〜side ミルコ〜
恥を忍んでアイにお願いしたその時から
職場体験そっちのけで俺は美のために!可愛いのために!猛特訓している‼︎
アイの指導はめちゃくちゃ厳しい!
朝の洗顔マッサージから始まる基礎化粧に大型トラック担いで砂浜ランニング!素速さとパワーと可愛いさを両立するための筋トレは手早く済ませないとお肌のための睡眠時間が確保出来ない!
パワーと耐久力と女の子らしい細身を維持するために鍛え上げて腹より太くなっていた手足の筋肉を圧縮する!
筋肉を落として細くするのでは無く自らの意思で筋肉に筋肉を圧縮させかつしなやかさを維持する方法とか
やり方教わっても人間の所業と思えない汗
肩幅とか骨格すら制御している・・・皮膚の下に筋肉隠すための脂肪を薄くまとい女の子らしい柔らかさを偽装して中身はもう人間の動きしてないのじゃね?
朝の基礎トレの締めは鏡を見ながらの表情コントロール!
人に見せた事も無いブリッ子顔に自分でも引き攣った変な笑が浮びそうになる!
それでアイに見せて貰う見本の表情は表情筋が1mmも動かずいい笑顔なのにマネキンが喋ってるみたいでコエー汗
職場体験最終日!
特訓の集大成としてゴスロリに身を包むと鏡の前に立つ
鏡には抱き締めて愛たくなるような美少女が微笑みながら映っている・・・誰だコレ?
アイに写真を撮って貰うとガハハ!と笑っている自分のポスターに並べて観察する
共通点は肌の色に髪の色そしてウサ耳と胸の大きさか?
自分でも脳みそが同一人物として認識するのを拒んでる汗
そんな中でアイがやべぇ提案して来た
「今日はゴスロリの姿でパトロール行きましょう♪」
待って!ねぇ!心の準備できてないのぉー
〜side end〜
〜side アイドルヒーロー!〜
自分も可愛いくなりたい!あんなんでもミルコさんは女の子だったんだね!
でもそれはガサツさと男らしさでカッコいいミルコさんには茨の道
衣装部屋から察する好みは体格も体型も全く相容れない方向性だった
コレは人体改造を目指すしか無い!ミルコさんの女の子の夢を叶えるため私は心を鬼にしよう!
私の教えれる方法は螺旋力の修得しかありえない!
バかっちゃんの講義から螺旋力は個性を改変進化させる!
異形系のミルコさんなら思い通りに自分を自己改造出来るはず!
そして女の子の執念は私の予想を遥かに上回る効率で螺旋力による人体改造を成し遂げた!
ポスター横に並べてもミルコさんだって認識出来ないレベルの完成度w
どっかのナンバー1も見習って欲しい!
外見は完璧だから人に見られ慣れるのと仕草を直そうね
さぁ街中で実地練習だよ♪
「待って待って!まだ早いのぉー」
尻込むミルコさんの苦情を無視して引き摺り出しちゃったw
パトロールでは誰もミルコさんって気が付かない
「うひょー 美少女二人連れ 眼福!」
「ゴスロリ美少女・・・いい」
「尊い 写真撮りたい・・・」
などなどと街の声を鋭敏な私の聴覚が拾って来る
ミルコさんも顔を真っ赤にして照れてるから聴こえてるはず・・・うん!反応がカワユイ!
そんな中で悲鳴を拾い人外のスピードで二人とも現場に直行した
銀行を襲うヴィランに私はノリノリでミルコさんはヤケクソでプ○キュアっぽくポーズを決めて警告よ
月に変わってお仕置きでも良かったかしら?
「ギャハハ!お嬢ちゃん達よぉ ヒーローごっごは危ねぇって親から教わらなかったかい? 俺たちゃミルコが来る前にとんずらしたいんでねぇ 優しく相手しちゃやれねぇぞぅーー」
優しくも何もいきなり個性で攻撃してんじゃん!
私もボコりたいけどココはぐっと我慢していると
ヴィランの攻撃の手を握り潰して止めたミルコさんがカワユクにっこりと微笑んだ後・・・
いつもの男前な表情で宣言した
「だから俺がお仕置きに来てやったんだろ!」
ゴスロリスカートを翻して膝蹴りからのかかと落としで一人を沈めミルコさんの代名詞であるウサギの如く飛び跳ねる立体機動で残りもあっさり制圧!
男前な笑顔で満足に大きな口で笑う!
そして私と目が合うと大急ぎで取り繕って可愛いゴスロリ美少女に戻していた♪
SNSでこの捕物が取り上げられると大フィーバーが始まってた
ミルコの新しい魅力とか別人を割り当てた合成じゃね?とか喧々諤々であるw
ヒーローチャートの順位が上がった事と合わせて受け入れられたようで私としてもイイ仕事したって手応えがあったよ!
〜fin〜
今年は読んで下さりありがとうございました
またネタが浮かんだら来年もお願いします