新庄雄太郎・公安特捜班コラボ企画集   作:新庄雄太郎

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そして、次の日に寝台特急「富士」の個室寝台で捜査をしていた。


第5章 個室寝台の死者

「被害者は、南宮崎から乗っていたことが分かりました。」

 

と、菅原は言った。

 

「ほう、霧島から南宮崎へ向かい、そこから寝台特急「富士」に乗ったのか。」

 

「はい、確認取りました。」

 

「ということは、第一の事件は指宿で男女の死体が発見された。」

 

「そして、第2の殺人は個室寝台で起きた。」

 

「ということは、犯人はどこで下車したんですかね。」

 

と、岩泉が言う。

 

「彼女は鹿児島へ行った後は、霧島へ行くと言って肥薩線に乗り、次の日に特急「きりしま」に乗って南宮崎へ向かい、そこから寝台特急「富士」に乗った。」

 

「ほう、なるほどね。」

 

「もし乗るとしたら、発車時刻は13時27分ですね。」

 

「うーむ、寝台特急「富士」東京行が発車するのは13時27分だから東京に到着するのは翌朝の9時59分だ。」

 

「つまり、犯人は小倉から乗り継ぎの日に途中下車した可能性がありますね。」

 

「ほう、もし犯人が下車して新幹線に乗り換えた可能性があるな。」

 

「えーと、浜松、静岡、富士、のどちらかですね。」

 

「ええ。」

 

「犯行時刻は、深夜の22時頃とみて小郡から三ノ宮あたりと考えられますね。」

 

「ええ。」

 

「そして、翌朝に死体で発見された。」

 

「なるほど、犯人は列車で下車した後にしいで発見されたと。」

 

「はい。」

 

「つまり、成瀬は西鹿児島から南宮崎へは特急に乗り、そして南宮崎で寝台特急「富士」に乗った、寝台特急「富士」は南宮崎を13時27分に発車する、深夜ごろに個室A寝台で扼殺される、そして翌朝59分に東京へ到着する。」

 

そこへ、松本がやって来た。

 

「班長、被害者の成瀬は新宿のキャバレーの客は分かりました。」

 

「おお、それ本当か。」

 

「はい、確認取りました。」

 

「そうか、やはり成瀬はキャバレーの客で、問題は下車したのは男か女は特定できるか。」

 

「今、中野と梶山が確認しています。」

 

と、松本は言った。

 

一方、梶山と中野は。

 

「えっ、浜松辺りでサングラスをかけた人が寝台特急「富士」に下車するところを目撃していた。」

 

「はい、この辺りです。」

 

「あのー、その目撃者というのは。」

 

「そこのホームにいた鉄道マニアの写真を撮っていた小学生たちです。」

 

「それで、その小学生っていうのは。」

 

駅員は梶山に言った。

 

「えーと、確か、ああこの子たちだ。」

 

「君たち、ちょっといいかな?。」

 

「え、何。」

 

「この前、ここで寝台特急「富士」の写真を撮っていたわね。」

 

「そうだよ。」

 

「それで、君は寝台特急「富士」の写真を撮っていたのかい。」

 

「うん。」

 

「それで、写真は持っいるかい。」

 

「うん、これだよ。」

 

「ほう、じゃあ君その写真借りていいかな。」

 

「うん、いいよ。」

 

と、少年は言った。

 

「班長、写真借りてきました。」

 

「そうか、やはり女の可能性が高いな。」

 

「ええ。」

 

 




そして、犯人は女なんだろうか?
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