちはもっとG.E.H.E.N.A.のことを知るために、G.E.H.E.N.A.のことをよく知ってる人と仲よくなって、G.E.H.E.N.A.のことをたくさん教えてもらわないといけないのよ!

どうかしら、とっても重要な任務でしょ!」

 

「……なるほど、それでG.E.H.E.N.A.について無知なヘルヴォルではなく、私たちクエレブレに接触してきたというわけですか。

クエレブレの本当の姿が、穏健派の特務レギオンであることを調べた上で」

 

 随分と単刀直入に打ち明けてくるものですね、と結爾は思わず苦笑した。

 

「あなたたちの言っていることが嘘でないことは分かります。

ですが、主義主張の異なるガーデンのリリィに機密情報を教えることはできません」

 

「ヘルヴォルやクエレブレは、G.E.H.E.N.A.の……過激派のやり方を間違ってると思ってるんだよね?

それなら百合ヶ丘やメルクリウスと――私たちと協力できると思う」

 

 結梨が口にした考えは余りにも単純で素朴なものだったが、結爾はそれを一蹴することなく、まるで教師が生徒に講義をするかのような口調で説明を始めた。

 

「ヘルヴォルやクエレブレが反G.E.H.E.N.A.主義ガーデンと協力関係にあることが表沙汰になれば、エレンスゲが第二のルド女になるかもしれません。

いえ、間違いなくなると言っていいでしょう。

 

G.E.H.E.N.A.の過激派は、自分たちの計画を阻もうとする者に対しては一切情け容赦しません。

現にルド女の海堂教導官は暗殺され、泉教導官は海堂教導官殺害の濡れ衣を着せられて、一時は全国指名手配になりました。

 

もし、ルド女崩壊時の戦闘でLGアイアンサイドが敗れていたら、ルド女のガーデンに反旗を翻したリリィは死ぬまで強化施術の実験台にされていたでしょう」

 

「……だから、反G.E.H.E.N.A.主義ガーデンとは仲よくすることはできないの?」

 

 確認を求めるようなレミエの問いかけに、結爾は無言で頷くだけだった。

 

 しばしの沈黙が三人の間に流れた後、結爾は少しだけ表情を緩めて結梨とレミエに微笑んだ。

 

「ガーデンに所属するリリィとしてはあなたたちに協力できませんが、個人的に仲よくなる分には問題ありませんよ。

私の答えられる範囲でなら、質問にお答えすることに問題はありません」

 

 そう結爾が言うと、おもむろに結梨が右手を挙げた。

 

「どうぞ、ゆりさん」

 

「えっと、クエレブレの先生はエレンスゲの校長先生だよね。

校長先生は一番偉い先生だから、他の先生やリリィはみんな校長先生の言うことをきくはず。

だから、校長先生が穏健派だったら、エレンスゲのガーデンも穏健派にできないの?」

 

「微妙な質問ですね……確かに校長先生は一番偉い先生ですが、ガーデンで一番偉い人ではありません」

 

「だったら、一番偉い人は誰なのよ?」

 

 結爾の発言に口をとがらせて反論したのは、結梨ではなくレミエだった。

 

「言えません。と言うより、正確には私たちも誰が本当のトップかは知りません」

 

「それは変じゃないかしら?

どうして自分がいるガーデンの一番偉い人を知らないのよ」

 

「黒幕というのは、姿を見せないから黒幕というのですよ。

強いて言うなら、エレンスゲの経営母体であるアウニャメンディ・システマス社の誰か……くらいまでしか推測できません。

そしてアウニャメンディ・システマス社自体も、ほぼG.E.H.E.N.A.からの指示で動いているCHARMメーカーです。

そうすると、結局はG.E.H.E.N.A.が黒幕という、結論にもならない結論しか出せないのです」

 

「ややこしいのね、ガーデンの仕組みって」

 

 不貞腐れたように頬を膨らませるレミエを横目で見て、再び結梨が結爾に質問をする。

 

「エレンスゲの研究施設に、中原・メアリィ・倫夜っていう先生が御台場女学校から移ってきたはずだけど、結爾は倫夜先生のこと何か知ってる?」

 

「一人一人の教導官や研究員の異動なんて、リリィが逐一把握しているはずがありません。

公式な人事異動の記録を閲覧すれば、その人が在籍してるかどうか分かるでしょう?」

 

「倫夜先生は少し前にエレンスゲからいなくなって、それから先はどこに行ったか分からないの」

 

「それなら私たちエレンスゲのリリィにも分かりません。

御台場からエレンスゲに異動したというのが本当なら、また別のガーデンにでも移ったんじゃないですか」

 

「そうなんだ……結爾は倫夜先生がどんな研究をしてたか知ってる?」

 

「知りません。たとえ知っていてもお答えできません」

 

「どうしても?」

 

「どうしてもです」

 

「やっぱり難しい……どうしよう、レミエ」

 

 隣りに座っているレミエを結梨は困り果てた顔で見た。

 

 すると突然レミエは立ち上がり、ビシッという擬音が聞こえてきそうな勢いで、結爾の鼻先に人差し指を突きつけた。

 

「もう、倫夜って人のこと知ってるなら、もったいぶらずに教えてよ!

