転生先がわからない!ここはどこだ!   作:rapas

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振り返ると・・・よく最後まで書けたなぁっと思う


【漢明勃興記〜明夢著〜】

〜wikiより抜粋〜

 

中華から世界に広まった有名な物語に【漢明勃興記】がある。

明夢著と題目の一部に著者の名前が記されて居る事が特徴である本書の内容はドタバタコメディ群雄活劇であり歴史上の偉人達がコミカルに描かれている。

本書で最も驚くべき事はこれが明王朝(西暦200〜1912)の正式発行文書であり漢王朝最後の皇帝で明王朝の建国帝、献帝劉協伯和の幼少期にあった漢王朝滅亡から明王朝の設立まで、献帝を見守る天の御使視点で書かれている事である。

初版の発刊は恐るべきことに明元年、面子を重んじる古代の王朝に有るまじき事に建国直後にこんなドタバタコメディを正史として発刊しているのは中々に気が狂っている。

まぁ本書は神の降臨や天変地異に妖術万歳と言った記述が随所に見られるため、同じく古代王朝を舞台に描いた封神演技のように架空の物語として民衆に受け入れられたか、明王朝の国教であった大天使教の布教本であったと今日は考えられている。

まぁ揚子江に橋を一晩でかけたとか、城壁まで人が跳び上がったとか、騎兵で断崖絶壁を駆け上がったとか、ベトナムの南の端から淮南まで軍団がワープしたとか、献帝の戴冠式には身長50mで純白の鎧を纏った大天使が列席して祝ったとか中華ファンタジー満載で誇張お疲れ様!なんでさもありなんと思う。

 

まぁ本書が正史としてその地位を不動にしていたのは丞相位を独占していた狂信者諸葛一族の影響が大きいと見られている。

諸葛一族の長は代々名を受け継ぐらしく歴代の丞相は全て諸葛亮光明(西暦200〜1908?)を名乗っている。

千年以上もひとりの人物が生きているわけは無いから明王朝の高官は皆々襲名していたと言うのが通説である。

 

長く治世を保っていた明王朝であるが欧州より共参主義思想の浸透を許した事が衰退の原因であった。

豊かで安心して暮らせる中華が欧州の蛮族と経済戦争でバチバチやっていた中で政府中枢への共参主義の浸透は諸葛光明をブチ切れさせる案件だったと言う。『やってられません!』と治世の要であった自らの派閥を引き連れ諸葛光明が引退すると明王朝の政治腐敗は急速に進み亡国の道を歩んだ。

 

諸葛光明引退から僅か4年で心外革命によって国が滅び、諸外国からの侵攻や各地の軍閥による群雄割拠を経て中華選民共和国(1949〜1992)を名乗る『共参党員で在らずば人に在らず』と言われるほど自由で平等な社会を実現した。

もちろん入党条件は、ゆる〜く両親が共参党員で無くとも元気なうちは準党員として重労働と生存が許可されている。

密告と相互監視に鉄柵で寸断された道路とか当たり前の素晴らしい監視社会に人民は感謝していただろう。

さて何故そんな説明を行うか?と言うと共参党は党則として神の否定を行なっており、当時民衆に広く浸透していた大天使の否定、布教本と見られた本書も発行禁止され焚書すべく火に焚べられたのである。

 

そんな行為に抵抗する人々の中から黒き炎を戴くBF団が現れた。

とても人とは思えぬ力を持つA級エキスパート十傑衆を始めとするトンチキ共に対抗するため共参党も海外からの助力も得て国際警察機構を組織して弾圧。

そして世界が静止する日を迎えた・・・空に浮かぶ海と列島、

が現れ、かつて広大な穀倉地帯であった山東から淮南の一帯を奪い数千万人もの行方不明者を出し消えた。

その日を境に巨大ロボを建造する技術も夢のクリーンエネルギーであった詞虞魔ドライブも再現出来ず文明が千年は衰退したと言われている。

しかし我ら中華選民は漢明勃興記の如く再び世界を席巻し、嘗ての栄光を取り戻すのだ!

 

〜fin〜




光明はルビーちゃんから何をどれだけ引き出したのでしょうか?(汗
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