〜side 語り部〜
さぁこれからNAISEIだぞ!と意気込んでいた劉備軍に届いた悲報、バカの独立&皇帝就任宣言は今までの枠組みをぶち壊す大惨事であった。
帝をこっそり抱える劉備軍では当然のように絶許であるし、董卓残党ですら「それは無い」とお返事する始末、せっかく制圧した揚州で有名な二張が「ありえねぇ!」って孫策くんの誘いを断った挙句に罵詈雑言をプレゼント・・・「やっちゃったぜ⭐︎」な首チョンパ事件も起きたとか。
挙句の果てに公孫瓚と袁紹がこれをきっかけに休戦し偽帝討伐連合なんてものを呼びかけて南下始めちゃったから大変である。
そんな玉突き事故の結果が目の前に居た。
「劉将軍は、義の人であると評判を聴いております。 昨年の曹操の暴挙を防ぐために徐州へ参られたと。我が主人も曹操の暴政から民を救おうと立ち上がりましたが天運に恵まれず、流浪の身となってしまいました。 今一度曹操と戦う場を求めております。さすれば敵の敵はと申しましょう。 なにとぞ旗下へ迎えていただけないでしょうか?」
そう迷軍師の陳宮と飛将軍(笑)である。
曹操相手に優勢に戦いを進めていたのだが、中華名物の蝗害とバカの独立で反転してきた袁紹によりあえなく滅亡。
蝗害による補給切れで動けなくなった周辺勢力の隙を突いて脱出してきたのである。
因みに張邈くんは脱出に失敗してカックイイ生首になっておる。
この嘆願に対して劉備軍内では論争となり荒れていた。
『義の人って風聞はすごい大事なので受け入れるべし!』
『獅子心中の虫とかいらねぇ!』
の2大声量が劉玄徳の鼓膜をガンガン叩いている。
胃壁に続いて鼓膜もダメージが蓄積して難聴を患いそうになりながら、ここは劉備軍No.3の宿ヌシ殿の意見を聴こうと緊急扱いで呼び出してしまった・・・蝗害対策にやっていた殺虫剤作りの10徹開けでやっと寝ようとしたところをw。
因みに劉備軍No.1は帝である、ああぁ哀しき中間管理職の大徳に幸あれ。
「オヤビン・・・私は眠いのよぉ〜わかる? 寝不足はお肌の大敵なのに徹夜続きなのよぉ〜。 碌でも無いことで呼んでないよね?」
宿ヌシ殿の光が消え座った目で見つめられ劉玄徳は内心怯えていたw。
「あぅ・・・えぅ。。。」と言葉にならない福耳に代わって迷軍師の嘆願が始まる。
「それがし、兗州にて曹操の・・・」
「曹操ぉぉぉーー!また来たんか!? ヨシ!殺そう!すぐ潰そう!」
「あっ・・・はいご助力いただきた・・」
「わかった!すぐ行こう!イマ逝こう!曹操は1匹見つけたら30匹は居るって聞く!増える前に根絶やしダァぁぁ〜!」
「落ち着けMEMちょ!私が悪かった。 まずはゆっくり寝てくれ、頼むーーー」
こうして宿ヌシ殿のトラウマを程よく抉った迷軍師は飛将軍と共に劉備軍に加わった。
なお一緒にいた飛将軍は宿ヌシ殿のあまりの醜態にドン引きして声も無かったのである。
〜fin〜
久々に三国志14を小沛の劉備でやってみたらいきなり曹操が張飛に一騎討ちで討ち取られたでござるw