結爾って、とってもとってもけちんぼさんなのね、がっかりだわ!」

 

 我慢の限界を超えたのか、レミエの激情的な、それでいて澄んだ美しい声は夜の静寂を貫いて、数十メートル離れた所にいた楓たちの鼓膜を震わせたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……という経緯で、レミエさんが大声を出したのは、私が守秘義務を順守したからであって、彼女に危害を加えようとしたわけではありません」

 

 迷惑そうに結爾が顛末の説明を終えると、楓は確かめるように結梨の顔を見た。

 

「そうですの?ゆりさん」

 

 結梨はこくりと頷くことによって、結爾の発言内容を肯定した。

 

 それを見た葵がほっとしたように一息ついた。

 

「よかった。急に大声が聞こえたから、何が起きたのかと驚いたわ。

……もう今夜は、これ以上事を進めようとしない方が良さそうね。

さっさとメルクリウスのガーデンに戻るわよ」

 

 葵は結梨とレミエの間に入り、二人の肩に手を回した。

 それとほぼ同時に、楓が一歩前に出て優珂たちクエレブレの前に立つ。

 

「では私たちはこれで失礼させていただきますわ。

LGクエレブレの皆様、本日は私たちLGグルヴェイグにお付き合いくださり、ありがとうございました。

高島校長先生に何卒よろしくお伝えくださいませ」

 

 楓は最後に優雅な仕草で一礼すると、純白の長い外套をくるりと翻した。

 そして、結梨たち三人のリリィを伴って、優珂たちの視界からゆっくりと去って行った。

 

 グルヴェイグの後ろ姿を見送ったクエレブレの四人のリリィのうち、最初に口を開いたのは美岳だった。

 

「今日は緋紅が別行動で幸いだった。

もし居合わせていたら、余計に話がややこしくなっていたかもしれない」

 

 美岳の隣りにいた優珂はそれを聞いて苦笑いせざるを得なかった。

 

「姉御肌というか親分肌ですからね、緋紅様は。

意気投合したら、彼女たちを自分の舎弟にしようとしたかもしれません」

 

「最終的に規則より人情を優先しかねないからな、緋紅は」

 

「あの方は武人というより任侠のリリィですから……」

 

「エレンスゲのガーデンに戻ったら、緋紅にも今夜の件は伝えないと。

優珂、八雲校長はメルクリウスの意向を受け入れると思うか?」

 

「……正直、分かりません。

八雲校長は私たちが知りえない情報をどれほど持っているのか、想像もつかない。

でも、これまで八雲校長が示してきた判断は一度も間違っていなかった。

だから、私はクエレブレの隊長として、八雲校長の考えに従うと決めています」

 

「私も同じ意見だ。

反G.E.H.E.N.A.主義ガーデンからの誘いに応じるかどうかなど、リリィの手に余る選択だ。

LGグルヴェイグへの対応は八雲校長に一任して、私たちはクエレブレとしての任務に専念することだけ考えよう」

 

 そんな会話を交わしている優珂と美岳から少し離れた所で、蒔菜は結爾に軽口を叩いていた。

 

「相変わらず堅苦しいね、あの二人は。

そんなの、その時のノリで決めればいいじゃんね」

 

「よくないです。

蒔菜は目の前の戦闘だけでなく、もっと戦略性というものを考えて行動を――」

 

 これ以上の説教臭い小言は聞きたくないとばかりに、蒔菜は聞こえないふりをしてガーデンへの帰り支度をいそいそと始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 鎌倉府、横須賀に位置する聖メルクリウスインターナショナルのガーデン。

 その城塞都市のような校舎の窓の一つに、深夜にもかかわらず明かりが灯っていた。

 窓枠の中には、長身のすらりとした女性の姿が、ガーテン越しに影絵のように浮かび上がっている。

 

 長い漆黒の髪を持つその女性こそ、メルクリウスの特務レギオンである第5飛空艇団ラグエル団長を務めるリリィ、ティシア・パウムガルトナーだった。

 

 そして、室内にはティシアの他にもう一人のリリィがいた。

 

 プラチナブロンドの髪を持つ彼女の名はアルテア・アレッサンドリーニ。

 彼女はティシアの盟友であり、レミエ・アレッサンドリーニの実姉、さらには「メルクリウスの暴君」の異名を持つ。

 

 そのアルテアが見ているのは、窓辺で通信端末を耳に当てているティシアの姿だった。

 

「――分かった、御苦労。

詳細な報告は明日中に上げてくれればよい。

今夜はゆっくり休み、次の任務に備えよ。Gute Nacht」

 

