〜side 語り部〜
格付けも済んだところで荊州軍の先発隊を指揮下に組み込んだ宿ヌシ殿は柴桑攻めの方法を参謀団に問う。
「う〜ん・・・そもそも城って言うか街に篭ってどうするの? 戦で役に立つと思えないんだけど。」
神仙の常識じゃぁ城って役に立たないんだなぁと悟った参謀達であるが説明責任は果たすようである。
因みにネオ・ジャパンの歩兵は単騎で宇宙戦艦とか落とす奴がごまんといるので宿ヌシ殿の常識がおかしい訳では無い(たぶん)
「・・・それがしが説明させていただきますが、戦いは普通に高所を取った方が有利にございます。 水は高きより低きに流れる!なれば水も矢も同様でございます。」
「更に壁を登るには梯子などの道具が必要で時もかかります。登る時間の間は高所に陣取った者がやりたい放題です。 門を壊して開けてようにも石や矢をくぐり抜けねばなりません。」
迷軍師を始めとした参謀達があたり前な事を並べたてる・・・宿ヌシ殿だってしっかりと教育受けた元自衛官!分からぬ訳はない! 常識が違うだけであるw
「つまり高所からの攻撃を躱すか耐えるかして壁を乗り越えちゃえば終わりでしょ?」
何か違うのん?と宿ヌシ殿は問いかけるが皆々答えに困っていた。
「そりゃその通りなんですが、出来る兵がいないんでさぁ。」
「そうかなぁ・・・UMA隊なら楽に出来ると思うけど・・・」
「いや、無・・・」
「分かりました!やります!」
宿ヌシ殿の言葉に辞退しようとした呂奉先より先に張文遠が元気良くお返事する。 えぇぇって顔した呂奉先の顔は見ものだったw。
思い付いたら即決速攻やってみよう!という事で呂奉先は相棒に乗って駆けている。
今回はやる気満々の副将張文遠に先頭を任せていた。
「狂信者って怖いなぁ・・・」
いつもなら呟きに返事を返してくれる参謀の徐元直は『次善の策を練っておきますね。』と後方の本陣にいる狂信者度合いが足りんのである( ゚д゚)
さてUMA隊は順調に柴桑まで走破、その重装甲は軽い矢なんぞ通さない!デッカイ投石は華麗に避けて辿り着いたる城壁に張文遠は迷わず爆進する。
「行くぞ!バクシンオー!MEMちょ様へ勝利を捧げるのだ!」
相棒のサクラバクシンオーはそれに応えて大地を力強く蹴る!蹴る!蹴る!ついで城壁も蹴る!カサカサって擬音聴こえそうな具合にアシダカグモを彷彿とさせる素早さを見せる!
城壁の上まで達し敵兵を踏み潰しながら城内へ飛び降りるその様に呂奉先は一言
「やはり異常だよな・・・」と呟くのだった。
〜fin〜
パピヨンのネームドUMAが決まらない
エルコンドルパサー? ミホのブルボン? マンハッタンカフェ? アドマイヤベガ? アグネスタリオン?
・・・・「ありえませんわ!」と言いながら止めないメジロマックイーンだな!