飛騨高山へ旅をする。
第1章 歩夢・飛騨路の旅
「こんにちはー。」
「あら、かすみちゃんも来たの。」
「うん、朝から早く行かなきゃいけないからね。」
「でも、新幹線の発車までは時間あるわよ。」
と、侑は言った。
「東京から新幹線に乗って、名古屋から特急「ひだ」に乗るのね。」
「そうよ。」
「かすみんもワクワクして来たわよ。」
と、かすみは興奮していた。
「しず子、遅いわよ。」
「ごめん、ごめん。」
「あら、しずくちゃんとかすみちゃんも来てたの。」
「ええ。」
「あっ、そう言えば、かのんちゃん達は。」
と、侑は歩夢に言った。
「ああ、今シオン君から電話があって、シオン君と由美ちゃんは名古屋に先に言ってるって。」
「えっ、シオン君達は名古屋にいるの。」
「うん、今名古屋にいるって。」
「そう、じゃあ現地に会えますね。」
歩夢達は東京から東海道新幹線「のぞみ5号」に乗り、名古屋へ向かった。新幹線「のぞみ5号」が発車するのは、東京発午前7時56分である。
名古屋に着いたのは9時32分である。
「やっと、名古屋か。」
「そこからは、特急「ひだ」に乗るんですね。」
「私は、名古屋から新幹線に乗って「しらさぎ」に乗ったこと思い出すわ。」
「そうね。」
名古屋駅へ行くと、かのんときな子と四季が待っていた。
「あっ、来た、歩夢ちゃん達ここよ。」
「やぁ、善子ちゃん達はもう名古屋へ来てたの。」
「ええ、私名古屋は初めてなの。」
と、善子は言った。
「おい、そろそろ特急「ひだ」が発車するぞ。」
「ああ、そっか。」
「うん、早く乗ろう。」
プルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルーッ
と、発車ベルが鳴った。
「まもなくー、9時40分発高山本線経由特急「ひだ3号」飛騨古川行が発車します、ドアが閉まります、ご注意ください。」
と、アナウンスが流れた。
ファーン!。
と、警笛を鳴らした。
歩夢としずく達が乗った、名古屋から高山を結ぶ特急「ひだ」は名古屋から高山へ結ぶ特急である、内4往復は富山まで運転されている。特急「ひだ3号」は名古屋を9時40分に発車し、岐阜、美濃太田、白川口、飛騨金山、下呂、飛騨萩原、飛騨小坂、高山、終着飛騨古川は12時14分に到着する。
「そこからは高山本線に入るのね。」
「うん、岐阜からは高山本線なんだ。」
「飛騨の旅も楽しいわ。」
そこへ、車掌がやって来た。
「すいません、乗車券を拝見させていただきます。」
「はい。」
しずくは車掌に乗車券を拝見した。
そして、歩夢と侑とかすみとしずくは車内販売で飛騨の駅弁を食べながら車窓を楽しんでいた。
「やっぱり、旅には駅弁だよ。」
「うん。」
「美味しいわ。」
と、歩夢は言った。
そして、特急「ひだ」は飛騨川に沿って走って行くのだ。
「見て、飛騨川だわ。」
「本当だわ。」
「うん。」
と、侑としずくとかすみとかのん達は車窓を楽しんでいた。
名古屋を発車した特急「ひだ3号」は11時59分に高山駅に到着したのだ。
たかやまー、たかやまー、終点高山です。
と、駅のアナウンスが流れた。
「やっと、高山だわ。」
「ロマンチックって感じだわ。」
「本当だよ。」
と、歩夢は言った。
そして、いよいよ飛騨路の旅へ。
ところが、飛騨高山の旅で連続殺人事件が起きるとは歩夢たちは予想もしなかった。