〜side モモンガ〜
不在?ナザリックの何処にも居ないと?
アルベドから報告としてリストが提出された・・・シャルティア、ルプスレギナ、ソリュシャンなどが不在
使い易いプレアデスが欠けた事も最強の守護者であるシャルティアがいない事も何処か悪い虫の知らせのようだ・・・
周辺の探索より戻ったセバスの報告も受けて集めた守護者へ忠誠を確認する問いかけを行うと当面の方針を指示した・・・まぁ隠れて様子見るだけなんだけどね
それからの私は情報収集に力を入れこの地の存在とナザリックの戦力差を試しどんどんと増長し思い上がってしまった・・・ユグドラシルプレイヤーを警戒していたなら配下が欠けていた事の意味をもっともっと深く考えるべきだったのだ
王国の村々を都市を見せしめに滅ぼし迎撃に出てきた主力軍を降した時・・・月が増えた?とアルベドから報告があった・・・その報告はもっともっと注意して意識を向けるべきだった・・・
それまでと変わらず・・・村々を殺し尽くし王都へ至ったその時には王国に我々を阻む軍と呼べる者はおらず・・・ただ1人ブレイン・アングラウスがコキュートスへ一騎討ちを申し込もうとする直前・・・天から青い少年がメイドを連れて舞い降りた・・・
「何故こんな無態を働くんだい・・・コキュートス」
そう悲しそうに語りかける少年を私は知らない・・・しかし彼に付き従うメイドは私を狼狽させた・・・
「ソリュシャン・・・だ・・と?」
遠く鏡を介して見た姿はプレアデスの一星・・・配下のドヨメキが聴こえて来る・・・私の考えが纏まらぬうちに彼らの会話は進む
「アインズ様のご命令で御座います・・・」
コキュートスの態度はあからさまに上位者に対するもの・・・俺に対するものへと変わっていた
「アインズはギルドの略称だろ!・・・こんな馬鹿げた事の指示を出している個人は誰だ!答えろ!」
明らかに怒気をはらんだ叱責にコキュートスが跪き震え上がっていた・・・
訝しみから混乱に配下の態度は変わっていた・・・アルベドもデミウルゴスもいない本陣にもっとも聞きたく無い報告が入った・・・アウラがシャルティアに撃破されたと・・・
コキュートスが観念して俺の名を答えると少年は一言分かったと答え強力な氷魔法で氷の化身たるコキュートス達を閉じ込めてしまった・・・頭冷やして反省しろの台詞を置き去りに私の居る本陣へ向かって突撃して来る・・・その速さは100lvプレイヤーを凌駕していると感じた
万を超えるアンデットなぞ無意味とばかりに蹴散らされ彼は私の前に現れた・・・
彼の突撃の衝撃波に踏みとどまれたのは私とマーレのみ・・・そのマーレも彼の怒気の前に親に叱られる子供の様に怯えていた・・・
「久しぶりだねモモンガさん・・・僕は15年ぶりだけど貴方は何年なのかな?・・・余りにも長い時間で人の心を失ったかい・・・」
「うん・・・久しぶりだね!ヘロヘロさん♪・・・実はまだ1年も経っていないんだよ♪・・・会えて嬉しい♪・・・記念にPvPでも如何かな?」
「分かった・・・馬鹿は一度死んでおけ!!!」
そうして私の意識は消え去った・・・
〜fin〜
あとがき
さてここからどうすんべ?
考えてねぇ♪