〜side 語り部〜
「行きたい!行きたい!」と駄々を捏ねた張益徳を「徐州の仕事が溜まってるでしょ!」と夏休みの宿題を溜めた息子を叱る母親が如くピシャリと切り捨てた宿ヌシ殿は援軍の編成に入る。
おいたしたペナルティで呂布軍は解体されブートキャンプでの躾も終わり徐州軍や通商護衛隊へ吸収されている。
これらの将兵をガラガラポンッして徐州留守番組と建業遠征軍に再編成していく。
援軍総大将は宿ヌシ殿、位階は文官としてではあるが呂奉先より高く雑号であるものの将軍職も持っている。
補佐は太史子義、実際の指揮はこの男が取ることになる。
先鋒は呂奉先、宿ヌシ殿の麾下となり幾分緊張が見え戦場で好き勝手したら首はないよ♪と周りから脅されてる飛将軍(笑)。
補佐は元呂布軍の中でメキメキと頭角を現した張文遠、最強に強い憧れを抱く彼は最初は呂奉先の腕力に惹かれ、今は知と治に興味を示す見事な宿ヌシ殿の狂信者である。
参謀は迷軍師陳公台を呂奉先から引き離し宿ヌシ殿の直下に、さらに補佐というか勉強のため徐元直と龐士元が加わる。
兵数は純粋な戦闘員で2万・・・後方は通商護衛隊がしっかりと護り補給をするので敵から見れば5万規模の大軍となっていた。
徐州でのお留守番は引き続き張益徳、副将の周倉は太史子義から補給の総括を引き継ぎしたので徐州から離れる。
変わって副将は解体された呂布軍より高順が加わり、しっかり出来るかなぁと宿ヌシ殿が心配したところで諸葛孔(光)明が
「MEMちょ様が徐州の留守をご心配ならボクがこちらに残りましょう。 益徳殿がサボリでもしたら誠心誠意正論で諭します。」
そう言って徐州へ残った。
呂貂蟬も「MEMちょ姐さんと一緒に行く!」と主張したが年齢を理由に却下し宿ヌシ殿が腕力で説得した。
今は「これぐらい出来てから!」と目の前で実践された巨大な庭石を持ち上げようと精を出しているであろう。
こうして編成されたMEMちょ軍は196年夏の暑い盛りに南へ向けて出発したのである。
因みに徐州に残った諸葛孔(光)明は大量に残っていた承認待ち政務に付いてコンコンと問題の大きさを張益徳に言い聞かせると、相手が凹んだことを確かめてからパパッと処理を終わらせた。
軍事教練の扱きに軽々と付いて来る上に正論で看破しながらアフターフォローも万全な完璧超人にしっかり格付けされた張益徳はやっちまった時に必ず現れる諸葛孔(光)明を苦手とし「ゲェ!光明!」の発言回数は堂々の2位を誇る。
このざまを見て呂貂蟬は強さとは筋力以外も重要なんだなと諸葛孔(光)明を尊敬したと言う。
後日談であるがしっかりと格付け教育された張益徳は政務もきっちりやれる出来る漢に変貌しており、久しぶりに再会した劉玄徳に驚かれたと言う
「玄徳兄、いつまでも脳筋の益徳様じゃねぇんですぜ。」
と徐州での行いをお首にも出さず自慢したとか
その後ろにニヤニヤと扇子で口元隠した諸葛孔(光)明を見つけてお決まりの台詞が出なければカッコ良かったのであろうw。
〜fin〜
フレイバーテキスト
張飛益徳 統率86(+10) 武力98 知力33(+40) 政治22(+40) 魅力44(+40) 生年167 年齢29
「男子三日会わざれば刮目して見よ!」の格言はこの世界線で張飛由来となりました。
史実の呂蒙より上昇値が大きいのは孔明の罠のお陰ですw
ちなみにダンディに歳とった諸葛光明のイメージはジャイアンロボの諸葛孔明だと思ってます。