 通信を終えたティシアが、端末を収めてアルテアの方を振り向いた。

 

「卿は妹のことが気になるか?」

 

 ティシアから少し悪戯っぽい視線を向けられたアルテアは、わざとらしい身振りでそっぽを向いて腕組みしてみせた。

 

「別に。妹は妹、私は私だから。

私はただ、あの子が他のリリィの足を引っ張らないか、気になって」

 

「楓・J・ヌーベルと石川葵が一緒なら問題なかろう。

もう一人の転校生はまだ心が幼いが、芯は通っているし、リリィとしての能力は比肩する者が無い。

卿の妹も含めて、フリーランスのままにしておくには惜しい四人なのは間違いない」

 

「それで自分が音頭を取って、もう一つ特務レギオンを立ち上げるなんてね。

他のリリィなら、酔狂にも程があるって呆れられるところだけど」

 

「ラグエル団は強化リリィの救出を主とする現行の任務で手一杯の状態だ。

それゆえ、情報収集とその分析を主たる任務とする特務レギオンを創設する必要があったのだ」

 

「それは分かるけど、まさか全員1年生でレギオンを構成するとは、思い切ったことをするものね」

 

「グルヴェイグの役割は特型ヒュージやG.E.H.E.N.A.の強化リリィと戦うことではないし、ネストの討滅でもない。

必要なのはG.E.H.E.N.A.に関する未知の情報を収集・分析する能力であり、それを可能にするためのインテリジェンスと行動力だ。

単に学年が上であれば適性があるというものではない」

 

「それはそうかもしれないけど、1年生にG.E.H.E.N.A.の情報収集と分析なんて、やっぱり荷が勝ち過ぎるように思えるわ」

 

「それを補うために、余が名誉隊長を務めているのだ。

グルヴェイグの隊員に危険が迫った時には、余がG.E.H.E.N.A.にとってのラスボスとして降臨するであろう」

 

 ティシアがどこまで本気で言っているのかアルテアには計りかねたが、今はその事に目くじらを立てる必要は無かった。

 

「さっきの通信は、作戦成功ってことでいいの?」

 

「LGグルヴェイグの今夜の任務は、LGクエレブレにメルクリウスの意向を伝えたことで、ひとまず完了した。

後は高島八雲校長の判断を待つことになる」

 

「今夜の任務ってことは、次の任務の予定も決まってるってこと?」

 

「そうだ。まだ正式に決定してはいないが、ほぼ確実だと余は考えている」

 

「どんな内容なのか、話せる範囲で是非教えてもらいたいものだわ」

 

 するとティシアは窓辺から離れて、部屋の中央に置かれた大きな円卓に歩み寄った。

 円卓の上には一綴りの報告書が置かれている。

 ティシアはそれを手に取って、ぱらぱらとページをめくり始めた。

 

「先程、百合ヶ丘女学院から東京島嶼部についての新しい情報が入った。

大島で特異な動きがあったようで、例によって当然の如くG.E.H.E.N.A.が関係していると思われる。

だが、大島で展開中のLGサングリーズルと調査隊は、デスゾーンの成立阻止に全てのリソースを割かねばならぬ。

四つのC級ネストがA級へと成長する前に、最低一つは討滅する必要があるからだ」

 

「ネスト討滅以外のことにかまけている余裕は無いってことね。

でも、C級ネストなら討滅の難易度はそれほど高くないと思えるけど」

 

「ところが、G.E.H.E.N.A.の強化リリィ複数名がサングリーズルの行動を妨害した、と報告にはある。

しかも強化リリィのうち、少なくとも二名は元百合ヶ丘女学院のリリィだと判明した」

 

「は?どうして百合ヶ丘のリリィがG.E.H.E.N.A.の強化リリィになるのよ」

 

 予想だにしていなかったティシアの言葉に、アルテアは思わず頓狂な声を上げてしまった。

 

 一方、アルテアの驚きとは対照的に、ティシアは淡々と説明を続ける。

 まるで、それが何も珍しいことではないと言わんばかりの態度で。

 

「戦場から遺体あるいは瀕死のリリィを回収し、禁忌に等しい技術で強化リリィとして蘇らせたのだろう。

この手法自体は、これまでにも何度か実行されたと思われる事例がある。

ただし大島の場合は、同じガーデンの元戦友が敵として現れたという、実に気の滅入る話ではある」

 

「……それは確かに酷い状況だけど、それとメルクリウスの新しい特務レギオンに何の関係が?

――まさか」

 

 そこまで言って、アルテアは何かに気づいたかのように、はっと息を吞んだ。

 

 そんなアルテアの胸中を見透かしたかのように、ティシアは明瞭かつ簡潔に告げる。

 

「そうだ。LGグルヴェイグの次の任務は、大島地下要塞での情報収集だ」

 





 次回からしばらく、舞台のストーリーに沿う形で展開します。
 1月9日頃に次回更新できれば……という予定です。
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