そして、次の日。
東京行の寝台特急「富士」の個室寝台で殺人が起きた。
「ほう、なるほど、すると旅行に行っていた歩夢ちゃんと侑ちゃんが偶然死体を発見したんだね。」
と、高山は言った。
「ええ。」
「いいえ、発見したのは優ちゃんの吠え何だから。」
「ほう。」
「お久しぶりですね、南さん。」
「おお、曜ちゃんにルビィちゃん。」
「でも、どうして鹿児島に来たの。」
と、ルビィは言った。
「実は、事件の事でね。」
「それで、2人は心中に見せかけて殺したんじゃないのかな?。」
「えっ。」
「だって、2人で海岸で自殺するなんてありえないと思うの。」
と、曜は南と高山に言った。
「ほう、なるほどね。」
「死因はおそらく毒殺だから、犯人が前もって混入してたってことになるよね。」
「ああ、なるほどね。」
「要するに、前もって準備したって事になりますね。」
と、小海は言った。
「うん、その可能性があるな。」
「ということは、犯人に渡されて毒殺したって事になるわね。」
「ほう、なるほどね。」
南は、ルビィに言った。
そして、翌日。
第2の殺人が、起きた。
事件が起きたのは、南と高山と小海が鹿児島へ行った翌日であった。
ピィーッ!。
と、警笛を鳴らして寝台特急「富士」東京行は驀進して東京へ向かった。
「ん、お客さんどうしました。」
1人の客は、1人の乗客を起こそうとした。
「はッ、大変だ。」
「どうしました。」
そこへ、車掌がやって来た。
「大変なんです、個室寝台で人が、人が、死んでるんです。」
「えっ、何だって。」
東京駅に到着した寝台特急「富士」は、公安隊と駅員が乗り込んだ。
「で、被害は。」
「どうやら、東京の男性のようです。」
「なるほど、それで身元は。」
「はい、調べてみたら東京在住の私立探偵みたいですね。」
「何かを調査をしていたんでしょう。」
「うん。」
「要するに、指宿で起きた2人は浮気による犯行ではないでしょうか。」
と、岩泉は言った。
「ああ、その可能性が高いな。」
「もしかしたら、犯人は途中の駅で下車して東京へ行ったって事は。」
「ほう、それも考えられるな。」
と、高杉は言った。
「始発は南宮崎を発車して、翌朝に東京へ到着するからね。」
「問題は、男か女のどちらかになりますね。」
「ええ。」
「つまり、犯人は東京と鹿児島を渡って行動した。」
「ということは、犯人は列車に乗って鹿児島へ行ったことになりますわね。」
「おう、その可能性があるな。」
と、高杉は言った。
寝台特急「富士」で起きた事件は南と高山たちに伝えられた。
「えっ、寝台特急「富士」で毒殺。」
「あ、そうだ、今桜井と岩泉と菅原と三輪が捜査している。」
「そうですか、それで被害者の身元は。」
「ああ、名前は成瀬 公夫52歳だ、どうやら私立探偵らしい。」
「それで、死因は。」
「死因はどうやら扼殺したらしい。」
「わかりました、さっそくこちらでも捜査しています。」
そして、犯人は誰なのか。
曜とルビィは謎が解けるのだろうか