「そこからは、普通列車で行くのね。」
「そうだよ。」
歩夢としずくたちは、西大山から龍宮神社へ向かった。
「ここが、龍宮神社ね。」
「まるで絵本みたいだね、乙姫は出てこないのかな。」
「しずくちゃん、それは絵本の中の世界よ。」
「そっか。」
龍宮神社
浦島太郎が竜宮城へ旅立ったという岬にある、龍宮神社。乙姫を祀るこの神社では、貝殻に願いを書いて奉納すると、ご利益があると言われています。
「確かに、龍宮城って最後に玉手箱もらうんだよね。」
「でも、決して開けてはいけないって言うけど。」
「でも、最後は開けてしまうんだよね。」
「うん。」
「あれ、この人達どうしたのかしら。」
近づいてみると、それは男女の死体だった。
「あっ、この人死んでるわ。」
と、砂風呂から上がった歩夢としずくは侑の様子を見に行くことにした。
「どうしたの、侑ちゃん。」
「歩夢、しずく、大変よ海岸で男女が死んでるよ。」
「えーっ。」
せつ菜が様子を見に行くと、びっくりした。
「まるで、私が見てるアニメみたいだわ。」
「そのシナリオは確か、最近せつ菜ちゃんがハマってるアニメだよね。」
「そうよ、被害者は遺書のないわ。」
「本当だわ、何か怖くなってきたわ。」
「これは、凄い事件になって来たわ。」
そこへ、南と高山もやってきた。
「どうしたのも歩夢ちゃんたち。」
「大変よ、歩夢ちゃん。」
「海岸で、人が死んでるの。」
「何、それは本当か。」
「こっちよ。」
と、曜とルビィもさっそく現場へ行ってみることにした。
「はっ、これは酷いや。」
「どうだ、曜ちゃん。」
「おそらく、毒殺でしょう。」
「そうか。」
暫くして、鹿児島県警捜査一課のパトカーが到着した。
「で、あなたが第一発見者ですね。」
「ええ、発見したのは侑ちゃんなんです。」
「ほう、じゃあ君は海岸へ歩いていた時に死体を発見したんですね。」
「ええ、2人のアベックで倒れている所見つけて、そこに歩夢としずくがやって来たの。」
「ほう、なるほど。」
「警部、被害者の身元が分かりました。」
「おう、本当か。」
「被害者は東京在住のようですね。」
「で、身元は。」
「えーと、名前は氷川正弘と判明しました。」
「死因は?。」
「死因はウイスキーの瓶に混入したのは、有機化合物と思われます。」
「有機化合物か。」
「これは犯人は何らかの恨みと見て捜査したほうがいいですね。」
「ええ。」
指宿の海岸で殺された男女は東京から来た氷川正弘と黒崎絵里奈と判明された、死因はウイスキーの瓶に混入された苛性ソーダによる毒殺だった。
「これ、何ですかね。」
「ああ、これは列車の乗車券ですね。」
「ええ。」
「被害者は、東京から鹿児島へは列車に乗って来たって事になりますね。」
「ええ。」
氷川の脇のポケットには列車の乗車券が入っていた。
その事件は、特捜班も捜査をする事になった。
「指宿で毒殺されたのは、東京在住の氷川正弘と黒崎絵里奈と判明された。」
「班長、それで死因は。」
「ああ、死因は毒殺だ。」
「ど、毒殺。」
「ああ、被害者が飲んでいたウイスキーに苛性ソーダが混入されていた。」
「苛性ソーダか。」
「これはプロによる犯行ですね。」
と、曜は言った。
「とにかく、調べる必要がありますね。」
「うん、よし、私と曜ちゃんです入りしているか。」
「うん。」
と、ルビィは言った。
そして、曜とルビィは謎を解く。